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14日間でサクサクっとOSSをリリースした話 / Talking of releasing OSS in 14 days

kamontia
September 20, 2018

14日間でサクサクっとOSSをリリースした話 / Talking of releasing OSS in 14 days

kamontia

September 20, 2018
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  1. 自己紹介 2 Name Tatsuya Kamohara(@kamontia) Work とあるSIerの5年目 車載(Linux)組み込みエンジニア のわりに上位レイヤー好き Hobby

    ダーツ レーティング7付近(3投に1投真ん中くらい) Other 最近一児の父親になりました
  2. 作れなかった理由 • 形から入ろうとした – OSS開発といったらGit+GitHubが主流 – 相談出来る人が近くにいない状態で「はじめてのGit」 → 当然、Gitが足かせになってやる気喪失 •

    スタートラインが揃っていなかった – 共通認識が薄く、時間経過により自然消滅 – コミュニケーションが維持しにくかった(物理的距離や都合) 23 そして業務が忙しくなり、モチベーション低下
  3. 利用したサービスやツール • Git + Github – これは言わずもがな • Slack –

    コミュニケーションツール – Githubと連携して通知 • HackMD – BIG PICTUREを素早く共有 • Visual Studio Code – リモートペアプログラミング 25 各自頑張ってるのが分かる わざわざ知らせる必要もない 今回 紹介したい内容の1つ
  4. How to リモートペアプログラミング • 必要なもの – Visual Studio Code (AtomでもたぶんOK)

    – VS Live Share (Teletype for AtomでもたぶんOK) – 快適な回線(RTTが小さい方がいい) 32
  5. リモートペアプログラミングをやってみて • 大学時代の友人とのOSS開発に使ってみたら とても捗った 僕の今までのあるある – 最初につまづくとやる気無くなる ⇨ 解決が速い! –

    事前に決めたことと、ちょっと違う実装になる(=認識がズレてる) ⇨ 実装レベルで認識が合う!モチベーション維持できる! それに「リモート」だと ペアプログラミングの恩恵を簡単に受けることができる 36
  6. Go言語を選んだ理由 言語仕様や思想の側面 • クロスコンパイルに対応 – 1つのソースコードでWindowsやMac、Linuxに展開可能 • シングルバイナリで動く – 配布が楽チン

    • コーディングフォーマットが言語仕様に含まれている – 書き方が強制される – 本質的なところに集中できる 38
  7. まとめ モチベーションの維持は大切 仕事を定時で終わらせて早く開発したい と思えたらとりあえず大丈夫(な気がする) そのために出来ること • 一人ではなく仲間を作る – @chaspy に感謝

    • 使えるツールは積極的に使う – 遠い距離=障壁になることはない – Gitは必要条件にはならないが、絶対覚えておくべき • 言語の選定も大事 – リリースまでの期間に影響は与える • リリースに時間がかかるとモチベーションは下がる 39