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ふりかえり勉強会のためのスライド (初稿書き殴りver)

komassy
April 06, 2024

ふりかえり勉強会のためのスライド (初稿書き殴りver)

ふりかえり勉強会を開催するために急いで作ったスライドです。
なんだかんだふりかえりと出会って4年が経ち、ファシリテーションする機会も多いのできちんとナレッジとしてまとめていきたい所存。

このスライドをベースにして徐々にアップデート予定。

komassy

April 06, 2024
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Transcript

  1. ふりかえりのHow ⓪事前準備 ①チェックイン ②データを見る ③アイデア発想 ④アクション設定 ⑤ふりかえりの ふりかえり ⓪スムーズに進行できるようにして、 ①場に対する集中を生み出して、

    ②過去の事実と現状を把握した上で、 ③柔軟にアイデアを発散して、 ④カイゼンアクションへと集約して、 ⑤ふりかえり自体もカイゼンして、 ⓪次へと繋げていく 大枠の流れ
  2. 「ふりかえり終了後の理想の状態」を考えます。 直近のチーム状況や取り巻く環境などから方向性を仮決めする。 チームメンバーに相談してみるのもありです。 ふりかえりのHow > 事前準備 そろそろふりかえりの日が近づいてきた! どんな場にしようかなー どんなふりかえり手法で組み立てよう? 時間配分は大丈夫かな?

    準備OK! 2日前には準備を始めましょう(前日は焦ります)。 プロジェクトふりかえり等はさらに余裕を持っておくといいです。 方向性・大枠の流れの2つの前提条件を元に組み立てていきます。 ふりかえりカタログの中からまずは気になるものを選ぶでOK! テーマに関連するデータがあれば事前に整理しておきましょう。 一通りの流れが固まったら各ステップに時間割を当てます。 慣れてないうちは後半のステップに多くの時間を残すと安心です。 最後に自分が参加者になったつもりで軽く妄想してみます。 深刻な懸念がなければGo!ふりかえりも実験とカイゼンが大切です!
  3. ふりかえりのHow > データを見る 出来事、感情、数値などあらゆるものがデータです。 ふりかえり手法を活用してテーマに必要なデータを集めましょう。 個人で書き出す➡全体に共有という順番で進めると良いです。 この段階では収束させずにたくさん書き出してもらいます。 量が多い場合は付箋のグルーピングを参加者に促します。 もくもくと書き出すだけではもったいないです! データを眺めながらラフに参加者間で会話してもらいましょう。

    その過程の気づきや共通認識もまた一つのデータとして残します。 解決策の話に進みがちですが、ここはグッと堪えましょう。 ふりかえりのための データを集めましょう! データを眺めて 気づいたことはありますか? 気になるデータはありますか? チームとしての興味関心を可視化することで集中を生み出します。 シール投票などで表現してもらうことができます。 内容を詳しく理解したいという声があれば説明してもらいましょう。
  4. ふりかえりのHow > アイデア発想 ふりかえり手法に沿ってカイゼンアイデアを出してもらいましょう。 ここも個人➡全体という順番で対話を挟みながら進めていきます。 この段階ではまだ実現可能性や具体性は考えなくてOK! データを元にして アイデアを発想しましょう どのアイデアに対して 特に取り組む価値を感じますか?

    出揃ったアイデアを全員に見てもらいます。 その上でシール投票を行い各自の興味関心を可視化しましょう。 「チームとして」取り組むアイデアについて議論を促します。 いずれのアイデアも大切ですが 今回はこれにフォーカスしましょう 多数決ではなく議論で優先アイデアを1~3つ選んでもらいます。 慣れないうちは1つのアイデアに対して深掘りしてみると良いです。 選ばれなかったアイデアは決して無価値ではない点を伝えましょう。
  5. ふりかえりのHow > アクション設定 5W1HやSMARTといった枠組みに沿って具体化していきましょう。 チャレンジングかつ取り組み可能なアクションになるとGoodです。 具体化は避けられがちですが問いかけを通じて促進しましょう。 このアイデアを元に アクションを立ててみましょう! そのアクションを実行した後に どんな結果を期待しますか?

    効果が見込めるアクションになっているか確認しましょう。 実行後にどんな結果や光景が広がっているか問いかけます。 また、その結果や光景の実現に対してワクワクするかも大切です。 チームで自己管理して 必ずアクションは実行しましょう 意外にもアクションが実行されないことは起きがちです。 スプリントバックログなど必ず目に留まる場所に掲げてもらいます。
  6. ふりかえりのHow > ふりかえりのふりかえり ふりかえり自体をふりかえります。 次も続けたいこと/次はカイゼンしたいこと、などシンプルでOK! 課題感ばかりではなく良かった点を継続する工夫も大切です。 次回以降もより良い場にするため フィードバックをお願いします! お疲れさまでした! 場を締めます。

    ふりかえりの内容や結果がどうであっても感謝と労いは大切です! 次回は〜をカイゼンしてみよう! 次回のファシリテーターにカイゼン点を共有しておきましょう。 ふりかえり自体もより良い状態へ近づき続けましょう!
  7. ふりかえりのTips • チェックインの段階からみんなで喋ろう • ファシリテーターは ◦ 問いかけに徹しよう ◦ ときには忍耐しよう ◦

    場に対する責任を抱え込まないこと • 事前準備から参加者を巻き込んでみよう • ファシリテーターをローテしてみよう ファシリテーターの 一人相撲状態 Idea