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スクラムを1年回して SREと開発組織がどう変わったのか AS OF 2020.1.25 株式会社ビズリーチ HRMOS採用SRE 1

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2 自己紹介 名前  伊藤 理人 所属  株式会社ビズリーチ  HRMOS採用事業部  プロダクト開発部SREチーム

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今日のお話 5

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6 アジェンダ - なぜスクラムなのか? - スクラムとは - 課題と改善 - SREのタスクに優先度が付けられない - SREと開発組織の共依存 - SREの属人化 - まとめ

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7 なぜスクラムなのか?

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なぜSREとスクラムの話? みんなSREのスクラムの回し方に迷ってる 自分たちもスクラムやってきた中で色々課題があった 1年くらいスクラムをやって良かったこと、プラクティスなどを共有して 参考になれば嬉しい 8

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9 スクラムとは?

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10 スクラムとは スクラム(名詞):複雑で変化の激しい問題に対応するためのフレー ムワークであり、 可能な限り価値の高いプロダクトを生産的かつ創造的に届けるた めのものである。 スクラムとは、以下のようなものである。 • 軽量 • 理解が容易 • 習得は困難 https://www.scrumguides.org/docs/scrumguide/v2017/2017-Scrum-Guide-Japanese.pdf

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11 スプリントのサイクル スプリントの計画 プランニング PBIの優先度付け・詳細化 リファインメント 成果物の評価・改善 スプリントレビュー 働き方の改善 レトロスペクティブ リリース コミットメントの計測・日々の改善 デイリースクラム PBI PBI PBI PBI SBI SBI SBI SBI

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12 スプリントのサイクル スプリントの計画 プランニング 成果物の評価・改善 スプリントレビュー 働き方の改善 レトロスペクティブ リリース コミットメントの計測・日々の改善 デイリースクラム PBI PBI PBI PBI SBI SBI SBI SBI PBIの優先度付け・詳細化 リファインメント

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13 スプリントのサイクル 成果物の評価・改善 スプリントレビュー 働き方の改善 レトロスペクティブ リリース コミットメントの計測・日々の改善 デイリースクラム PBI PBI PBI PBI SBI SBI SBI SBI PBIの優先度付け・詳細化 リファインメント スプリントの計画 プランニング

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14 スプリントのサイクル 成果物の評価・改善 スプリントレビュー 働き方の改善 レトロスペクティブ リリース コミットメントの計測・日々の改善 デイリースクラム PBI PBI PBI PBI SBI SBI SBI SBI PBIの優先度付け・詳細化 リファインメント スプリントの計画 プランニング スクラムではプロダクトバックログを優先度順に並べ てスプリントバックログ(スプリントで消化するタスク)とし て扱う

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15 スプリントのサイクル 成果物の評価・改善 スプリントレビュー 働き方の改善 レトロスペクティブ リリース PBI PBI PBI PBI SBI SBI SBI SBI PBIの優先度付け・詳細化 リファインメント スプリントの計画 プランニング コミットメントの計測・日々の改善 デイリースクラム

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16 スプリントのサイクル 働き方の改善 レトロスペクティブ リリース PBI PBI PBI PBI SBI SBI SBI SBI PBIの優先度付け・詳細化 リファインメント スプリントの計画 プランニング コミットメントの計測・日々の改善 デイリースクラム 成果物の評価・改善 スプリントレビュー

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17 スプリントのサイクル リリース PBI PBI PBI PBI SBI SBI SBI SBI PBIの優先度付け・詳細化 リファインメント スプリントの計画 プランニング コミットメントの計測・日々の改善 デイリースクラム 成果物の評価・改善 スプリントレビュー 働き方の改善 レトロスペクティブ

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18 スプリントのサイクル スプリントの計画 プランニング PBIの優先度付け・詳細化 リファインメント 成果物の評価・改善 スプリントレビュー 働き方の改善 レトロスペクティブ リリース コミットメントの計測・日々の改善 デイリースクラム PBI PBI PBI PBI SBI SBI SBI SBI

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19 課題と改善

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- 優先度が付けられない - SREと開発チームの共依存 - SREの属人化 20 課題と改善

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21 優先度が付けられない

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22 開発チームとSREのフォーカスの違い 開発チーム ユーザー 機能 実装 開発チームは機能の実装にフォーカス

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23 開発チームとSREのフォーカスの違い SRE 障害対応 キャパシティプ ランニング 依頼対応 セキュリティ インシデント対応 自動化 Toil

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24 開発チームとSREのフォーカスの違い SRE 障害対応 キャパシティプ ランニング 依頼対応 セキュリティ インシデント対応 自動化 Toil 特定のタスクに フォーカスするのは難しい

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25 SRE同士でも課題に対する認識が違う ❓

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26 優先度を定量的に判断する Return Investment 実装もしくはそれに準ずるコスト SREにとってのReturn (価値)とは?

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27 HRMOS SREにとっての価値は稼働率 稼働率(Return)とコスト(Investment) イシュースコア:独自のROI指標

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28 イシュースコア: 独自のROI指標 停止時間 + 障害対応時間 対応コスト × 頻度 + セキュリティ指標

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29 全員が合意の元 同一の軸で優先度を判断できるようになった

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30 SREと開発チームの共依存

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31 組織構成 PO チームメンバー SM バックログ バックログ バックログ 開発チーム SREチーム バックログ CREチーム デザイナーチーム QAチーム

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32 SREと開発チームの共依存 チームのアジリティを高めたい 割り込みによって計画通りにタスクが進まない    開発チームはSREへAWSのリソース作成依頼など SREは開発チームへコードの修正を依頼など Problem より効率的な協働の方法を模索

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33 SREと開発チームの関係の変化 - 開発チーム - SREとterraformのペアプロ - SRE - アプリケーションコードを自分達で直す - 権限移譲を推進し依存を減らす

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34 SREチームの属人化

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35 SREチームの課題 属人化 プランニングで計画が立てられない スプリント中の進捗が把握できない トラックナンバー1 Problem

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36 SREチームの課題 属人化 Problem レトロスペクティブ・デイリースクラムで改善 構成図、ドキュメントの整備  タスクの可視化 チームメンバーへの知識・スキルの移譲

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37 新たな課題 タスクの進みが遅い 知識・スキルの移譲に時間がかかる スキルの高い人がもどかしさを感じる Problem

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38 新たな課題 タスクの進みが遅い Problem Try - 議論で認識を合わせる - 属人化させたままでは継続的な運用は不可能 - 一時的な「速さ」よりもチームとしての長期的な運用可能性が重要 - ペアプロ・ペア作業で速度とのバランスを取る

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39 SREチームの変化 - 認識が揃っていることを意識するようになった - 構成図、サンプルコードを以前より書くようになった  →コミュニケーションコストの減少、意思決定の速度UP - 誰にでもできるようにすることを意識するようになった - タスクを細かく分割する・チケットの内容の粒度を合わせるなど  →効率的なタスク進行

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40 より強固かつ柔軟な スクラムチームへ

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41 まとめ

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42 大事なこと - 可視化を通じて認識の統一を図る - 同じものを見ることが認識の統一の一番の近道である - 課題を自覚し向き合う - 個人との対話を通じ継続的な改善を実施する

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44 顧客満足を最優先し、 価値のあるソフトウェアを 早く継続的に提供する

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45 SREとスクラムのプラクティス 計測と改善

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46 SREとスクラムの共通項 SREもスクラムも初めにやることは計測 計測できないものはコントロール(改善)できない  SRE:品質(ユーザーの体験)をコントロールしたい  → ユーザーの体験を計測可能な形(SLI)にして計測  スクラム:技術品質をコントロールしたい  → 技術品質を計測可能な形(Doneの定義)にして計測 Example

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47 Don’t just do agile, be agile.

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48 https://bit.ly/2x0ICou

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