Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Hello - 本を書く- World !!
Search
Masatoshi Itoh
April 27, 2024
Programming
0
30
Hello - 本を書く- World !!
ゆるWeb勉強会@札幌 #26 での発表資料です
Masatoshi Itoh
April 27, 2024
Tweet
Share
More Decks by Masatoshi Itoh
See All by Masatoshi Itoh
TPI NEXTを読みました
masatoshiitoh
0
41
非同期ツールキット「Vert.x」のご紹介
masatoshiitoh
0
190
サーバーサイド開発にありがたい GitHub Copilot / ChatGPT
masatoshiitoh
1
830
コードを書いたら負けなのか?
masatoshiitoh
0
360
1999年 最新バックアップ事情
masatoshiitoh
0
190
Google I/O 報告 (Google Assistant)
masatoshiitoh
0
460
GDC報告会資料 海外に見る「生産性改善」動向
masatoshiitoh
0
1.2k
イケメンシリーズでのORMとスロークエリ対策について
masatoshiitoh
0
2.7k
Erlangご紹介 websocket編
masatoshiitoh
0
2.8k
Other Decks in Programming
See All in Programming
Build Apps for iOS, Android & Desktop in 100% Kotlin With Compose Multiplatform (mDevCamp 2024)
zsmb
0
480
if constexpr文はテンプレート世界のラムダ式である
faithandbrave
3
690
Documentation for users with AsciiDoc and Antora
ahus1
0
370
新宿ダンジョンを可視化してみた
satoshi7190
3
420
SwiftUIで使いやすいToastの作り方 / How to build a Toast system which is easy to use in SwiftUI
lovee
3
190
Ruby GitHub Packages
bkuhlmann
0
650
Next.js App Router
quramy
12
2k
Exploring the Implementation of “t.Run”, “t.Parallel”, and “t.Cleanup”
akarin
1
140
大規模UIKitベースアプリへのTCAの段階的導入/gradual-adoption-of-tca-in-a-large-scale-uikit-based-app
takehilo
2
210
はてなにおける CSS Modules、及び CSS Modules に足りないもの / CSS Modules in Hatena, and CSS Modules missing parts
mizdra
7
1k
Domain-Driven Transformation
hschwentner
2
1.5k
“Seeing Like a Programmer”—Resiliency, Limits, and Moral Hazards in Software Engineering (LambdaConf 2024)
chriskrycho
0
260
Featured
See All Featured
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
79
44k
Fight the Zombie Pattern Library - RWD Summit 2016
marcelosomers
228
16k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
43
6.8k
In The Pink: A Labor of Love
frogandcode
138
21k
Java REST API Framework Comparison - PWX 2021
mraible
PRO
18
6.9k
For a Future-Friendly Web
brad_frost
172
9k
RailsConf 2023
tenderlove
9
570
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
217
8.6k
5 minutes of I Can Smell Your CMS
philhawksworth
199
19k
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
242
1.2M
Code Reviewing Like a Champion
maltzj
515
39k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
45
9.8k
Transcript
Hello - 本を書く- World !! 2024/4/27 ゆるWeb勉強会@札幌 #26 @masatoshiitoh (X
aka Twitter)
自己紹介 いとうまさとし(Twitter: @masatoshiitoh) 株式会社セガ札幌スタジオ 今回の発表はセガサミーグループの技術スタックや開発・運 営中のタイトルとは全く関係ありません
過去作品 Speed.rbbtoday.com(IRI-CT、現イード在籍当時に開発) 最近のGist Camel から Camel Vert.x component 経由でVert.xクラス タのイベントバスを読み書きする とにかくApache Camelを動かしてみるための最初の手順
今回は Vert.xが楽しいので、個人誌のかたちで「知ってもらうため の本を書こう!」と思い立った話をします。
今回は Vert.xが楽しいので、個人誌のかたちで「知ってもらうため の本を書こう!」と思い立った話をします。 今回の発表はセガサミーグループの技術スタックや開発・運 営中のタイトルとは全く関係ありません
Vert.x について 1. Vert.x は、 Eclipse Foundation のプロジェクトのひとつ 2. JVM
(Java Virtual Machine) で動作します 3. 非同期プログラミングをサポートするツールキットです
Vert.x について Vert.x自体がおもしろいツールキットである。Eclipseのプ ロジェクトであり、Ver.4まで生きていて、実績もある Quarkusのリアクティブ機構のコアに組み込まれていたり、 人気もそれなりにある でも、まとまった日本語の情報源がない
Vert.x について なんでQuarkusじゃないの? →そんなにちゃんと触ってないから Vert.x、なんとなく使うだけでも割と面白いので、触ってく れる人をちょっと増やせたらいいなと思ってる
まずは 目次を考える というか書きたいアイテムを並べてみる どんな人が読むかイメージして、アイテムをどう並べ替えた ら、相手にどんなふうに伝わるか考えてみる
2つの まとめ方針 扱われる題材自身が「どう取り扱われたいか」 vs 自分が「こんなふうに紹介したい」
Vert.xは何と いっているか 「リアクティブ」を前面に押し立ててますね
リアクティブ とは? Quarkus リアクティブアーキテクチャ – Quarkus https://ja.quarkus.io/guides/quarkus-reactive-architecture 1.応答性 (Responsive)
- タイムリーに対応してくれること 2.伸縮性 (Elastic) - 変動する負荷に適応すること 3.回復性 (Resilient) - 障害をグレースフルに処理すること 4.非同期メッセージパッシング (Asynchronous message passing) - リアクティブシステムのコンポーネントがメッ セージで相互作用すること
どんなふうに 紹介したい? 「プログラムはどんなふうに書けて、どんなふうに嬉しいん だっけ?」 1. Verticleが非同期でメッセージを投げ合って動作するのが アクターっぽくて楽しい 2. メッセージを投げ合う基盤であるイベントバスも楽しい
3. クラスタリング機能を標準搭載していて楽しい
Vert.xは何と いっているか vs どんなふうに 紹介したい? リアクティブ 1. 応答性 (Responsive)
- タイムリーに対応してくれること 2. 伸縮性 (Elastic) - 変動する負荷に適応すること 3. 回復性 (Resilient) - 障害をグレースフルに処理すること 4. 非同期メッセージパッシング (Asynchronous message passing) - リアクティブシステムのコンポーネントがメッ セージで相互作用すること vs 自前クラスタ上で、メッセージ投げ合いながら、アクターっ ぽくプログラム書けるの楽しい
重なってる 部分 非同期メッセージパッシングは重なってる 公式はアクターモデルを特にうたっていない Vert.xを使っているQuarkusは、Vert.x上でサブプロセス的 に動作する「Verticle」について「アクターライク」という表 現をしている
Vert.x Reference Guide – Quarkus https://quarkus.io/guides/vertx-reference
構成案 1.はじめに Vert.xとはどんなソフトウェアか 準備 2. My first Vert.x
application シンプルなウェブアプリを作ってみる(Hello World+α) DBを使うウェブアプリケーションにしてみる アクターアプリを書いてみる 3. テストを書いてみる 4. 非同期処理 5. クラスタリング 6. その他
実は 1990年代にはPC雑誌でライターをしており、何冊か技術 書をソフトバンク等から出していました あと、2000年代は同人誌をコミケ等に持ち込んだりもして ました
なので... Re: Hello - 本を書く -World!!
というわけで のんびり(?)書いてみようと思います
ご清聴 ありがとう ございました (セガ札幌スタジオ、採用絶賛おこなってます)