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TesConJourney21_NaITE36.pdf
yamazn
March 12, 2022
0
7
TesConJourney21_NaITE36.pdf
NaITE#36 テスト設計コンテスト'21を語る
https://nagasaki-it-engineers.connpass.com/event/224924/
で発表した資料です。
yamazn
March 12, 2022
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Transcript
テスコンを支えた技術 ~他社の他者と共に駆け抜けたまちがいさがし。の方法論~ やました 2022/3/12 NaITE#36 1
前置き 想定している前提知識 テスト設計コンテストに出てみたくらいの知識や経験 ターゲット 制約の多い状態で業務外のプロジェクト進める人 テスト開発プロセスがよくわからんかった人 話さないこと 技術的に確かで有益な情報 感想的な内容を話します 2
チーム紹介 ちびこん'21 チーム「まちがいさがし。」 現実で会ったことのないメンバー同士(Twitter で出会ったメンバー) 会社とかテストプロセスとかバラバラ 「テスコンを通して学ぶ」ことがコンセプト http://www.aster.or.jp/business/contest/finalsu30.html 3
チームの中でのやました役割(だと意識していたこと) テスコン失敗経験の有識者('19&'20) 感情的になった議論のケア 発散した議論の方向性とりまとめ 4
2 つのポイント マネジメント的側面 エンジニアリング的側面 5
マネジメント的側面 チームビルディング 6
現状&問題 リモートなチーム 大阪の人やら東京の人やら距離的に会えへん 近場でもコロナで会えへん 他社の他者 会ったことのないメンバー よく知らない会社 大人数 初対面、事前知識なし、限られた時間 5
人ってチームとしては多くないですか? 7
解決策 意思決定する会議体 週一回火曜日のミーティングで確実に意思決定する リーダーを作らず持ち回りでファシリテータになる 会議の数だけしか意思決定できないので、残りの時間的リソースが明確になる ✗あと 10 週あるじゃん ◦あと 10
回しか意思決定できない 8
余談 ツールの活用 コミュニケーション Discord ドキュメント管理 kibela タスク管理ツール backlog 成果物作成・管理 google
のツール ドライブ、ホワイトボード、スプレッドシート、ドキュメント 9
エンジニアリング的側面 (チュートリアルに反する)ボトムアップアプローチ 10
テスト設計プロセスとは? 11
参考:チュートリアルってこんなん テスコンチュートリアルでそれっぽいの説明してくれたけど http://www.aster.or.jp/business/contest/doc/2021_chibicon_V1.0.0.pdf 12
現状&問題 テスト設計プロセスってよくわからん テスト要求分析もよくわからん テスコンのチュートリアルもよくわからん 13
解決策 ゴールイメージを固める ゴールとは? 14
テストケース テストケースについて定義する そして、実際のテストケースをさっさと作る方向性にシフトチェンジ ※ まちがいさがし。の場合はテストケースを「入力値、期待結果のセット」と した ※ 事前条件と事後条件をどうするかは割と揉めた 我々は"テストケースを開発"しているだから、 テストケースとは何かを知ることが大切
そして、テストケースで何を解決できるかを知ること 15
チュートリアルへの反逆 結果的に仕様書からテストケースを作った 仕様書から対応する「テスト条件」を(無理やり)導く テスト技法を適用してカバレッジ基準とテスト値を導く テストケースを導く 自分たちは何を作ろうとしているのかをチームで理解して作業することができた 16
他にも色々工夫したことあった バランス感覚とサーヴァントリーダーシップ リモートでコミュニケーションを取りやすする仕組み(黒板) ファイブフィンガーとか細かいプラクティス 17
成果 予選時点で全種類の成果物を作ることができた テスコン終わってからも相談とかできる仲間ができた いい思い出になった 18
所感 他人とテストプロセスについて真剣に語り、作ることは困難 でも工夫次第でなんとかなる場合もあるし、学びに繋がる いい思い出になった 19
おわり 20