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Red Hat Enterprise LinuxのPublic Betaとは何か?

Red Hat Enterprise LinuxのPublic Betaとは何か?

Red Hat Enterprise LinuxのPublic Betaをユーザから見てどう利用できるかを紹介します。

Kazuo Moriwaka

November 15, 2018
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Transcript

  1. Red Hat Enterprise Linuxの Public Betaとは何か? レッドハット株式会社 2018-11-15 森若 和雄

    <kmoriwak@redhat.com>
  2. 2 Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. このスライドの位置付けと目的 •

    対象 • 「RHEL8のPublic Betaって出てるけど予告編みたいなもので、 あまり意味はないでしょ?」と思っている人 • 目的 • Red Hat Enterprise LinuxのPublic BetaはユーザーやISVにとってどのよ うな意味があるのかを伝える • 注意 • このスライドの説明は“Red Hat Enterprise LinuxのPublic Beta”の説明で あって他社や世間一般で必ずしもこの説明が正しいとは限りません
  3. 3 Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. 概要 •

    Public Betaって何? • Public Betaは製品開発プロセスのどこ? • 自分に都合よく製品を変えるためにPublic Betaを使う • 反映される可能性が高いフィードバック • 反映される可能性がほぼないフィードバック • See Also
  4. 4 Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. Public Betaって何?

    • Public Betaとは製品の出荷前にテスト目的で出荷される バージョンです • Public Beta版は以下のような特長があります • 出荷予定の製品に近いが、製品がどうなるかは未定 • サポートの対象とはなりません • 機能拡張リクエスト、不具合のレポートなどをサポー ト窓口で受けつけています • Beta版から製品版へのアップグレードはできません
  5. 5 Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. Public Betaは製品開発プロセスのどこ?

    開発開始! Alpha版 機能確定 Alpha版 リリース (特定パートナ) 製品機能確定 Public Beta リリース GA 製品リリース Public Betaが出荷される時点では主な機能セットは確定して おり、製品出荷にむけてテストと修正を行っている。 メンテナンス テスト 機能開発
  6. 6 Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. ユーザの立場でみたPublic Beta

    • ユーザの立場で考えるとPublic Betaは…… • 製品がどうなるかの概要がわかる • 技術キャッチアップ、動向調査 • 自分の用途で問題がでるか調べられる • Beta期間中に問題をレポートすると、製品出荷後より も早く製品に反映できる • 製品出荷後では製品に反映されるまで1年程度はかかる • public beta公開直後ならGA版に反映できる可能性
  7. 7 Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. あなたにとってRHELはどれくらい大事? GAのあと2年

    くらいしたら たぶん問題な いだろう…… Public Betaに 参加して RHELに影響を 与えよう 新バージョン がどうなるか リリースノー トを読もう どうでもいい 気になる 参加したい
  8. 8 Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. Beta入手方法 サブスクリプションを……

    • 持っている場合 • http://www.redhat.com/wapps/try/RHEL8Beta で申請すると 「Red Hat Enterprise Linux Server Beta」というBeta用のサブスクリプ ションが発行されます • https://access.redhat.com/downloads/content/486/ からダウンロード • もっていない場合 • http://ftp.redhat.com/redhat/rhel/rhel-8-beta/README のリンクから ダウンロード
  9. 9 Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. フィードバック方法 サブスクリプションを……

    • 持っている場合 • カスタマーポータルの「サポートケースを管理」から登録 • カスタマーポータルのDiscussionsで議論に参加する • 持っていない場合 • bugzilla.redhat.com へ報告 • 対象パッケージや問題を明確にしないと対応の優先度が下がる
  10. 10 Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. 反映される可能性が高いフィードバック例(1/3) •

    バグ報告全般 • ISVのアプリケーションfoobarを実行してxxしたら落ちる • kickstartで自分の環境に導入したらanacondaが止まる • よくわからないけどABRTがレポートを生成した • ドキュメントについてのレポート全般 • ドキュメントに従って新しい仕組みで〜〜の操作をした後、 どうしたらいいかわからなくなった • ドキュメント◦◦の手順をためしたがうまくいかない
  11. 11 Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. 反映される可能性が高いフィードバック例(2/3) •

    ISV製品互換性上の問題 • ISV製品で使うカーネルモジュールを調べたらkABI whitelist にないシンボルが利用されていた • oooooの機能xxxxがdisableされているがこのISV製品で必要 なので有効にしてほしい • パフォーマンス問題 • ベンチマークソフトウェアoooooを実行したらパフォーマン スが以前のバージョンよりひどく悪い
  12. 12 Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. 反映される可能性が高いフィードバック(3/3) •

    ハードウェア互換性の欠落 • 利用しているハードウェアxxxxが新バージョンでは動かなく なった • 自分の環境でインストーラが起動に失敗する • 必要な機能の欠落 • 旧バージョンのooooでこういう使い方をしていたが、新 バージョンで同等のことを実現する方法がなさそう →サポート窓口までお知らせください
  13. 13 Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. 反映される可能性がほぼないフィードバック •

    ユースケースがない「変更しないで」というリクエスト • 運用を変えたくないのでxxxxを前のバージョンと同じ にしてください • xxxxxというパッケージを消さないでください • 大きすぎる変更の要望 • カーネルのバージョンをx.yにしてください • xxxxxというパッケージを追加してください
  14. 14 Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. See Also

    • RHEL 8 Betaページ • https://access.redhat.com/products/red-hat-enterprise -linux/beta • RHEL 8 Beta ドキュメント • https://access.redhat.com/documentation/en-us/red_h at_enterprise_linux/8-beta/ • RHEL 8 Public beta README • http://ftp.redhat.com/redhat/rhel/rhel-8-beta/README
  15. 15 Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. Thank You