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constructionDX

NCDC
August 23, 2022

 constructionDX

国土交通省による「i-Construction」をはじめ、建設業のデジタルトランスフォーメーション(DX)に向けた取り組みは官民ともに多数推進されており、この分野は注目を集めていますが、具体的にはどのような事例があるのでしょうか?

ひとくちに建設DXといっても、測量、設計、施工、検査など広範囲でさまざまなICT活用の可能性が議論されているため、参考にすべき事例を見つけること自体が容易ではありません。
意外と建設業界にいても自分自身が関与している取り組みくらいしか知らないという方も多いようです。

本セミナーでは、建設業界のDX支援経験が豊富なコンサルタントが講師を担当。
IoTを用いた現場データの取得、施工データの活用(データ分析)など、多くの方の参考になりそうな実例をベースに、建設DXプロジェクトの効果や注意点などをご紹介します。

これから取り組むテーマを探している方から、現在進行中のプロジェクトでヒントを探している方まで、建設業界でDXに関わる方には広く参考にしていただける内容です。

NCDC

August 23, 2022
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Transcript

  1. 実例に学ぶ建設業のDX
    AIやIoT、クラウドの活用で何が
    変わるのか?
    NCDCオンラインセミナー
    2022年8月23日
    NCDC株式会社
    十川 亮平

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  2. プレゼンター紹介
    2
    十川 亮平
    取締役/CTO
    NCDCでは、モバイル、API、IoT、機械学習
    などを使ったクライアントの新規サービス
    の企画立案や、プロジェクトの推進を支援
    を担当。
    建設向けIoTプラットフォーム「ミエルコ
    ウジ」のプロダクトマネージャーとして、
    マーケティング活動やソフトウェア開発を
    行っている。

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  3. Business
    事業領域の推進
    Design
    ユーザ視点での設計
    Technology
    技術による課題解決
    Innovation
    • コンサルティング
    • 新規サービス企画
    • PoC⽀援
    • デザイン思考
    • UX/UIデザイン
    • モバイル・Web先端技術
    • IoT / AI / AR
    • クラウドインテグレーション
    NCDCのサービス体系
    3

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  4. 私たちにできること①
    l デジタルビジネスに必要な要素にフォーカスし、⼀元的に提供しています。
    l スモールスタートでの検証から、本開発・継続的な改善までサポートします。
    4
    ワークショップを中⼼とし
    た合理的なプロセスで、ビ
    ジネスモデルの検討からUX
    デザインまで、迅速に⾏い
    ます。
    関係者が多数いる場合の組
    織横断、会社横断のファシ
    リテーションも得意です。
    新規性の⾼いプロジェクト
    ではMVP(Minimum Viable
    Product)を⽤いた検証を⾏
    うなど、⽬的に応じて段階
    的な開発を企画します。
    早い段階でモックやプロト
    タイプを⽤意してユーザの
    評価を確認します。
    ユーザとのタッチポイントとなる各種デバ
    イスのフロントエンドデザインから、クラ
    ウドサービスを駆使したバックエンドの開
    発まで。多様なテクノロジーをインテグ
    レーションします。
    l AI / IoT / AR
    l モバイル・ウェブ アプリ開発
    l クラウドインテグレーション
    l システムアーキテクチャコンサルティング
    など
    ビジネスモデルのデザイン スモールスタート・PoC システム・インテグレーション
    ユーザ視点を⼤切にした
    課題抽出・企画
    モックやプロトタイプ
    の開発・検証
    開発 継続的な改善

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  5. 私たちにできること②
    l 社内に最適な組織がない場合の組織づくりや⼈材育成から、⾼度な技術をもったエンジニ
    アによる技術移管まで、幅広くお客様をサポートします。
    5
    ビジネスモデルのデザイン スモールスタート・PoC システム・インテグレーション
    ユーザ視点を⼤切にした
    課題抽出・企画
    モックやプロトタイプ
    の開発・検証
    開発 継続的な改善
    企業のDXやデジタルビジネスの創出に必要なこうしたプロセスを多⾯的にサポート
    DX戦略⽴案 ⼈材育成
    技術移管 リファレンス実装
    DX組織構築⽀援
    アジャイル導⼊⽀援 ⼿法や技術の選定
    ブランディング

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  6. 本日の内容
    l DXとは
    l 一般的なDX
    l 紙での業務をなくす
    l 攻めのDX
    l 建設業界で進められているDX事例
    l 紙、Excel、設計データ、建設機器のデータのデジタル化
    l セキュリティが担保された状態でどこからでも、誰でもデータが利用
    できることによるデータの活用
    l AIによる予測や分析
    l 建設向けIoTプラットフォーム「ミエルコウジのご紹介」
    6

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  7. DXの本質

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  8. DXって結局何?
    l 考えられないくらい安く・簡単に手に入るようになったテクノロ
    ジーを普通に使って、いままでやりたくてもやれなかったことを
    企業でもやりましょう!
    ① クラウド(SaaS、AI、各サービス等)
    ② デバイス(スマホ、インターネットカメラ等、通信型センサー等)
    ③ 高速無線ネットワーク(4G、5G、Wi-Fi)
    8
    DX = デジタルテクノロジーを活用した変革

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  9. l 従来であれば、何千万〜億単位の投資して購入していたものが、
    クラウドサービスを活用することで数十万から利用できるような
    ケースもあります
    l AIによる音声・画像認識、利用者の認証基盤、BIなどなど
    9
    20年前にBIのシステムを構築使用とするとソフト
    ウェア・ライセンスだけで数千万円からでしたが
    現在、AWSのサービスを利用すると
    月額5USD/閲覧者〜利用可能になった世界
    例えばAWSでは200以上の
    サービスが提供されている

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  10. 一般的なDX

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  11. DXの基本
    l 業務で使う紙はゼロへ
    l 社内の情報にどこからでもアクセスできること
    11

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  12. 業務で使う紙はゼロへ
    l NCDCでは完全ペーパレス
    l 創業時からリモートワークが基本だった
    l 提案書もスケジュール帳も一切紙を使わない。印鑑を持っている社員もいない
    l 全員にノートPC、スマホ貸与
    l 紙のメリット・デメリットを議論するのではなく、強制的になくす。
    l 2022年1月:新電子帳簿保存法施行を一つの機会とする方法も
    12
    紙がある限りDXは進まない。まずは強制的になくす

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  13. 社内システムにはどこからでもアクセスできること
    l NCDCではすべてのシステムをSaaS利用
    l いつでもどのデバイスからでもアクセスできる
    l とにかくすべての業務はSaaS利用が前提
    l 同時編集できるものが優先(Excel→Google Spreadsheetへ)
    l SaaSのアプリケーションと一緒に、沢山の自動化ツールが動いています
    l 下記はNCDC社員が使用しているチャットツール(Slack)に監視アラート、中途採用の応募通知、
    タスクの依頼などさまざまなものが連携されている例
    ツールに業務をあわせる。
    どうしても合わないところは
    Google Spreadsheetで共有・編集
    13

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  14. DX きほんの「き」
    l 業務で使う紙はゼロへ
    l 社内の情報にはどこからでもアクセスできること
    ここまでやってDX推進のスタート地点に立つ!
    14

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  15. 建設業界で進められているDX事例

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  16. NCDCで事例が多い建設業界のDXのパターン
    16
    デジタル化された
    データ
    建設機器など
    からIoTでデー
    タ取得、命令
    設計データの
    BIM/CIM化
    紙、Excelで管理
    しているデータ
    をWeb化、アプ
    リ化
    BI
    過去のデータや、
    全国の現場を横
    断的に分析
    デジタル化 データの活用
    場所にとらわれず、
    どこからでも
    誰でも同じデータ
    を利用できる
    IoT、クラウドなどのテクノロジー
    社内の業務ルールやシステム全体の構造を検討・標準化
    現場でなくても
    できる業務をセ
    ンター化、自動

    AIの学習データと
    して利用
    さまざまな予測や
    分析を実施

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  17. データのデジタル化

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  18. データのデジタル化
    18
    デジタル化された
    データ
    建設機器など
    からIoTでデー
    タ取得、命令
    設計データの
    BIM/CIM化
    紙、Excelで管理
    しているデータ
    をWeb化、アプ
    リ化
    BI
    過去のデータや、
    全国の現場を横
    断的に分析
    デジタル化 データの活用
    場所にとらわれず、
    どこからでも
    誰でも同じデータ
    を利用できる
    IoT、クラウドなどのテクノロジー
    社内の業務ルールやシステム全体の構造を検討・標準化
    現場でなくても
    できる業務をセ
    ンター化、自動

    AIの学習データと
    して利用
    さまざまな予測や
    分析を実施

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  19. ExcelをWeb化、アプリ化することでデータを共同利用する
    l Excelの課題
    l Excelは便利なツールですが、以下のような点がデータの共同利用を阻
    害しています
    l 自由度が高いため、人によって管理するデータが異なる
    l 共有フォルダに置いていても探すのが大変
    l 共同編集できない
    l 複数の人が共通でデータを管理、利用するにはWeb化もしくはア
    プリ化が適しています。
    l ただし、たくさんあるExcelを一つ一つ手作りでシステム化(以降、
    スクラッチ開発)するのは非常にコストと時間がかかります
    19

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  20. ノーコード・ローコードとは?
    l ノーコードとはコードを書くことなく開発をすることを指し、ローコードとは
    少ないコードを書くことで開発をすることを指す
    l ノーコード・ローコード開発をするには専用のツールを用います。
    ExcelのWeb化、アプリ化にはノーコード・ローコードツールが便利です
    20
    ノーコード No-code
    プログラミングをすることなく
    Webサイトやアプリケーション
    を開発すること
    プログラミングの必要なくGUI
    ツールでアプリケーションを作
    る → 非エンジニアでも可能
    開発工数は少ないが、実現でき
    る機能制約が有り、ツールに依
    存する
    特徴
    定義
    ローコード Low-code
    必要最小限のプログラミングで
    Webサイトやアプリケーション
    を開発すること
    少ないソースコードで開発する
    ことが可能 → 開発者向け
    一部のプログラミングを行うこ
    とでノーコード開発より拡張性
    がある
    スクラッチ
    プログラミング(コードの記
    載)を用いてWebサイトやアプ
    リケーションを開発すること
    ゼロからソースコードを書いて
    開発すること → 開発者向け
    自由に機能を実現することがで
    きるが、ノーコード・ローコー
    ド開発に比べて開発工数が必要
    少・低 多・高
    開発工数・拡張性

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  21. ノーコードローコードツールの市場
    21
    一般社団法人NoCodersJapan協会(ノーコーダーズ・ジャパン協会) 制作

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  22. ノーコード・ローコードツールでWeb化、アプリ化が向いていると思われる領域
    l ノーコード・ローコードが向いている例
    l 計画書、完了報告書の入力
    l 日報
    l 自社工場への発注、納期確認
    l ノーコード・ローコードが向いていない(スクラッチ開発が向い
    ている)例
    l 施工中に実績値を記録する
    l 施工状況をグラフなどを多様した
    ダッシュボードで表示する
    l 工事のスケジュール管理
    22
    シンプルな画面で
    耐えられる
    使用頻度がそれほ
    どでもない
    1分1秒を争う使い
    勝手が必要
    凝ったUIが必要

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  23. 設計データのBIM/CIM化
    l BIM/CIMについては、皆さんの方が詳
    しいと思いますので
    BIM/CIMそのものについては省かせて
    いただきます
    l BIM/CIMの活用が進んでいけば、これ
    までCAD図のPDFとExcelファイルでや
    り取りされていたデータを
    BIM/CIMを介して連携が可能となりま

    l NCDCでは、Autodesk BIM360を
    使ったデータ連携や、
    Forge Viewerを使った3D Viewerの開発
    が可能です
    23
    Autodesk BIM360サンプル

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  24. 現場 クラウド
    本社/支社/社外
    建設機器などからIoTでデータ取得、データ書き込み
    建設機器
    管理装置
    ゲートウェイ
    外付通信
    装置
    (Edge Server)
    データベース
    API
    アプリ
    アプリからの要求に応じて情報
    の提供や、処理の受付を行う
    管理装置との情報の
    やり取りを行うイン
    ターフェイス
    インターネット
    経由の通信
    人が管理しているデータ
    タブレット
    アプリ
    タブレット
    建設機器が管理しているデータ
    SIM
    24

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  25. 現場 クラウド
    本社/支社/社外
    建設機器などからIoTでデータ取得、データ書き込み
    建設機器
    管理装置
    ゲートウェイ
    外付通信
    装置
    (Edge Server)
    データベース
    API
    アプリ
    アプリからの要求に応じて情報
    の提供や、処理の受付を行う
    管理装置との情報の
    やり取りを行うイン
    ターフェイス
    インターネット
    経由の通信
    タブレット
    アプリ
    タブレット
    SIM
    建機で収集したデータを
    クラウドに連携
    設計データを
    建設機器に書き込み
    人がモバイルで入力した
    データをクラウドに連携
    別の場所でも現場と同じ
    データが利用できる
    25

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  26. 26

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  27. 主要機能(図解)
    27
    現場、自社のオフィス、他社から同じデータをリアルタイムに活用可能

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  28. 仕組みに応じてエッジサーバとの接続方法を検討します
    例①PLC/シーケンサーを有している場合、PLC等の
    プロトコルでアクセス
    例②BluetoothやWi-Fiアクセス機能でデータアクセス
    用のインターフェイスを有している場合
    建設機器が提供するデータを取り出せる場合
    下記のセンサーを外付けしてデータを取得することが可能です。
    その他のセンサーについてもお気軽にご相談ください。
    建設機器との連携について
    28
    建設機器
    Ethernet(LAN)
    建設機器
    Bluetooth等
    エッジ
    サーバー
    BluetoothやWi-Fiで
    無線アクセス
    建設機器がデータを提供しない場合
    加速度センサー 温度 GPS カメラ
    管理装置
    PLC/
    シーケンサー
    エッジ
    サーバー
    SIM

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  29. デジタル化したデータの活用
    BI、センター化、自動化

    View Slide

  30. データのデジタル化
    30
    デジタル化された
    データ
    建設機器など
    からIoTでデー
    タ取得、命令
    設計データの
    BIM/CIM化
    紙、Excelで管理
    しているデータ
    をWeb化、アプ
    リ化
    BI
    過去のデータや、
    全国の現場を横
    断的に分析
    デジタル化 データの活用
    場所にとらわれず、
    どこからでも
    誰でも同じデータ
    を利用できる
    IoT、クラウドなどのテクノロジー
    社内の業務ルールやシステム全体の構造を検討・標準化
    現場でなくても
    できる業務をセ
    ンター化、自動

    AIの学習データと
    して利用
    さまざまな予測や
    分析を実施

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  31. BI ー 過去のデータや、全国の現場を横断的に分析
    l 現場のデータがExcelのままでは、個人や支店ごとのフォルダに格
    納されたままで、それらを横断的に分析することは難しい
    l BI(ビジネスインテリジェンス)を使用することで、
    l 企業、現場が見るべき指標をグラフなど視覚的に表現できる
    l 指標を支店ごと、工法ごとなどユーザーがその場で、データを見たい
    軸を切り替えたり、組み合わせたりできる
    l 例えば
    l 出来高が何によって影響を受けているのか支店ごとや、工法ごとなど
    さまざまな切り口で分析してみる
    31

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  32. BI ー 過去のデータや、全国の現場を横断的に分析
    l Tableau、Microsoft Power BI、AWS Quicksightなどさまざまなツール
    が市販されています
    l BIは使用するのは比較的簡単ですが、データをBIツールから見えるよ
    うにするなどの準備が必要です。データがそれほど大きくない、Excel
    が得意、最初は数人で使用する場合はExcelでスタートするものあり
    32
    Tableau サンプル

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  33. 現場業務の外部化、センター化
    33
    デジタル化された
    データ
    本社/支社や
    支社横断のセンター
    顧客向け書類
    の作成
    施工のダブル
    チェック
    他業界の事例として、
    リース・ローン業界での
    営業所ごとにあった審査業務の
    センター化
    従来だと現場にしかデータがな
    かったため現場で行っていた業務
    を、「現場でやるべき業務とそう
    でない業務」を見極め、別の場所
    でできるものはセンターで行う
    施工
    検査、写真撮影
    現場
    遠隔地からでも現場と同じ
    データにアクセ可能

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  34. 現場業務の外部化、センター化→自動化
    34
    デジタル化された
    データ
    本社/支社や
    支社横断のセンター
    顧客向け書類
    の作成
    施工のダブル
    チェック
    現場
    施工
    検査、写真撮影
    更に一歩進めて定型化できるも
    のは自動化。
    高度な判断が必要なものは、人
    が行ったり、AI化を検討

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  35. 社内の業務ルールやシステム全体の構造を検討・標準化
    l 全社横断でシステム化や、データ分析を行う場合、このような課
    題が良くあります
    l 支店ごとに現場IDの採番ルールが違う
    l 支社ごとに帳票フォーマットが違う
    l 同じ現場でもシステムごとに異なる現場IDを使っている
    l システムをまたがってデータを関連付けて分析することができない!
    l システム化、デジタル化とセットでこれらの業務ルールの標準化
    や見直しが必要になる可能性があります
    35

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  36. データのデジタル化
    36
    デジタル化された
    データ
    現場でなくても
    できる業務をセ
    ンター化、自動

    建設機器など
    からIoTでデー
    タ取得、命令
    設計データの
    BIM/CIM化
    紙、Excelで管理
    しているデータ
    をWeb化、アプ
    リ化
    BI
    過去のデータや、
    全国の現場を横
    断的に分析
    デジタル化 データの活用
    AIの学習データと
    して利用
    さまざまな予測や
    分析を実施
    場所にとらわれず、
    どこからでも
    誰でも同じデータ
    を利用できる
    IoT、クラウドなどのテクノロジー
    社内の業務ルールやシステム全体の構造を検討・標準化

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  37. AIの学習データとして利用し、さまざまな予測や分析を実施
    l 予め分析の観点や、予測のロジックが立てれる場合はAIが無くても良いかも知れませ

    l 現在計画に一人足すと工期がどのくらい縮まるかはAIを使わずに計算はできそう
    l 工法で決まっている管理許容値を超えたらアラートを出すのはAIがなくても実現できる
    l 人が立てたロジックの裏付けや、人の頭では考えられないような数の要素を
    組み合わせてデータの関連性を発見する、
    予測する必要がある場合はAIが活躍できる可能性があります
    l 例
    l 過去の工事に関する100個のパラメータを持つ情報を学習させ、工期、人員に
    関係している要素を10個導き、次の工事に必要な各工程の期間、人員の予測をさせる
    l 写真から書類に書いている文字を読み取る
    l 膨大な音声データを学習して、振動から機器の異常を検知する
    37

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  38. これまでのパターンに分類されないようなNCDCの事例
    l 地形情報に、下記のような情報を組み
    合わせて表示する
    l センサーデータ
    l ドローンで撮影した点群データ
    l 出来高の計画値と実績値
    など
    l 現場の状況をバーチャル空間に
    再現するデジタルツイン
    38

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  39. ミエルコウジの紹介

    View Slide

  40. 製品イメージ
    40

    View Slide

  41. 主要機能(図解)
    41
    現場、自社のオフィス、他社から同じデータをリアルタイムに活用可能

    View Slide

  42. 主要機能
    42
    カテゴリ 詳細・特長
    1
    建設機器からの各種セ
    ンサーデータの収集
    l エッジサーバーを経由して、建設機器が持つデータをクラウドに自動で
    収集
    l 人の手が介在しないため、作業の効率化に加え、改ざんなどの不正が仕
    組み上行えないことを顧客に説明可能です
    l 収集したデータは最新値、履歴、グラフなどで参照可能
    2
    現場でのデータ参照と
    実績値の入力
    l 現場でスマホやタブレットを使って、データの参照や入力が可能
    l データ入力のために事務所に戻るなどの手間がなくなります
    l 管理できる情報は「現場情報」、「杭、鉄骨、窓枠などの管理対象物の
    設計値・実測値」、「建設機器等から収集したセンサーデータ」など
    3
    自社の本社など現場以
    外からの利用
    l 現場以外の場所からもPCやタブレットでデータを参照可能
    l 品質管理書類の出力も可能
    l 社外の利用者に機能を限定して公開することが可能
    4
    自社や他社のシステム
    とAPIを利用してデー
    タ連携が可能
    l 営業支援システムや設計支援システムが持っているデータと連携可能
    (データ入力の二度手間を防ぎます)
    l 協力会社が自前で施工管理システムを持っている場合は、APIで相互に
    連携が可能(これによりいつでも同じ方法を見て仕事ができます)

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  43. ミエルコウジのカバーしている範囲
    43
    デジタル化された
    データ
    現場でなくても
    できる業務をセ
    ンター化、自動

    建設機器など
    からIoTでデー
    タ取得、命令
    設計データの
    BIM/CIM化
    紙、Excelで管理
    しているデータ
    をWeb化、アプ
    リ化
    BI
    過去のデータや、
    全国の現場を横
    断的に分析
    デジタル化 データの活用
    AIの学習データと
    して利用
    さまざまな予測や
    分析を実施
    場所にとらわれず、
    どこからでも
    誰でも同じデータ
    を利用できる
    IoT、クラウドなどのテクノロジー
    社内の業務ルールやシステム全体の構造を検討・標準化
    ○ ローコード・ノーコード
    ツールとの連携で実現
    Autodesk BIM360と
    の連携で実現




    BIツールとの連携
    帳票の自動生成など

    AIツールとの連携
    ◎:ミエルコウジが持っている機能だけで実現可能
    ○:ミエルコウジと他のサービスを組み合わせることで実現可能

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  44. SaaSモデル Enterpriseモデル
    4つの料金プラン
    44
    Basic
    ユーザ:〜5人
    データ:〜10GB
    5万円/月
    Standard
    ユーザ:6〜20人
    データ:〜40GB
    15万円/月
    詳細は
    お問い合わせ
    ください
    独自サーバの利用等
    さまざまなカスタマイズ
    も可能です
    l いずれのモデルも、設計値、実測値などの項目カスタマイズの初期費用がかかります
    l 建設機器との連携カスタマイズや帳票のカスタマイズが必要な場合、別途費用が発生します
    Pro
    ユーザ:21人〜50人
    データ:〜100GB
    30万円/月

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  45. 現場での利用開始
    利用準備
    製品導入の流れ
    45
    見積、契約
    1. 貴社で使用する管理項目をヒ
    アリングシートにて整理、確
    認します
    2. NCDCにてヒアリングシートに
    基づき、事前設定を行います
    (将来はお客さまにて設定もできるよ
    うになる予定です)
    3. 必要に応じて、NCDCにて帳票
    レイアウト※1のカスタマイズ
    を行います
    4. 必要に応じて、NCDCにて建設
    機器のデータ取得※2を構築し
    ます
    1. NCDCから製品説明やデモを実
    施します
    2. 貴社要望、現状の課題などを
    お聞きします
    3. NCDCからお見積を提出いたし
    ます
    1. 貴社で利用者の登録、現場の
    開設、事前情報の登録を行っ
    ていただき、利用を開始しま

    2. 有償にて導入サポートサービ
    スをご提供します
    ※1 レイアウトに応じて、費用、期間が異なります
    ※2 機器メーカー様との役割分担、調整が発生します。連携方法によって費用、期間が異なります

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  46. ご相談はお気軽に!
    l DX関連、新規サービス企画、UXデザイン、クラウドインテグレーション、
    アジャイル等のプロセス支援
    l [email protected]
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