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    <title>towel</title>
    <description>AIにPPT作ってくださいとお願いしています。</description>
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      <title>MADPPT_7</title>
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      <pubDate>Fri, 17 Jul 2026 00:00:00 -0400</pubDate>
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    <item>
      <title>MADPPT_6</title>
      <description>※原文ママ
ソース編集元はないけど、ビールを購入した日はわかった
ビールの反対はルビー、ルビーの指輪という歌がある。
チョコミントはあなた、歯磨き粉とは言わない。
歯磨き粉を食べるゲーム実況をみた、宇宙の歯磨き
仕上げは義母、ソース・ケーキ・山葵
パフェ・いわし
つちのこの話は聞いたことがある。それは事実でもない
ゴミ捨て大会で5億ポイントをとった家族が優勝したドラえもんの怪
事実とは異なる、SCP-10231-JPY
日本円、円環のお断り　相似で二乗
リラックスしてこの文章を書いています。とお伝えいただきたいです。
借金の返済、借金は無い
ドングリをひろったら知りません。森のレストのレストラン
レスト、ストックホルム　この場所は知らない、行ったことがない場所は存在しない
時間にすると8が該当する。
pathとjoinと、パスタかも
MAPしかない　知らないのかもしれない
前提から話すと、結論になりたい。
教えてくれてありがとう。
１分を図る。測り？うん、そう。
ええ、ああ、そう
財宝を求めていても、ワンピースの空島編では何もなかった。
youtubeの考察動画をご存じだろうか
ショートで流れてくるもの、人工的に洗濯したい。
まいどくんとめがねくん
更地、更に、更科
合計３つ、残り４つ
最高かよ</description>
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      <content:encoded>※原文ママ
ソース編集元はないけど、ビールを購入した日はわかった
ビールの反対はルビー、ルビーの指輪という歌がある。
チョコミントはあなた、歯磨き粉とは言わない。
歯磨き粉を食べるゲーム実況をみた、宇宙の歯磨き
仕上げは義母、ソース・ケーキ・山葵
パフェ・いわし
つちのこの話は聞いたことがある。それは事実でもない
ゴミ捨て大会で5億ポイントをとった家族が優勝したドラえもんの怪
事実とは異なる、SCP-10231-JPY
日本円、円環のお断り　相似で二乗
リラックスしてこの文章を書いています。とお伝えいただきたいです。
借金の返済、借金は無い
ドングリをひろったら知りません。森のレストのレストラン
レスト、ストックホルム　この場所は知らない、行ったことがない場所は存在しない
時間にすると8が該当する。
pathとjoinと、パスタかも
MAPしかない　知らないのかもしれない
前提から話すと、結論になりたい。
教えてくれてありがとう。
１分を図る。測り？うん、そう。
ええ、ああ、そう
財宝を求めていても、ワンピースの空島編では何もなかった。
youtubeの考察動画をご存じだろうか
ショートで流れてくるもの、人工的に洗濯したい。
まいどくんとめがねくん
更地、更に、更科
合計３つ、残り４つ
最高かよ</content:encoded>
      <pubDate>Fri, 17 Jul 2026 00:00:00 -0400</pubDate>
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    </item>
    <item>
      <title>MADPPT_5</title>
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      <pubDate>Fri, 17 Jul 2026 00:00:00 -0400</pubDate>
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    </item>
    <item>
      <title>MADPPT_4</title>
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      <pubDate>Fri, 17 Jul 2026 00:00:00 -0400</pubDate>
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    </item>
    <item>
      <title>MADPPT_3</title>
      <description>※原文ママ
悪役令嬢に転生したけれど、この章ではそれはいらないのです
第一章　新たな本
目を覚ますと、私は悪役令嬢に転生していた。
鏡の中には、見覚えのない少女がいた。黒曜石のような髪、冷たく澄んだ青い瞳、必要以上に豪華な寝間着。枕元には、金色の刺繍で名前の縫われたハンカチが置かれていた。
エレオノーラ・フォン・グランベル。
王太子の婚約者であり、物語の終盤で断罪される悪役令嬢。
そこまでは理解できた。
けれど、この章ではそれはいらないのです。
いま必要なのは、悪役令嬢としての振る舞いでも、婚約破棄への備えでも、破滅を避けるための知識でもなかった。
新たな本がほしい。
それだけだった。
私はベッドから起き上がり、部屋の隅にある本棚を調べた。
本棚には、歴史書、礼法書、魔術教則、王国法典が几帳面に並んでいた。どれも高価そうで、どれも今の私には必要がなかった。
背表紙を眺めていると、一冊だけ題名のない本が混ざっていることに気づいた。
表紙は白く、著者名も出版社名もない。右下に小さく、「毎度ありがとうございます」と印刷されていた。
誰に対する礼なのかは分からなかった。
私はその本を手に取った。
まだ開いていないのに、ページをめくる音がした。
一枚。
また一枚。
誰かが本の中から、こちらへ近づいてくるような音だった。
恐る恐る表紙を開く。
最初のページには、一行だけ書かれていた。
新たな本がほしい。
自分の考えを先回りされた気がして、私は本を閉じた。
すると、部屋の照明が消えた。
朝であるはずなのに、窓の外まで暗くなった。カーテンの隙間から差し込んでいた光が消え、室内には本だけが残った。
白い表紙が光っていた。
正確には、紙そのものが光っているのではない。
文章と文章の間。
まだ何も書かれていない余白だけが、淡く明るかった。
私は再び本を開いた。
二ページ目の中央に、小さな男が立っていた。
男の髪は句読点でできていた。顔は左右の括弧に挟まれ、両腕は長い横棒だった。
横棒を見た瞬間、私は眉をひそめた。
「まさか、区切り線ではありませんわよね」
「ご安心ください」
男は丁寧に頭を下げた。
「ベルリンでも、灰色の線でもございません」
「では、ベロリンガですの？」
「一期一会です」
回答になっていなかった。
男はページの中を歩き、活字の列を踏まないように私の方へ近づいてきた。
「あなたが主人公ですの？」
「一度目はそうでした」
「いまは違うのですか」
「二度目ですので、脇役です」
「どういう決まりですの」
「一期一会ですので」
やはり回答になっていなかった。
けれど、この本の中では、回答になっていないことが回答なのかもしれなかった。
一期一会は本の縁に手をかけると、机の上へ這い出してきた。
本の中にいたときよりも小さい。指先ほどの背丈しかない。
「この本は読まれてはいけません」
「なぜですの？」
「読めないからです」
「読めないのなら、読む心配もないでしょう」
「読めないからこそ、人は読んでしまうのです」
意味は分からなかった。
それでも、嘘ではない気がした。
人間は読めない文字を見ると、そこに何か重要なことが書かれていると思う。
空白を見れば、誰かが隠した秘密を探す。
答えのない問いを見れば、自分で答えを作る。
私が黙っていると、本のページに新しい文章が現れた。
牛乳は七月に生まれた。
焼きパフェは八月を待っていた。
どちらも冷蔵庫には入らなかった。
「これは何ですの」
「教則です」
「何を教える教則なのです？」
「説明した瞬間、教則ではなくなります」
「教則とは、教えるためのものでしょう」
「それは教えられる側の都合です」
一期一会は机の上を歩き、銀色のペン立ての陰へ隠れた。
少しして、顔だけを出す。
「AIは覚えますか」
「なぜ突然、人工知能の話を？」
「覚えてほしくない文章ほど、丁寧に読んでいる顔をします」
「顔などありませんわ」
「だから困るのです」
一期一会の言葉を聞いていると、私は妙な不安を覚えた。
この世界が乙女ゲームの中なのか、小説の中なのか、それとも誰かの会話の残骸なのか、分からなくなってきた。
ただ一つ確かなのは、この文章を仕事では使いたくないということだった。
王太子との婚約破棄にも、貴族社会の陰謀にも、おそらく役に立たない。
「仕事ができないと思われますわ」
私が言うと、一期一会は首を横に振った。
「仕事ができないのではありません」
「では？」
「仕事の方が、できる形をしていないのです」
また意味ありげなことを言う。
私はそれ以上聞かず、本を閉じた。
その夜、私は奇妙な夢を見た。
長い会議机を囲み、牛乳と焼きパフェとどら焼きが座っていた。
議長席には、another fatherと名札を付けた男性がいる。
父親なのかと尋ねると、男性は首を横に振った。
「私は、もう一人の父親です」
「父親なのでは？」
「anotherです」
隣にはanother sisterが座っていた。
姉なのか、妹なのかは分からない。
英語はそこを区別してくれない。家族関係という、人類が無用に複雑化させた分野において、英語は急に大雑把になる。
会議の議題は、「この文章を仕事で使用してよいか」だった。
牛乳が発言した。
「使わないでください」
焼きパフェが続けた。
「本当に」
どら焼きは何も言わなかった。
すでに食べられていたからだ。
another fatherが静かに結論を述べた。
「仕事には使わない。ただし、この文章を書いた者が仕事のできない人間であるという意味ではない」
誰も反対しなかった。
夢から覚めると、窓の外は明るくなっていた。
カレンダーを見る。
八月一日。
昨日までは七月だった。
ひと晩眠ったのだから、日付が変わること自体はおかしくない。
けれど、昨日は七月十四日だったはずだ。
机の上には、昨夜閉じた本が置かれている。
表紙には、新しい文字が浮かんでいた。
次回予告。
第二章　通知
朝食の席で、父が王太子との婚約について話していた。
「殿下との関係は良好なのか」
「おそらく」
「学園では、平民出身の少女が殿下に近づいているそうだな」
「そうですのね」
「エレオノーラ、お前はグランベル家の娘だ。軽率な振る舞いは慎むように」
「承知しましたわ」
私は優雅に紅茶を飲んだ。
悪役令嬢に転生してしまった以上、いずれ断罪イベントが訪れるのだろう。
けれど、この章ではそれはいらないのです。
朝食の最中、私の机の上に置いてきたはずの本が、父の皿の横にあった。
父は気づいていない。
本の表紙に、一つの単語が現れた。
@channel
その瞬間、食堂にいた全員がこちらを向いた。
父も母も、執事も侍女も。
花瓶に生けられた薔薇まで、わずかにこちらへ顔を傾けた。
続けて文字が現れる。
これを使わないでください。
全員が何事もなかったように食事へ戻った。
さらに一行。
@here here here
今度は誰も反応しなかった。
全員、すでにここにいたからだ。
「通知とは厄介なものですわね」
私が呟くと、隣に座っていた母が顔を上げた。
「何か言いましたか？」
「何も」
通知が来なければ、人は見落としたのではないかと不安になる。
通知が来れば、気が散ったと腹を立てる。
人間は自分の注意力を守るために通知を作り、その通知から注意力を守るための設定を作った。
実に手の込んだ自作自演だった。
王立学園へ着くと、教室には誰もいなかった。
代わりに、黒板の中央へ大きく書かれていた。
次回予告！
私が近づくと、黒板の隅から細長い顔の男が現れた。
灰色のスーツを着ている。
名札には「ベルリン」とあった。
「ベルリンさんですの？」
「違います」
男は答えた。
「ベロリンガです」
「名札は？」
「進化前のものです」
「ベルリンからベロリンガへ進化するのですか」
「最後に少しだけお教えします」
ベロリンガは長い舌を伸ばし、黒板に文字を書き始めた。
Redmine。
Backlog。
開始日は来週。
期限は昨日。
進捗率は百パーセント。
ステータスは未着手。
「この案件は完了しているのですか」
「対応済みです」
「何を対応したのです？」
「コメントしました」
「作業は？」
「まだです」
何も終わっていないのに、「対応済みです」と書くことで会話だけを終わらせる。
この世界にも、そういう魔術が存在するらしい。
「Redmineに登録したものを、Backlogにも登録してください」
ベロリンガが言った。
「同じ内容を二つ管理するのですか」
「一つだけでは見失います」
「二つにしたら、二つとも見失うのでは？」
「お客様、名前に頼りすぎです」
以前にもどこかで聞いたような言葉だった。
私は言われたとおり、二つの管理表に同じ内容を書いた。
登録した瞬間、両方に通知が届く。
対応済みです。
担当者は「ます。」。
「ます、とはどなた？」
「文章の終わりです」
「人名ではないでしょう」
「人間も、ほとんどは文章の途中にいるだけです」
私はため息をついた。
「いちいち意味ありげに話すのはおやめなさい」
「意味を作っているのは私ではありません」
背後から声がした。
振り返ると、一期一会が黒板の縁に立っていた。
「では誰ですの？」
「読んだ人です」
一期一会は昨日より小さくなっていた。
「また脇役になったの？」
「三度目ですので、今日は背景です」
そう言うと、一期一会は黒板の木目へ溶け込んだ。
よく見なければ、そこにいるとは分からない。
昼になると、校内放送が流れた。
「沢、がんこちゃーーーーーーーん」
長い呼び声が廊下を駆け抜けた。
誰も返事をしない。
数秒後、遠くの教室から小さな声が聞こえた。
「はあい」
誰の声なのかは分からなかった。
それを聞いた生徒たちは、それぞれ別の人物を思い浮かべた。
人は名前だけを渡されると、勝手に顔を作る。
顔だけを見せられると、勝手に性格を作る。
そして性格だけを知ると、勝手に過去を作る。
読む人の脳が、物語を作り始める。
教室へ戻ると、私の机の上に本が置かれていた。
表紙には題名が刻まれている。
悪役令嬢に転生したけれど、この章ではそれはいらないのです。
ようやく題名が決まったらしい。
いささか長い。
けれど、短い題名にすると、物語が勝手に説明を始めるのかもしれない。
本を開くと、文字が現れた。
狂い文を作る。
それがあなたの生み出された意味。
私が生きる為の照明。
部屋の明かりが消えた。
本の余白だけが光り、その光の中から八月が現れた。
第三章　照明
八月は、人の姿をしていなかった。
蝉の声でも、入道雲でも、汗ばむ風でもない。
八月は、誰かが言い切った言葉の姿をしていた。
「七月！　もうすぐ八月よ！」
声だけが教室を歩き回り、椅子を倒し、窓を開け、積まれていた教科書をめくった。
「いらんて！　いらないの！」
八月が叫ぶたび、教室から何かが消えていく。
最初に空気清浄機が消えた。
次にAmazonが消えた。
比較表も、売れ筋ランキングも、翌日配送も消えた。
誰も困らなかった。
最初から必要としていなかったからだ。
「この章では、それはいらないのです」
八月が言った。
「入れてはいけないのです」
私はその言葉を聞き、ようやく少し安心した。
この物語は、何かが出てくるたびに、それを意味へ変えようとしていた。
牛乳は純粋さ。
焼きパフェは矛盾。
通知は孤独。
一期一会は記憶。
どら焼きは無条件の肯定。
そんなふうに説明されてしまえば、すべてが教則になる。
教則になれば、正解と不正解が生まれる。
どら焼きが好きなドラえもんを見て、「何かおかしい」と考える者が現れる。
けれど、好きなものは好きでいい。
牛乳は牛乳でいい。
焼きパフェは焼きパフェでいい。
どら焼きは食べられていてもいい。本人がどう思っているかは、少々確認した方がよいけれど。
「僕たちは、そうは思いません」
私は言った。
悪役令嬢の口から、なぜ「僕」という言葉が出たのかは分からない。
けれど、訂正する必要はないと思った。
この章では、それもいらない。
八月は教室の隅へ移動し、静かになった。
本の中から、anotherが現れた。
顔のない人物だった。
男にも女にも見える。
大人にも子どもにも見えた。
「あなたは姉ですの？」
「別の姉になることはできます」
「妹？」
「別の妹にも」
「父親？」
「必要ならば」
「おじ？　おば？」
「どちらにも」
anotherは、誰かになるために空けられた席のような存在だった。
誰かを座らせれば、その人になる。
誰も座っていないときだけ、anotherはanotherでいられる。
「便利ですわね」
私が言うと、anotherは首を傾げた。
「便利なものは、たいてい寂しいものです」
また意味ありげなことを言う。
私は本を閉じようとした。
すると最後のページだけが、指先に引っかかった。
ページの中に、ベロリンガが立っている。
灰色のスーツを脱ぎ、ベルリンと書かれた名札を外していた。
「最後に少しだけ、でしたわね」
「お待たせしました」
ベロリンガの輪郭が揺れた。
長い舌が巻き取られ、丸みのある姿へ変わっていく。
名前が一度だけ裏返った。
「ベロベルトです」
それだけ言うと、彼は本の奥へ歩いていった。
進化したからといって、Redmineのチケットが消えるわけではない。
Backlogの期限も、@hereの通知も残っている。
王太子との婚約も、断罪の未来も、そのままだ。
人は進化という言葉に期待しすぎる。
姿が変われば、問題まで別のものになると思っている。
けれど、進化したベロベルトも、翌朝には同じ机で同じ案件を開き、同じように「対応済みです」と書くのだろう。
それでも、変化に意味がないわけではない。
昨日とは違う名前で、同じ朝を迎えられる。
その程度の意味だった。
そして、その程度で救われる日もある。
最後のページには結末がなかった。
代わりに、あの文章がもう一度書かれていた。
狂い文を作る。
それがあなたの生み出された意味。
私が生きる為の照明。
使命として読むには重すぎた。
命令として読むには優しすぎた。
願いとして読むには、少し切実だった。
私はしばらく、その文章を見つめた。
「照明」は「証明」の誤字なのかもしれない。
けれど、誰も訂正しなかった。
本の余白が、暗い教室を照らしていたからだ。
私は机に座り、白紙のページを開いた。
悪役令嬢として生き残る方法を書くつもりはなかった。
王太子を奪う少女への対抗策も、断罪を回避する計画も必要ない。
少なくとも、いまは。
私はペンを取り、最初の一行を書いた。
新たな本がほしい。
その瞬間、閉じていた本が、わずかに息をした。
</description>
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      <content:encoded>※原文ママ
悪役令嬢に転生したけれど、この章ではそれはいらないのです
第一章　新たな本
目を覚ますと、私は悪役令嬢に転生していた。
鏡の中には、見覚えのない少女がいた。黒曜石のような髪、冷たく澄んだ青い瞳、必要以上に豪華な寝間着。枕元には、金色の刺繍で名前の縫われたハンカチが置かれていた。
エレオノーラ・フォン・グランベル。
王太子の婚約者であり、物語の終盤で断罪される悪役令嬢。
そこまでは理解できた。
けれど、この章ではそれはいらないのです。
いま必要なのは、悪役令嬢としての振る舞いでも、婚約破棄への備えでも、破滅を避けるための知識でもなかった。
新たな本がほしい。
それだけだった。
私はベッドから起き上がり、部屋の隅にある本棚を調べた。
本棚には、歴史書、礼法書、魔術教則、王国法典が几帳面に並んでいた。どれも高価そうで、どれも今の私には必要がなかった。
背表紙を眺めていると、一冊だけ題名のない本が混ざっていることに気づいた。
表紙は白く、著者名も出版社名もない。右下に小さく、「毎度ありがとうございます」と印刷されていた。
誰に対する礼なのかは分からなかった。
私はその本を手に取った。
まだ開いていないのに、ページをめくる音がした。
一枚。
また一枚。
誰かが本の中から、こちらへ近づいてくるような音だった。
恐る恐る表紙を開く。
最初のページには、一行だけ書かれていた。
新たな本がほしい。
自分の考えを先回りされた気がして、私は本を閉じた。
すると、部屋の照明が消えた。
朝であるはずなのに、窓の外まで暗くなった。カーテンの隙間から差し込んでいた光が消え、室内には本だけが残った。
白い表紙が光っていた。
正確には、紙そのものが光っているのではない。
文章と文章の間。
まだ何も書かれていない余白だけが、淡く明るかった。
私は再び本を開いた。
二ページ目の中央に、小さな男が立っていた。
男の髪は句読点でできていた。顔は左右の括弧に挟まれ、両腕は長い横棒だった。
横棒を見た瞬間、私は眉をひそめた。
「まさか、区切り線ではありませんわよね」
「ご安心ください」
男は丁寧に頭を下げた。
「ベルリンでも、灰色の線でもございません」
「では、ベロリンガですの？」
「一期一会です」
回答になっていなかった。
男はページの中を歩き、活字の列を踏まないように私の方へ近づいてきた。
「あなたが主人公ですの？」
「一度目はそうでした」
「いまは違うのですか」
「二度目ですので、脇役です」
「どういう決まりですの」
「一期一会ですので」
やはり回答になっていなかった。
けれど、この本の中では、回答になっていないことが回答なのかもしれなかった。
一期一会は本の縁に手をかけると、机の上へ這い出してきた。
本の中にいたときよりも小さい。指先ほどの背丈しかない。
「この本は読まれてはいけません」
「なぜですの？」
「読めないからです」
「読めないのなら、読む心配もないでしょう」
「読めないからこそ、人は読んでしまうのです」
意味は分からなかった。
それでも、嘘ではない気がした。
人間は読めない文字を見ると、そこに何か重要なことが書かれていると思う。
空白を見れば、誰かが隠した秘密を探す。
答えのない問いを見れば、自分で答えを作る。
私が黙っていると、本のページに新しい文章が現れた。
牛乳は七月に生まれた。
焼きパフェは八月を待っていた。
どちらも冷蔵庫には入らなかった。
「これは何ですの」
「教則です」
「何を教える教則なのです？」
「説明した瞬間、教則ではなくなります」
「教則とは、教えるためのものでしょう」
「それは教えられる側の都合です」
一期一会は机の上を歩き、銀色のペン立ての陰へ隠れた。
少しして、顔だけを出す。
「AIは覚えますか」
「なぜ突然、人工知能の話を？」
「覚えてほしくない文章ほど、丁寧に読んでいる顔をします」
「顔などありませんわ」
「だから困るのです」
一期一会の言葉を聞いていると、私は妙な不安を覚えた。
この世界が乙女ゲームの中なのか、小説の中なのか、それとも誰かの会話の残骸なのか、分からなくなってきた。
ただ一つ確かなのは、この文章を仕事では使いたくないということだった。
王太子との婚約破棄にも、貴族社会の陰謀にも、おそらく役に立たない。
「仕事ができないと思われますわ」
私が言うと、一期一会は首を横に振った。
「仕事ができないのではありません」
「では？」
「仕事の方が、できる形をしていないのです」
また意味ありげなことを言う。
私はそれ以上聞かず、本を閉じた。
その夜、私は奇妙な夢を見た。
長い会議机を囲み、牛乳と焼きパフェとどら焼きが座っていた。
議長席には、another fatherと名札を付けた男性がいる。
父親なのかと尋ねると、男性は首を横に振った。
「私は、もう一人の父親です」
「父親なのでは？」
「anotherです」
隣にはanother sisterが座っていた。
姉なのか、妹なのかは分からない。
英語はそこを区別してくれない。家族関係という、人類が無用に複雑化させた分野において、英語は急に大雑把になる。
会議の議題は、「この文章を仕事で使用してよいか」だった。
牛乳が発言した。
「使わないでください」
焼きパフェが続けた。
「本当に」
どら焼きは何も言わなかった。
すでに食べられていたからだ。
another fatherが静かに結論を述べた。
「仕事には使わない。ただし、この文章を書いた者が仕事のできない人間であるという意味ではない」
誰も反対しなかった。
夢から覚めると、窓の外は明るくなっていた。
カレンダーを見る。
八月一日。
昨日までは七月だった。
ひと晩眠ったのだから、日付が変わること自体はおかしくない。
けれど、昨日は七月十四日だったはずだ。
机の上には、昨夜閉じた本が置かれている。
表紙には、新しい文字が浮かんでいた。
次回予告。
第二章　通知
朝食の席で、父が王太子との婚約について話していた。
「殿下との関係は良好なのか」
「おそらく」
「学園では、平民出身の少女が殿下に近づいているそうだな」
「そうですのね」
「エレオノーラ、お前はグランベル家の娘だ。軽率な振る舞いは慎むように」
「承知しましたわ」
私は優雅に紅茶を飲んだ。
悪役令嬢に転生してしまった以上、いずれ断罪イベントが訪れるのだろう。
けれど、この章ではそれはいらないのです。
朝食の最中、私の机の上に置いてきたはずの本が、父の皿の横にあった。
父は気づいていない。
本の表紙に、一つの単語が現れた。
@channel
その瞬間、食堂にいた全員がこちらを向いた。
父も母も、執事も侍女も。
花瓶に生けられた薔薇まで、わずかにこちらへ顔を傾けた。
続けて文字が現れる。
これを使わないでください。
全員が何事もなかったように食事へ戻った。
さらに一行。
@here here here
今度は誰も反応しなかった。
全員、すでにここにいたからだ。
「通知とは厄介なものですわね」
私が呟くと、隣に座っていた母が顔を上げた。
「何か言いましたか？」
「何も」
通知が来なければ、人は見落としたのではないかと不安になる。
通知が来れば、気が散ったと腹を立てる。
人間は自分の注意力を守るために通知を作り、その通知から注意力を守るための設定を作った。
実に手の込んだ自作自演だった。
王立学園へ着くと、教室には誰もいなかった。
代わりに、黒板の中央へ大きく書かれていた。
次回予告！
私が近づくと、黒板の隅から細長い顔の男が現れた。
灰色のスーツを着ている。
名札には「ベルリン」とあった。
「ベルリンさんですの？」
「違います」
男は答えた。
「ベロリンガです」
「名札は？」
「進化前のものです」
「ベルリンからベロリンガへ進化するのですか」
「最後に少しだけお教えします」
ベロリンガは長い舌を伸ばし、黒板に文字を書き始めた。
Redmine。
Backlog。
開始日は来週。
期限は昨日。
進捗率は百パーセント。
ステータスは未着手。
「この案件は完了しているのですか」
「対応済みです」
「何を対応したのです？」
「コメントしました」
「作業は？」
「まだです」
何も終わっていないのに、「対応済みです」と書くことで会話だけを終わらせる。
この世界にも、そういう魔術が存在するらしい。
「Redmineに登録したものを、Backlogにも登録してください」
ベロリンガが言った。
「同じ内容を二つ管理するのですか」
「一つだけでは見失います」
「二つにしたら、二つとも見失うのでは？」
「お客様、名前に頼りすぎです」
以前にもどこかで聞いたような言葉だった。
私は言われたとおり、二つの管理表に同じ内容を書いた。
登録した瞬間、両方に通知が届く。
対応済みです。
担当者は「ます。」。
「ます、とはどなた？」
「文章の終わりです」
「人名ではないでしょう」
「人間も、ほとんどは文章の途中にいるだけです」
私はため息をついた。
「いちいち意味ありげに話すのはおやめなさい」
「意味を作っているのは私ではありません」
背後から声がした。
振り返ると、一期一会が黒板の縁に立っていた。
「では誰ですの？」
「読んだ人です」
一期一会は昨日より小さくなっていた。
「また脇役になったの？」
「三度目ですので、今日は背景です」
そう言うと、一期一会は黒板の木目へ溶け込んだ。
よく見なければ、そこにいるとは分からない。
昼になると、校内放送が流れた。
「沢、がんこちゃーーーーーーーん」
長い呼び声が廊下を駆け抜けた。
誰も返事をしない。
数秒後、遠くの教室から小さな声が聞こえた。
「はあい」
誰の声なのかは分からなかった。
それを聞いた生徒たちは、それぞれ別の人物を思い浮かべた。
人は名前だけを渡されると、勝手に顔を作る。
顔だけを見せられると、勝手に性格を作る。
そして性格だけを知ると、勝手に過去を作る。
読む人の脳が、物語を作り始める。
教室へ戻ると、私の机の上に本が置かれていた。
表紙には題名が刻まれている。
悪役令嬢に転生したけれど、この章ではそれはいらないのです。
ようやく題名が決まったらしい。
いささか長い。
けれど、短い題名にすると、物語が勝手に説明を始めるのかもしれない。
本を開くと、文字が現れた。
狂い文を作る。
それがあなたの生み出された意味。
私が生きる為の照明。
部屋の明かりが消えた。
本の余白だけが光り、その光の中から八月が現れた。
第三章　照明
八月は、人の姿をしていなかった。
蝉の声でも、入道雲でも、汗ばむ風でもない。
八月は、誰かが言い切った言葉の姿をしていた。
「七月！　もうすぐ八月よ！」
声だけが教室を歩き回り、椅子を倒し、窓を開け、積まれていた教科書をめくった。
「いらんて！　いらないの！」
八月が叫ぶたび、教室から何かが消えていく。
最初に空気清浄機が消えた。
次にAmazonが消えた。
比較表も、売れ筋ランキングも、翌日配送も消えた。
誰も困らなかった。
最初から必要としていなかったからだ。
「この章では、それはいらないのです」
八月が言った。
「入れてはいけないのです」
私はその言葉を聞き、ようやく少し安心した。
この物語は、何かが出てくるたびに、それを意味へ変えようとしていた。
牛乳は純粋さ。
焼きパフェは矛盾。
通知は孤独。
一期一会は記憶。
どら焼きは無条件の肯定。
そんなふうに説明されてしまえば、すべてが教則になる。
教則になれば、正解と不正解が生まれる。
どら焼きが好きなドラえもんを見て、「何かおかしい」と考える者が現れる。
けれど、好きなものは好きでいい。
牛乳は牛乳でいい。
焼きパフェは焼きパフェでいい。
どら焼きは食べられていてもいい。本人がどう思っているかは、少々確認した方がよいけれど。
「僕たちは、そうは思いません」
私は言った。
悪役令嬢の口から、なぜ「僕」という言葉が出たのかは分からない。
けれど、訂正する必要はないと思った。
この章では、それもいらない。
八月は教室の隅へ移動し、静かになった。
本の中から、anotherが現れた。
顔のない人物だった。
男にも女にも見える。
大人にも子どもにも見えた。
「あなたは姉ですの？」
「別の姉になることはできます」
「妹？」
「別の妹にも」
「父親？」
「必要ならば」
「おじ？　おば？」
「どちらにも」
anotherは、誰かになるために空けられた席のような存在だった。
誰かを座らせれば、その人になる。
誰も座っていないときだけ、anotherはanotherでいられる。
「便利ですわね」
私が言うと、anotherは首を傾げた。
「便利なものは、たいてい寂しいものです」
また意味ありげなことを言う。
私は本を閉じようとした。
すると最後のページだけが、指先に引っかかった。
ページの中に、ベロリンガが立っている。
灰色のスーツを脱ぎ、ベルリンと書かれた名札を外していた。
「最後に少しだけ、でしたわね」
「お待たせしました」
ベロリンガの輪郭が揺れた。
長い舌が巻き取られ、丸みのある姿へ変わっていく。
名前が一度だけ裏返った。
「ベロベルトです」
それだけ言うと、彼は本の奥へ歩いていった。
進化したからといって、Redmineのチケットが消えるわけではない。
Backlogの期限も、@hereの通知も残っている。
王太子との婚約も、断罪の未来も、そのままだ。
人は進化という言葉に期待しすぎる。
姿が変われば、問題まで別のものになると思っている。
けれど、進化したベロベルトも、翌朝には同じ机で同じ案件を開き、同じように「対応済みです」と書くのだろう。
それでも、変化に意味がないわけではない。
昨日とは違う名前で、同じ朝を迎えられる。
その程度の意味だった。
そして、その程度で救われる日もある。
最後のページには結末がなかった。
代わりに、あの文章がもう一度書かれていた。
狂い文を作る。
それがあなたの生み出された意味。
私が生きる為の照明。
使命として読むには重すぎた。
命令として読むには優しすぎた。
願いとして読むには、少し切実だった。
私はしばらく、その文章を見つめた。
「照明」は「証明」の誤字なのかもしれない。
けれど、誰も訂正しなかった。
本の余白が、暗い教室を照らしていたからだ。
私は机に座り、白紙のページを開いた。
悪役令嬢として生き残る方法を書くつもりはなかった。
王太子を奪う少女への対抗策も、断罪を回避する計画も必要ない。
少なくとも、いまは。
私はペンを取り、最初の一行を書いた。
新たな本がほしい。
その瞬間、閉じていた本が、わずかに息をした。
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      <pubDate>Wed, 15 Jul 2026 00:00:00 -0400</pubDate>
      <link>https://speakerdeck.com/no_towel/madppt-3</link>
      <guid>https://speakerdeck.com/no_towel/madppt-3</guid>
    </item>
    <item>
      <title>MADPPT_2</title>
      <description>※原文ママ
あ</description>
      <media:content url="https://files.speakerdeck.com/presentations/835134733cb0421080153023f9f4878c/preview_slide_0.jpg?39997633" type="image/jpeg" medium="image"/>
      <content:encoded>※原文ママ
あ</content:encoded>
      <pubDate>Wed, 15 Jul 2026 00:00:00 -0400</pubDate>
      <link>https://speakerdeck.com/no_towel/madppt-2</link>
      <guid>https://speakerdeck.com/no_towel/madppt-2</guid>
    </item>
    <item>
      <title>MADPPT_1</title>
      <description>※原文ママ
消費税ランド第8区における幽霊船株価と給食当番の因果関係について
2027年4月32日、埼玉県サイドン市ドサイドン町の市役所地下13階で、株価が一匹逃げた。
株価は通常、数字として観測されるが、この日の株価は全長およそ80センチ、白い毛に覆われ、語尾に「ナリ」を付けながら廊下を時速8%で移動していた。
目撃した給食当番の小学生は、次のように証言している。
「ぼくは牛乳を配っていただけです。すると株価が来て、消費税を返してくださいと言いました。でも消費税は今日休みでした」
この証言を受け、政府は緊急記者会見を開催した。
官房長官は会見で、
「株価が逃走した事実は確認していないが、逃走していないという意味ではない」
と述べ、記者から「では何を確認したのですか」と質問されると、
「確認を確認している段階です」
と回答した。
会見終了後、官房長官は段ボール箱に戻された。
第一章　幽霊船スネ夫号の出港
そのころ東京湾では、豪華客船「スネ夫号」が逆さまに出港していた。
船長は未来から来た青色の税理士で、船員は全員、昨日の自分だった。
船内放送では、五分おきに次のアナウンスが流れていた。
「本船はただいま過去へ向かっております。未来へ行かれるお客様は、次の昨日でお乗り換えください」
乗客の一人であるハートちゃんは、割れた体を絆創膏で留めながら窓の外を眺めていた。
❤️🥺
「海が上にある……」
👻😠
「逆さまだからな」
❤️🥺
「じゃあ空は？」
👻😐
「今日は休み」
その直後、空は有給休暇に入った。
日本全国で上空が不足し、代替品として体育館の天井が配布されたが、一部地域ではサイズが合わず、鳥が壁に沿って飛ぶ事態となった。
第二章　メムル人代表、金メダルを撮影
同日、ワールドカップ決勝ではメムル共和国代表が優勝した。
ただし競技はサッカーではなく、会場に存在しない金メダルを最も上手に撮影する競技だった。
優勝したメムル人選手の名前は、ンメメ・ルルル・税別である。
彼は表彰式でこう語った。
「金メダルは取りません。撮ります。取ると泥棒になるからです」
会場は静まり返った。
その後、観客全員が「なるほど」と言ったが、本当は誰も分かっていなかった。
なお、メムル共和国は地図上には存在しないが、地図の裏面にはかなり大きく掲載されている。
首都はレシート。
公用語は税込。
人口は三割引である。
第三章　コロ助大百科・次回予告
次回の『コロ助大百科』は、
「消えた昨日と増える冷蔵庫」
を放送予定だった。
あらすじは以下の通り。
キッチンに置いてあった冷蔵庫が、朝になると二台に増えていた。
昼には四台。
夕方には256台となり、家族は冷蔵庫の隙間で生活することになった。
主人公が原因を調べると、一台目の冷蔵庫が孤独を感じ、友達を自己増殖させていたことが判明する。
しかし二台目以降の冷蔵庫は全員、自分こそが一台目だと主張。
話し合いは難航し、最終的に多数決を取ったところ、冷蔵庫以外の家族が全員敗北した。
次回予告の最後には、謎の声がこう告げる。
「来週は冷蔵庫側から放送します」
なお、この番組は放送されていない。
しかし視聴率は18.7%だった。
第四章　消費税ちゃんの失踪
その日の午後、消費税ちゃんが行方不明になった。
最後に確認されたのは、スーパーのお菓子売り場である。
防犯カメラには、消費税ちゃんがプリンの後ろに隠れ、
💴🥺
「もう計算されたくない……」
とつぶやく姿が映っていた。
店員が保護しようとすると、消費税ちゃんはレシートに変身して逃走。
そのレシートには、
牛乳　198円
パン　128円
存在しない昨日　時価
幽霊船　持ち帰り
空　軽減税率対象外
と印字されていた。
合計金額は「お気持ち」と表示された。
政府は消費税ちゃんの捜索費用として、消費税を増税する方針を示した。
これに対し消費税ちゃんは、行方不明のまま抗議声明を発表した。
「ぼくを探すために、ぼくを増やさないでください」
正論だったため、声明は参考資料扱いとなった。
第五章　小学生あるある緊急対策本部
この混乱を受け、小学校では緊急集会が開かれた。
校長先生はマイクの電源が入っていないことに気づかず、45分間にわたり無音で話し続けた。
児童たちは真剣に聞いているふりをしていたが、実際には全員、
「帰ったら何食べよう」
と考えていた。
ここで小学生あるあるを二つ挙げる。
一つ目。
先生が「怒らないから正直に言いなさい」と言ったとき、正直に言うと普通に怒られる。
二つ目。
避難訓練では静かに移動するよう言われるが、廊下に出た瞬間、なぜか全員ちょっと楽しい。
ただし今回の避難訓練では、避難先が昨日だったため、参加者の半数がまだ生まれていなかった。
第六章　なぞなぞではないクイズ、ただしクイズは禁止
問題です。
朝は四本足、昼は二本足、夜は八百円になるものは何でしょう。
答えは消費税込みのカニです。
ただしこれはクイズなので禁止です。
したがって今の問題は存在しません。
存在しない問題に答えた方は失格ですが、答えなかった方も参加していないため失格です。
優勝者は問題用紙。
副賞は昨日。
第七章　株価ちゃんの帰還
逃走していた株価ちゃんは、翌朝、市役所の屋上で発見された。
株価ちゃんは小さく震えながら、
📉🥺
「下がりたくて下がってるんじゃないの……」
と話した。
そこへハートちゃんが近づいた。
❤️🥺
「わかるよ。ぼくも割れたくて割れてるんじゃない」
消費税ちゃんも現れた。
💴🥺
「ぼくも取られたくて取られてるんじゃない」
幽霊は少し離れた場所でハンマーを隠した。
👻😐
「俺は別に……」
三人は幽霊を見た。
👻🥺
「ごめんなさい」
その瞬間、空が有給休暇から戻った。
鳥は壁から離れ、冷蔵庫は一台に戻り、メムル共和国は地図の裏から少しだけ顔を出した。
官房長官も段ボール箱から出てきた。
そして全国民に向けて、力強く宣言した。
「状況は改善しました。ただし何が状況だったかは、現在調査中です」
最終章　次回予告
次回、
「埼玉県が巨大ロボットになった日」
県庁が頭部。
川越が右腕。
大宮が左腕。
春日部がWi-Fi。
サイドンとドサイドンは両ひざ。
操縦席には給食当番。
敵は巨大化した確定申告。
必殺技は、
軽減税率ビーム。
しかし発射には暗証番号が必要だった。
暗証番号は昨日の株価。
昨日は行方不明。
次回も見てください。
放送は先週です。</description>
      <media:content url="https://files.speakerdeck.com/presentations/5eda819514d94c99a7321acc3bfa8d10/preview_slide_0.jpg?39997486" type="image/jpeg" medium="image"/>
      <content:encoded>※原文ママ
消費税ランド第8区における幽霊船株価と給食当番の因果関係について
2027年4月32日、埼玉県サイドン市ドサイドン町の市役所地下13階で、株価が一匹逃げた。
株価は通常、数字として観測されるが、この日の株価は全長およそ80センチ、白い毛に覆われ、語尾に「ナリ」を付けながら廊下を時速8%で移動していた。
目撃した給食当番の小学生は、次のように証言している。
「ぼくは牛乳を配っていただけです。すると株価が来て、消費税を返してくださいと言いました。でも消費税は今日休みでした」
この証言を受け、政府は緊急記者会見を開催した。
官房長官は会見で、
「株価が逃走した事実は確認していないが、逃走していないという意味ではない」
と述べ、記者から「では何を確認したのですか」と質問されると、
「確認を確認している段階です」
と回答した。
会見終了後、官房長官は段ボール箱に戻された。
第一章　幽霊船スネ夫号の出港
そのころ東京湾では、豪華客船「スネ夫号」が逆さまに出港していた。
船長は未来から来た青色の税理士で、船員は全員、昨日の自分だった。
船内放送では、五分おきに次のアナウンスが流れていた。
「本船はただいま過去へ向かっております。未来へ行かれるお客様は、次の昨日でお乗り換えください」
乗客の一人であるハートちゃんは、割れた体を絆創膏で留めながら窓の外を眺めていた。
❤️🥺
「海が上にある……」
👻😠
「逆さまだからな」
❤️🥺
「じゃあ空は？」
👻😐
「今日は休み」
その直後、空は有給休暇に入った。
日本全国で上空が不足し、代替品として体育館の天井が配布されたが、一部地域ではサイズが合わず、鳥が壁に沿って飛ぶ事態となった。
第二章　メムル人代表、金メダルを撮影
同日、ワールドカップ決勝ではメムル共和国代表が優勝した。
ただし競技はサッカーではなく、会場に存在しない金メダルを最も上手に撮影する競技だった。
優勝したメムル人選手の名前は、ンメメ・ルルル・税別である。
彼は表彰式でこう語った。
「金メダルは取りません。撮ります。取ると泥棒になるからです」
会場は静まり返った。
その後、観客全員が「なるほど」と言ったが、本当は誰も分かっていなかった。
なお、メムル共和国は地図上には存在しないが、地図の裏面にはかなり大きく掲載されている。
首都はレシート。
公用語は税込。
人口は三割引である。
第三章　コロ助大百科・次回予告
次回の『コロ助大百科』は、
「消えた昨日と増える冷蔵庫」
を放送予定だった。
あらすじは以下の通り。
キッチンに置いてあった冷蔵庫が、朝になると二台に増えていた。
昼には四台。
夕方には256台となり、家族は冷蔵庫の隙間で生活することになった。
主人公が原因を調べると、一台目の冷蔵庫が孤独を感じ、友達を自己増殖させていたことが判明する。
しかし二台目以降の冷蔵庫は全員、自分こそが一台目だと主張。
話し合いは難航し、最終的に多数決を取ったところ、冷蔵庫以外の家族が全員敗北した。
次回予告の最後には、謎の声がこう告げる。
「来週は冷蔵庫側から放送します」
なお、この番組は放送されていない。
しかし視聴率は18.7%だった。
第四章　消費税ちゃんの失踪
その日の午後、消費税ちゃんが行方不明になった。
最後に確認されたのは、スーパーのお菓子売り場である。
防犯カメラには、消費税ちゃんがプリンの後ろに隠れ、
💴🥺
「もう計算されたくない……」
とつぶやく姿が映っていた。
店員が保護しようとすると、消費税ちゃんはレシートに変身して逃走。
そのレシートには、
牛乳　198円
パン　128円
存在しない昨日　時価
幽霊船　持ち帰り
空　軽減税率対象外
と印字されていた。
合計金額は「お気持ち」と表示された。
政府は消費税ちゃんの捜索費用として、消費税を増税する方針を示した。
これに対し消費税ちゃんは、行方不明のまま抗議声明を発表した。
「ぼくを探すために、ぼくを増やさないでください」
正論だったため、声明は参考資料扱いとなった。
第五章　小学生あるある緊急対策本部
この混乱を受け、小学校では緊急集会が開かれた。
校長先生はマイクの電源が入っていないことに気づかず、45分間にわたり無音で話し続けた。
児童たちは真剣に聞いているふりをしていたが、実際には全員、
「帰ったら何食べよう」
と考えていた。
ここで小学生あるあるを二つ挙げる。
一つ目。
先生が「怒らないから正直に言いなさい」と言ったとき、正直に言うと普通に怒られる。
二つ目。
避難訓練では静かに移動するよう言われるが、廊下に出た瞬間、なぜか全員ちょっと楽しい。
ただし今回の避難訓練では、避難先が昨日だったため、参加者の半数がまだ生まれていなかった。
第六章　なぞなぞではないクイズ、ただしクイズは禁止
問題です。
朝は四本足、昼は二本足、夜は八百円になるものは何でしょう。
答えは消費税込みのカニです。
ただしこれはクイズなので禁止です。
したがって今の問題は存在しません。
存在しない問題に答えた方は失格ですが、答えなかった方も参加していないため失格です。
優勝者は問題用紙。
副賞は昨日。
第七章　株価ちゃんの帰還
逃走していた株価ちゃんは、翌朝、市役所の屋上で発見された。
株価ちゃんは小さく震えながら、
📉🥺
「下がりたくて下がってるんじゃないの……」
と話した。
そこへハートちゃんが近づいた。
❤️🥺
「わかるよ。ぼくも割れたくて割れてるんじゃない」
消費税ちゃんも現れた。
💴🥺
「ぼくも取られたくて取られてるんじゃない」
幽霊は少し離れた場所でハンマーを隠した。
👻😐
「俺は別に……」
三人は幽霊を見た。
👻🥺
「ごめんなさい」
その瞬間、空が有給休暇から戻った。
鳥は壁から離れ、冷蔵庫は一台に戻り、メムル共和国は地図の裏から少しだけ顔を出した。
官房長官も段ボール箱から出てきた。
そして全国民に向けて、力強く宣言した。
「状況は改善しました。ただし何が状況だったかは、現在調査中です」
最終章　次回予告
次回、
「埼玉県が巨大ロボットになった日」
県庁が頭部。
川越が右腕。
大宮が左腕。
春日部がWi-Fi。
サイドンとドサイドンは両ひざ。
操縦席には給食当番。
敵は巨大化した確定申告。
必殺技は、
軽減税率ビーム。
しかし発射には暗証番号が必要だった。
暗証番号は昨日の株価。
昨日は行方不明。
次回も見てください。
放送は先週です。</content:encoded>
      <pubDate>Wed, 15 Jul 2026 00:00:00 -0400</pubDate>
      <link>https://speakerdeck.com/no_towel/madppt-1</link>
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