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分散鍵生成(DKG)
【第2ラウンド】
1. 自分が作成した多項式 f(x) = a
t-1
xt-1 + a
t-2
xt-2 + … + a
0
を使って、
n人の各参加者のシェア(ID, f(ID))を計算し、各参加者に送信する。
2. シェアを受信した参加者は、シェア
(ID, f(ID))が正しいか検証する。
※ 多項式の各係数は不明だが、共有されたコミットメント(
C
i
= a
i
G)を使って検証可能
f(ID) = C
t-1
・IDt-1+ C
t-2
・IDt-2 + … C
0
・ID0
3. 全参加者からシェアを受信したら、集約鍵のシェアを計算
s
ID
= f
1
(ID) + f
2
(ID) + … f
n
(ID)
4. 3から自分の公開シェアP
ID
= s
ID
Gを計算
他の参加者の公開シェアについても、全参加者のコミットメントとIDが分かるので計算可能
5. 各参加者のC
ID, 0
= a
ID,0
Gを合算して、集約公開鍵P = a
1,0
G + a
2,0
G + … a
n,0
Gを導出
集約公開鍵Pに対応する秘密鍵は、各参加者の係数
a
0
の合算値
各参加者は集約秘密鍵のシェアを持っている状態