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1 2024.07.13 Tokyo.R #114 データハンドリング

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2 応募者の選考データ 雑然データ.csv 整然データ.csv

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3 整然データは扱いやすい(1)

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4 整然データは扱いやすい(2)

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5 整然データは扱いやすい(3)

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6 整然データは扱いやすい(4)

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7 整然データは扱いやすい(5) いいところ:選考段階が三次、四次と増えてもコード変更なしで通過率を求めることができる

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8 雑然データは扱いにくい(1)

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9 雑然データは扱いにくい(2)

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10 雑然データは扱いにくい(3) つらいところ:選考段階が増えるごとにコード変更が必要

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11 雑然データを整然データに変換 整然データ.csv 雑然データ.csv pivot_longer

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12 変換できたら後は同じ

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13 整然データの定義(1) 1.個々の変数が1つの列をなす。 2.個々の観測が1つの行をなす。 3.個々の観測の構成単位の類型が1つの表をなす。 4.個々の値が1つのセルをなす。

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14 整然データの定義(2) 1.個々の変数が1つの列をなす。 2.個々の観測が1つの行をなす。 3.個々の観測の構成単位の類型が1つの表をなす。 4.個々の値が1つのセルをなす。 定義を満たしていない 変数が1つの列をなしていない

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15 整然データの定義(3) 1.個々の変数が1つの列をなす。 2.個々の観測が1つの行をなす。 3.個々の観測の構成単位の類型が1つの表をなす。 4.個々の値が1つのセルをなす。 定義を満たしていない 応募者NO.1、選考段階「一次」の観測で1行 応募者NO.1、選考段階「二次」の観測で1行 となってほしい

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16 整然データの定義(4) 1.個々の変数が1つの列をなす。 2.個々の観測が1つの行をなす。 3.個々の観測の構成単位の類型が1つの表をなす。 4.個々の値が1つのセルをなす。 定義を満たしている

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17 整然データの定義(5) 1.個々の変数が1つの列をなす。 2.個々の観測が1つの行をなす。 3.個々の観測の構成単位の類型が1つの表をなす。 4.個々の値が1つのセルをなす。 分ける ・一つの事実は一つの場所へ ・矛盾した登録を防げる

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18 整然データの定義(6) 1.個々の変数が1つの列をなす。 2.個々の観測が1つの行をなす。 3.個々の観測の構成単位の類型が1つの表をなす。 4.個々の値が1つのセルをなす。 1月応募.csv 2月応募.csv 3月応募.csv つなげる

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19 整然データの定義(7) 1.個々の変数が1つの列をなす。 2.個々の観測が1つの行をなす。 3.個々の観測の構成単位の類型が1つの表をなす。 4.個々の値が1つのセルをなす。 定義を満たしていない 1つのセルに複数の値が入っている

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20 整然データの定義(8) 1.個々の変数が1つの列をなす。 2.個々の観測が1つの行をなす。 3.個々の観測の構成単位の類型が1つの表をなす。 4.個々の値が1つのセルをなす。 分ける

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雑然データに気を付けて データハンドリングが難しいなあ と感じたら、それは 雑然データかもしれません。 雑然データのままがんばるのではなく 整然データに変換できないか 検討してみましょう。