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1 QAエンジニアがAcceptance Criteriaを書いて みんなで読んだら、 いい感じに開発ができているよ(公開用) Scrum Fest Fukuoka 2023 @____rina____

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2 Souzoh 
 QAエンジニア、スクラムマスター
 福岡うまれ福岡そだち
 @____rina____


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3 今日のおはなし 1 Acceptance Criteriaを読みあわせること 2 Acceptance Criteriaを充実させること 3 QAがAcceptance Criteriaを書いてみたこと

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4 Acceptance Criteria(AC)を読 みあわせて共通認識が改善した 共通認識を持つのはむずかしい?

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5 前回(ブログ)からのアップデート スクラムチームが発足 QAはひとり QAとSM https://engineering.mercari.com/blog/entry/20220912-cf3da857e5/

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6 わたしたちについて わたしたちのスクラムチーム

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7 わたしたちのチームについて PO/PM  デザイナー エンジニア QA/SM EM

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8 Acceptance Criteriaについて

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9 Acceptance Criteria(AC)ってなに? https://www.bing.com/ 

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10 今日のおはなし 1 Acceptance Criteriaを読むこと 2 Acceptance Criteriaを充実させること 3 QAがAcceptance Criteriaを書いてみたこと

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11 テストするなら https://www.bing.com/  ユーザー名? ユーザーIDじゃなくて? ID?メールアドレス? パスワードの桁数は? 使用可能な記号は? エラーメッセージの文言は? ログイン処理のトリガーは入力? ユーザーは迷わない?

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12 なんでQAがACを書いてみたの? ● プロジェクトごとにテスト設計をしていた 
 ● テスト設計するのも実行するのも私 
 ● 他の人が見る機会がでてこなかった 
 ○ テスト実施に入ってからフィードバックすることがあった 
 テスト設計しても私しか見ない問題

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13 なんでQAがACを書いてみたの? ● QAが何しているかわからない 
 ● どの辺でQAに渡せばいいかわからない 
 
 
 
 
 QAって何をテストしているの?

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14 なんでQAがACを書いてみたの? ● POはP(d)M兼任
 ● 要件定義するときにACはある 
 ● プロジェクトとか複数抱えている 
 ● 各関係者とも色々やることある 
 ● 詳しく書いてもらうには負担すぎる 
 PO忙しい問題(と、わたしが勝手に思っている)

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15 そうだ ACとして書いてしまおう

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16 ACの書き方 ACを書くまでにどんな作業成果物があるのか

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17 P(d)Mが作成 プロジェクト 単位に作成 デザイナーが 作成 チームがつくっている作業成果物 エンジニアが作成 プロジェクト 単位に作成 Spec UI Design Doc

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18 1. Specを作成 2. デザインを作成 3. ユーザーストーリーマッピング 4. ユーザーストーリーからプロダクトバックログアイテムを書き出す 全体の流れ

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19 1. Specを作成(PO) 2. デザインを作成(デザイ ナー) 3. ユーザーストーリーマッピン グ(みんな) 4. プロダクトバックログアイテ ムを出す(PO/みんな) ACをつくる前の流れ PO デザイナー みんな エンジニア QA PO

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20 ACの書き方 rinaの場合

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21 ACのつくりかた 1 ユーザーストーリーマッピングを見る 2 Spec、デザイン、Desgin Docを集める 3 ACを書く 4 プロダクトバックログアイテムの順番を見直す

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22 ● Spec ● デザイン ● ユーザーストーリーマッピン グ ● Design Doc ACを書くためにつかうもの PO デザイナー みんな エンジニア QA PO

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23 2. Spec、デザイン、Desgin Docを集める

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24 チケットを並び替える 4. プロダクトバックログアイテムの順番を見直す ユーザーストーリー 2 バックエンドタスク2 フロントエンドタスク1 ユーザーストーリー 1 フロントエンドタスク2 リリース ユーザーストーリー 2 バックエンドタスク2 フロントエンドタスク2 リリース フロントエンドタスク1 ユーザーストーリー 1

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25 ACのよみあわせ ここがよかった

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26 ■ ACよみあわせてよかったこと Epic(やそれにちかい大きな単位)でまとめてQAがくることが ほぼなくなった ■ 待ち状態が減った ■ 受け入れ条件が明確になるのがよい(エンジニア) ■ 要求にブレがないか、整合性がとれているかを確認できる時間 になっている(PO)

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27 ACよみあわせてよかったこと ACなしじゃ開発できない(しめしめ)

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28 ACを読み合わせて、共通認識を持って開発しよう まとめ ACを充実させて、あんしんして開発しよう 02 01