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01 そ も そ も コ ー ア ク テ ィ ブ コ ー チ ン グ と は ?
権威的な情報についての補足
コーアクティブ・コーチングは、1992年にローラ・ウィットワースやヘンリー・キムジーハウスらによって確立されたモデルで、
世界中のコーチング業界で高い権威を誇っています。以下、その権威性を示す主なポイントをまとめます。
1. 国際的な認定と普及実績
CTI(Co-Active Training Institute)によるモデル。 コーアクティブ・コーチングは、CTIが発信する独自のコーチング理論に基づいています。CTIは、国際コーチング連盟(ICF)から
認定を受けた初のカリキュラムのひとつであり、その認定資格(たとえばCPCC®:Certified Professional Co-Active Coach)は、世界中で約10,000人以上のコーチが保持して活動して
いると言われています。
権威ある資格制度。 ICF認定資格の中でも、CTI独自の資格は実践的なスキルの高さを証明するものとして認識されており、多くの企業やプロフェッショナルから支持を得ています。こ
れにより、コーアクティブ・コーチングが「ただの手法」ではなく、実績と信頼に裏打ちされた国際標準の一つとして位置付けられていることがわかります。
2. 学術的・理論的な裏付け
マネジメント論との関連性。学術文献では、バーナード経営学の枠組みを通じてコーアクティブ・コーチングの本質が分析され、組織内におけるコミュニケーションや協働の促進とい
った観点から、その効果や有効性が論じられています。たとえば、琉球大学の研究資料では、組織均衡論やマネジメントの実践的な側面とコーアクティブ・コーチングとの共通性が示
され、個人の潜在能力を引き出す点での理論的根拠が論じられているのが確認できます。
3. 実践的なアプローチと効果
対話を通じた自己発見と変革。 コーアクティブ・コーチングは、クライアント自身が内在する答えや可能性に気づき、自己実現へと導く対話法を採用しています。このプロセスは、単
に指示や助言を行うティーチングとは異なり、クライアントの自律性を尊重しながら潜在能力を引き出す点で、多くのプロフェッショナルから高い評価を受けています。
組織や個人の成長支援への応用。 組織内でのリーダーシップ開発やチームビルディング、さらには個人のキャリアアップ支援など、幅広い分野で実績があるため、コーアクティブ・コ
ーチングは実務に直結する効果が期待され、権威性が確固たるものとなっています。
まとめ
コーアクティブ・コーチングは、CTIによる国際的認定と広範な普及実績、さらに学術的な理論的裏付けによって、その権威が裏付けられています。これらの要素が合わさることで、同手
法は世界中のコーチや企業、個人の成長支援において信頼される権威あるコーチングモデルとして確立されています。
参考文献:
- 「コーチングの『流派』|近岡一磨」
- 「コーチング資格の種類・費用・選び方を徹底解説|ICF認定資格の…」
- 「バーナード経営学から見たコーアクティブ・コーチング」