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2. 守破離の「守」が何であるか伝える
守破離(しゅはり)は、日本の茶道や武道などの芸道・芸術における師弟関係のあり方の一
つであり、それらの修業における過程を示したもの。
(中略)
修業に際して、まずは師匠から教わった型を徹底的に「守る」ところから修業が始まる。師匠
の教えに従って修業・鍛錬を積みその型を身につけた者は、師匠の型はもちろん他流派の
型なども含めそれらと自分とを照らし合わせて研究することにより、自分に合ったより良いと
思われる型を模索し試すことで既存の型を「破る」ことができるようになる。さらに鍛錬・修業
を重ね、かつて教わった師匠の型と自分自身で見出した型の双方に精通しその上に立脚し
た個人は、自分自身とその技についてよく理解しているため既存の型に囚われることなく、
言わば型から「離れ」て自在となることができる。このようにして新たな流派が生まれるので
ある。
引用:守破離 - Wikipedia