Slide 1

Slide 1 text

iret tech labo #17 クラウドインテグレーション事業部 インフラエンジニア 森柾也 2022/03/23 アイレット株式会社 IT 未経験から AWS 認定資格11冠を取得するまでの9ヶ月間

Slide 2

Slide 2 text

自己紹介 2 名前 : 森 柾也 ( Masaya Mori ) 会社 : アイレット株式会社 所属 : クラウドインテグレーション事業部 入社 : 2021年4月 新卒入社 出身 : 愛知県 大学 : 明治大学農学部 AWS歴 : 入社前にクラウドプラクティショナー取得

Slide 3

Slide 3 text

バックグラウンド 3 入社前のITスキル ● ほとんど未経験 ○ 大学時代、PerlやPythonを使ってちょっとだけ遺伝子情報の処理を行っていた ■ ただし効率の良いアルゴリズムとかはわからない ○ 研究室のPCがLinuxだったため、Linuxコマンドは少しだけ使える ■ ただし賢いワンライナーとかは書けない ○ 可用性や冗長構成という言葉はAWSの勉強をしていて初めて聞いた ○ OSI参照モデルやTCP/IPプロトコル群とかは入社後の研修で初めて知った

Slide 4

Slide 4 text

なぜAWS認定資格を取ろうと思ったのか 4 理由 ● 未経験の私が会社で必要なIT知識を身に付けるのに資格勉強が最も効率的だったから ● 新卒1年目の私が会社に大きく貢献できることが資格取得だったから ● 私の考える理想のエンジニア像に資格が不可欠だったから

Slide 5

Slide 5 text

なぜAWS認定資格を取ろうと思ったのか 5 理由 ● 未経験の私が会社で必要なIT知識を身に付けるのに資格勉強が最も効率的だったから ○ 基礎的なIT知識を修得してからAWSの修得は時間がかかる ○ AWSの学習を通して必要なIT知識を埋めていくことが最短 ● 新卒1年目の私が会社に大きく貢献できることが資格取得だったから ● 私の考える理想のエンジニア像に資格が不可欠だったから

Slide 6

Slide 6 text

なぜAWS認定資格を取ろうと思ったのか 6 理由 ● 未経験の私が会社で必要なIT知識を身に付けるのに資格勉強が最も効率的だったから ○ 基礎的なIT知識を修得してからAWSの修得は時間がかかる ○ AWSの学習を通して必要なIT知識を埋めていくことが最短 ● 新卒1年目の私が会社に大きく貢献できることが資格取得だったから ○ 1年目はなかなか売り上げに貢献できない ○ 会社が掲げるAWS資格保有数2000達成の目標に貢献することで会社のブランドに貢献 ● 私の考える理想のエンジニア像に資格が不可欠だったから

Slide 7

Slide 7 text

なぜAWS認定資格を取ろうと思ったのか 7 理由 ● 未経験の私が会社で必要なIT知識を身に付けるのに資格勉強が最も効率的だったから ○ 基礎的なIT知識を修得してからAWSの修得は時間がかかる ○ AWSの学習を通して必要なIT知識を埋めていくことが最短 ● 新卒1年目の私が会社に大きく貢献できることが資格取得だったから ○ 1年目はなかなか売り上げに貢献できない ○ 会社が掲げるAWS資格保有数2000達成の目標に貢献することで会社のブランドに貢献 ● 私の考える理想のエンジニア像に資格の知識が不可欠だったから ○ 自らの技術/知見を周囲に共有し、チームをエンハンスできるエンジニアが理想 ○ 資格勉強を通して体系的な知識を学ぶことができる さらに、インプット/アウトプットの繰り返しは他者へわかりやすく教える力に繋がる

Slide 8

Slide 8 text

全冠取得までのロードマップ 8

Slide 9

Slide 9 text

全冠取得までのロードマップ 9 入社後に必ず触れるであろう AWSの概要を理解するために 取得。 業務後に勉強する習慣 を早めに身に付けるた めに取得。 1年目でアソシエイト3冠 を目標にする。 研修が忙しくなり、仕事と 資格勉強の両立の難し さを実感。 再度、業務と資格勉強の両立 を決意。 上司へ成長意欲をアピールす るためにも取得。 アソシエイト3冠の目標まで ラストのため取得。 目標達成 + 引越しなどプラ イベートが忙しくなりモチ ベーション低下。 同期の堂原さんがAWS全 冠を達成し、刺激を受けて 1年目AWS全冠を目標に する。 業務量が徐々に増えてき たが、業務と資格勉強の 両立ができていることを実 感。 これまで得た知識がプロ フェッショナル資格の勉強 で関連付けられ、勉強が 加速するのを実感。

Slide 10

Slide 10 text

モチベーション維持の方法 10 最も重要なことは想像力 1. 資格取得のメリットを想像する 2. いくつものメリットが認識できれば、そのメリットを享受しないのは損であるという認識に変わる 3. 小さな損の積み重ねにより、自分が心から欲しいと思うチャンスを逃す可能性を想像する 4. 2度とないチャンスを逃し、最悪なケースに陥った未来を回避しようと決意する 5. モチベーションが下がるたびに1-4を繰り返し、想像をより実感する 資格による社外的価値の向上 資格による社内的価値の向上 自己ブランドの向上 全冠により成長角度を周囲へ証明 例)メリットを認識 技術力の向上 自己ブランドの向上 理想のエンジニアへの到達 会社への貢献度の向上 会社への貢献度の向上 対応可能な案件数増加による売り上げ増加 全社目標である資格保有数2000個に貢献 周囲のエンジニアの技術力を向上 AWSに関する質問に回答できる 理想のエンジニアへの到達 発信力の向上 求心力の向上 未経験のデメリットである基礎的なIT知識を埋 められる 資格更新により情報を常にアップデート 社内に知見が少ないサービスに対応可能 技術力の向上

Slide 11

Slide 11 text

IT未経験が資格を取得するメリット 11 自分/周囲、社外/社内でメリットがある 自分 周囲 社 内 ● 資格の合格に必要な基礎的なITスキル+AWSの知識を学べる ● 実際の業務で使える or 使う機会に活躍できる ● 未経験だが成長角度は大きいことを周囲に示せる ● 周囲へAWSについて教えることができる 社 外 ● 社外でも評価されるスキルを示せる ● 転職時などに資格取得にかかった期間から成長角度を示せる ● 技術ブログを書く際の発信力の向上 ● 社外登壇の際に資格数が肩書きになる

Slide 12

Slide 12 text

資格不要論への反論 12 よくある資格不要論 ● 「資格だけ取れても実務ができなければ意味がない」 ● 「自分の業務範囲的に取る必要がない」 ● 「忙しいから取れない」

Slide 13

Slide 13 text

資格不要論への反論 13 よくある資格不要論 ● 「資格だけ取れても実務ができなければ意味がない」 ○ → 実務経験も豊富で資格も持っている方がより良い人材だと思いませんか。 ● 「自分の業務範囲的に取る必要がない」 ○ → いつか必要になった時に困りませんか。予習をしておけば少しだけ楽になりませんか。 ● 「忙しいから取れない」 ○ → 新しいことを学べばどこか一部は効率化できないですか。

Slide 14

Slide 14 text

資格不要論への反論 14 実務経験 + 資格 = 理想のエンジニア 実務経験を積むにはどうしても年数が必要になります。 ただし、資格取得は個人の努力次第です。 資格保有数 実務経験 理想のエンジニア X軸 : 資格保有数 Y軸 : 実務経験 未経験

Slide 15

Slide 15 text

資格不要論への反論 15 実務経験 + 資格 = 理想のエンジニア そのため、未経験が第1象限へ向かうにはまず資格を取得することが最短です。 そして、実務経験が増えるにつれて「資格勉強での学び ⇆ 業務での学び」のサイクルが速くなります。 資格保有数 実務経験 理想のエンジニア X軸 : 資格保有数 Y軸 : 実務経験 未経験

Slide 16

Slide 16 text

まとめ 16 これからAWS全冠を目指す方へ ● 数ヶ月はかかるため、モチベーションに波が生じる可能性があります。 ● 全冠によるメリットを認識し、自分の中で資格取得の理由を固めてください。 モチベーションが下がった時にきっと役に立つはずです。 ● 周囲から資格不要論が飛んできた際は無視して理想の自分に向けて進んでください。