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モンテカルロ法とは
仮定した確率分布に基づき、乱数を生成し、求めた値を計算し評価する手法
計算例1:飲食店の売上を予測する
■ シチュエーション
来客グループでのチャージ代:500円
客単価(経験的に):3,000円
来客数:a人
とすると、売上は 500 + 3,000 × a (円) となる。
来客数が以下のような正規分布に基づくとすると、、、
100
来客数
115
85
90人とすると、270,500円
100人とすると、300,500円
115人とすると、345,500円
・
・
・
求めた売上で分布を描けば、予測売上の確率の分
布(=幅)が得られる
計算例2:円周率を求める
ランダムにプロットされた各図形内の個数から、円
周率が近似できる
①以下の正方形と扇形の面積と円周率の関係は、
扇形の面積
正方形の面積
=
π
4
②以下のような座標として考えたとき、
扇形内の点の数
正方形内の点の数
=扇形内に点が入る確率 =
扇形の面積
正方形の面積
x: 0〜1の一様分布
y: 0〜1の一様分布 に基づいて
点を打つと、
1
1
①、②より π = 4 ×
扇形内の点の数
正方形内の点の数
1
1
0 x
y