Slide 1

Slide 1 text

日本企業のための OKRの教科書 OKR導入時のよくある課題と解決への運用方法

Slide 2

Slide 2 text

目次 執筆者紹介 OKRとは? OKRの基` i 正しい目標設定のやりG i OKRイベントの設g i OKRを導入するフロー よくある問題と解決策 導入事 i SanSa i ユーザベース OKR運用に専用ツールを使うメリット さいごに 01 02 04 06 07 05 03

Slide 3

Slide 3 text

執筆者紹介 Resily株式会社 取締役COO 西川 哲郎 東京大学工学系研究科卒業後、三井物産株式会社へ入社。 海外子会社管理・金融事業に従事した後、外資系商社に転職。 その後、Resily株式会社に取締役として参画。 顧客対応責任者として創業初期より数多くのOKR導入実績あ り。大企業からスタートアップの人事・マネジメント層向け に幅広く経験。最近はセミナーでのOKR普及に活動の幅を広 げている。 Resilyでの業務

Slide 4

Slide 4 text

本資料の目的 OKR導入を推進したい方orしている方 ターゲット 運用する上での大事な考え方 OKRの基本ルールと応用方法 学んで欲しいこと 何から始めればいいかわからない 自社にOKRが合っているのか知りたい 課題に対する施策を知りたい 解決される課題 OKRのわからないことを減らす ゴール

Slide 5

Slide 5 text

OKRとは? -OKRのメリット -従来の目標管理との違い

Slide 6

Slide 6 text

OKRとは? OKRは目標設定・管理の フレームワークです Objectives and Key Results(目標と主要な結果)の略称 米・インテル社で誕生し、GoogleやFacebookなど、 シリコンバレーの有名企業が取り入れて話題になりました。

Slide 7

Slide 7 text

OKRが採用される理由・メリット 全員が重要な課題に取り組むようになり 効率的に成長できるから なぜOKRが採用されるのか? 集中 連携 4つのメリット 追跡 挑戦 達成すべき重要な目標にだけ リソースを使います 目標のつながりを明らかにして 組織を透明にします 進捗を頻度高く振り返り 素早く次の施策を打ちます 挑戦的な目標設定を推奨し 創造性を高めます

Slide 8

Slide 8 text

従来の目標管理とOKRの違い MBO OKR ①主な目的 人事評価・報酬査定 生産性向上・目標達成 ②報酬との連動 する (結果と直接は)しない ③目標の立て方 上司と部下で属人的に設定 組織の戦略から全社最適な設定 ④目標の共有 上司と部下に限定 全体公開 ⑤振り返り頻度 半期・年間に1回 リアルタイム

Slide 9

Slide 9 text

OKRはワクワクする目標設定を可能にする 評価と切り離して ワクワクする目標設定を可能に MBO OKR ①主な目的 人事評価・報酬査定 生産性向上・目標達成 ②報酬との連動 する (結果と直接は)しない j 評価を下げないための保守的な目標設定がなくなd j 高い目標に粘り強く取り組み続ける組織に

Slide 10

Slide 10 text

OKRは組織への貢献が見える化される 自分の目標が組織に どう貢献しているかがわかる MBO OKR d 業務の意義が理解でき、エンゲージメントが高まr d チームを超えた協調がうまれr d 組織が見える化され、ボトムアップな意見が出やすくなる ③目標の立て方 上司と部下で属人的に設定 組織の戦略から全社最適な設定 ④目標の共有 上司と部下に限定 全体公開

Slide 11

Slide 11 text

OKRは頻繁な振り返りで今何をすべきかがわかる 高い頻度で進捗を振り返り やるべきことに集中する MBO OKR ‘ 環境変化による方針転換をスピード感持って行え ‘ 常に業務の優先順位をつけ、集中して仕事ができ ‘ 施策の成果振り返りで学習が進む ⑤振り返り頻度 半期・年間に1回 リアルタイム

Slide 12

Slide 12 text

OKRを導入するメリットまとめ OKRを導入するとこんな組織になります 高い目標に 意欲的に取り組む 経営視点を持った ボトムアップな意見が出る 目標達成のための 業務だけに集中

Slide 13

Slide 13 text

OKRの基本 -Objective、Key Resultとは? -目標の立て方

Slide 14

Slide 14 text

OKRの基本 OKRは Objectives and Key Results (目標と主要な結果)の略称です。 Objectives Key Result Key Result Key Result

Slide 15

Slide 15 text

Objectiveは「定性目標」 (例:日本一わかりやすいOKR学習資料を作る) Objectiveとは ・仕事の目的を表す定性目標 ・ワクワクするようなチャレンジングなもの ・シンプルで覚えやすいもの ・定量的な指標を入れない

Slide 16

Slide 16 text

Key Resultは「定量目標」 Objectiveを達成したことを客観的に証明する 数値目標を立てます (例1:資料のダウンロード数100件) (例2:ダウンロード後の問い合わせ数10件) Key Resultとは ・数値で測れるものであること ・数は2〜5個用意する

Slide 17

Slide 17 text

チャレンジングで野心的な目標を立て イノベーションを促します 60~70%の達成で成功と言える 「ムーンショット目標」にする OKRにおける目標の立て方

Slide 18

Slide 18 text

ムーンショットとルーフショット ムーンショット ルーフショット 非常にチャレンジングな目標 難しいが達成可能な目標 60~70%で達成成功とみなされ、 完璧にできなくてもよいとされます。 100%の達成こそが成功であり、 100%未満は失敗とされます。

Slide 19

Slide 19 text

ムーンショット目標で得られるメリット 連帯感と成長 革新的な計画 モチベーション 目標の実現に向けて、メン バー全員で全力を尽くす過程 で、メンバー全員も成長で き、連帯感が生まれます。 一見無謀な挑戦を思いつく 自由な発想と、失敗を恐れない 前向きさが生まれます。 高い目標は業務への関心を高 め、魅力を発見する動機付け になり、意欲や積極性が生ま れます。 なぜムーンショットが良いのか?

Slide 20

Slide 20 text

目標の立て方の比較 OKRは、目標管理の目的を「モチベーションを上げることや 課題発見、革新的な発想創出を促すこと」としています。 従来の目標設定 OKR ①目標の立て方 ③業務意義の伝達 利益目標から逆算 目標数値のみで、意義が含まれない ビジョン・ミッションから逆算 意義を定性目標で伝える ②目標の水準 ④達成への業務期待 ノルマ的な100%達成のもの 今の業務の改善や効率化 60%達成でも良いとされる高さ 革新的な発想での達成

Slide 21

Slide 21 text

OKRの運用方法 -成功させるためのコツ -具体的な運用方法 -OKRイベント -導入フロー

Slide 22

Slide 22 text

OKRのありがちな失敗 導入目的やルールを共有せずに 運用を開始すると失敗します × × × 設定方法だけ伝えて現場に丸投げ 運用後の振り返りや改善を行わない 経営陣が浸透のための取り組みを行わない

Slide 23

Slide 23 text

OKRを成功させるためのコツ 導入目的とルールを策定し 粘り強く浸透を促しましょう ○ ○ ○ OKR導入目的を頻繁に共有する場を設ける ルールを策定し、課題発見と改善を行うチームを作る 経営陣が主体性をもって推進する

Slide 24

Slide 24 text

OKRの運用方法 OKRは設定後の コミュニケーションが重要 目標の設定 進捗確認 アクションを 検討・実施 成果の承認 目標に 近づいているか? 達成のために 今すべきことは? 成果が出たことは 褒め合う!

Slide 25

Slide 25 text

OKRイベントの設定 コミュニケーションが生まれる 仕組み(イベント)づくりを行いましょう チェックインMTG ウィンセッション 四半期中間MTG 週始めに目標の進捗状況と アクションの共有を行う 週終わりにその週に行った アクションとその成果を共有 四半期の中間で進捗を確認 必要であれば目標の再設定も

Slide 26

Slide 26 text

OKRイベントの設定例 次四半期 OKR設定MTG 第一四半期 第二四半期 チェックイン MTG ウィン セッション 四半期中間 MTG 四半期 振り返りMTG 四半期 振り返りMTG 次四半期 OKR設定MTG 毎週月曜日10:00~ 毎週金曜日16:00~

Slide 27

Slide 27 text

OKRを成功させるための導入フロー OKRは全員が導入目的を理解して 始めることが重要です 経営陣で導入目的を言語化し 社員に伝えましょう ・導入目的の共有・理解 ・推進体制の整備 ・ビジョンを元にした上層OKRの作成

Slide 28

Slide 28 text

具体的な運用開始までの導入フロー ・導入目的の策定 ・導入目的の共有・理解 ・推進体制の整備 ・上層OKRの作成 ・組織全体のOKR作成 ・OKRイベントの設定 ・ツールの選定 準備段階 OKR作成 運用方法策定

Slide 29

Slide 29 text

導入時の問題と解決策 -起こりがちな問題 -4つの問題と解決策

Slide 30

Slide 30 text

OKRで頻出の問題と解決策 OKR導入時に起こりがちな問題 OKRは、「最初は」高確率で失敗すると言われています。 導入目的を達成するまで、粘り強く改善していく覚悟を持って取り組みましょう。 よく起こる4つの問題とその解決策を紹介します。 現場に受け入れられない 運用が改善されない 縦割りの目標になってしまう マネジメントが変わらない

Slide 31

Slide 31 text

OKRが現場に受け入れられない 現場に受け入れられない 経営陣が導入目的を発信し続けましょう ・経営陣が導入目的を策定し認識を共有する ・継続的にOKR導入目的を伝える場を設ける ・中長期的な施策として粘り強く取り組む 問題1

Slide 32

Slide 32 text

OKRの運用が改善されない OKRの運用が改善されない OKR推進チームを作り 運用ルールを設計しましょう ・複数名のOKR推進チームをつくる ・導入目的をかみ砕き、運用ルールに反映する ・四半期ごとにOKRに関する課題を現場から吸い上げる 問題2

Slide 33

Slide 33 text

縦割りの目標になってしまう 縦割りの目標になってしまう 経営陣がチームとなり 最上位の全社OKRを設定しましょう ・経営陣が全社OKRを設定する ・KRごとの担当者を決め、経営陣で合意を取る ・各KR担当者が、全社OKRの意義や自部門の役割を周知して、  下層OKR設定に取り組む 問題3

Slide 34

Slide 34 text

マネジメントが変わらない マネジメントが変わらない 上司と部下間ではなく チーム全員を巻き込んだマネジメントに ・上位OKRの意義をチームで共有し、ボトムアップなOKR設定を行う ・KRごとの担当者を決めて、チーム全体で達成を目指す合意を取る ・チームミーティングで進捗の振り返りを行う 問題4

Slide 35

Slide 35 text

OKR導入時の問題の解決策まとめ OKR導入時の問題を避ける方法 ・経営陣が導入目的を発信し続ける ・OKR推進チームを作り、運用ルールを設計する ・経営陣がチームとなり最上位の全社OKRを設定する ・上司と部下間ではなくチーム全員を巻き込んだマネジメントに さらに詳しい施策内容を知りたい方は Resilyにご相談ください!

Slide 36

Slide 36 text

OKR導入事例 -Sansan -UZABASE

Slide 37

Slide 37 text

OKR導入事例紹介 OKRの運用に正解はない GoogleでのOKR運用が注目され、様々な著書が出版されています。 しかし、OKRの運用の絶対的な正解はありません。 今回取り上げた2社の導入事例では、 組織の特徴に合わせた制度運用を行い成果を出しています。

Slide 38

Slide 38 text

SansanのOKR導入事例 ミッションと社員の目標とのつながりを明確化 達成への貢献度を人事評価に反映 } ミッションと社員の目標とのつながりを見えやすくするためにOKRを導w } 四半期に一度、Company OKRを設w } 目標必達の文化は残し、100%達成を前提とした目標作— } OKR達成への個人貢献度を360°フィードバックで計測し、人事評価に反映 導入目的と特徴

Slide 39

Slide 39 text

SansanのOKR特徴 ミッションと社員の目標との つながりを明確にすることを目的に n 企業文化「ミッション・ドリブン」を根付かせるために導q n 導入目的の成果を見出すために、全社で一斉導入を行なっx n 貢献度を人事評価に反映させる仕組みにし、既存MBOに定性目標を付け加 えたものという印象が納得感を与え浸透につながった 特徴①

Slide 40

Slide 40 text

SansanのOKR特徴 四半期に一度 Company OKRを設定 i ミッションに向かうマイルストーンという位置付けで、四半期に一度 Company OKRを設i i 経営トップが起案したものを経営陣内で議論して決定す7 i Company OKRのObjectiveは「ワクワクするような」ものとしている 特徴②

Slide 41

Slide 41 text

SansanのOKR特徴 目標必達の文化は残し 100%達成を前提とした目標作り ˜ ストレッチな目標を掲げて達成へトライする文化が根付いていたため、 ムーンショットな目標設定は行わないことにしh ˜ 人事評価に直結しているため、予算の達成に責任を持っている部長に下層 OKRの策定を一任している 特徴③

Slide 42

Slide 42 text

SansanのOKR特徴 OKR達成への個人貢献度を 360度フィードバックで計測し、人事評価に反映 f 本来OKRは達成度と結びつけないが、100%達成を前提とした目標のた OKR達成の貢献度を人事評価に反映してい… f 多面的に貢献度を評価するために360度フィードバックを行なってい… f 被評価者が貢献したOKRに応じて、評価者を選定できる 特徴④

Slide 43

Slide 43 text

SansanのOKR特徴 OKR導入・運用において 工夫した点 c ミッションとOKRを関連づけ、社員が納得しやすい説明を心がけC c 個人OKRまで設定すると、設定サイクルが長くなるため廃止した

Slide 44

Slide 44 text

SansanのOKR導入の効果 OKR導入の効果 d ミッションとCompany OKRの中で業務が意味づけされて、 なっg d Company OKRや経営レベルのOKRが明らかになることで、〇〇部に期 待しているというメッセージを出せるようになり 自分の仕事 に誇りを持てるように モチベーションアップ につながっている

Slide 45

Slide 45 text

UZABASEのOKR導入事例 自分の仕事と会社のビジョンをつなげる 「OKR経営」で最高の組織づくり ~ 会社ビジョンの「今」を切り取り、自分の仕事とビジョンがつながるようx ~ 上位OKRと下位OKRを綿密に擦り合わせ、進捗を毎週確c ~ 四半期ごとにOKR運用状況を図るサーベイを実施し改„ ~ OKRを個人成長の土台と位置付け、処遇には直接反映させない 導入目的と特徴

Slide 46

Slide 46 text

UZABASEのOKR特徴 会社ビジョンの「今」を切り取り、 自分の仕事とビジョンがつながるように ˜ メンバーが思い切り才能を発揮させる土台作りとしてOKRを採y ˜ 自分の仕事が組織全体の目標につながっていることを見える化し、ビジョ ンとのつながりを意識できるようa ˜ メンバーが経営に対する理解を深めることにもつながる 特徴①

Slide 47

Slide 47 text

UZABASEのOKR特徴 MBOとの違いとして 目標同士のつながりを重視 j オンラインツールを通じて、20~30回のすり合わせ作業を行なってい‰ j チーム間での重複や相反がないかの「MECEチェック」を実G j チーム重複がある場合は、横断OKRとして責任者が明確化されるようにし ている 特徴②

Slide 48

Slide 48 text

UZABASEのOKR特徴 四半期ごとにOKR運用状況を図る サーベイを実施し改善  サーベイでOKR経営で個人がワクワクしながら仕事に取り組めているか、 そのために必要なコミュニケーションができているかを確F  「成長」「OKR」「1on1」などの区分で、OKRの運用KPIを設定 特徴③

Slide 49

Slide 49 text

UZABASEのOKR特徴 OKRを個人成長の土台と位置付けて 人事考課を行う ‰ OKRとは別に人事考課に用いるための仕組みを設d ‰ OKRの達成度合いと360°フィードバック、ジョブグレードに合わせたコ ンピテンシーの発揮を総合的に評価している 特徴④

Slide 50

Slide 50 text

UZABASEのOKR特徴 OKR導入・運用において 工夫した点  コーポレート部門はチームOKRの設定が難しかったため工˜  期初にやるべきことを洗い出し、横断OKRを設定し運用を行う形r  個人のオペレーション業務とOKRの割合は設定せずに、業務の忙しさに合 わせて自由参加としている

Slide 51

Slide 51 text

UZABASEのOKR導入の効果 OKR導入の効果 E ようになっV E 自発的に決めたOKRに経営者からフィードバックをもらうことで なっV E 今取り組むべきことは何か、を するようになった 個人の成長が明確に見える 経営へ の理解が深まるように 経営視点で考え実行

Slide 52

Slide 52 text

OKR運用に ツールを使うメリット -導入メリット -Resilyのご紹介

Slide 53

Slide 53 text

OKR運用にツールを使うメリット OKRの情報を 集約・整理・共有できる。 OKRのメリットを最大限に引き出すためには 目標同士のつながりや進捗状況の見える化が重要です。 この「見える化」を実現することが ツール導入の最大のメリットになります。

Slide 54

Slide 54 text

OKR運用はエクセル・スプレッドシートでは難しい OKRはツリー状に広がっていく それをエクセルで管理するのは困難 OKRの縦横のつながりを理解する上で表形式は向きません。 スプレッドシートを使った例 専用ツールResilyの例

Slide 55

Slide 55 text

利便性を上げることで社員の参加を促す ツールで目標管理を効率化することで 社員が積極的にOKRに取り組む 表計算ソフトを使っての目標管理は、 表の作成や更新が手間になってしまいます。 社員が積極的にOKRに取り組む環境づくりとして ツール導入が選ばれています。

Slide 56

Slide 56 text

国内唯一のOKR専用ツール ※2021年9月現在 OKRの効率的な運用を支援し、 人と組織の成長を促す クラウドサービス。 コーチ& カスタマーサクセス 組織の変革を促し 自走する組織を作る SaaS 目標への共感を深める OKRマネジメントツール

Slide 57

Slide 57 text

※2021年9月現在 規模100名以上の 企業様を中心に 以上の導入実績 140社 導入企業様のご紹介

Slide 58

Slide 58 text

      なら、 OKRを簡単にスタートできます。 OKRは透明性の高い目標設定と、進捗の振り返りの頻繁な実施で、 エンゲージメントを高めます。 Resilyは、それらをカンタンに行えるようにし、 OKRの浸透をスムーズに推進。チームを成功に導きます。

Slide 59

Slide 59 text

資料請求はこちらから https://resily.com/download/resily Resily OKR導入前に ぜひ一度ご検討ください。 r Resilyの強みとは“ r 推奨する目標フレームワーク「OKRƒ r サポートするマネジメント業務についw r Resilyの機能詳p r セキュリティ・外部連携についw r 料b r 導入事例と効果 製品資料でわかること