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フロントエンドパフォーマンス 入門 内山 翔太

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自己紹介 基本的に興味関心がパフォーマンスに全振りしています SES で働いています 普段は Java を書いており、フロントエンドは趣味です(?)

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今日の内容 Core Web Vitals Web パフォーマンスにおいて確認すべき要素 すぐに取り組める改善

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Web サイトのパフォーマンスの重要性 ユーザー体験の向上 ユーザー体験が悪いと離脱してしまう Amazon では表示速度が 0.1 秒遅くなると売上が 1 %減少すると言われている ( 後述する) Core Web Vitals は検索順位にも影響を与える 訪問者あたりの収益が 53.37% 、コンバージョン率が 33.13% 増加したケースもあ るらしい。 https://web.dev/case-studies/rakuten?hl=ja

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Core Web Vitals とは Google が提唱するパフォーマンスの指標のことです。 Core Web Vitals は、ページの読み込みパフォーマンス、インタラクティブ性、視 覚的安定性に関する実際のユーザー エクスペリエンスを測定する一連の指標で す。 https://developers.google.com/search/docs/appearance/core-web-vitals?hl=ja Lighthouse や PageSpeed Insights で手軽に計測できます。

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Core Web Vitals の指標を解説 First Contentful Paint (FCP) ページで一番最初に描画されるまでにかかった時間 Largest Contentful Paint (LCP) 最も大きな要素が描画されるまでにかかった時間 Total Blocking Time (TBT) ページがユーザー入力に応答できない時間 最近だと、Hydration と呼ばれる処理にかかる時間が長いことで悪化しやすい 印象 Cumulative Layout Shift (CLS) レイアウトシフトがどのくらい起きているかの指標

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Web パフォーマンスにおい て確認すべき要素 フロントエンドエンジニアが確認す るべきは フロントエンド ネットワークの帯域( ファイルサ イズなど) React Server Components(RSC) の登場でバックエンドまで見る 必要も... ? https://twitter.com/takehora/statu s/1499185146779607045

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この画像で何を伝えたかったのか? ファイルサイズは数多くある要素の内の一部である。 ファイルサイズの削減、圧縮はその一部のみに効く施策である minify は計算量を削減しないし、処理同士の依存関係も解消しない サイト全体のファイルサイズが小さい = 速いではない 逆に、サイトが遅い = ファイルサイズが大きいでもない!!! 処理のコスト、順序を考えるのが大切

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これらの知識をどう活かすか これらの知識がなんとなくでも身につくと、どの技術が何を解決するために生まれた のか。自分はどの技術を採用すればいいのか理解しやすくなります。 例えば RSC はサーバー側で React コンポーネントを実行し、ブラウザでの実行 コストを削減する技術です。 ブラウザ上での JavaScript の実行コストが減ると、ユーザー入力を妨げる重たい 処理が減るので、TBT や Time to Interactive( 紹介しきれなかった...) が改善する。

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おまけ 最新の HTML 、CSS を学ぼう! ライブラリを使わなくても dialog 要素でダイアログ, details 要素でアコーディオ ンを簡単に作れる。 ライブラリを使用するよりバンドルサイズも小さくなる。 軽量なライブラリを選定しよう。 bundlephobia や Shakerphobia を使用するとバンドルサイズを測定できます。 https://bundlephobia.com/ 本当にそのライブラリ必要ですか?? 上 2 つとも関係しますが、最近の HTML,CSS,JavaScript は進化しています。 標準の技術で実現できないのか?自作できないのか? まずは検討してみよう!!

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おわり 入門ということで、 パフォーマンスの指標 パフォーマンスはいろんな要素が絡んでいること を中心に話しました。 ご清聴ありがとうございました!