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Encraft #26 オントロジー解体新書 企業の現実世界をグラフで写し取る 1000万件超の企業・事業所ナレッジグラフと AI-Readyな企業データ基盤 Sansan株式会社 技術本部 Data Intelligence Engineering Unit 部長 多賀谷 洋一

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自己紹介 多賀谷 洋一 Data Intelligence Engineering Unit 部長 外資系メーカーや初期フェーズのスタートアップでのソフトウェアエンジニ アを経て、2017年に株式会社メルカリに入社。 急成長期から変革期におけるプロダクト開発や技術組織のマネジメント に従事。 2022年にスマートニュース株式会社に入社。社長室技術担当として経営 戦略に基づく部門横断プロジェクトを推進。 2025年12月にSansan株式会社に入社。 部長として新規・既存プロダクトの技術・組織マネジメントに従事してい る。 趣味はピックルボール。Sansanピックルボールコート池袋でプレイしてい る。 1

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NVIDIA CEO Jensen Huang氏による 5-Layer Cake Applications 「経済価値が生まれる場所」として各社が取り組むレイヤー Models Anthropic, OpenAI, Google, Moonshot AI Infrastructure AWS, Google, Microsoft, Oracle Chips NVIDIA Energy 民間企業でも国家的なインフラレベル 出典: AI Is a 5-Layer Cake by Jensen Huang 2

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AI-Readyの鍵はオントロジー/セマンティックレイヤー Snowflake/Databricksなどデータプラットフォームベンダーはセマンティックレイヤーを押さえにきている Snowflakeの例: 出典: Overview of semantic views by Snowflake 3

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Sansan Data Intelligenceは企業・事業所情報のオントロジー ※SOC: Sansan Organization Code 出典: Sansan Data Intelligence - データクオリティマネジメント) 4

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企業の現実世界を EntityとRelationshipのグラフでモデル化 owned 事業所b 法人B owned 法人A owned owned 事業所c 法人C Semantic Tripleの形式 merged Subject 法人M predicate Object - 法人間の所有関係 (owned) Entity - 法人 - 事業所 Relationship - 法人間の合併関係 (merged) - 事業所と法人の所有関係 (owned) -… ※さらにRelationshipには有効期間がついている(詳細: MasterData as a Service (MDaaS) 10年もののSystemを作り替える) 5

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企業情報グラフデータの全体イメージ 右側から流入するデータをグラフ構造にして構築する流れを可視化したイメージ ※有志で開催された社内のデータ可視化展示の様子 6

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企業情報のオントロジーでできること - 正しいデータを元にした動作の保証 : 企業データが正しく最新と検証済み AI Agentを正しく動作 - 複数システム由来のデータの連携 : 名寄せされて統一された識別子による横断クエリ 社内AIユーザ向け - 関係性を辿ったインサイトの提供 : 資本関係・合併・沿革などを理解したインサイト - データクレンジングの自動化 : 取引先データの表記揺れや重複を検知し解消 データ品質と運用を向上 データ戦略・IT部門向け - 社内のデータ状態の可視化 : 修正が必要なデータや重複件数を表示 - メンテナンスコストの削減 : 取引先データを継続的に更新・補完 営業施策の精度向上 営業部門向け - リッチ情報の付与 : 住所・従業員規模などの豊富な項目を自動で付与 - ターゲットリストの作成 : 取引のない企業・事業所を簡単に抽出 - グループ・事業所の網羅的な把握 : グループ会社・事業所情報を一覧で確認 7

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AI-ReadyはAIに関わらず価値がある – その価値が AIで増幅された Agentic Codingのケース AX / AIX (AI Transformation) のケース 人がチームで開発するための基盤 が、AI Agentが自律的に動くため の基盤 (ハーネス) となる Dataから事業価値を生むDX (Digital Transformation) のための企業情報 が、企業・事業所オントロジーとしてAX/AIXの基盤となる - テスト - CI/CD - IaC - Observability -… 8

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まとめ AI時代の価値基盤がオントロジー/セマンティックレイヤーになってきて いる 企業情報のオントロジーがシステムを跨いで AIが正しく企業や事業を理 解して価値を生む基盤になる AI-ReadyはAIに関わらず価値がある – その価値が AIで増幅された Agentic Codingの基盤と同様に、 AX/AIXの基盤は DXの基盤と相似形 9