What do you mean... a Quality Owner?!
発表内容
● https://www.youtube.com/watch?v=jlygHJIFjTA
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What do you mean... a Quality Owner?!
2007年時点
1. 新しい仕事が来る
2. 開発者が開発をする
3. QAが手動テストをする
4. QAが自動テストをする
5. バグが発生したら開発者が修正する
6. ドキュメントを書く
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What do you mean... a Quality Owner?!
2007年時点
1. 新しい仕事が来る
2. 開発者が開発をする
3. QAが手動テストをする
4. QAが自動テストをする
5. バグが発生したら開発者が修正する
6. ドキュメントを書く
会場から「Oh...」というため息が漏れる
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What do you mean... a Quality Owner?!
問題点
● 開発の外でテストしなかった
● 自動化におけるテスタビリティが足りていなかった
● 重い、遅い、Flakyが発生していた
● 品質への意識が足りていなかった
1つ1つは小さな問題だが、集まるとかなり大きな問題だった
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What do you mean... a Quality Owner?!
品質のスペシャリストを採用
● DevOpsの考え方を用いてtrunkベースの開発に移行
● CI/CDパイプラインを作った
● フィードバックを短縮した
何かが足りない…
もっと全体的なアプローチを望んでいた
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What do you mean... a Quality Owner?!
QA Ownerの採用(2017年)
QA Ownerとは…
● 開発者
● 品質エキスパート
● コーチ
● エバンジェリスト
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What do you mean... a Quality Owner?!
QA Ownerのタスク
● リスク分析
● リスク管理
● リスク軽減
● テスト戦略
● テスト管理
● テスタビリティ
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What do you mean... a Quality Owner?!
QA Ownerのタスク
● デリバリを増加させる
● 水平展開
● ドッグフーディング
● DevOpsやCI/CDでチームを教育する
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What do you mean... a Quality Owner?!
3年間での変化
● Feature TeamからComponent Teamに変化させた。
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No content
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What do you mean... a Quality Owner?!
3年間での変化
● Feature TeamからComponent Teamに変化させた。
○ Feature Teamでは、
特定のチームが特定のテストを所有していなかった。
○ チーム全体がテストを所有していたが、
だれもテストに責任を感じていなかった状況を打破
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What do you mean... a Quality Owner?!
開発チームがテストをすることが重要
開発者はテストしない多くの理由を考えることができる
● 費用対効果が低いから
● 後でテストするから
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No content
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What do you mean... a Quality Owner?!
開発チームがテストをすることが重要
開発者はテストしない多くの理由を考えることができる
● 費用対効果が低いから
● 後でテストするから
→ 倒れるかもしれない家を作っているようなもの
● 我々は単なる開発者ではなくエンジニア
● 品質の責任を受け入れる必要がある
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What do you mean... a Quality Owner?!
開発チームがテストをすることが重要
意識づけをするための行動
● 小さく始める。
○ 早期にやりたがる1,2名を選んで作業をする
● 経営陣に説得する
テストがない状態でQA Ownerがいなくなることはない。
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What do you mean... a Quality Owner?!
品質成熟度レベル1
● 探索的テスト
● バグ分析
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What do you mean... a Quality Owner?!
品質成熟度レベル2
● Frameworkの利用
● ツールの利用
● 基準やガイドラインの設定
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What do you mean... a Quality Owner?!
品質成熟度レベル3
● フィードバックループの構築
● CI/CD
● より早くリリース
● モノリスからの脱却
● observability(可観測性)
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What do you mean... a Quality Owner?!
最初は懐疑的だった人も、下記の価値をすぐに認識した。
● チームのリスクを軽減した
● 優れた品質の実践を学習できるようになった
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No content
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TESTERS, ARE YOU REALLY ENGAGED?
発表者はセキュリティエンジニア
セキュリティに対する認識とテストに対する認識は似ている
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https://www.youtube.com/watch?v=J2uhWTFvug8
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TESTERS, ARE YOU REALLY ENGAGED?
テストは次のように捉えられたりする
● コストセンター
● 結果ではなくツールに焦点が当たる
● 価値駆動ではなくチェックボックスを見るため
● コラボレーションやトレーニングが欠如している
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TESTERS, ARE YOU REALLY ENGAGED?
テストを儀式にしないために、投資する必要がある。
● ドメイン知識
○ あなたの会社が何をするのか、どのように稼ぐのか…
● コードを学ぶ
○ 本格的はちょっと…でも、コードを読んでレビューを
● シェアする
○ 学習と経験を共有し、他の人を助ける
○ 職場での講義、イベントでの講演、ブログの公開など
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TESTERS, ARE YOU REALLY ENGAGED?
テスターのスキル
● 質問する力
● 観察力
● 素早く学ぶ力
● バグの調査能力
● 批判的な思考力
● 水平思考力
● コミュニケーション能力
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TESTERS, ARE YOU REALLY ENGAGED?
Be that team, Be that guy
● 実践的なリーダー/マネージャーになる
○ 行う方法を示す。仕事や経営の立ち向かい方を教える
● 細かな管理はせず、助ける
○ 他の人が苦労しているのを見たら踏み込む。
● ペアワークをする
● チームをカンファレンスに参加させる
○ 学ぶ機会を与える。良いチームの構築に投資する。
I can’t do this… alone! A Tale of Two Learning Partners
発表資料
● https://www.slideshare.net/lisihocke/i-cant-do-this-alone-a-tale-of-two-learning-partners-agile-testing-days-2019
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I can’t do this… alone! A Tale of Two Learning Partners
● 2016年のAgile Testing Daysで2人は出会った
○ ドイツ(ミュンヘン)と南アフリカ
○ 学習パートナーとして一緒にやっていくことを決めた
■ 公に発表することを提案した
■ 勇気を出して次のステップへ進んだ
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I can’t do this… alone! A Tale of Two Learning Partners
● ペアリングを行なっていった
○ 2週間ごとに1時間のビデオ会議を行った
■ 進捗状況を更新した。
○ GoogleカレンダーとGoogleドキュメントを共有した
○ ソーシャルメディアでお互いサポートしていった
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I can’t do this… alone! A Tale of Two Learning Partners
● プロポーザルの提出へ…
○ プロポーザルのアイデアを共有した
○ お互いのプロポーザルをレビューした
○ 他の人にもレビューしてもらった
● Agile Testing Daysと他の2つのカンファレンスで採用!
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I can’t do this… alone! A Tale of Two Learning Partners
● プレゼンに向けて…
○ プレゼンの準備を共有した
○ 舞台上での恐怖の克服などのヒントを共有
■ その一部はAgile Testing Daysで学んだことに基づく
○ 自身の会社や地元の交流会などで練習した
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I can’t do this… alone! A Tale of Two Learning Partners
● 認知度を高める
○ ソーシャルメディアや地元のミートアップに参加
○ 2人ともブログを始めた
■ お互い励ましあったりレビューをした
○ ポッドキャストへのゲスト依頼をされ始めた
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I can’t do this… alone! A Tale of Two Learning Partners
● トピックを共有した
○ モブプロ
○ テスト戦略
○ ツール
○ メンタリング
● 仕事で成功し、昇進した
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I can’t do this… alone! A Tale of Two Learning Partners
● 仕事上の課題を共有した
○ 相手のチームの課題に対する解決策を考えた
○ アイデアを試し、うまくチームで採用できた
● 学習パートナーシップを表明し、チームで励ましあった
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I can’t do this… alone! A Tale of Two Learning Partners
● 暗黙知の表出
○ コンテキストが2つある中で共有することで、
暗黙の知識が必ずしも明らかではないことを学んだ。
■ 様々な手法を様々な方法でどのように適用できるか
■ 何が機能し、何が機能しないか
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I can’t do this… alone! A Tale of Two Learning Partners
● 不快な提案を乗り越える
○ モブプロに関するビデオを提案されたが、
最初は嫌だった
○ パートナーをがっかりさせたくないので
アイデアがなんであれ、フォローしていった
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I can’t do this… alone! A Tale of Two Learning Partners
● 新たな協定
○ 異なる目標になっていたが
学習のパートナーシップを継続した。
○ さらにグループに人が追加された
■ 7カ国10人のメンバーを持つグループになった
● グループの人々のために技術セッションを実施した
○ 22人で25個のセッションを行なった
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I can’t do this… alone! A Tale of Two Learning Partners
● 新たな挑戦
○ 自身のアプリを作成する
■ 多くの人々とペアリングを行なった
■ ユニットテスト、リファクタリング、
ミューテーションテストを書いた
■ 負荷も大きいため、適度な休憩は必要となった
○ リーダーシップについて学ぶ
■ 委任について学ぶ
■ ソリューションの推進と人の管理との間で時間のバランスを取る
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I can’t do this… alone! A Tale of Two Learning Partners
● 学習パートナーシップの利点
○ 客観的なアドバイスの取得
○ 経験の共有
○ ネットワークの拡大
○ 他の人への還元とインスピレーション
● 「毎日カンファレンスに参加している気分になった」
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I can’t do this… alone! A Tale of Two Learning Partners
● 成果
○ 2019年のMIATPP(最もコミュニティに貢献した人)
に選ばれた
○ 大規模な多国籍企業でQAの責任者になった
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I can’t do this… alone! A Tale of Two Learning Partners
● Agile Testing Daysの参加者、Twitter読者の皆さんへ
○ 距離について言い訳するのはやめましょう
○ 会議や会話からの関係を築きましょう
○ 独自のパートナーシップを構築しましょう
● 周りの皆さんは…
○ 学習パートナーですか?
○ それともカンファレンスに参加している他人ですか?
● 成長を助けるための必要なパートナーになりましょう!
Deliberate Practice: What does it get us?
「人間は間違いを犯したり、間違ったりする生き物です。
これらの間違いを認めることは、あなたが学習する能力を
持ち、賢くなっていることを示しています。」
場にはsafetyは必要。
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Deliberate Practice: What does it get us?
質問
最近、仕事で新しい何かを意図的に試したのはいつですか?
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Deliberate Practice: What does it get us?
質問
最近、仕事で新しい何かを意図的に試したのはいつですか?
例:探索的テスト
● あなたはいつも同じテクニックを使っていますか?
● 同じ道を辿っていますか?
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Deliberate Practice: What does it get us?
観察スキルの練習
● 周囲を歩く
● ワークショップで参加者を観察する
● チームMTGで
● カンファレンスで
観察することでフィードバックが得られる
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Deliberate Practice: What does it get us?
協同するための10の要因
● 意図的に行なう
● 共有の目標を持つ
● プロセスを定める
● 共有の言語を構築する
● 関係を築く(他のメンバーの意見に興味を持つ)
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Deliberate Practice: What does it get us?
協同するための10の要因
● 簡単に話す(権威者ぶって話さない)
● 学ぶ意図で聞く(学習を受け入れないと創造できない)
● 知らない場合は知らないことを表明する
● 誰でも貢献する機会があることを確認する
● 繰り返し行い調節する
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Deliberate Practice: What does it get us?
協同するために、意図的な練習を適用する
1. 基本から始める
2. 練習
3. 実験(学び、適応する)
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Deliberate Practice: What does it get us?
立ち往生しない
いつもそれをやっているからといっても。
練習することは価値です。
LEARN FROM THE FAMOUS DETECTIVE DUO TO IMPROVE
YOUR TESTING SKILLS
推理小説(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=ubNF9QNEQLA
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No content
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LEARN FROM THE FAMOUS DETECTIVE DUO TO IMPROVE
YOUR TESTING SKILLS
1.検出する
感情とは何か?
● EmotionとFeelingはシグナルです。
彼らが伝えようとしているシグナルを見てください。
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LEARN FROM THE FAMOUS DETECTIVE DUO TO IMPROVE
YOUR TESTING SKILLS
2.吸い上げる
● 頭の中で関連情報を取得する方法を見つける
● マインドマップなどを使う
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LEARN FROM THE FAMOUS DETECTIVE DUO TO IMPROVE
YOUR TESTING SKILLS
3.経験とスキル
● ソフトスキル
● 経験
● 情報
新しい経験を積むには
● カンファレンスに行く
● スキルを開発する
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LEARN FROM THE FAMOUS DETECTIVE DUO TO IMPROVE
YOUR TESTING SKILLS
4.推論する
● 推論とは、あなたが真実であると知っている他のことによっ
て、何かについて結論に達するプロセスのこと
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LEARN FROM THE FAMOUS DETECTIVE DUO TO IMPROVE
YOUR TESTING SKILLS
テスターのための学び
● バグや本番での障害を修正するだけでなく、
引き続き本当の原因を見つけて修正する
● 実際のユーザーから事実を収集して、
品質を本当に向上させる
More Than That
● 人をラベル付けするのは、
その人を分かりやすく表すことができる
● I’m JUST tester. のJUSTに気をつけよう。
「単なる」テスターでは無いはず。
● 我々はT型人間でもπ型人間でもなく、櫛型人間
○ それも壊れた櫛型人間
○ その長短をチームで動くことで補い合うことが大事