Slide 1

Slide 1 text

生成AI時代の AIDXの365日 Akihiko SHIRAI, Ph.D 白井暁彦/しらいはかせ デジタルハリウッド大学大学院 客員教授 Twitter@o_ob 2023/9/15 19:00-21:00 Special Event in Algomatic 社内AI推進チーム 納涼会 Generated by NijiJourney Prompt by Akihiko Shirai

Slide 2

Slide 2 text

本資料は AI社内推進チームの納涼会 でのLTの再編集版 https://algomatic.connpass.com/event/293666/

Slide 3

Slide 3 text

生成AI時代の AIDXの365日 “尊い業務外活動”の1年間 “社内勉強会”その後 “で,どうなったか” 2023/9/15 19:00-21:00 Special Event in Algomatic 社内AI推進チーム 納涼会 Generated by NijiJourney Prompt by Akihiko Shirai

Slide 4

Slide 4 text

白井暁彦: VRエンタテインメントシステムの研究者 書籍「白井博士の未来のゲームデザイン~エンタテイメントシステムの科学~」(2013)より ▶ 2018年6月より現職 GREE VR Studio Lab, Director

Slide 5

Slide 5 text

Akihiko SHIRAI, Ph.D in a Manga Manga from my book ”The future of game design - Science in Entertainment systems” (2013) 2010-2018 [Teacher] Associate Professor In Information Media in KAIT, Japan. “Creating people who creates!” 2018- Visiting Professor in Digital Hollywood University Graduate School

Slide 6

Slide 6 text

GREE VR Studio Laboratory, Director 2018年からグリーグループにJoin。世界1000万ダウンロードを達成したスマホ向けメタバース「REALITY」を開発運営 するREALITY株式会社の研究開発部門「GREE VR Studio Laboratory」のR&Dマネジメント業務やデジタルハリウッド 大学の教授を行いながら業務外で話題のAI画像生成「Stable Diffusion」のリリースから2ヵ月で2冊の技術書「AIとコラ ボして神絵師になる」を執筆。 


Slide 7

Slide 7 text

GREE VR Studio Lab / REALITY, Inc. https://j.mp/VRSYT ↓これは業務外

Slide 8

Slide 8 text

[GREE VR Studio Laboratory] Annual 2023 j.mp/VRSYT

Slide 9

Slide 9 text

No content

Slide 10

Slide 10 text

尊い業務外活動

Slide 11

Slide 11 text

Stable Diffusion

Slide 12

Slide 12 text

グリー技術書典部・過去のラインナップ 過去の白井の執筆(基本的に業務外!) ● VTuberライブエンタメ技術に求められる研究開発 ● Virtual Cast と Hapbeat を使った国際双方向アバター触覚ライブの開発 ● Mozilla Hubs を用いたオンラインイベント WebVR 化テクニック https://techbookfest.org/organization/276320001 StableDiffusionの公開(8/26) ↓ 技術書典13(9/25)に向けて、 1か月で「グリー技術書典部誌 2022 年秋号」に寄稿(50p) ↓ 翌日に編集者から商業書籍化の オファーを頂く ↓(100ページ近く加筆…) 10/28に発売開始!

Slide 13

Slide 13 text

GREE技術書典部 社内部活動で技術同人誌を 執筆・頒布する活動ではじまる (業務外!) 新刊 「グリー技術書典部誌 2022 年秋号」 オンライン版もあります 技術書典13にて GREE TECH CONF 2022にて グリー技術書典部誌 各1,000円

Slide 14

Slide 14 text

「AIとコラボして神絵師になる  論文から読み解くStable Diffusion」 Kindle版 https://ivtv.page.link/ak 印刷版 https://ivtv.page.link/ap 2022/10/28発売開始 (StableDiffusion公開から2ヵ月) 少なくとも”歴史の記述”にはなったはず…

Slide 15

Slide 15 text

もともと技術書 だったので Re:Viewと GitHubで 執筆しています

Slide 16

Slide 16 text

目次[AIとコラボして神絵師になる] はじめに 第1章 冒険の始まり:AIとコラボして神絵師になる 第2章 Midjourneyを使ってみる 第3章 DreamStudioでAI神絵師になる 第4章 Stable DiffusionをGoogle Colabで動かす 第5章 論文で読み解くStable Diffusion 第6章 人気AI絵師になってわかったこと 第7章 日本の法律とAI神絵師の適法性 第8章 人工知能とともに絵を描くという行為が 人類にどんな影響を与えているか? 第9章 プロの仕事でAIを活用してみる 第10章 作例紹介とクリエーター対談(852話さん) 付録A 参考文献・URLs あとがき:冒険のおわりに

Slide 17

Slide 17 text

扱っている論文たち(可能な限り数学を使わずに解説)

Slide 18

Slide 18 text

第6章「人気AI絵師になってわかったこと」→歴史の記述

Slide 19

Slide 19 text

7章「日本の法律とAI神絵師の適法性」 8章「人工知能とともに絵を描くという行為が        人類にどんな影響を与えているか」

Slide 20

Slide 20 text

No content

Slide 21

Slide 21 text

9-10章・実際に852話さんとコラボして得られた知見

Slide 22

Slide 22 text

No content

Slide 23

Slide 23 text

目次[AIとコラボして神絵師になる] はじめに 第1章 冒険の始まり:AIとコラボして神絵師になる 第2章 Midjourneyを使ってみる 第3章 DreamStudioでAI神絵師になる 第4章 Stable DiffusionをGoogle Colabで動かす 第5章 論文で読み解くStable Diffusion 第6章 人気AI絵師になってわかったこと 第7章 日本の法律とAI神絵師の適法性 第8章 人工知能とともに絵を描くという行為が 人類にどんな影響を与えているか? 第9章 プロの仕事でAIを活用してみる 第10章 作例紹介とクリエーター対談(852話さん) 付録A 参考文献・URLs あとがき:冒険のおわりに

Slide 24

Slide 24 text

Amazonレビューより (Good😇)

Slide 25

Slide 25 text

Amazonレビューより (Bad😢) 人間の感情に訴えるネガティブ 作文。しかしよく見ると… 買う本を間違えているのでは …? Artificial Images Midjourney / Stable DiffusionによるAIアートコレクション(852話さん) すみません…解説していますが足りな かったようですね… いま(2023/2/10)NovelAIを使ってる人 どれぐらいいらっしゃいますか? AI画像生成に対するヘイトがすごい! 😢😢😢

Slide 26

Slide 26 text

(人間はいちいち傷つくので)ChatGPTに訊いてみる

Slide 27

Slide 27 text

これからのAI画像生成を 必要な人々に わかりやすく届けるほうが大事…😇

Slide 28

Slide 28 text

特別番組 https://www.youtube.com/watch?v=GpvI_NC3ggU

Slide 29

Slide 29 text

「いまからでも遅くない!ツールとして使うAI画像生成」 ・「Stable Diffusion」で通勤中に   年賀状用のイラストを描く! 「窓の杜」さんで連載しておりますので感想などもお寄せいただければ幸いです。 (ちなみに描いているそばからアップデートされていくので、Blogですら追いつくのが難しいです) ・プロンプトすら不要! スマホとAI画像生成だけで美 麗なイラストを描けるアプリ

Slide 30

Slide 30 text

国内AI画像生成の星取表(2023年2月ごろの記録) スマホサポート 日本語でOK シード固定 (乱数制御) img2img サブスク料金 (月払い) Meitu ◎ プロンプト不要 ◎ 〇 〇 広告なし 800円/月 ばりぐっどくん ◎ LINEチャット 〇 × × プレミアム 550円/月 AIピカソ ◎ アプリ 〇 × 〇 広告を見て生成 600円/週 midJourney にじジャーニー 〇 Discord 〇 にじジャーニー × △ remix mode $10/月 〜200生成/月 Lexica △ △ × × $10/月~ 1,000生成 MemePlex ◎ ◎ ◎ 〇 無料 (有料は1200円~) NovelAI △ △ 〇 〇 $10/月~ 約200生成 Dream Studio △ △ 〇 〇 $10/月 約5,000生成 AIのべりすと 〇 〇 ◎ ◎ 970円+税/月~ 約300生成

Slide 31

Slide 31 text

[動画アーカイブあり] https://gs.dhw.ac.jp/news/2022-12-20/

Slide 32

Slide 32 text

窓の杜「生成AIストリーム」

Slide 33

Slide 33 text

生成AIストリーム: 画像生成AIが焦がす「善悪の彼岸」

Slide 34

Slide 34 text

もちろん業務でも 生成AIの波には乗っている

Slide 35

Slide 35 text

新作[Metaverse Mode Maker] SDによる 画像生成と HMD装着での モーション合成 米国CG国際会議 「SIGGRAPH」で 論文採択 フランスのVR 「Laval Virtual」 日本のゲーム開発 者会議「CEDEC」 で展示採択 オープンソースも https://github. com/gree/Mus cleCompressor

Slide 36

Slide 36 text

マルチエージェント24時間営業AITuber

Slide 37

Slide 37 text

マルチエージェント24時間営業AITuber

Slide 38

Slide 38 text

生成AI時代の AIDXの365日 “尊い業務外活動”の1年間 “社内勉強会”その後 “で,どうなったか” 2023/9/15 19:00-21:00 Special Event in Algomatic 社内AI推進チーム 納涼会 Generated by NijiJourney Prompt by Akihiko Shirai

Slide 39

Slide 39 text

社内勉強会という名の “AMA”をやろう =Ask Me Anything

Slide 40

Slide 40 text

No content

Slide 41

Slide 41 text

CREATIVE AI LAB 白井暁彦 Akihiko SHIRAI 大学院「ラボプロジェクト 2023」

Slide 42

Slide 42 text

PROJECT OVERVIEW ● クリエイティブAIラボ(略称:CAIL)は、従来の VR、 SNS、ゲーム、Crypto などのメタバース分野に加えて、 Stable DiffusionやChatGPTに代表される画像生成 AI や推論AIを使ったクリエイティブ手法の探求を行いま す。 ● 実装力に自信がある学生は、実際に作品の発信や サービス開発を行い、社会実装を行います。 ● デザイン分野が得意な学生は、制作手法にクリエイティ ブAIを活用し、アートワークだけでなく、その手法を方法 論として「技術書典」に向けた技術書を執筆して社会に 発信します。 [CAIL] CREATIVE AI LAB

Slide 43

Slide 43 text

[TECHBOOK FEST] 技術書典 ● 「グリー技術書典部」の活動の様子 https://labs.gree.jp/blog/2019/09/19316/ 技術書典とは技術書の同人誌イベントです。広く「技術のこと」について 興味がある人々が本というメディアで交流できるお祭りです。 ニッチな技術(例えば美しい絵の描き方など)でも大丈夫。 技術書の執筆を通して、出展者は「自分しか知らないノウハウ」を詰め込み、来場 者はこの場にしかないおもしろい技術書をさがし求める、 新しい表現とコミュニケーションの場です(ハイブリッド開催です)。

Slide 44

Slide 44 text

トップページに掲載されてる!

Slide 45

Slide 45 text

技術書がきっかけで商業誌デビューも! ivtv.page.link/ap

Slide 46

Slide 46 text

"参加してほしい学生のイメージ" ● 「サービス開発をする」という強い意志が ある学生。 ● 強い意志と向上心、行動力がある学生。 ● 自分の才能の限界を自分で決めない学 生。 ● 失敗しても挑戦することの意味がわかっ ている学生。 挑戦をあえてやってみたい学生。 ● 著者になってみたい学生。 「AIでちょっと遊んでみる」ではなく… (それを入口にしてもいいが)

Slide 47

Slide 47 text

「サービスを開発する」とは? 小さなことから始めてみよう! ● 同人誌を売る ● Boothで売ってみる ● Peatixでイベントを作ってみる ● 自分のオンラインショップを持つ ● チャットボットを作ってみる ● Google Formでもいい いずれ大きなことができるようになる…! ● たくさんの人が使うWebサービス ● アプリ開発 技術・開発・アートワークだけでなく、 法律や知財などの知識も必要になる (教えていきます!) 生成AIの時代におけるクリエイターの価値は 「たくさんの人が使うサービスをつくる=価値」

Slide 48

Slide 48 text

[SCHEDULE] 開講スケジュールの予定 ● 5月 自己紹介・技術書典 14の見学。各自 技術書を購入し内容をラボ内で説明する準備を行う ● 6月 獲得した技術を輪講形式で説明する (以後、輪講形式を継続 ) ● 7月 サービス開発の研究: GitHubを使って1サービスを実装して開発し、リリースする。 ● 8月 ラボ内発表会および技術書典 15に向けた執筆。 ● 9月 技術書典15での展示 ● 10月 第2期開発開始 ● 11月 AIアートグランプリ等のコンテストへの応募 ● 12月 終了発表会(予定) 希望者は春の「技術書典 16」(2024年5月)に向けて執筆を行う。 原則土曜日 5 限。2週に一回を基本とし、最低でも月1 回の全体ゼミを行う。

Slide 49

Slide 49 text

[COURSE REQUIREMENTS] 履修条件等 ● 機材、書籍など費用面は基本的に学内の設備利用もしく は受講者の自己負担もしくは自己調達とする。 ● ラボプロジェクトを通して生み出した著作物についても、 適切な権利処理を学ぶ。 ● 基本的に他のラボプロジェクトとの掛け持ちは難しいと考 えます。万が一、複数のラボプロジェクトを掛け持ち履修 して困難になった場合は、どちらのラボプロジェクトをあき らめるか、あらかじめ履修の段階で宣言してしてから履修 申告を行う事。 What You Need to Know

Slide 50

Slide 50 text

[ASK ME ANYTHING] 連絡方法 優先順位 (1) 学内Slack or メール: ※Slackは #shirai-lab-open を推奨 (DMは非推奨) (2) TwitterDM: @o_ob フォローの上 DM、まずは簡単な自己紹介をお願い いたします。 ※履修相談に関してFacebook申請等 は応答できないことがあります。

Slide 51

Slide 51 text

ASK ME ANYTHING! (具体的な質問は割愛します )

Slide 52

Slide 52 text

臨時開催 「生成AI 勉強会 -白井博士に聞いてみよう」 日時:4月4日(火)11:00-11:50 生成AI全般についてカジュアルに質問・相談をする時間です ・学校運営事務にどう生かせばいいでしょうか? (質問概要) ・学生からの相談 ・レポートにChatGPTを使っていいのか ・留学生向け ・Web系教材の開発において、生成AIの授業は必要になるでしょうか? ・これからCGのプロを目指す人に、ChatGPTはどう役に立つのでしょうか? ・どうして仕事の情報をChatGPTに入れてはいけないのですか? ・チャットボットAIと画像生成AIは別々に教えるべきなのですか? ⭐デジハリ社内で教員やスタッフに向けた勉強会を 3回実施  

Slide 53

Slide 53 text

初回の目標 レクチャーを受けたり、正式な助言を与えていただく回ではありませんので、 誰かに聞いてみたかったことを気軽に質問する、という気持ちで大丈夫で す。専門家に質問をしてみることを通じて、自分の課題感を明らかにする。 自分の仕事を考えるための、自律的な勉強ができるようになることを目指し ます。  初回:他大学の発信に対する不安や個人的な知識  第2回:使いこなす事例などの共有  第3回:事業や授業、サービスへの展開ケースの共有  (さすがデジハリ…スタッフの進展が速い!)

Slide 54

Slide 54 text

他業界へのコンサル事例 (公開版資料では割愛します)

Slide 55

Slide 55 text

参考:C.C. Lemon AIで擬人化してみた 広告業界での「人間+AI」のコラボ、として大変注目すべき発信 https://note.com/suntory_jp/n/n047500703e19 このnoteをサントリーさんのアカウントで発信されているのが素晴らしい

Slide 56

Slide 56 text

参考:週刊フジテレビ批評 (2023/8/26放映) 急速に進化する「生成AI」とどう向き合う?「ベストな使い方を 模索していくことが必要に」メディアの活用と問題点 https://www.fnn.jp/articles/-/578546

Slide 57

Slide 57 text

Transformersについて学ぼう 「Natural Language Processing with Transformers   Building Language Applications with Hugging Face」 [日本語版]「機械学習エンジニアのためのTransformers       最先端自然言語処理ライブラリによるモデル開発」      Lewis Tunstall, Leandro von Werra,Thomas Wolf著,中山光樹 訳      発行年月日 2022年08月 ★Stable Diffusion登場前だからかもだけど 副題は「Hugging Faceで!」と書かれた HuggingFaceの人が書いた本。

Slide 58

Slide 58 text

生成AI市場の今後 米大手VCアンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)の最近のブログ「生 成AIプラットフォームは誰のものなのか?」より。 [End-to-End]MidJourney,RunwayML [アプリ]Github Copilot,Jasper [ソース非公開/API経由]GPT-3 [モデルHub]HuggingFace, Replicate [オープンソースモデル]StableDiffusion [クラウド]AWS,GCP,Azure,CoreWeave [計算ハードウェア]NVIDIA,Google(TPU) 生成AI市場の多くの資金は最終的にインフラ企業に。大雑把な数字 で、アプリ企業は収益の約2〜4割を推論とチューニングに費やして いる。これはクラウドのインスタンスに直接支払われるか、モデル提 供者に支払われます。モデル提供者は収益の約半分をクラウドに費 やしている。つまり現在の生成AI総収益の10〜20%はクラウドに 流れていると推測するのは合理的な数字といえる。 ★その他のレイヤーでの収益構造構築はまだまだ未知数。 Who Owns the Generative AI Platform? (Andreessen Horowitz) https://a16z.com/2023/01/19/who-owns-the-generative-ai-platform/

Slide 59

Slide 59 text

OpenAIのCEO - Sam Altman CEO頭の中を覗きたい StrictlyVCによるOpenAIのCEO、Sam Altmanに対するConnie Loizos (@Cookie, StrictlyVC/TechCrunch) による長めのインタビュー(2023/01/18)が面白かったので個人ブロ グで紹介しています。 https://note.com/o_ob/n/n9493438e24fb

Slide 60

Slide 60 text

OpenAIのCEO - Sam Altman CEO頭の中を覗いた ● マネタイズを最初から考えていたわけではない ● AGI(汎用人工知能)が出てくるまでは市場の原理 が有効に働くし、OpenAIは歓迎 ● 社会から様々な意見が出てくることは想定済みで、 そこの理解が得られることに意味がある ● AGIができないことについては法律が定めるべき ● エージェント同士が遊んだり(つまりAI vs AI)は既 に想定されている ● 「人々がAIに何を許可させたいのか?」を知ること が重要。 ● しかしこれを調べるためにはエッジの効いたシステ ムが必要で、創造的で探索的である必要があるが、 それらに対して「気に入らない」「不快に思う」とい う人々もいる。 ● AIそのものをパーソナライズしていく必要がある (個々のTech企業が1つのルールで1つのシステム を作ることよりもはるかに優れている) ● (Microsoftとの提携などに関係なく) OpenAIは人々がトークンを支払う価値があ ることを開発すべき ● 「書籍を読むよりChatGPTを通して読んだほ うがいい→論文をこれで書いたら楽になる」は 子供でも分かる ● 教育の現場でGPTが使われることは想定済み であり、学校側がそれを検出する技術を必要と している、そのほうが健康な社会である ● →ウォーターマーキング技術が必要に ● 国の政策や個々の学校や何かへの依存は政府 のポリシーで決まるがこれを完璧にすることは 不可能 ● 個人やグループの自由な言語モデルとポリシー 設定と、企業や政府の設定は異なる ● 動画生成についても確実に来る (いつとは言わない)

Slide 61

Slide 61 text

OpenAIのCEO - Sam Altman 質疑応答から(抜粋) Q:人類の進化(7万年規模ではなく1年規模で)での良い ケースと悪いケースとは。 ● (良いケースは信じられないぐらいいいものである のでおいておくが)悪いケースについて、AGIがど のようなものになるか、普通の人よりも深く細かく 知りたい。システムを安全にするためにはその逆を 知ることが非常に重要。 Q:AGIのタイムラインは? ● AGIの離陸の「速い/遅い」と向かっている「完全に 安全な世界」のタイムラインを「長い/短い」の2x2マ トリックスで表現すると「短いタイムラインでゆっくり と離陸する(short timeline-slow takeoff)」。 一方でAGIに対して人々が「AIの勝利宣言」には 様々な意見を抱くだろう。 Q:ChatGPTの誇大広告、規模について。 ● 印象的ですが100回使えばわかるので。人々 がフェイクニュースの存在を理解するのと同じ。 Q:Googleと社会貢献について。 ● 大きな企業が終わるというのはまあ間違い。検 索には変化が起きる。人々が思うような衝撃的 な変わり方はしないが。 ● AGIが経済に寄与するのは時間の問題。 ● 人々が創造的なことをやめることはない。 ● 科学の進歩は我々(人類)全体が進歩する方法 なので我々はそういう社会貢献をしている。

Slide 62

Slide 62 text

OpenAIのCEO - Sam Altman 質疑応答から(抜粋) Q:テックワーカーの働く場所について。 ● 個人的にはハイブリッド。しかし40年後も人々がそ れを望んでいるか?「その場にいない人」は取り残 されるようなものではないだろうか。 Q:安全性について。 ● たくさんの問題が新技術、特に狭い分野のAIにはあ る。過去数十年、70-80年、安全システムと安全プ ロセスを構築する方法を研究する。間違いない。 ● AGI安全工学については独自のカテゴリーとして研 究する価値がある。投資が十分に必要であり (stakes is high)不可逆的な状況が続くことは簡 単に想像できるので、そうする必要がある。それを 別の方法で扱う安全プロセスとスタンダードについ ても研究する必要がある。 ● 2012-2021の終わりにかけたメガバブル で人を雇うのが大変で、競合他社との差異 を出すのが大変だった。資本金が安く、永続 的な価値を創造するのが難しかった。現在 は資本はタフで、はるかに簡単になった。 ● 才能がある人や、顧客であるかどうかにか かわらず、ユーザーを知っている人。 ● 資金を調達するのは大変だが、他のことは 楽になった。垂直のAIを実行したい。 ● たぶんAIスタートアップは、他の企業と差異 をつけるために、顧客に寄り添った深いネッ トワークを構築して効果を上げていると思 います。OpenAIは年々より良くなってい くと思いますが、プラットフォームとして基 盤部分に高い価値を持つ存在でいたい。 喋り方がChatGPTそっくりなのが印象的 …

Slide 63

Slide 63 text

OpenAIのCEO - Sam Altman 質疑応答の最後に Q:今後「何が来るか」? ● これまでのように 「価値を作り出していく方法こそが価値」であり (way way more new value created) これが黄金の時代になることを感じています。 ● 「価値を作り出していく方法こそが価値」 「これが黄金の時代になる」

Slide 64

Slide 64 text

価値を作り出していく 方法こそが価値💪

Slide 65

Slide 65 text

人間を育てる方法論って めちゃ価値では…?

Slide 66

Slide 66 text

デジ庁46p資料でも言ってる話

Slide 67

Slide 67 text

生成AI時代の AIDXの365日 “尊い業務外活動”の1年間 “社内勉強会”その後 “で,どうなったか” 2023/9/15 19:00-21:00 Special Event in Algomatic 社内AI推進チーム 納涼会 Generated by NijiJourney Prompt by Akihiko Shirai

Slide 68

Slide 68 text

“PRTIMES デジタルハリウッド大学”で検索! https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/496

Slide 69

Slide 69 text

そろそろ業務外の方が重くなってきた…

Slide 70

Slide 70 text

AICU Inc.

Slide 71

Slide 71 text

AICU.AI

Slide 72

Slide 72 text

AICU: Art Inspired Creative Unit AICUは 生成AIとクリエイティブコミュニケーションを開発する技術開発企業 AICU is an AI-AdTech-Communication development company that develops generative AI and creative. クリエイティブAIによるAIDXを、放送、アニメ、メディア、Webなどの プロフェッショナルに向けて実施する技術開発企業です。 A technology development company that implements AIDX with Creative AI for broadcast, animation, media, web and other professionals. これに関する独自のB2B2C向け基盤技術を主力に日米同時に事業開発進行します We develop business in Japan and the U.S. at the same time with our unique B2B2C platform technology as the core. AIクリエイションにコンテンツ工学としてのアプローチを与え、 クリエイターのスキルを認定し、コミュニティに陽の目の当たるビジネスを提供します Giving AI Creation a content engineering approach, and we certificates the skills of creators and provides a sunlit business for the community.

Slide 73

Slide 73 text

AICU Inc. the name [Art Intelligence Creative Universe] [AI Creative Unit] [AI Creator Union] [AI Character Cookie Utility] … And “I see you”!

Slide 74

Slide 74 text

プロフェッショナル向け製品開発: AIDX for Pro クリエイティブAIによるAIDX(AI-driven Experience)を強みに、放送、アニ メ、メディア、Webメディア向けのコンテンツを効率よく探究・管理・生成し、エ ンドユーザーとコミュニケーションできる製品を開発します。 On the strength of AI-driven Experience (AIDX) with Creative AI, we will develop products that can efficiently explore, manage, and generate content for broadcast, animation, media, and web media, and communicate with end users.

Slide 75

Slide 75 text

AICU: Vision Create people who creates 創る人を作る ↓ AIとコラボレーションする人類の可能性を 全ての人にクリエイティブで共有する Sharing human potential of collaboration with AI for all people by creativity. だれもが魔法のような メディアを作れる時代…

Slide 76

Slide 76 text

AICuty: new innovation for websites 既存のWebサイトの構造をそのままにナビゲーション 多言語対応 各国のプライバシー対応 ゲームやアニメのプロモーションサイトや 個人の情報サイトへの簡単な実装が可能 AI経由の自然な広告出稿と個人情報の法的遵守 AICUtyボット作者に収益還元 [特許出願中]

Slide 77

Slide 77 text

課題解決: AI利用コミュニケーション技術の開発 生成AI技術によって、コミュニケーションとしての広告は より高度な技術が求められるようになる かつその社会において信頼・信用されるインタフェースが必要。 そのソリューションとして、 驚き、合理的な機能、信用信頼できるキャラクターが必要。 AIDXは効率化だけじゃない! 人の心を動かすのは「クリエイティブAI」

Slide 78

Slide 78 text

AICU Inc. 業務内容(2023/9) ・AIメディアコミュニケーション事業(メタバースオフィス) ・先端映像テクノロジー事業(米国シリコンバレーオフィス) ・教育メディアエクスペリエンス事業(東京ラボ) 詳しくは https://aicu.ai [email protected] まで

Slide 79

Slide 79 text

メタバースの社会実装活動も続いています!

Slide 80

Slide 80 text

「ともいきメタバース」ワークショップ REALITYを使ったキャラクターイラスト制作ワークショップを開発した話 メタバース+AIDXによって障害者も クリエイターになって活躍できちゃう! 障害者相手のワークショップ 学ぶところが多い! 詳細&参加者 募集中です

Slide 81

Slide 81 text

…AIDXをすすめていたら 業務改善どころか 大学発ベンチャーが 立ち上がっていたという話。 納涼っぽくまとめるとこんな感じです

Slide 82

Slide 82 text

AICU Inc. をよろしくお願いいたします!

Slide 83

Slide 83 text

生成AI時代の AIDXの365日 Akihiko SHIRAI, Ph.D 白井暁彦/しらいはかせ デジタルハリウッド大学大学院 客員教授 Twitter@o_ob 2023/9/15 19:00-21:00 Special Event in Algomatic 社内AI推進チーム 納涼会 Generated by NijiJourney Prompt by Akihiko Shirai