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© RAKUS Co., Ltd. 1 Codex CLIのSubagentsによる並列API実装 CyberAgent × OpenAI Codex User Community Event #Codex 2026/03/24 株式会社ラクス 楽楽明細開発部 開発3課 冨澤 宝⽃

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Ⓒ RAKUS Co.,Ltd. 勤怠管理 サービス紹介 2 交通費・経費精算 電子請求書発行 販売管理業務 メールマーケティング 企業のさまざまな業務の効率化に貢献するクラウドサービス(SaaS)を複数展開 電子帳簿保存 請求書受領 問合せ管理

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3 ⾃⼰紹介 冨澤 宝⽃(Tomizawa Takato) 2022年 新卒⼊社 楽楽明細開発部 開発3課 楽楽電⼦保存→楽楽債権管理のバックエンドを担当 沖縄出⾝で、バスケとK-POPが好きです

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4 ⽬次 1. 前提 2. 最初の失敗 3. 失敗から学んだこと 4. 改善の変化 5. Subagentsの使い所 6. 仕組みの⼯夫 7. まとめ

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© RAKUS Co., Ltd. 5 前提

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6 前提 - 対象 - ノンコアなCRUD API 5本 - 条件 - 既存の類似実装が2パターン - 成功条件 - 各Subagentが複雑な競合を作らず、PRを作成できること - きっかけ - SubagentsでAPIを並列実装できるのか試したかった

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7 前提 - 進め⽅ - 調査フェーズ - Subagentsで既存実装の調査 - 参照系+更新系+削除の3パターン - 流⽤できる部分‧新規部分‧競合しやすい共通部分 - 実装フェーズ - 親エージェントが、共通部分の事前実装し、commit - このcommitからGit worktreeを切り、5本のAPIを Subagentsで並列実装 - 実装→テスト→フォーマット→ビルドを実⾏

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© RAKUS Co., Ltd. 8 最初の失敗

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9 最初の失敗 【調査フェーズは上⼿くいったが、そのままでは並列実装に⼊れず】 - 調査フェーズ - 作業の全体像、Why+What、狭いスコープと明確な役割 などをプロンプトで与えた結果、⾃律的に作業を遂⾏ - Subagentsにタスクを与えつつ、⾃⾝も後続の作業に 必要そうな情報をかき集める真⾯⽬さ - 流⽤できる部分‧新規部分‧競合しやすい共通部分の整理完了

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10 最初の失敗 【調査フェーズは上⼿くいったが、そのままでは並列実装に⼊れず】 - 実装フェーズ - メインセッション側で調査フェーズの情報を参照しつつ、 共通部分の実装を完了 → 並列実装へ だが共通部分の整理が不⾜していため、各Subagentが想定しない 複数のファイルまで変更してしまった。 その結果、PR作成前から複雑な競合が発⽣していると確認できた。

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© RAKUS Co., Ltd. 11 失敗から学んだこと

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12 失敗から学んだこと 【Subagentsに実装を依頼する前の親の完了条件を改善】 - 調査結果をただ貰うだけではなく、5本のAPIで競合しやすい 共通部分を親が洗い出す必要があった - 並列実装前に、各Subagentが不要な共通部分を変更せず 実装を⾏えるかの確認が抜けていた - その状態を確認するため、親に⾃⼰レビューを繰り返すように プロンプトを修正

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© RAKUS Co., Ltd. 13 改善の変化

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14 改善の変化 【Subagentsの作業内容が想定通りに】 - 各Subagentの担当が明確になり、想定通りの範囲で 実装を⾏うように - 共通部分も⾃分の担当だけを変更するので、複雑な競合を 抑えられた - その結果、並列実装のPRをレビューしやすい単位で分けられた

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© RAKUS Co., Ltd. 15 どんなタスクに向いてるか

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16 どんなタスクに向いてるか - やりやすそうなタスク - 既存実装があり、流⽤元を⽐較しやすいタスク - 親が先に共通部分を固められるタスク - 各Subagentがある程度独⽴して作業できるタスク - やりにくそうなタスク - 実装のFBを得ながら、設計も繰り返すタスク - 完全新規実装なタスク(ただし仕様がシンプルならやれそう) 【Subagentsで並列実装する時の使い所】

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© RAKUS Co., Ltd. 17 仕組みの⼯夫

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18 仕組みの⼯夫 【プロンプトとSkillで運⽤を固める】 - プロンプトで設計する - 親から、役割‧制約‧完了条件を渡し、並列作業を設計 - 最初からカスタムエージェント化をせず、柔軟に対応 - $Skillで運⽤を固定 - PR作成前の仕上げ⼿順を固定 - 実装後の フォーマット / テスト / 差分⽐較レビューまで担当

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19 仕組みの⼯夫 【観察と制御の仕組み】 - 複数のSubagentの動きは、Codex appで⾒ると良い(お試し版) - 以下はCodex appの⼊⼒欄上部で動いている様⼦

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20 仕組みの⼯夫 【観察と制御の仕組み】 - 複数のSubagentの動きは、Codex appで⾒ると良い(お試し版)

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21 仕組みの⼯夫 【観察と制御の仕組み】 - 複数のSubagentの動きは、Codex appで⾒ると良い(お試し版)

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22 仕組みの⼯夫 【観察と制御の仕組み】 - approval_policyやsandboxの設定によっては都度承認が必要で、 本格運⽤時には別途事前設計が必要

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© RAKUS Co., Ltd. 23 まとめ - 並列実装の成否は、Agentの賢さより作業の境界設計が鍵を握る - 親の仕事は、Subagentsが迷わず着⼿できる状態を作ること - Subagentsには、実装だけでなく品質チェックまで持たせられる - Codexのエコシステムをうまく活⽤し、より良い開発をしましょう!

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24 参考リンク - Prompt guidance for GPT-5.4 | OpenAI API - Subagents ‒ Codex | OpenAI Developers - Subagents Concepts ‒ Codex | OpenAI Developers - agent-memory skill - 外部記憶スキル | yamadashyさん作 - プロンプトや成果物は全て記録 - コンテキストエンジニアリング弁当本 | 蒲⽣弘郷さん著書 - 3章の指⽰プロンプトを参照 - LLM勉強会 - DeNA | 吉⽥さん作 - 構造化出⼒の考え⽅をSubagentsの出⼒に適応