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OSSコントリビュートのすすめ 2025.10.17 @React Tokyo ミートアップ#10

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© kaonavi, inc. お前もコントリビューターにならないか?

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本⽇の内容 1 ⾃⼰紹介 2 全ては1本の技術記事から始まった 3 メンテナーと実務の違いは⾦銭的な報酬の有無 4 ソースコードが難しすぎる問題 5 メンテナーだから得られた経験 6 OSSへの貢献は最⾼の⾃⼰投資 © kaonavi, inc. 1 7 まとめ

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⾃⼰紹介 © kaonavi, inc. 2 おでこ。 / @odendayoko ‧元薬剤師のフロントエンドエンジニア ‧株式会社カオナビ所属 ‧2024.8~ Yamada UI メンテナーとして活動 ‧x: https://x.com/odendayoko ‧GitHub: https://github.com/odendayoko

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全ては1本の技術記事から始まった OSSを始めたきっかけ Qiitaに記事※を 投稿 ⼭⽥さんからXで リプライ 「やります!」で メンテナーへ OSSの扉が開く © kaonavi, inc. 3 ※ 関数コンポーネントの中で関数コンポーネントを定義してはいけません!!! 


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メンテナーと実務の違いは⾦銭的な報酬の有無 ⾦銭的な報酬はないが、活動内容は実務と同じ レビュー コントリビューターが 作成したPull Requestを レビュー Issue対応 ユーザーから報告されるバグ や機能要望のIssueを確認し、 対応を検討‧実装 v2.0開発 reset.cssの更新、 コンポーネントのリファクタ リング、 ドキュメント整備などを担当 © kaonavi, inc. 4

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ソースコードが難しすぎる問題 ⾼難度ダンジョンに⽴ち向かうための4つの⼯夫 1 構造を理解する - まずはpackage.jsonを見る 2 AIより⼈間に聞く - どうしても解決できないなら質問する 3 毎⽇触る - 5分でいいからソースコードを⾒る 4 強い⼈を真似する - 他の⼈の実装‧レビューの仕⽅を参考にする © kaonavi, inc. 5

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メンテナーだから得られた経験 OSS活動を通して得られた3つの経験 1 世界の繋がりを実感 - ソースコードを通じて世界と繋がる 2 神とは何かを知る - UIライブラリの制約と⾃由度のバランス 3 コード読解⼒向上 - 「Yamada UIよりは難しくないだろう」という⾃信がついた

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OSSへの貢献は最⾼の⾃⼰投資 転職の⾯接で「なぜOSSを?」という問いに、熱意と継続性を語れる メンテナー経験が、実務経験の浅さを補う強⼒な武器になる 継続的な活動が、結果として評価や報酬⾯でもプラスに作⽤する © kaonavi, inc. 7 OSSへの貢献は単なるボランティアではない、最⾼の⾃⼰投資である

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まとめ 始めるハードルは、あなたが思っているよりずっと低い OSSへの貢献は、⽇本語のドキュメント修正からでも始められる “やってみようかな” と思ったら、ぜひYamada UIへのコントリビュートをお願いします!😎 © kaonavi, inc. 8

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