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林 愛空 ユーザー体験を調査し開発に繋げる 「UXリサーチ組織」の⽴ち上げ⽅ STAGE 2 UX Researcher SESSION TAG

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UXリサーチセンター UXリサーチャー オンライン広告における配信アルゴリズムの開発を経て、機械学習エンジニア として2017年Sansan⼊社。その後、データアナリストを経て、 UXリサーチセンターの⽴ち上げ、マネジメントに従事。 林 愛空

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• はじめに • 現在のUXリサーチセンター • これまでの歴史 • CPO室時代 • ⽴ち上げ準備期間 • 正式⽴ち上げ後 • 現在の取り組み contents

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はじめに

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• 現在のUXリサーチセンターの特徴 • どんな歴史、判断を経てそこへ⾄ったのか • 今後の取り組み はじめに 話すこと

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• 実際に⾏ったリサーチ内容の紹介 • リサーチの⼿法 • 定量定性を組み合わせたリサーチ • リクルーティング等、オペレーションの⼯夫 はじめに 話さないこと

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現在のUXリサーチセンター

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主にプロダクトに関わるユーザー体験にフォーカス toB、toC、歴史の⻑いプロダクトから、新規のプロダクトまで様々なプロダクトのリサーチに関わる 担当PdMから依頼を受けリサーチを⾏う 現在のUXリサーチセンター リサーチ対象

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• プロダクト横断の専⾨組織 • センター内にログ解析チームと、アンケートやインタビューの実査チームを持つ • 複数プロダクトからの多数の調査依頼を、基本的に軽重問わず全て請け負う • 上記の特徴から、⽐較的⼈数が多い 現在のUXリサーチセンター 特徴

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これまでの歴史

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これまでの歴史 メンバー数の変遷 2020年〜 2021年2⽉ 2021年6⽉ 2021年8⽉ CPO室時代 4⼈ ⽴ち上げ準備 +1 正式⽴ち上げ +5 +3 データアナリスト 社内から リサーチャー 社内公募 データアナリスト リサーチャー オペレーション担当 中途採⽤ リサーチャー

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• データアナリスト中⼼で中期的な機能提案を各プロダクトへ⾏う • 定期的なNPS調査、市場調査等のモニタリング • ⽬的志向の組織のため、ログデータに囚われずアンケートやインタビューも 取り⼊れる • ユーザー体験の調査へ軸⾜をずらし、定性的な側⾯の強化を考え、 UXリサーチセンターの構想を開始 これまでの歴史 CPO室時代

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• プロダクト横断の専⾨組織として⽴ち上げ準備 • マルチプロダクトへの対応 • 各PdMへの確実なリサーチ⼯数の提供 • 中⽴的な⽴場からのリサーチ • 専⾨性の向上 • ナレッジの蓄積 これまでの歴史 ⽴ち上げ準備期間

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• トップダウン、ボトムアップ両⾯からの、リサーチの浸透 • 案件数の増加、その対応へのリサーチャーの増員、 さらなる案件の増加と短期間で急拡⼤ これまでの歴史 正式⽴ち上げ後

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• 企画開発プロセスに組み込まれたUXリサーチ • PdMがGMに企画を通すときにリサーチの有無を問われる • そもそも多くのPdMが無駄な機能を作りたくない、 ユーザーに価値を届けたいと考えている • この段階でリサーチの潜在需要があるが、 引き出すためにはボトムアップの活動が必要 これまでの歴史 ~正式⽴ち上げ後~ トップダウン

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• 依頼したいものの、何を頼めばいいのか?どういう時に頼めばいいのか? という声が上がる • PdMから直接調査依頼をもらう以外に、定例、スポットで密にやりとりを⾏う⼈員を設置 • 問いが固まりきっていなくても相談に乗る。調査対象になるのか、やるべきなのか そうでないのか、そもそも正しく課題が設定できているのか等ディスカッションを⾏う • ⼤まかな⽅向性が決まったら、実査を⾏うメンバーをアサインして 具体的なリサーチが始まる これまでの歴史 ~正式⽴ち上げ後~ ボトムアップ

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現在の取り組み

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• プロダクト横断組織のデメリットとして、各プロダクトへの迅速なキャッチアップが困難 • ⼀⽅でマトリックス組織等、メンバーをプロダクトに固定して派遣すると ⼯数の柔軟性やナレッジの共有に問題が出る • この問題を解決するため、メンバーにそれぞれに⾃分の担当するプロダクトを持ってもらう • 現在どんな⽬的(OKR)で、どんな動きをしているのか? • 現在のプロダクトのKPIの把握 • 案件の担当⾃体は必ずしもそのプロダクト担当者になるとは限らず、 各メンバーの⼯数を考慮しアサインされる 現在の取り組み プロダクト担当制

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UX Researcher 林 愛空