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© 2023 HR Force Inc. データ基盤の再構築と DATA Saber挑戦を機に データイネーブルメントを進めた話 2023/04/24 株式会社HR Force 鈴木 凌

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© 2023 HR Force Inc. 2 本日の内容 お話しすること ・全社へデータ基盤を導入の経緯、その影響 ・DATA Saber挑戦の経緯、その影響 ・DATA Saberに全社をあげてどのように挑戦したか(してもらったか) お話ししないこと ・データ基盤をどのように構築したのか ・DATA Saberについての詳しい内容

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© 2023 HR Force Inc. はじめに 3

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© 2023 HR Force Inc. 4 4 自己紹介 所属 役割 趣味 株式会社HR Force(創業5年) 名前 Salesforce / Tableau / データ基盤 管理者 データエンジニア バスケットボール、ラーメン屋巡り 鈴木 凌(Suzuki Ryo) Twitter: @suzupappa 会社 DX部

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7 以下本編 01 これまで 02 生まれてきた課題感 03 解決策 04 DATA Saberとは 05 結果 06 今後の展望

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© 2023 HR Force Inc. 1.これまで 8

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© 2023 HR Force Inc. 9 これまで 求人データ / 市場データ 大きなデータを用いた市場分析や 過去データの確認 DX部 顧客データ / 営業データ / 請求データ リアルタイム性のある日々の ビジネスデータの確認や分析 各部署のユーザ / DX部 Salesforce × Tabelau によって、日々の業務・データ活用を推進 ただし、データが分断され、作成者も異なる データ 作成者 活用内容

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© 2023 HR Force Inc. 10 これまで 求人データ / 市場データ 大きなデータを用いた市場分析や 過去データの確認 DX部 顧客データ / 営業データ / 請求データ リアルタイム性のある日々の ビジネスデータの確認や分析 各部署のユーザ / DX部 Salesforce × Tabelau によって、日々の業務・データ活用を推進 ただし、データが分断され、作成者も異なる データ 作成者 活用内容

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© 2023 HR Force Inc. 2.生まれてきた課題感 11

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© 2023 HR Force Inc. 12 生まれてきた課題 1.どのデータが正しいのかわからない状況になりかけていた ≫ データを直接Tableauにアップロードするやり方や、特定の部署のみでのBigQuery利用では 正しいデータがどれなのかわからず、誤ったデータを参照してしまう可能性が出てきていた 2.データ抽出、ダッシュボード作成などの依頼が捌けなくなっていた ≫ 業務で必要となるデータ、及び指標が増えてきたことにより、SQLでのデータ抽出、 ダッシュボードの作成依頼など、諸々の対応が難しくなってきた

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© 2023 HR Force Inc. 13 必要性 1.信頼できる全社データ基盤を構築する必要性 ≫ 全社のデータ基盤の構築と、それによるSSOTの実現 2.ビジネスユーザがTableauダッシュボード作成する必要性 ≫ 実務者が自身でデータを自由に扱い、ダッシュボード作成やデータ活用を進められる状態の実現 とはいえ・・ ・設立5年、正社員70人規模のベンチャー企業で、専門的な人材を採用することは難しい ・すべての部署の人にSQLを覚えてもらうことは現実的ではない

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© 2023 HR Force Inc. 3.解決策 14

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© 2023 HR Force Inc. 15 実行したこと 1.信頼できる全社データ基盤を構築する必要性 → データ基盤をSnowflakeで再構築し、全社へ展開する ≫ Google BigQueryを導入していたが、DX部を含む限られた部署でのみ活用されていた状態だった 今後のデータ活用を見据えてSnowflakeを導入し、SSOTの実現を目指した 2.ビジネスユーザがTableauダッシュボードを作成する必要性 → 14/70名の正社員に「DATA Saber」に挑戦してもらう ≫ 社長、マネージャーを含む意思決定の中心となる正社員や、その他にも希望者を合わせて、 総勢14名が同時にDATA Saberに挑戦することになった ≫ 全員が認定された場合には正社員のDATA Saber比率20%(元々2名のDATA Saberがいます)

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© 2023 HR Force Inc. 4.DATA Saberとは 16

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© 2023 HR Force Inc. 17 DATA Saberとは DATA Saber: DATA Driven文化を推進する人材の育成・増加を目的とした3か月間の無償学習プログラム Tableauのスキルだけではなく、データを正しく読み取る力、伝える力も鍛えられる 今後のキャリアをも左右するような、濃密な3か月間となるが、負荷もかかる データを通して世界を理解し、それを人に正しく伝える努力を怠らず、人の心を動かし、行動を促す。 これがDATA Saberである。(公式サイトより引用)

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© 2023 HR Force Inc. 18 どうやって参加を決めた? どのようにして興味を持ってもらい、挑戦してもらったのか? ≫ 「百聞は一見に如かず」 今後の重要な指標となるデータを、Snowflakeでテーブルを作成、Tableauで可視化し、 ダッシュボードからインサイトを得る、という体験をしてもらった Small Start, Quick Win ≫ データを自在に扱えることによる良さ、データを可視化することによる意義、 その後のアクションへのつながり、をまずは感じてもらい、魅力を感じてもらった ≫ データ活用の重要性は認知されていたため、実際の体験が最後の後押しとなった

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© 2023 HR Force Inc. 5.結果 19

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© 2023 HR Force Inc. 20 結果 データ基盤の構築と、Tableauの強みがそのまま、前述の課題解決に繋がった 1.全社データ基盤によるSSOTの状態、データソースの一元管理を実現 ≫ ダッシュボードを作成するユーザが増加により、参照データが不明な野良ダッシュボードの 乱立という予測される問題に対し、データ基盤の構築も進めたことで一元管理される状態に (今後もその状態の維持に努める必要はあり) 2.ビジネスユーザが様々な切り口でインサイトを得られるようになった ≫ データを管理する人とデータを利用する人の距離が一気に縮まり、インサイトを得やすくなった ≫ ビジネスユーザが自身でデータを見て、インサイトを得て、そしてアクションを起こすという サイクルが回るようになり、DATA Drivenな文化ができてきた

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© 2023 HR Force Inc. 6.今後の展望 21

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© 2023 HR Force Inc. 22 今後の展望 1.実はDATA Saberの挑戦はまだ終わっていないので、まずは全員合格 ≫ 挑戦したことによって既に大きな成果を得ていますが、せっかくなら全員合格したい 2.DATA Saberに挑戦するような人材を育てる ≫ 挑戦中の人材が、既に他の人に良さを教えており、リーダーからメンバーに対し、 「もし認定されたら師匠になってください」といったコミュニケーションが生まれてきている 3.データ基盤の整備を進める ≫ ディメンショナル・モデリングの実現と、データエンジニア人材の育成 ≫ BI人材が増えることによってデータソースとなるデータ基盤への対応も増加するはず

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© 2023 HR Force Inc. 23 最後に 「データは見られることで美しくなる」 by KTさん

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© 2023 HR Force Inc. ご清聴ありがとうございました 24