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© KAUCHE, Inc. 評価のギャップから紐解く、 「評価軸」と「ソフトスキル」の重要性 波多野 潤一 / めぐろLT #22「LT忘年会2024」

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© KAUCHE, Inc. 自己紹介 ● 波多野 潤一 / @blajir ● 株式会社カウシェ ○ ECアプリ「カウシェ」のパートナー様向け管理画面 の開発 ● ハッシュタグ ○ #フロントエンド ○ #プロレス観戦 ■ #新日本プロレス ■ #WWE

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© KAUCHE, Inc. 「評価」に対しての悩んだ経験、ありませんか? 評価に悩んでいた当時の私の状態 ● 毎回、自己評価は場当たり的 ○ 期末に、作成した Pull Request を見返し、工夫した点を絞り出す ○ 「能動的な行動」として書けることが思い浮かばない ● 次のグレードに上がれず、昇進を諦めた経験

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© KAUCHE, Inc. ● 被評価者の私が感じた、評価への違和感 ● 違和感の正体から見えた、「評価軸」と「ソフトスキル」の重要性 そんな私が今日話すこと

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© KAUCHE, Inc. ● 30代中盤 ● フロントエンドエンジニア ● スペシャリストではなくジェネラリスト ● 今後のキャリアに漠然と不安がある ● 以前の職場で評価ギャップに直面した経験 私の立ち位置

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© KAUCHE, Inc. 以前の職場で、自己評価と上司からの評価にギャップがあると感じていた ● 自己評価 ○ 目標に対して予定通りコミットできているつもり ○ 一緒に働くメンバーからは一定の評価を得ていた(と思う) ● 上司の評価 ○ 次のグレードに満たしてない 評価のギャップに苦しんだ経験

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© KAUCHE, Inc. 改めて当時の働き方を振り返ると、 ● 「与えられたタスクをこなせば評価されるはず」という思考 ○ 自分が及ぼす影響範囲は限定的 ○ 仕組み化してほしい上司と気合いでなんとかする自分 ● そもそも「何をすれば評価されるのか」が分かっていない状態 ○ 評価軸が明確でなく、行動に再現性がない 評価に対する違和感の正体

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© KAUCHE, Inc. フィードバックで「作業者のまま成長が止まる可能性」に気づいた ● 依頼されたことはできているが、能動的に先回りして動けているか? ● 課題に気づいて提案・対応していく、マインドと行動がセットになっている状態か? 転機は現上司との 1on1

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© KAUCHE, Inc. そこから擦り合わせた2つの「評価軸」 1. チームや組織への貢献 a. タスクを消化するだけでなく、チームや組織に貢献することが成果を最大化さ せる 2. インパクトの大きい課題の発見と解決 a. 限られたリソースで、より効率的にプロダクトや組織を成長させる 評価軸を認識する

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© KAUCHE, Inc. まずは即効性のありそうな、できることから実践 ● デイリースクラム開始前に議題を確認し、論点や考慮すべき点などを頭に入れる ○ (言及なければ)「この観点だとどうなります?」と尋ねる ● 社内ツールの運用メンバーにペインをヒアリングする ○ 直接話すと「そこがつらかったのか」「実はすぐ直せる」みたいなものが意外と ある ● エンジニア採用でのJD改善提案 ○ 「じゃあ別媒体もお願い」と、次のストレッチへ繋がる 日常の業務で実践したこと

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© KAUCHE, Inc. 自己成長のために重要だと感じたポイント ● 評価軸を認識する ○ 自分の行動を振り返り、成長を促すための指針になる ● 今の役割でチームや組織に貢献できることを考える ○ まずは小さなことから取り組む ■ できることが増えていくのは素直に嬉しい ○ ソフトスキルも働く上での強みになる 学びと成果

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© KAUCHE, Inc. おわりに 成功体験を積み重ねて、良い循環を生み出そう!