Asynqを使って、サクッと非同期処理を実現する

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© 2024 Loglass Inc. 1 自己紹介自動車整備士としてキャリアをスタートし、退職後カナダのバンクーバーへ渡航。その後、プログラミングを現地の学校で勉強した後に、機械学習エンジニアとして現地のスタートアップでエンジニアとしてのキャリアをスタートさせる。 2年半カナダに滞在したのち、福岡へ移住。福岡の受託開発会社でバックエンドエンジニアとして3年ほど勤務。バックエンド・フロント・インフラの経験を積む。 2024年10月に株式会社ログラスへクラウドエンジニアとして入社。生成AI入門中株式会社ログラスクラウドエンジニア宮本淳志 Atsushi Miyamoto

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© 2024 Loglass Inc. 6 01｜非同期処理の重要性なぜ必要なのか時間のかかる処理や外部サービスに繋げる処理を同期的に実行すると、レスポンスに時間がかかり、ユーザーに影響がでるケースがある非同期で処理を実施すると、処理の結果を待たずにレスポンスを分離して返すことが可能になるため、時間のかかる処理でもユーザー体験を保つことができる例: ● メール送信 ● ファイルアップロード etc.. ※参考: https://aws.amazon.com/jp/builders-flash/202206/master-asynchronous-execution-01/

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© 2024 Loglass Inc. 8 02｜Asynqとは特徴タスクを非同期に処理する仕組みを実現するために、Workerを活用したキューイングや処理を行うOSSライブラリ特徴: ● 実装がシンプル ● タスクの非同期処理に加え、スケジューリング処理も実装可能 ● WebUIを使って、モニタリング可能 ● Redisをバックエンドに指定する必要あり ● 継続的にメンテされている (最新のリリース約1ヶ月前) ○ 例 ■ https://github.com/benmanns/goworker (最新のリリース約6年前） ■ https://github.com/gocraft/work (最新のリリース約6年前） ※参考: https://github.com/hibiken/asynq

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© 2024 Loglass Inc. 11 例として、メール送信をバックグラウンドで処理するハンドラーの実装 03｜Asynqを使った実装 Taskハンドラーの実装 ● タスクのタイプ定義 ○ 様々なタスクに対して、どの処理を実行するか内部的に判断するために使用 ● タスクを作成する関数を定義 ○ ここで作成されたタスクが最終的にRedisにエンキューされる ● タスクの処理を行うハンドラーの実装 ○ 非同期で行わせたい処理参考: https://github.com/hibiken/asynq

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© 2024 Loglass Inc. 13 ● Redisへ接続 ○ Taskごとのプライオリティも指定可能 ■ https://github.com/hibiken/asynq/wiki/Queue-Pri ority#weighted-priority ● Taskタイプとハンドラのマッピング ○ タイプごとに行わせたい処理の紐付け ● Worker Server起動 03｜Asynqを使った実装 Workerの実装参考: https://github.com/hibiken/asynq