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コミュニティマーケをやる上で 知っておいて欲しいマーケティングの考え方 一般社団法人コミュニティマーケティング推進協会 理事 合同会社カラフル 代表 小笹 文(@ayaoza)

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自己紹介 • 一般社団法人コミュニティマーケティング推進協会 理事 • CMC_Meetup 運営チーム(おかん) • 合同会社カラフル 代表 • 日本工業大学 非常勤講師(マーケティング) • 3社の上場企業の社外取締役 小笹 文(おざさ あや) MOT(技術経営)修士 MBA(経営管理)修士

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「価値」とはなにか

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「失われた30年」の間の変化 1991 バブル崩壊 2007〜08 リーマンショック 2019〜21 コロナ 2022〜 ウクライナ 2011 東日本大震災 2001 9.11テロ 作れば売れる これまで通り 作っても売れない

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「失われた30年」の間の変化 1991 バブル崩壊 2007〜08 リーマンショック 2019〜21 コロナ 2022〜 ウクライナ 2011 東日本大震災 2001 9.11テロ 作れば売れる これまで通り 作っても売れない いかに価値を創るか 「価値創造」の重要性 差別化戦略 ブルーオーシャン マテリアリティ・ビジョン ・・・・

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• 顧客は「モノ」が欲しいのではなく「価値」を求めている :ましてや「モノ」に内在する「技術」それそのものは「価値」に直結しない • シーズ(技術)志向型 / ニーズ志向型共に最も重要なのは価値の具体化 ニーズ 価値 製品 技術 自社が持つ 技術 自社が提供する モノ モノによって実現 する顧客メリット 顧客が本当に 必要とする状態 価値創出プロセス ニーズ志向型 シーズ志向型

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基本的なマーケティングフレームは、対「製品」だけのものではない ①STP 誰のどんなニーズが ②4P どういった製品で ③4C どのように解決されるか

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基本的なマーケティングフレームは、対「製品」だけのものではない ①STP 誰のどんなニーズが ②4P どういった製品で ③4C どのように解決されるか

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基本的なマーケティングフレームは、対「製品」だけのものではない ①STP 誰のどんなニーズが ②4P どういった製品で ③4C どのように解決されるか

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「価値」を生み出すレバーは2つしかない 1.WTP(支払意思額)を高める =顧客歓喜を高める Source: Felix Oberholzer-Gee, 2021, Better, Simpler Strategy: A Value-Based Guide to Exceptional Performance, (支払意思額) (売却意思額) 2.WTS(売却意思額)を高める =従業員満足度、サプライヤー余剰利益を高める マージン(と収益性の高さ)は 1. 2. を生み出す能力が反映されたもの

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「価値」は誰のためのものか? どうすれば もっと売れるか? どうすれば 顧客が歓喜するか 「製品価値」 「顧客価値」

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「価値」の価値変化 売り手が これだと決めた 価値 買い手が 必要としている 価値

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サービスドミナントロジック 価値は「共創」されるもの

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古くからのマーケティングの考え方は、「価値の交換」 企業 顧客 モノそれ自体に価値がある、という考え方 (グッズドミナントロジック) グッズ(モノ) お金 価値 価値とお金を交換 作る人 使う人

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サービス・ドミナント・ロジックの考え方 企業 顧客 アクター アクター 知識やスキル 知識やスキル 自社の業界知識 製造工程のノウハウ 利用のための基礎知識 製品/サービスの使い方 ・・・ 自社の業界知識 真のニーズや困りごと リテラシーや利用シーン 他の製品・サービスとの併用 ・・・

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サービス・ドミナント・ロジックの考え方 企業 顧客 価値を共創 モノではなくサービスを交換する 価値は顧客と企業(+α)によって共創される サービス サービス グッズ(モノ) 価値 アクター アクター 知識やスキル 知識やスキル

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サービス・ドミナント・ロジックの考え方 企業 顧客 価値を共創 サービスの価値は、顧客が利用してはじめて生み出される (value-in-use = 使用価値) サービスの価値は、異なる背景を持つ顧客によって決められる (value-in-context = 文脈価値)=Co-creation of value 企業は価値を「提供」することはできず、あくまで「提案」するだけ 価値は状況依存的なもの

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サービス・ドミナント・ロジックの考え方 企業 顧客 価値を共創 サービスの価値は、顧客が利用してはじめて生み出される (value-in-use = 使用価値) サービスの価値は、異なる背景を持つ顧客によって決められる (value-in-context = 文脈価値) 企業は価値を「提供」することはできず、あくまで「提案」するだけ “情報の粘着性” stickiness of information

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情報の粘着性 企業 顧客 価値を共創 知識やスキル 知識やスキル 自社の業界知識 製造工程のノウハウ 利用のための基礎知識 製品/サービスの使い方 ・・・ 自社の業界知識 真のニーズや困りごと リテラシーや利用シーン 他の製品・サービスとの併用 ・・・

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情報の粘着性 企業 顧客 価値を共創 自社の業界知識 製造工程のノウハウ 利用のための基礎知識 製品/サービスの使い方 ・・・ 自社の業界知識 真のニーズや困りごと リテラシーや利用シーン 他の製品・サービスとの併用 ・・・ 情報移転 知識やスキル 知識やスキル

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生産財取引の特徴 出典:「生産財マーケティング」(有斐閣, 2015) 合目的性 合目的性を強く意識しながらも 情報収集は判断の手間をあまりかけずに 意思決定をおこなうことが一般的 継続性 継続が前提であるため、最初の取引 相手の選択はむしろ慎重に行われる 相互依存性 カスタマイゼーションの程度や 受注生産の能力、顧客サービス水準など は事前に目で見て判断できないため、 事前の情報収集が重要になる 組織性 購買意思決定には様々な部署、 担当者が関与しており、 それぞれが情報収集パターンも 評価するポイントも異なっている

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コミュニティは企業/顧客双方のスキルやナレッジを強化する 企業 顧客 価値を共創 知識やスキル 知識やスキル サービス サービス グッズ(モノ) 合目的性 継続性 相互依存性 組織性 情報移転 価値

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コミュニティは企業/顧客双方のスキルやナレッジを強化する 企業 複数の顧客 サービス サービス グッズ(モノ) コミュニティ 価値 合目的性 継続性 相互依存性 組織性 知識やスキル 知識やスキル 情報移転 価値を共創

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コミュニティは企業/顧客双方のスキルやナレッジを強化する 企業 複数の顧客 サービス サービス グッズ(モノ) コミュニティ 強化 強化 価値 合目的性 継続性 相互依存性 組織性 知識やスキル 知識やスキル カバー 情報移転 価値を共創

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コミュニティは企業/顧客双方のスキルやナレッジを強化する 企業 複数の顧客 サービス サービス グッズ(モノ) コミュニティ 強化 強化 価値 合目的性 継続性 相互依存性 組織性 知識やスキル 知識やスキル カバー 価値を共創 情報移転

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コミュニティは価値共創の最適化・最大化に有効な手法 企業 複数の顧客 サービス サービス グッズ(モノ) コミュニティ 強化 強化 価値 合目的性 継続性 相互依存性 組織性 知識やスキル 知識やスキル 情報移転 カバー 価値共創の最適化・最大化