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弊社が考えるPower Platformの在り方と 市民・プロ開発者の在り方について 2020/01/11 Power Apps Startup Meeting@広島 株式会社ソントレーゾ DX推進事業部 中村 亮太

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自己紹介 • もともとインフラ上がりのエンジニアです。 • Power Appsでゲーム作ったり、IoTと組み合わせたりとかしてます • 最近はPower PlatformやLogic AppsといったLow-Code関連だけ でなく、IoTとOffice365をうまく連携できないか試行錯誤 みたいなこともしてます。 R_t_A_n_M rnakamuramartiny 株式会社ソントレーゾ 取締役 最高技術責任者(CTO / Co-Founder) DX推進事業部 (DX OverDrive Business Dept.) 事業部長 ■主催 Office 365 User Group 福岡支部 / IoT365 User Group ■運営 JAPAN Power Apps User Group JAPAN Power Virtual Agents User Group ■YouTube Martinysystem Channel 中村亮太(Ryota Nakamura) rnakamuramartiny rtanm

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会社概要 株式会社ソントレーゾ 創業 2017年8月 本社 福岡県福岡市中央区天神5丁目9-13 NBF福岡ビル3階 資本金 500万円(資本準備金含む) 従業員数 15名 事業内容 ・DX推進コンサルティング ・Office365導入コンサルティング ・Citizen Developer 創出事業 ・受託開発 ・営業支援 ・教育支援 【経営理念】 IT の「町医者」として、お客様に「寄り添う」 サービスをご提案します。

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会社組織図 経営企画部 管理部 営業部 広報 拡販営業グループ SESグループ 開発部 受託開発グループ DX推進事業部 コンサルグループ Cloud Platform Developerグループ Citizen Developer グループ AI/ML Developer グループ 部署名 役割 経営企画部 経営方針や全体予算を策定・管 轄する 管理部 労務・経理などを管理する 営業部 SESグループ SESサービスを提供する 拡販営業グループ 自社プロダクト販売、受託案件 獲得を行う 広報 自社ブランド力・知名度向上を 行う 開発部 受託開発グループ 受託開発案件を行う DX推進 事業部 コンサルグループ 顧客のDX推進を提案・立案を 行い、案件化を行う Cloud Platform Developer グループ DX推進に係る各種クラウド サービスの設計・開発を行う Citizen Developer グループ DX推進に係るLow-Code ソリューションの開発・教育を 行う AI/ML Developer グループ DX推進に係るAI/MLモデルの開 発を行う

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Agenda • 弊社で使用中のアプリのご紹介 • Power Platformのあり方 • 市民・プロ開発者のあり方

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弊社で使用中のアプリのご紹介

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来訪受付システム 弊社の入口に設置しているiPad端末にて使用しており、来訪者の方が操作を行い、来訪登録を行います。

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鍵解施錠システム 弊社の鍵に設置しているスマートロックの解錠・施錠を行えるようになっています。 解錠については、セキュリティの観点から、会社に近づかないとできないようになっています。

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オフィス統合管理システム(開発中) オフィスに設置している各種システムを統合的に管理することができ、また履歴情報なども一元管理する システムです。

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Power Platformのあり方

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Digital Feedback Loop 関係の強化 顧客からのシグナル 業務の効率化 業務データ 従業員からのフィードバック 製品テレメトリ 従業員の作業効率化 製品の改善 顧客と繋がる 業務最適化 社員にパワーを 製品の改革 顧客 業務 人 製品 人・顧客・業務・製品の4つの領域は それぞれが独立したデータを持っている それらのデータを集めて 分析・洞察を行い、各領域に還元する。 還元されることで、各領域がそれぞれ強化され 新たなデータが発生する。 それらは再び集まり、分析・洞察が行われ 各領域に還元される。 そういったループにより、各領域はより 高い付加価値を生み出すことができ ひいてはビジネス全体に普及する。

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表現力の向上 紙やスライドといった資料のみだったのが、Power Platformを使うことで、ちょっと した、モック画面なども、より実際のアプリに近い形で直に触ってもらうこともでき るようになります。

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業務改善障壁の是正 これまで、業務改善を行うにも、多額の費用と人員を導入して行わなわなければならず、都度あきらめざるを 得ないことが多かったものの、それが Power Platform を活用することで、安易に、かつ適切な業務改善を 最速で実行することが可能になります。 IT担当者 担当Sier 業務委託者など 開発依頼 業務担当者 開発依頼 今までは これからは

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欲しい機能は欲しい人が作るという考え方 営業 事務職 経営層 ・製品紹介アプリ ・顧客別の業績予測レポート ・エンジニアリスト管理アプリ ・備品管理アプリ ・発送シール生成アプリ ・受領書類管理アプリ ・P/L作成ツール ・B/S管理アプリ ・業績管理アプリ 自分たち で作り 自分たち で育てて いく 利用率が高く、 非常に便利な アプリが次々 と創出される 職種や業務内容によって求める機能は様々。求める機能を自身で作れる環境がある おかげで、そのアプリの利用率は必然的に上がりやすく、また必要に応じて拡張 されていく為、より便利なアプリへと成長しやすくなります。

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市民・プロ開発者のあり方

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Power Platform Azure サービス Azure データサービス すべての開発者 プロの開発者 Azure DevOps SQL Azure Cosmos DB API management Azure Functions AKS Cognitive Services Visual Studio VS Code SQL Data Warehouse Power Platform + Azure ですべての開発者に… Base Slide : Microsoft Corporation Taiki Yoshida Power CAT

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足りないところはプロ開発者が補う Power Platformだけではどうしても足りない機能、簡単には連携できない様々な サービスがあります。そんな時は、プロ開発者がPowerPlatformと連携できる部分を 作ることで、より高度なアプリを誰もが開発できるスキームを作ることができます。

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Power Platformで社員同士協力しあうことができます 今までのような、それぞれの部署に丸投げ依頼し合うような仕事ではなく、協力し 合うことで、社員全体の信頼関係を築くことができ、会社全体の雰囲気も向上! お互いが助け合ってより良い仕事を行うことができます。

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市民開発者+リターンシップインターン 諸事情により一度社会から離れた方を社会復帰するためのリターンシップについて 弊社では、まずはインターン(パートタイマー契約)として採用し、Power Platformの案件に携わって頂くことで 市民開発者としての教育や実務経験を行って頂いています。

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キャリアアップして正社員採用 インターン終了後、所定の条件をクリアした方は、市民開発者として正社員雇用することが可能です。 また、Power Platformが社会全体に浸透すれば、他社でも開発者として採用するといったことも可能では ないでしょうか? このようなキャリアアップが実現できるのも、誰もが開発者になれるPower Platformならではと考えています。

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弊社では既に始まっています 事務職として当初採用しましたが、今では市民開発者として、Power Platform 案件に携わっています。 また、ママインターンとして応募があった女性を、今月よりパートタイマー契約にて採用して Power Platformの教育を始めています。