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AI時代でも変わらない技術コミュニティの力 ~10年続く“ゆるい”つながりが生み出す価値~ 2026年2月20日 Developers Summit 2026 #devsumiC

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自己紹介

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● 主にバックエンドエンジニア(Kotlin) ● Kotlin愛好会運営 ○ 初参加は2018年 ○ 初回開催時の最初の登壇者 ○ 2020年末〜運営としてjoin ● Server-Side Kotlin Meetup運営 ● 著書に『Kotlin サーバーサイドプログ ラミング実践開発』 ● X:@n_takehata タケハタ(竹端尚人)

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● iOSエンジニア ● 株式会社ディー・エヌ・エー ● Swift愛好会運営 ○ 2019〜運営としてjoin ○ 初参加は2018年 ● try! Swift Tokyo Organizer ● X:@66nylon_y ● 趣味:おいしいもの探し Roku

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● iOSエンジニア ● 株式会社メルカリ AI Task Force ● 元Swift愛好会会長 (発起人の1人 2015~) ● 元try! Swift Tokyo Organizer ● X:@jollyjoester ● 謎の実績:3000人くらいと乾杯 してきた jollyjoester

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アジェンダ 1. 愛好会とは? 2. なぜ10年続けられているのか? 3. AI時代におけるコミュニティの重要性 4. 技術コミュニティのススメ

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1.愛好会とは?

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会のオープニングで説明している内容

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活動内容

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● ほぼ毎月の勉強会開催 ○ Swift愛好会とKotlin愛好会を交互に開催 ○ 両方の合同会を開催することもあり ● もくもく会 ○ 休日に集まって開催 ● 合宿 ○ 年に1回くらい、泊まりでの開発合宿を開催

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その他活動内容 ● 技術書典への出展 ● Qiita Advent Calendarへの参加 ● Qiita Tech Sprintへの参加 ● DevRelKaigi 2025でのブース出展

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談義という特殊な発表形式

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会のオープニングで説明している内容

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• 時間制限がない • 発表形式自由 • テーマももちろん自由

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発表へのハードルを下げる狙い ● 時間自由にすることで、細かい時間調整などを するために準備のコストをなくす ● ちゃんとした資料を作る必要もなくす ● テーマもSwift/Kotlinになにかしら関わってい ればOKとしている

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とにかく気軽に登壇できる機会を 作れる会でありたい

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このスライドは10年前からほぼそのまま使われている

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みんなが第一想起する場所にしたい 「この勉強会にいってれば安心!という定番の勉強会を作りたいよね」 ● 「続いている」が大事では? ○ 運営を頑張りすぎない、という判断基準 ○ 月1と決めてしまう ● 愛好会という名前 ○ 誰でも気軽に参加しやすい名前にしたい 初期設計

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● 乾杯から始める ○ 自分が緊張するから飲んでからやりたい ■ わいわい楽しく知見を共有できる ● 時間も含めて自由なスタイルの談義 ○ 自分が時間が守れないので好きにやりたい ■ 形式を整える手間を排除し、知見の共有に 集中できる 偶発的な枠組み

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変遷 ● 1年目:Swift愛好会が発足し、iOS界隈で浸透していく ● 2年目:合宿や地方勉強会との合同開催など、毎月の通常開催以外の イベントもやり始める ● 3年目:姉妹コミュニティのKotlin愛好会も始まる ● 5年目:コロナ禍になり、オンライン開催や配信もするようになる ● 8年目:Swift愛好会がWWDC公式から紹介される ● 9年目:初代運営メンバー(登壇者のjollyjoesterを含む)が運営から 引退する ● 10年目:初代のメンバーがいなくなった後も、変わらずほぼ毎月の 勉強会を開催しながら活動している

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いろいろなスターが👏 ● 最初から神様みたいなエンジニア ● 若手からいつのまにか日本や世界的を代表するエン ジニアたちへ ● 80歳を超えてiPhoneアプリ開発にチャレンジ ● 高校生から常連のように談義 ● ノンエンジニアからiOSアプリ開発者へ ● iOS・Swift関係ないのにずっとコミュニティ支えて くれてたり

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2.なぜ10年続けら れているのか?

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10年続けるとどんなことが 起こる? ● 運営メンバーの疲弊 ● 運営メンバーの人生ステージ・モチベーションの変化 ● 時代の流れによる影響 ○ コミュニティが関わる技術領域の盛り下がり ○ 新型コロナウイルスなどの情勢の変化

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愛好会が 10年続けられた秘訣

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10年続けられた秘訣 ● 運営メンバーの疲弊 ● 運営メンバーの人生ステージ・モチベーションの変化 ● 頑張りすぎない運営設計 ● 定期的に新メンバーを追加 ○ 誰かが来られなくても運営できる体制の継続 ○ 現在は創立メンバーはいないが、活発に動き続けている

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頑張りすぎない運営設計 ● 基本的には場所と日時が決まればconnpassのイベント ページを公開して、あとは当日集まるだけ、くらいの準 備量 ○ やることをできるだけ減らして、続けることを第一 にした設計 ● 登壇枠は誰でも自由に登録OKの公募形式 ● たまに合宿などを企画する際はちょっと頑張る

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10年続けられた秘訣 ● 時代の流れによる影響 ○ コミュニティが関わる技術領域の盛り下がり ○ 新型コロナウイルスなどの情勢の変化 ● ありがたいことに技術領域が盛り上がり続けている ● オンライン開催へ柔軟に対応 ○ コロナ禍でも継続して開催できた ○ その後オフライン開催が復活しても配信できる技術をget

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10年続けられた秘訣 現在YouTube登録者数476人

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● 初心者にもベテランにも優しい談義という登壇形式 ○ 話したいことができたら誰でも話しに来られる ● 会場を様々な会社様からお借りして開催 ○ 会場のエンジニアも巻き込んで、コミュニティがどんど ん大きくなっていく ○ 会社紹介もできてWin-Winの関係性になるよう心がけて いる 10年続けられた秘訣 その他

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● ソースとは「最初にやりたい!と思った意志」(ソース原 理) ● “Swiftの知見をわいわいみんなで楽しみたい”という意志 ● 自分がSwift愛好会の“最初のソース”だった。 ● ソースがコミュニティに宿った。だから僕が引退しても、そ の意志が次の世代に移り、続いている。それが一番嬉しい。 10年続いた驚き 「ソース」が引き継がれた!

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続けていて苦労したこと ● 談義に時間制限がないことによるタイムマネジメントの難しさ ● 参加者がなかなか集まらない時 ○ 談義の枠が埋まらず運営メンバーが登壇してカバーする時も あり ● 様々なトラブル ○ スクリーンに投影できない ○ 会場のWi-Fiが使えなくなった

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続けていて良かったこと ● 様々な人との出会い ○ 出会いから生まれる発見 ● 新たな機会への挑戦 ○ みんなで技術書をかく ○ DevRelKaigiにブース出展...等 ● 自身の技術モチベーションの継続 ● スキルアップのチャンス

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苦労したこともあったけど、 良かったこと・得たものが たくさんあった!

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愛好会運営で 得たもの

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● イベントを設計・開催するスキル💪 ○ 社内勉強会の立ち上げにも役立った ○ 人の巻き込み力も上がった ● アイデアを形にする能力💡 ○ 愛好会は「やってみよう!」のスタンスなので、アイデア に自由に挑戦できる ○ PMに似た仕事の挑戦ができる ● 得意なこと・好きなことを発見した🫰 ● 苦手なことも場数をこなすとなんとかなるという自信󰖵 愛好会運営で得たもの Roku

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● イベントの開催ノウハウ ○ 会場手配、オペレーションなど(会社でのイベント 開催などにも活きている) ● トラブルの経験 ○ 多少のことでは驚かず冷静に対応する力と解決す るノウハウが身に付いた ● 人とのつながり ○ 会場提供していただいた企業様に他のイベントで もお願いしたり、他イベントの参加者の方を愛好 会に誘ったり 愛好会運営で得たもの タケハタ

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● 人間力 ○ 本当に多くの人と会うことができた🙌 ● たくましさ ○ 本当に多くのトラブルに出くわした😂 ● 技術力(自分比) ○ みんなの発表内容を理解しようと必死に学んだ💪 愛好会運営で得たもの jollyjoester

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3.AI時代における コミュニティの 重要性

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なぜコミュニティに集まるのか? ● これってどういうこと?と誰かに聞きたい ● 自分の考えを話してみたい ● 他の人はどう捉えているのか知りたい ● 同じ関心を持つ人と出会いたい → 人と話すことで、理解も広がる

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Swift愛好会が生まれた頃に想いを馳せる ● 新しい言語が登場してワクワクしていた ● 情報が少なく、正解もなかった ● だからこそ、集まって話した ※1時間以上の談義、懇親会での継続議論など みんなよくわからない状態で知識や経験を持ち寄 ることで盛り上がった

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今、AIの時代 ● AIって何ができるんだろう ● 自分たちの技術や仕事とどう関わるんだろう ● みんなはどう使っているんだろう まさに「よくわからない状態でわくわくしてい る!」状態

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みなさん最近ワクワクしていませんか?

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今こそみんなで集まって 人間同士でわいわいするとき!

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AIの時代においても 技術コミュニティで会いましょう

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4.技術コミュニティ のススメ

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なぜコミュニティを 続けているのか?

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● イベントをやって盛り上がるのが楽しい(終わっ た後の充実感) ● エンジニア同士集まって話すのは楽しい ● 毎回必ず発見や学びがある

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愛好会の談義でもAIの話が ● Claude Code で創る世界と壊れる世界 ● GitHub Copilot For Xcode ● AI前提で考えるiOSアプリのモダナイズ設計 ● ゆるーく理解する KoogのAIAgent開発 ● Jetpack Compose移行をAIだけでやってみた

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もくもく会・合宿でも ● AIを使って開発する人が増えた ● AIの使い方についてノウハウ交換をする機会に なっている

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自分自身も楽しんでいるし、この楽しい場を 提供し続けたい

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今後も大事に していきたいこと

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● オープンで多様性のある空間であること ● 発信したい人が自由に発信できる場をつくること ● 楽しくつながりができる機会をつくること

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オープンで多様性のある 空間であること

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● 初心者、ベテラン、老若男女問わず参加して楽 しめる空間であること ● 誰もが来たい時に気軽に参加できる雰囲気であ ること オープンで多様性のある空間であること

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発信したい人が自由に 発信できる場をつくること

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● 未経験者でも談義ならやってみようと思えるよ うな場 ● 発信したいと思った時、そこに話せる場がある 発信したい人が自由に発信できる場をつくること

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楽しくつながりができる 機会をつくること

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● 誰でも気軽に参加して、思わぬ知識や人との出 会いが生まれる機会をつくる ● 参加した人のキャリアや人生に少しでもいい効 果が生まれたら嬉しい 楽しくつながりができる機会をつくること

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まとめ

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● コミュニティは楽しい!学びがある! ● 愛好会はこれからも”ゆるい”つながりを生み出す 場をつくっていきます! ● AIが発展している今の時代、一緒に楽しみにきま せんか?

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3月(18 or 19日)にSwift愛好会@株式会社スタメン様 を開催します!

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4月21日にKotlin愛好会@ウェルスナビ株式会社様 を開催します!

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● 会場提供していただける企業様は常に募集して います! ● 勉強会の開催は会場が命です! ● もし興味のある方はask the speakerや懇親会 でぜひ! 一緒に盛り上げてくれる企業様も募集してます!

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Swift愛好会 Kotlin愛好会 フォローお願いします!

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みんなで技術コミュニティ盛り上げて 今の時代を楽しみましょう!