Slide 1

Slide 1 text

AIエージェント最前線︕ Amazon Bedrock、Amazon Q、 そしてMCPを使いこなそう KDDIアジャイル開発センター株式会社 テックエバンジェリスト 御⽥ 稔(みのるん)

Slide 2

Slide 2 text

1 KDDI Agile Development Center Corporation $ whoami 御⽥ 稔(みのるん) @minorun365 テックエバンジェリスト KDDIアジャイル開発センター株式会社(KAG) クラウドや⽣成AIで内製開発を⾏いながら 技術の楽しさを広める活動をしています AWS Community Hero AWS Samurai 2023, 2024 2024 Japan AWS Top Engineer 2024 Japan AWS All Certs Engineer Qiita 2024 Top Contributor

Slide 3

Slide 3 text

2 KDDI Agile Development Center Corporation みなさん、2025年は AIエージェント元年らしいですね!? もう6⽉です。バリバリ活⽤できていますか︖

Slide 4

Slide 4 text

3 KDDI Agile Development Center Corporation え、そもそもAIエージェントって何か よく分かってないって…︖︖

Slide 5

Slide 5 text

4 KDDI Agile Development Center Corporation AIエージェントとは︖ エージェント = 代理⼈ ◦ 誰の代理⼈︖ → あなた ➡ つまり、まるで⼈間のように働いてくれる賢いAIシステムのこと︕

Slide 6

Slide 6 text

5 KDDI Agile Development Center Corporation AIエージェントの起源 明確な定義はなく、似たような概念が昔から⾔葉を変えて提唱されている Franklin and Graesser (1997) “⾃律型エージェントとは、置かれた環境を認識 して、⾏動を起こし、計画を⽴てて未来に影響 を与えるシステムである”(意訳)

Slide 7

Slide 7 text

6 KDDI Agile Development Center Corporation LLM時代の「AIエージェント」の特徴 概ね以下の特徴をもつと⾔われている (Wang et al. 2024) AIエージェント プロファイリング ⻑期記憶 計画&振り返り ツール実⾏ 役割を定義したり パーソナライズできる ⼈間のように⻑い期間の 記憶をうまく保持する ⽬的を達成するために 計画を⽴て適宜修正する テキスト⽣成だけでなく 様々な外部ツールを使える

Slide 8

Slide 8 text

7 KDDI Agile Development Center Corporation LLM時代の「AIエージェント」の特徴 特にこの2つが重要︕ AIエージェント プロファイリング ⻑期記憶 計画&振り返り ツール実⾏ 役割を定義したり パーソナライズできる ⼈間のように⻑い期間の 記憶をうまく保持する ⽬的を達成するために 計画を⽴て適宜修正する テキスト⽣成だけでなく 様々な外部ツールを使える

Slide 9

Slide 9 text

8 KDDI Agile Development Center Corporation AIエージェントが持つ 2つの重要な特徴

Slide 10

Slide 10 text

9 KDDI Agile Development Center Corporation 特徴①「計画&振り返り」 単体のLLM AIエージェント ⽇本の⾸都は︖ 東京です オススメの旅⾏先は︖ 1回限りの推論(Inference)を実⾏ =次に続く確率が⾼い⾔葉を出⼒する • まずユーザーの好みを確認しよう • 返答に応じて、国内の主要観光地 を提案しよう • それでもダメなら海外の ⼈気観光地を提案しよう 過去気に⼊った観光地はありますか︖ 思考(Reasoning)して⾏動計画を⽴てる ※Chain of Thought(CoT)などの⼿法を利⽤

Slide 11

Slide 11 text

10 KDDI Agile Development Center Corporation 特徴①「計画&振り返り」 単体のLLM AIエージェント ⽇本の⾸都は︖ 東京です オススメの旅⾏先は︖ 1回限りの推論(Inference)を実⾏ =次に続く確率が⾼い⾔葉を出⼒する • まずユーザーの好みを確認しよう • 返答に応じて、国内の主要観光地 を提案しよう • それでもダメなら海外の ⼈気観光地を提案しよう 過去気に⼊った観光地はありますか︖ 思考(Reasoning)して⾏動計画を⽴てる ※Chain of Thought(CoT)などの⼿法を利⽤

Slide 12

Slide 12 text

11 KDDI Agile Development Center Corporation 特徴①「計画&振り返り」 単体のLLM AIエージェント ⽇本の⾸都は︖ 東京です いや〜、旅⾏初めてなんです 1回限りの推論(Inference)を実⾏ =次に続く確率が⾼い⾔葉を出⼒する • ユーザーに旅⾏経験がないようだ 別の⽅法で好みを確認しよう • その後、国内か海外の 主要観光地を提案しよう 国内か海外、どちらに興味がありますか︖ ⾏動結果を観察(Obsevation)して、 計画を修正することもできる

Slide 13

Slide 13 text

12 KDDI Agile Development Center Corporation いや〜、旅⾏初めてなんです 特徴①「計画&振り返り」 オススメの旅⾏先は︖ • まずユーザーの好みを確認しよう • 返答に応じて、国内の主要観光地 を提案しよう • それでもダメなら海外の ⼈気観光地を提案しよう 過去気に⼊った観光地はありますか︖ • ユーザーに旅⾏経験がないようだ 別の⽅法で好みを確認しよう • その後、国内か海外の 主要観光地を提案しよう 国内か海外、どちらに興味がありますか︖ Reasoning(思考) Acting(⾏動) Observation(観察) この「思考→⾏動→観察」を繰り返すアプローチを ReAct(Reasoning & Acting)と⾔います。 Yao et al. (2022)

Slide 14

Slide 14 text

13 KDDI Agile Development Center Corporation いや〜、旅⾏初めてなんです 特徴①「計画&振り返り」 オススメの旅⾏先は︖ • まずユーザーの好みを確認しよう • 返答に応じて、国内の主要観光地 を提案しよう • それでもダメなら海外の ⼈気観光地を提案しよう 過去気に⼊った観光地はありますか︖ • ユーザーに旅⾏経験がないようだ 別の⽅法で好みを確認しよう • その後、国内か海外の 主要観光地を提案しよう 国内か海外、どちらに興味がありますか︖ Reasoning(思考) Acting(⾏動) Observation(観察) この「思考→⾏動→観察」を繰り返すアプローチを ReAct(Reasoning & Acting)と⾔います。 Yao et al. (2022) つまり、LLMを 「テキスト⽣成機」ではなく 「思考エンジン」として 使うことができる︕

Slide 15

Slide 15 text

14 KDDI Agile Development Center Corporation 特徴②「ツール実⾏」 単体のLLM AIエージェント ⽇本の⾸都は︖ 東京です 学習済みの内容からテキストを⽣成するのみ ⽇本の⾸都は︖ 東京です 必要あれば、プログラムや外部APIなどの ツールを実⾏できる Web検索APIを実⾏ 「⽇本 ⾸都」

Slide 16

Slide 16 text

15 KDDI Agile Development Center Corporation 特徴②「ツール実⾏」 単体のLLM AIエージェント ⽇本の⾸都は︖ 東京です 学習済みの内容からテキストを⽣成するのみ ⽇本の⾸都は︖ 東京です 必要あれば、プログラムや外部APIなどの ツールを実⾏できる Web検索APIを実⾏ 「⽇本 ⾸都」

Slide 17

Slide 17 text

16 KDDI Agile Development Center Corporation 特徴②「ツール実⾏」 ⽇本の⾸都は︖ 東京です Web検索APIを実⾏ 「⽇本 ⾸都」 LLMにツールを使わせる機能を • Function Calling(関数呼び出し) • Tool Use(ツール利⽤) などと表現します。 ツールを使うか否かはLLMが判断し、 実⾏する際のパラメーター(検索クエリー等)も LLM⾃⾝が考えてくれるのが特徴です。

Slide 18

Slide 18 text

17 KDDI Agile Development Center Corporation 特徴②「ツール実⾏」 プログラムやAPIを実⾏できる。つまり、実質何でもできるすごい機能︕ Web検索 資料作成 メール送信 社内システム の操作

Slide 19

Slide 19 text

18 KDDI Agile Development Center Corporation 特徴②「ツール実⾏」 プログラムやAPIを実⾏できる。つまり、実質何でもできるすごい機能︕ Web検索 資料作成 メール送信 社内システム の操作 つまり、LLMを 「テキスト⽣成機」ではなく 「ドラえもん」として 使うことができる︕

Slide 20

Slide 20 text

19 KDDI Agile Development Center Corporation 特徴②「ツール実⾏」 RAGによる「社内⽂書検索」も、ツールの⼀つとして利⽤できる RAGツール (プログラム) 社内DB

Slide 21

Slide 21 text

20 KDDI Agile Development Center Corporation 最近、この「ツール」を便利にする MCPという規格が登場し、⼤⼈気です

Slide 22

Slide 22 text

21 KDDI Agile Development Center Corporation MCP is 何︖ • MCP = Model Context Protocol の略。 ⽣成AIモデルに⽂脈情報を渡しやすくするための技術規格。 • Claudeで有名なAnthropic社が、2024年11⽉に発表した。 2025年に⼊ってから、実際にMCPを活⽤した事例やサービスが増えてきた。 • 特に、CursorなどのコーディングAIエージェントの爆発的な普及とともに 開発者の間で⼤きな話題となっている。

Slide 23

Slide 23 text

22 KDDI Agile Development Center Corporation MCPの何が嬉しいの︖ • MCPの登場により、これまでバラバラだったAIエージェント⽤ツールの 「提供のしかた」と「呼び出し⽅」が標準化され、エコシステムを形成しやすくなった。 • これにより、⾃社データや⾃社アプリを他社のAIエージェントへ提供できるように。 ◦ 例えば…「弊社の製品マニュアル検索ツールのMCPサーバーを⽴てました︕ MCPクライアントを搭載したAIエージェントから、誰でも使ってください」など。 へい︕ウチの お⾁レシピ提案ツール 便利だよ︕使ってね MCP クライアント MCPサーバー

Slide 24

Slide 24 text

23 KDDI Agile Development Center Corporation MCPのアーキテクチャ MCPホスト (例︓Claude Desktopアプリ) MCPサーバー (例︓天気予報サーバー) MCP クライアント ローカル データソース (例︓気象⽤語集) リモートサービス (例︓予報取得API) ツール(例︓予報ツール) リソース(例︓⽤語データ) Web 経由

Slide 25

Slide 25 text

24 KDDI Agile Development Center Corporation ここが分かりづらい︕ MCPホスト (例︓Claude Desktopアプリ) MCP クライアント リモートサービス (例︓予報取得API) MCPサーバー (例︓天気予報サーバー) ローカル データソース (例︓気象⽤語集) ツール(例︓予報ツール) リソース(例︓⽤語データ) Web 経由 「サーバー」と⾔いつつ、 この部分が クライアントアプリ内で 動作するケースが多い︕ (いわばプラグイン拡張機能 のような形で動く)

Slide 26

Slide 26 text

25 KDDI Agile Development Center Corporation AWSでAIエージェントを 活⽤するには…︖

Slide 27

Slide 27 text

26 KDDI Agile Development Center Corporation AWSでAIエージェントを活⽤するには︖ AIエージェントを ⾃分で作りたい AIエージェントで 開発を加速したい

Slide 28

Slide 28 text

27 KDDI Agile Development Center Corporation AWSでAIエージェントを活⽤するには︖ AIエージェントを ⾃分で作りたい AIエージェントで 開発を加速したい Amazon Bedrock Agents Strands Agents SDK Amazon Q Developer

Slide 29

Slide 29 text

28 KDDI Agile Development Center Corporation AIエージェントを ⾃分で作りたい ⼈向けのAWSサービス

Slide 30

Slide 30 text

29 KDDI Agile Development Center Corporation Amazon Bedrock エージェント 本格的なAIエージェントが、AWSマネジメントコンソールからGUIで簡単に作れる︕ AWS Cloud Webアプリ Amazon Bedrock エージェント Amazon Bedrock ナレッジベース アクショングループ (AWS Lambda) 頭脳となるLLM (Claudeなど)

Slide 31

Slide 31 text

30 KDDI Agile Development Center Corporation Amazon Bedrock エージェント 本格的なAIエージェントが、AWSマネジメントコンソールからGUIで簡単に作れる︕ AWS Cloud Webアプリ Amazon Bedrock エージェント Amazon Bedrock ナレッジベース アクショングループ (AWS Lambda) 頭脳となるLLM (Claudeなど) Web API (例︓カレンダー サービス) 議事録を⾒て 次回予定を カレンダーに 登録しといて︕ ⾏動計画を ⽴てる 「ツール」を使って 外部サービスを操作 社内データを RAGで検索

Slide 32

Slide 32 text

31 KDDI Agile Development Center Corporation Amazon Bedrock エージェントの作り⽅ コンソールの「エージェントビルダー」から簡単作成︕ Lambda関数は、Claudeに書くのを⼿伝ってもらおう。 LLMを選択 指⽰を⼊⼒ 動作テスト できる ツールやRAGなど、 持たせる「武器」を設定

Slide 33

Slide 33 text

32 KDDI Agile Development Center Corporation 実はGUIだけでも⾊々できる︕ コード実⾏ Human-in-the-Loop ⽇本語でDB検索 分析して おk Code Interpreter AI⾃らPyhtonを書いて サンドボックスで実⾏してくれる いい感じに よろぴこ ⽇本語で おk 先⽉の売上 Top 10は︖ SELECT 云々 FROM かんぬん ユーザー⼊⼒ 情報が⾜りない場合、 ユーザーに聞き返してくれる Text-to-SQL ナレッジベースをDBに接続し、 エージェントから⾃然⾔語で検索

Slide 34

Slide 34 text

33 KDDI Agile Development Center Corporation 「マルチエージェント」で⾃分だけのAIチームを作ろう︕ 仕事が複雑になると、1体のエージェントだけでは対応しきれない。複数体をコラボさせよう。 マネジメントコンソールから簡単にチームが作れる︕ 監督者 エージェント 稟議資料 作っといて︕ 協⼒者 エージェント1 協⼒者 エージェント2 調査担当と スライド担当で 分担だ︕

Slide 35

Slide 35 text

34 KDDI Agile Development Center Corporation デモ (Bedrockマルチエージェント)

Slide 36

Slide 36 text

35 KDDI Agile Development Center Corporation デモ︓ 飲⾷店の経営コンサルをしてくれる、Bedrockのマルチエージェント AWS Cloud Webアプリ Amazon Bedrock エージェント Amazon Bedrock エージェント Amazon Bedrock エージェント Amazon Bedrock エージェント Amazon Bedrock ナレッジベース Amazon Redshift Serverless AWS Lambda Web検索API AWS Lambda Amazon Simple Storage Service 売上データを 取得 Webで情報収集 スライドを 作成 サブエージェント 3体を指揮

Slide 37

Slide 37 text

36 KDDI Agile Development Center Corporation Pythonコードを書いて さらに⾃由度の⾼い AIエージェントを作りたい︕

Slide 38

Slide 38 text

37 KDDI Agile Development Center Corporation AWS発のOSSフレームワーク「Strands Agents SDK」 なんと最⼩3⾏のPythonコードでAIエージェントが書ける︕ 有名な他のフレームワークと⽐べても、とにかくシンプルで開発しやすいのが特徴。 Amazon Q Developerなど、AWSの商⽤サービス開発にもStrandsが使われている。 これだけで AIエージェントが動く︕

Slide 39

Slide 39 text

38 KDDI Agile Development Center Corporation Strandsで基本的なAIエージェントを書いてみよう︕ AWS Cloud フロントエンド Amazon Bedrock AWS Lambda ツールを定義 LLMを指定 システムプロンプトを指定 AWS LambdaやAmazon ECSにデプロイできます。

Slide 40

Slide 40 text

39 KDDI Agile Development Center Corporation 話題のMCPにも対応︕ MCPのツールを使える「MCPホスト」アプリも簡単に作れます。 15分で作れる ⼿順も公開してます

Slide 41

Slide 41 text

40 KDDI Agile Development Center Corporation デモ (Strands Agents + MCP)

Slide 42

Slide 42 text

41 KDDI Agile Development Center Corporation AIエージェントで システム開発を加速したい ⼈向けのAWSサービス

Slide 43

Slide 43 text

42 KDDI Agile Development Center Corporation Amazon Q Developer シリーズ いろんな場所で開発者をサポートしてくれる、AWSのAIアシスタント Amazon Q Developer in Console Amazon Q Developer in IDE Amazon Q Developer in CLI AWSマネジメントコンソールで 質問に答えてくれる VS CodeなどのIDE内で コードを⾃動で書いてくれる ターミナルからコマンドラインで 質問やコード⽣成を頼める

Slide 44

Slide 44 text

43 KDDI Agile Development Center Corporation Amazon Q Developer in Console マネジメントコンソールの右サイドバーで、AWSに関する質問ができる。(⽇本語には未対応) ⾃分のAWSリソースに関する質問をすると、APIを叩いて確認してくれるAIエージェント機能が便利︕ 「私のアカウントに Bedrockエージェントは何体いる︖」 と聞くと、AWS APIを実⾏して 回答してくれた

Slide 45

Slide 45 text

44 KDDI Agile Development Center Corporation Amazon Q Developer in IDE VS CodeなどのIDEに拡張機能としてインストールすると、サイドバーでチャットできる。 コードに関して質問したり、要件を伝えてコードを書いてもらうこともできる。⽇本語にも対応済み︕ 最近流⾏のVibe Codingができる。 MCPのツール利⽤にも対応

Slide 46

Slide 46 text

45 KDDI Agile Development Center Corporation Amazon Q Developer in CLI ターミナルからコマンドラインでAmazon Qとチャットできる。⽇本語にも対応済み︕ 開発中にサクッとコマンドを聞いたりするのにとても便利。無料でも⼀定使える。 コマンドの補完機能も 無料で使えて便利︕ MCPツールの 利⽤にも対応

Slide 47

Slide 47 text

46 KDDI Agile Development Center Corporation デモ (Amazon Q Developer CLI)

Slide 48

Slide 48 text

47 KDDI Agile Development Center Corporation デモ︓ Amazon Q Developer CLIからMCPツールを活⽤する Amazon Q Developer in CLI Web検索⽤ MCPサーバー ファイル操作⽤ MCPサーバー 「JAWS-UG」って何︖ Webで調べて、デスクトップに マークダウンで保存して

Slide 49

Slide 49 text

48 KDDI Agile Development Center Corporation 最後に宣伝

Slide 50

Slide 50 text

49 KDDI Agile Development Center Corporation 来週、MCPの⼊⾨書を出版します︕ アマゾンで予約受付中。 こっちも売れてます。 第3刷︕

Slide 51

Slide 51 text

Be a Change Leader. アジャイルに⼒を与え 共に成⻑し続ける社会を創る