Link
Embed
Share
Beginning
This slide
Copy link URL
Copy link URL
Copy iframe embed code
Copy iframe embed code
Copy javascript embed code
Copy javascript embed code
Share
Tweet
Share
Tweet
Slide 1
Slide 1 text
輪読会でつなぐ フルリモート環境の コミュニケーション XP祭り2024 Online Sat, 28th Sep 2024
Slide 2
Slide 2 text
SHIMABUKURO MEGUMI ソフトウェアエンジニア @株式会社モニクル 沖縄在住
Slide 3
Slide 3 text
今日いちばん伝えたいこと チームのコミュニケーションを 深くするために、 輪読会はとても有効な手段のひとつ
Slide 4
Slide 4 text
アジェンダ なぜ輪読会なのか ) 輪読会とは(輪読会というアプローチ) 1. フルリモート環境で感じた課題 V 輪読会をはじめるポイント e まとめ
Slide 5
Slide 5 text
誰に向けた話か? フルリモート フルリモートな環境で働くにあたって、チームメンバーや隣の チームのメンバーと仲良くなるためのコミュニケーション方法 を模索中な人 コミュニケーション コミュニケーションが、ただの情報交換や業務連絡にとどまら ず、お互いの考えや感情を深く理解し合うためにのアプローチ としての「輪読会」が気になる人 輪読会 輪読会をやってみたいが、実際どうやってやるのが良さそうか 気になってる人 次のトピックに興味がある人に向けた話です。
Slide 6
Slide 6 text
フルリモート環境で感じた課題 同僚との接点の減少 日常的な雑談やカジュアルな交流の減 少。孤立感の増加。 雑談の限界 意図的に生み出された雑談のための時 間が結構厳しい。自然に生み出された 雑談比べて、時間をとってる分会話を 頑張らないといけない圧を感じる。 チームをまたいだメンバーとの コミュニケーションの難しさ チームをまたいだコミュニケーション をしたいときに、普段から話してるメ ンバーじゃない場合、コミュニケー ションをとるハードルが高い。
Slide 7
Slide 7 text
フルリモート環境で感じた課題 同僚との接点の減少 日常的な雑談やカジュアルな交流の減 少。孤立感の増加。 雑談の限界 意図的に生み出された雑談のための時 間が結構厳しい。自然に生み出された 雑談比べて、時間をとってる分会話を 頑張らないといけない圧を感じる。 チームをまたいだメンバーとの コミュニケーションの難しさ チームをまたいだコミュニケーション をしたいときに、普段から話してるメ ンバーじゃない場合、コミュニケー ションをとるハードルが高い。 フルリモート環境で働く場合 物理的な制約から、コミュニケーショ ンが欠如する力学が働きやすい
Slide 8
Slide 8 text
輪読会とは 輪読会というアプローチ
Slide 9
Slide 9 text
輪読会とは何か 輪読会とは? 人々が集まって、同じ教科書などの本 を読み、その内容について意見を交わ すこと やり方は様々 決まった形式はなく、様々なやり方が あるt 事前に読んでくi 担当者が発表すi ディスカッションすi 当日にその場でみんなで読む 期待される効果 半ば強制的に読む必要が出てきる ので、一人では読みきれない本を 読み切れるt 同じ本を読むことで、共通言語を 獲得できるt 感想戦などから、自分にはなかっ たさまざまなアイディアや意見を 知ることができる。
Slide 10
Slide 10 text
私たちチームでの輪読会の流れ 事前作業 AC 事前に対象の範囲を各自読1 0C 気になったトピックを付箋に書き出 す。e,g FigJam 気になるトピック選定 各メンバーが事前に用意した付箋のを 一通り見て、参加メンバーの関心度が 高いトピックを選定する。 e.g FigJamの投票機能で関心度を測る ディスカッション 参加メンバーの関心が高いトピッ クを中心に、深掘りながら、ディ スカッションや感想戦を予定時間 まで行う。
Slide 11
Slide 11 text
FigJamを使った例
Slide 12
Slide 12 text
なぜ輪読会? コミュニケーション欠如による課題をなぜ輪読会が解決するのか
Slide 13
Slide 13 text
価値観が垣間みれる 共通の価値観を見出す瞬間 距離感が近づく 共感を深める瞬間 やってみて気がついたこと
Slide 14
Slide 14 text
価値観が垣間見れる 個々の感想が価値観を映し出す 参加メンバーのトピック出しの付箋にある、本の引用箇所のチョイスから、参加メンバーの考え方、価値観が垣間見れた。
Slide 15
Slide 15 text
距離感が近づく 交流のきっかけになる これまで接点がなかったメンバーと話 すきっかけになる。 ポジティブな反応を受けやすい シンプルに話を聞くことや相槌を打つ など、輪読会中に起きる様々な反応 は、基本的にポジティブなことが多 い。ポジティブな反応を繰り返すこと から、話しやすさが生まれる。 関心が高い共通のトピックから 深い話ができる 輪読会は、自然と特定のトピックにつ いて深掘りする流れになりやすい。 関心の高い共通のトピックを深掘りし て話すことで、お互いの考え方を深く 知ることができる。
Slide 16
Slide 16 text
お互いの価値観の理解や距離が近づくと 気軽に声をかけやすくなる ポジティブな反応を受け取ると、その 受け取った行動を循環させやすくな る。話すという行動でポジティブな反 応があると、また話をしようする。 相談しやすくなる 気軽に話しかけやすい関係からは、気 軽に相談しやすい関係も生まれやす い。 個性や強みがわかる この分野は〇〇さんが得意、好きな分 野なんだ、ということがわかると、そ れを普段の仕事でも活かすことができ る。
Slide 17
Slide 17 text
お互いの価値観の理解や距離が近づくと 気軽に声をかけやすくなる ポジティブな反応を受け取ると、その 受け取った行動を循環させやすくな る。話すという行動でポジティブな反 応があると、また話をしようする。 相談しやすくなる 気軽に話しかけやすい関係からは、気 軽に相談しやすい関係も生まれやす い。 個性や強みがわかる この分野は〇〇さんが得意、好きな分 野なんだ、ということがわかると、そ れを普段の仕事でも活かすことができ る。 その結果 コミュニケーションが促進される
Slide 18
Slide 18 text
輪読会にはコミュニケーションの課題 を解決する要素がたくさん含まれてる 輪読会はコミュニケーションの課題を解決するためにとても有効な手段な手段のひとつ
Slide 19
Slide 19 text
輪読会のポイント 参加者 輪読会に参加するメンバーをどうやっ て決めるのか。誰が参加するか。 目的と本の選定 輪読会で読む本をどうやって決めるの か。何の本を読むのか。 ファシリテーション 輪読会をどうやって進めるのか。
Slide 20
Slide 20 text
参加者 人数 人数が多いと参加者が発言しずらくな る傾向があるため、できるだけ少ない 方が好ましい。 (5〜8人ぐらいがいいんじゃないかと 思う) 誰が参加するか コミュニケーションをもっととりたい と思うメンバー、チームメンバー
Slide 21
Slide 21 text
目的と本の選定 目的やテーマを考える プロダクト、マーケ、営業、アジャイ ル、様々な分野で、今このメンバーで どんな本が読みたいか目的やテーマを 決める 募集をかける ざっくり方向性を決めて、読みたい本 の募集をかける みんなで決める 各メンバーが、推したい本を紹介し て、みんなで決める
Slide 22
Slide 22 text
ファシリテーション みんなが話せる みんなが話しやすい環境を作ることが 大事 深掘り 感想やオピニオンを深掘りして、盛り 上げる 雑談 あまりかしこまらず、雑談してる雰囲 気
Slide 23
Slide 23 text
チームで読むのにおすすめ本の紹介 エクストリームプログラミング おすすめ理由:ソフトウェア開発に対する、価 値や原則、理想が書かれた本。 開発者×開発者以外の職能のメンバーで一緒に 読むと、ソフトウェア開発に関するお互いの考 え方を知る機会にできる。 プロダクトマネージャーのしご と おすすめ理由:プロダクト開発に必要なことが 書かれた本。PM×PM以外の職能のメンバーで 一緒に読むと、プロダクト開発に関するお互い の考え方を知る機会にできる。 UIデザイン みんなで考え、カイ ゼンする。 おすすめ理由:UIデザインが何なのかがわかる 本。デザイナー×デザイナー以外の職能のメン バーで一緒に読むと、デザインに関するお互い の考え方を知る機会にできる。
Slide 24
Slide 24 text
まとめ チームのコミュニケーションを深くするために、輪読会はとても有効な手段のひとÈ 輪読会にはコミュニケーションの課題を解決する要素がたくさん含まれてる