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青サーバ(B)のシェアを(X0,Y0,R0)、
赤サーバ(A)のシェアを(X1,Y1,R1)とする。
CR値としてXYを導く手続きは以下の通り。
<秘密計算の種類 その2 ─マルチパーティ計算( MPC/Multi-Party Computation)>
OTを利用したCR値の生成
A B
(X1,Y1,R1, P<-{0,1}) (X0,Y0,R0, Q<-{0,1})
(M0 = R1, M1 = X1⊕R1) (N0 = R0, N1 = X0⊕R0)
NP = X0Y1⊕R0 MQ = X1Y0⊕R1
R1⊕X1Y1⊕NP R0⊕X0Y0⊕MQ
(R1⊕X1Y1⊕NP)⊕(R0⊕X0Y0⊕MQ)
= (R1⊕X1Y1⊕X0Y1⊕R0)⊕(R0⊕X0Y0⊕X1Y0⊕R1)
= X1Y1⊕X0Y1⊕X0Y0⊕X1Y0
= (X1⊕X0)(Y1⊕Y0) = XY
OT
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協力ノードの組み合わせが決定している場合、OTを使わず、クライ
アントや第三者ノードにCR値を生成してもらうアプローチがあり、そ
の方が通信回数を減らせて効率が良い