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Claude Code時代の「職能越境」を支える、環境構築とワークフロー設計 「150件のUIフィードバックをぜんぶデザイナーで直すことにし た」の裏側で、エンジニアは何をしていたのか 技術本部 Data Intelligence Engineering Unit 茂木 慎之舗

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茂木 慎之舗 Sansan株式会社 技術本部 Data Intelligence Engineering Unit Sansan Data Intelligence のプロダクト開発エンジニア フロントエンド〜バックエンド領域を担当 同期のプロダクトデザイナーの来住と非エンジニアが自走できる環境の 整備もしている

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https://note.com/sansan_cpo/n/nd19651274fe8

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Q. 裏側でエンジニアは何をしていたのか?

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A. 何もしていない

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越境のコストは、本人の努力ではなく、 環境が引き受ける

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なぜ150件も溜まったのか?

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当時の開発環境に必要だったもの

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バックエンドを物理的に消す Before: フロントエンド → バックエンド(Go)→ Spannerエミュレータ After: フロントエンド → モックトランスポート (バックエンドは存在しない) モックトランスポート

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舗装する - 所要時間 30〜60分 - すべてコピペで完走 - つまずきポイント先回りの トラブルシュート付き > この手順書をClaude Codeにそのまま投 げても動く

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新しく作ったものは、ほぼない(流用する) - - 新しく作ったもの - mock mode - 手順書 既にあったもの - CLAUDE.md / コーディング規約 - ADR - PR自動レビュー(claude code action) - デザイントークン / デザインシステム > AIも新規メンバーも「コンテキストを持たないでやってくる」点で同じ

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教えたのは Shell/Gitだけ - 人間が教えたこと 以上

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自走の軌跡 初期のcommit 3ヶ月後のcommit

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安全も、環境が引き受ける デザイナーが安全に修正できるのは、ガードレールが敷いてあるから ①そもそも触れない 物理的なデータ隔離とモックトランスポート 手元に実データなし ②壊れたら機械的に気付く VRT: 人間がUIを壊したら、 人間よりも先に機械が気付く CI: Build / Lint / UT / Playwright / VRT ③危険を持ち込ませない 脆弱性と依存関係の自動ガード Trivy スキャン / pre-commit ④二重レビュー AI+人間のレビュー AI自動レビュー 人間のレビュー AI+人間のレビュー

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環境が引き受けられないもの - 線を引いたもの - レビュー:デザイナーのPRでも特別扱いしない。 AI自動レビュー+エンジニアのレビュー(通常のPRと同じ基準) - 領域:バックエンドが絡む変更、複雑なドメイン(検索条件周りなど)は デザイナーの領域にしない - 線は今も引き直し続けている

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越境して起こった変化 ー 個人が得たもの ① a11yの意識 ー 見た目だけではなく、使う人全体を意識した判断が可能になった ② アーキテクチャの意識 ー 実装の背景を踏まえた上で、あるべき形を考える ③ エンジニアとの対話 ー 共通言語ができ、一方的な依頼ではなく対話ができるように

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越境して起こった変化 ー 組織が得たもの ① 詰まりの解消 ー デザイナーの修正がエンジニアを経由しない ② 横展開 ー デザイナーが教える側になり、環境をセットアップするデザイナーが増えた ③ ユーザー体験の向上 ー 技術的制約やアクセシビリティなどを会話しながら進められる ④ デザインシステムの開発が、デザイナー主導で始まった

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まとめ - デザイナーに教えたのは、Gitの基礎だけ - 越境のコストは、本人の努力ではなく、環境が引き受ける - 越境の結果、UX向上・職種間の円滑なコミュニケーションが可能に

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