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本書の構成
第1章 アナロジー思考とは
第2章 アナロジーのメカニズム
アナロジー思考と「類推」のこと。2つの世界の比例関係を利用した思考法
アナロジーには、自分の理解、他人への説明、新しい発想という3つの目的がある
アナロジーとはまったく関係ない世界から「借りてくる」発想のことである
一見まったく異なる世界の間でのアイデアの「貸し借り」ができる - かばん と 予算管理 の例
第3章 「構造的類似点」を探す
「類似」には大きく「表面的類似」と「構造的類似」があり、アナロジーに重要なのは「構造的類似」を見つけること
構造的類似とは、複数の事象の「関係性」に関する類似のことであり、表面的類似に比べて見つけるのが難しい分、その価値も大きい
構造的類似を見抜くために、関係/構造の基本パターンを頭に入れておく必要がある
表面的類似と構造的類似の違いを意識すると、身の回りのさまざまな事象の関係性が違った形で整理
アナロジーは演繹的推論や帰納的推論とは異なるアブダクション(仮説的推論)の1つである
アナロジーとは、アイデアを異なる世界から「借りてくる」ための手法であり、借り先としてはさまざまな世界が考えられる
借りる先の世界(ベース領域)は借りてくる世界(ターゲット領域)から遠ければ遠いほど斬新な発想が得られる
アナロジーとは「穴埋め問題」のようなものであり、1つの世界で既知のことを利用して他の世界での未知のものに対応して知見を得ることができる
本日は前半(1~3章)に絞って お
話しします