フルリモートの開発現場でoviceはどう使われているのか / Using ovice for Fully Remote Dev
by
Masachika Yamaguchi
Link
Embed
Share
Beginning
This slide
Copy link URL
Copy link URL
Copy iframe embed code
Copy iframe embed code
Copy javascript embed code
Copy javascript embed code
Share
Tweet
Share
Tweet
Slide 1
Slide 1 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. フルリモートの開発現場でoviceはどう 使われているのか 株式会社みらい翻訳 プラットフォーム開発部 ⼭⼝ 真親 2024.2.16 ovice Fest 2024
Slide 2
Slide 2 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. ⾃⼰紹介 株式会社みらい翻訳 プラットフォーム開発部 エンジニアリングマネージャー ⼭⼝ 真親 (Masachika Yamaguchi) 2 ▶経歴 SIerでキャリアをスタートし、広告系事業会社でイン フラエンジニア、開発ディレクション、チームマネジ メントに携わり、2020年9⽉から現職。 ⼊社以来ほぼリモートワーク。 @mchika_y
Slide 3
Slide 3 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. • ⾼い翻訳精度 • TOEIC960点〜プロ翻訳者レベルの翻訳精度を誇る⾼精度な機械翻訳エンジン • ⾼いセキュリティ • ISO27017/ISO27001を取得 • ⾦融機関、製薬会社および政府系機関などの厳しいセキュリティ要件にも対応 • ユーザー視点でのUX • 誰もが使いやすいシンプルなUI、わかりやすいエフォートレスなUX • 3つの主要な機能 • ⽂書の⽂字⾊・網掛けなどの装飾を保持したまま翻訳可能なファイル翻訳 • 作業効率アップのためのカスタマイズ機能(⽂体、ユーザー辞書) • ビジネス利⽤のためのユーザー/プロファイル管理機能 3 サービス紹介 ~Mirai Translator®~ 企業向けクラウドAI⾃動翻訳 Mirai Translator®
Slide 4
Slide 4 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. 4 サービス紹介 ~みらい翻訳Plus~ https://plus.miraitranslate.com
Slide 5
Slide 5 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. 今⽇お話しすること • みらい翻訳での働き⽅ • oviceを使い始めた経緯 • oviceの主な⽤途 • oviceの良いところと活⽤の上で⼤事だと思うところ • せっかくなので⾔いたいこと 5
Slide 6
Slide 6 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. 6 みらい翻訳での働き⽅
Slide 7
Slide 7 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. みらい翻訳での働き⽅ リモートワーク中⼼ • 北海道から九州まで • 本社は渋⾕、社⻑は京都 • オフィスの席数は従業員数の1/3くらいしかない 7
Slide 8
Slide 8 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. みらい翻訳での働き⽅ コミュニケーションツールは超重要 • slackを中⼼に複数のツールを利⽤ • 同期コミュニケーション⼿段は ハドル(slack), Zoom, ovice • エンジニアチームはovice利⽤者が多い 8
Slide 9
Slide 9 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. 9 oviceを使い始めた経緯
Slide 10
Slide 10 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. 当時の課題感① ~新⼊社員歓迎・交流~ • 新⼊社員の受け⼊れ時にどう歓迎するか • ⼊社時の挨拶をZoomで⾏うときの歓迎感の薄さ • 誰がどれくらいいるのか分かりにくい、顔も⾒えない⼈が多い • 創⽴記念パーティーなどの交流イベントをどうやってやるか • Zoomでやるの…︖ 10
Slide 11
Slide 11 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. 当時の課題感② ~リモートワーク時の業務スペース~ • コミュニケーション機会創出や孤独感解消の⽬的でバーチャルオフィ スツールは時々試していた • 当時使っていたのはイベント的な利⽤に向いたツール • 使いたいときに都度スペースを作る • 都度呼びかけてスペースに⼊るところから • ⼈と話す時はテーブルについて話す形式 • わざわざ⼊ったら話さないと不⾃然だし、⼀⼈ぼっちにさせるのもソワソワする • オフィスのように常駐するには向いていなかった 11
Slide 12
Slide 12 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. oviceを使い始めてみたところ • あるエンジニア向けイベントでoviceを体験して良さそうだった • スペースを⾃由に動いて、席につかなくても「近づいたら話せる」のが良かった • 拍⼿やドラムロール、⾯⽩い • 使い始めてみたら、エンジニア中⼼に「とりあえず毎⽇oviceに⼊って作業する」 ようになった • 話しても話さなくても「そこに居るだけで良い」⾃由なスペース • 各⾃作業はしつつ「必要なときにすぐに話す」スタイルに 合っていた 12 • 「全員⼊りましょう」みたいな強制ルールを敷くことなく使わ れたのはよかった
Slide 13
Slide 13 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. 13 oviceの主な⽤途
Slide 14
Slide 14 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. oviceの⽤途① ~新⼊社員の全体向け挨拶~ • オフィスに集まる代わりにoviceに集まり挨拶 • 拍⼿のリアクションが歓迎感を上げてくれる • oviceを公式に使っているという良い意識付け 14
Slide 15
Slide 15 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. oviceの⽤途② ~各部署での利⽤(開発チーム)~ • ミーティングアイコンを固定配置してそこに繋ぎっぱなしにする • 雑談、相談する時はマイクON • 会議室は参加者限定の打ち合わせに利⽤(主に1on1) • それ以外はどこでも良い 15
Slide 16
Slide 16 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. 16 oviceの良いところと 活⽤の上で⼤事だと思うところ
Slide 17
Slide 17 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. 「今ちょっと良いですか︖」がしやすい zoomの場合 • slackで「今良いですか︖」→ OK → zoom⽴ち上げ → 参加してもらって会話 • ⼿数が若⼲多い • すぐに返事がないことも多い • 会議中、取り込み中 • slack⾒てなかった など ハドル(slack)の場合 • 基本的にzoomと同じ⼿順(zoomに遷移しない分早いか) • いきなりCallするのはハードル⾼い(電話鳴らすのと⼀緒) 17
Slide 18
Slide 18 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. 「今ちょっと良いですか︖」がしやすい oviceの場合 • 「今ちょっと良いですか︖」でOKならそのまま話せる • ペアプロ(※)などの共同作業する機会が多いエンジニアの働き⽅に向いている • 複数チームの⼈をクイックに集めて話すときにも話し始めるまでが早い • 障害対応など緊急時には特に重宝する 18 ※ペアプロ・・・ペアプログラミングの略。 2⼈で画⾯共有するなどして1つのプログラムを作り上げていく⼿法。
Slide 19
Slide 19 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. 相⼿の状態が分かりやすい • 同僚がそこに居るので「⼤丈夫そう」(重要) • ⾒て分かることが話しかける⼼理的ハードルを下げる • slackは確認が⾮同期なので返事がもらえるか分からない、反応に時間がかかる • 会議中、取り込み中 • slack⾒てなかった など • 固定でない箇所に⼤⼈数集まってると「楽しそう」や「何か起きたのか︕︖」と いった温度感も伝わりやすい • 野次⾺的な⾶び⼊り参加もしやすい • Zoomに勝⼿に⼊るのは緊急時でない限り勇気がいるがoviceのミーティング ならサクッと⼊っても違和感なし 19
Slide 20
Slide 20 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. ステータスをなるべく正確にする • いつでも話しかけてOK︕…だけど「ちょっと後にしてほしい」こともよくある • 話しかけて「ごめん」と⾔われると次に話しかけるハードルが上がる アバターの状態と実際の状態を合わせるのは⼤事 • 「応対可」のステータス=話しかけて⼤丈夫な状態にする • 離席やZoomの会議に出る時はちゃんと「離席中」や「作業中」に • ステータスを正確にするためのルール整備をすると良い • 集中スペースや雑談スペースを作る • 「取り込み中」なのであれば会議室に移動するなど 20 「作業中」
Slide 21
Slide 21 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. 模様替えできる 飽きたら別のデザインに変えるのも気分転換になる 21
Slide 22
Slide 22 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. レイアウトは意外と⼤事 • ただの画像と思うなかれ • 席があるところに座る、テーブルが有るところに集まる • どこでも会議できるのに固定配置したところに常駐するようになる不思議 • 次第に居場所が固定化する (他の⼈が⼊りにくくなる) • たまに模様替えすると使ってもらえる きっかけづくりにもなる 22
Slide 23
Slide 23 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. 無理に成果を求めない • あくまで複数のコミュニケーション⼿段の⼀つ • 全社統⼀するのは⼤変、得られるメリットが⾒合わない • 強制になると⾟い • 効果は定性的、でも確実に仕事のしやすさには寄与している • チーム単位で同じコミュニケーションツールを使っていることが ⼤事 • まずは「そこに居る」だけでよい • 「⼀⽇居たけど話さなかった」でも良い • リアルオフィスに居るときも、「近くに居るけど⼀⾔も話さな かった」はよくある 23
Slide 24
Slide 24 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. ovice活⽤の上で⼤事だと思うところ まとめ • ステータスを正確にして「ちょっと良いですか︖」をしやすくする • レイアウトも⼤事、ときどき模様替えしてみる • 無理に成果は求めない、まずは「そこに居る」だけでよい 24
Slide 25
Slide 25 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. 最後に 25 せっかくなので⾔いたいこと
Slide 26
Slide 26 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. oviceのここをもっとこうしてほしい • 会議機能の強化 • 画⾯共有機能の強化 • 別ウィンドウへの表⽰(カメラも含めると画⾯が狭い) • 画⾯に線を書いたりする落書きツール • 通信・⾳声の安定化 • これがネックでZoomに⾏ってしまうことも • チャットの使い勝⼿ • ミーティング接続時の送信先はミーティング内が嬉しい • みらい翻訳が何かできることあれば... 26
Slide 27
Slide 27 text
©2024 Mirai Translate, Inc. All Rights Reserved. 27 ご清聴ありがとうございました