Slide 1

Slide 1 text

コーポレートデータマスター構築への道 株式会社ナレッジワーク コーポレートIT ハリール

Slide 2

Slide 2 text

© Knowledge Work Inc. アジェンダ 2 はじめに MDM・CDMについて CDMの構築 効果と反省点 今後の展望 まとめ

Slide 3

Slide 3 text

© Knowledge Work Inc. 3 自己紹介

Slide 4

Slide 4 text

© Knowledge Work Inc. 4 ソフトウェアエンジニアとしてパッケージ開発や研究開発部門を 経験後、2020年からは主にスタートアップ企業のコーポレートエ ンジニアとして社内の自動化を担当。 2024年4月から現職。 “できる喜びが巡る日々を届ける ”をミッションに、現在は営業向 けのセールスイネーブルメントクラウドである ナレッジワーク を 展開。 We Are Hiring:https://kwork.studio/recruit-product 自己紹介 株式会社ナレッジワーク コーポレートIT ハリール

Slide 5

Slide 5 text

© Knowledge Work Inc. 5 こんな会話ありませんか?

Slide 6

Slide 6 text

© Knowledge Work Inc. 6 スタートアップでよくある会話 従業員の一覧ってありましたっけ? 組織図データがあるよ 業務で利用したいのでリストで欲しいんですよね Aさんがスプレッドシートにしてたかも あれ、これ今月入社した人はいってないですね あー、更新してもらわないとだね

Slide 7

Slide 7 text

© Knowledge Work Inc. 7 様々な種類のマスター (顧客、従業員、プロダクトなど )を管理する仕組み MDM(マスターデータマネジメントシステム)不在に起因 定義 データを一元管理し、その正確性、整合性、一貫性 を担保する。 データを利活用するための基盤となる仕組み メリット データの信頼性向上 、業務効率化 、スピーディーな業務遂行 につ ながる

Slide 8

Slide 8 text

© Knowledge Work Inc. 8 全社的なMDM(マスターデータマネジメントシステム )が存在しないことによる課題 MDM不在による課題・必要性 サイロ化 工数負担 自動化ビリティの喪失 各部門毎に部門最適なマスタを 構築してしまい「どのマスターが マスターなのか?」というパラレル ワールドみが生まれてしまう! 各部門で同じようなデータを、そ れぞれの担当者が都度対応する ことになる 重複が重複を呼ぶ重複の極み! 自動化は信頼できる整合性のと れた基礎データを使わなければ 意味がない その基盤がない=自動化による効 率化・改善の機会が損なわれて しまう!助けてポパイ!

Slide 9

Slide 9 text

© Knowledge Work Inc. 9 視界・関心事の違い 人事・労務 事業部門 コーポレート IT 労務管理に必要なマスタデータ (労務管理システムで完結 ) 事業推進に必要なマスターデータ (部門で完結) 網羅的なマスターデータ (サイロ化されたデータへのダイブが必要 )

Slide 10

Slide 10 text

© Knowledge Work Inc. 10 コーポレートITだからこそできるHowがある 全社最適なマスターデータ基盤構築ができるのはコーポレート ITの醍醐味!

Slide 11

Slide 11 text

© Knowledge Work Inc. 11 いざコーポレートデータマスター構築へ

Slide 12

Slide 12 text

© Knowledge Work Inc. 12 インセプションデッキを関係者と共有

Slide 13

Slide 13 text

© Knowledge Work Inc. 13 IssueのBefore / After を共有

Slide 14

Slide 14 text

© Knowledge Work Inc. 14 IssueのBefore / After を共有

Slide 15

Slide 15 text

© Knowledge Work Inc. 15 構成イメージ SmartHR CDM (AppSheetDB) 自動同期 アクセスI/F 自動エクスポート 業務委託など (Coming soon) 組織マスタ (Coming soon) ID統合

Slide 16

Slide 16 text

© Knowledge Work Inc. 16 プロジェクトで気をつけた点 できるだけ具体的なメリット・活用シーンをイメージしてもらう Howはなんでもよい、とにかく正確なデータを担保

Slide 17

Slide 17 text

© Knowledge Work Inc. 17 効果と反省点

Slide 18

Slide 18 text

© Knowledge Work Inc. 18 効果と反省点 FBサイクル プロセス整備 自動化の連鎖 CDMで完結できないデータの需要など、 FBがあればスピーディにヒヤリングの うえ積極的に取り込んでいく FBによって仕組みに反映される雰囲気作り、 CDMの活用土壌を生成に注力 CDMのさらに起点となるデータは最重要 誰がどのタイミングでデータを投入するのかをあらめて整理し正確で効率的な オペレーションへと最適化 これまで手作業で行っていた業務 (従業員連絡先、イベント時のグルーピング、 アンケート、サービスデスク、入退社対応 )での適応 ※ この部分の定量的測定の仕組み整備が後手になったのは反省点

Slide 19

Slide 19 text

© Knowledge Work Inc. 19 今後の展望

Slide 20

Slide 20 text

© Knowledge Work Inc. 20 今後の展望 マネージドサー ビスとの棲み分 け 組織データの統 合 IdPとの接続

Slide 21

Slide 21 text

© Knowledge Work Inc. 21 まとめ

Slide 22

Slide 22 text

© Knowledge Work Inc. 22 まとめ 視界が異なるチーム同士での認識合わせ コーポレート ITだからこそ提供できる How FBサイクルと雰囲気醸成

Slide 23

Slide 23 text

No content