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捨てて加速するプロダクト開発 2023-12-14「プロダクトマネジメント 先達に倣う実践事例 Lunch LT」 株式会社Leaner Technologies @corocn
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自己紹介 株式会社Leaner Technologies ころちゃん / つちや たかひろ Leaner見積の開発チーム 岐阜からリモート Dev と PM をいったりきたり PMとしては🐤です @corocn
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今日は “機能を捨てる” にフォーカス
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こんな人の参考になるといい - プロダクトマネージャーとしてのキャリアに興味があるエンジニア - ユーザーへの価値貢献のスピードをあげたいと思ってるエンジニア
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今日伝えたいこと
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理想のプロダクト 勇者の剣 勇者の盾 勇者の兜
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現実のプロダクト 最初の町で 買った武器 中盤のダンジョン のボス対策武器 低レベル帯でしか使わない回復薬 こんな背負ってて戦える? 稀に飛んでる 敵に使う武器 勇者の剣
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捨てる覚悟がいる - (スタートアップで資金調達をしているという側面もありますが) - 事業としてやっている以上、成長とそのスピードが求められる - はやく遠くに行くために、不要な武器を捨てる覚悟が必要
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エンジニアは理解しやすい? - どの機能が原因で複雑になっているか、コード見て分かっているはず。 - リファクタするときに、この機能がなければもっと楽にかけるのに。 - 開発してない人からするとピンとこないことが多い。 - エンジニア出身のPMは、消す活動に熱を注ぎやすい。
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Leanerではどうだったか - BtoBかつエンプラ向けのサービス(見積書回収や査定ができるサービス) - 当時、PMF手前ぐらいだった - いまのコードベースの上でピボットもしてきた - 例に漏れず、使ってない機能があり、消せてなかった - 業務フローのはじまりのあたりの分岐が後段の機能に波及していた
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じゃあ消そう!
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でも消すの難しくない? - はい
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なぜ難しい? - エンジニアだけでは影響範囲がわからない。 - 職能間のコミュニケーションがしにくい。(特に縦割り組織) - 仕様の負債を倒すほうが全体で見るとコスパがいいのに、 局所的な解決策(技術負債の解消など)に比重をおいてしまう。
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リリース前にもっと作り込めば? - それができるなら苦労はしない。 - どうやったって外すときは、外す。 - 撤退戦を学ぶことでトライしやすくしたほうが健全。
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捨てるためのヒント
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職能間で気軽に話せる状態にする - チームビルディング的なアプローチはなんにせよ必要。 - Leanerの場合 - セールス・CSとエンジニアの距離をとにかく近づけるようにしている。 - 職能間で会話する機会を意図的に設けている。オススメ。 - プロダクト開発とチームづくりを支えるLeanerの「相棒制度」 - https://zenn.dev/leaner_dev/articles/7247da2c607f56
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顧客に聞く - 聞けば一発でわかることを悩む必要はない - 聞いて解決できるフェーズなのに大掛かりな削除フローを回す必要もない - きれいに解決しようと思いすぎない - Leanerの場合 - CS(カスタマーサクセス)に相談 → すぐ電話いれて聞きますよ! → 解決 → さくっと削除 - みたいなことをよくやっている - そんな簡単に聞いてくれるの?神か?という体験をした
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しれっと消してみる - とりあえず消して様子を見る。 - 問い合わせがなければそれでいい。 - だめそうならさっと戻せばいい。 - Leanerの場合 - ちょっとしたUIの変更はこれで対応してしまう。 - 今はCSと話しながら雰囲気でやっている - SLAやSLOのように、明確なレベルが決まると、より冒険しやすくなりそう
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仕様変更の選択肢に機能削除を入れる - 仕様A or 仕様B で悩んでるときに、これそもそも必要?を考える。 - Leanerの場合 - 要望: チャット送信 を Shift + Enter から Enter にしてほしい。 - 困りごと: 誤送信を防ぎたい - そもそもチャットの頻度少ないなら、ショートカットがなくても困らないはず。 → ショートカット自体消そう
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その他 - 機能フラグで特定顧客をケアしながら段階的に消す - ベータ版として提供する - アクセスログから計測 - ヒートマップを導入して計測(できてない) - etc...
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よかったこと - チーム全体で “やめること” 大事では?という空気が醸成ができた。
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まとめ - 捨てるべきものを捨て、プロダクト開発を加速しよう。 - ハイタッチサポートの文脈が強かったかもしれないので、参考までに。
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Leanerについて
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Leanerについて - “調達のスタンダードを刷新する” というミッションを掲げている会社 - 調達 = 企業の “買い物” の領域の SaaS を開発している - ユーザーは toB、エンタープライズ寄り - 現在プロダクトを2つ運営している
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We are hiring! - エンジニア採用してます!連絡お待ちしてます! - 次のことを覚えていただけるだけでも嬉しい。 - “調達” という市場が大きい - Leaner リーナー という会社があること https://speakerdeck.com/leaner_tech/leaner-company-profile