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Engineering Manager
Job description
daisuke sato @dskst9
2019.2.1
#em_meetup から生まれる!?
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daisuke sato @dskst9
Engineering Manager at ASKUL
クラウドとアーキテクチャ、組織論が好き。
エンジニアリングマネージャ楽しいよというのを世の中に広
めたいと思っている。
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#em_meetup 3 にて
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https://speakerdeck.com/yu
non_phys/redefinition-of-en
gineering-manager-role
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というわけで、
EM の Job description を
作るプロジェクトが始動
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Actibity
● 第一回目: 2018/12/25
● 第二回目: 2019/01/28
活動結果から見えてきたものをお話します
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1. この中で Job description があるという
会社の方？
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1. この中で Job description があるという会
社の方？
2. この中で Job description をこれから
作っていきたいと思っている方？
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1. この中で Job description があるという会
社の方？
2. この中で Job description をこれから作っ
ていきたいと思っている方？
3. そもそも、なぜ Job description が必要
ですか？
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Job description
とは？
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起源
20世紀初頭にフレデリック・テ
イラー（1915）によって発案さ
れた“科学的管理法”が起源と
言われる
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科学的管理法
テイラー・システムとも言われ
る労働者管理の方法論。
当時「成り行き経営」で管理が
なされていなかった時代に、
“管理の概念”を確立した。
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科学的管理法の功績
● 課業管理
○ 作業研究と時間研究を行いタスクとノルマを設定
● 作業の標準化
○ 作業の条件や流れをマニュアル化
● 作業管理のために最適な組織形成
○ 計画と執行を分離。職能別組織の原型となる
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そして、
Job description が生まれた
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Job description の功績
● 雇用管理のミスマッチ解消
● 成果評価の納得性
● 人材育成の効率向上
職務を明確に文書化し、職務に対して賃金が決ま
る。職務等級制度による成果主義へ
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日本ではどうなの？
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日本と Job description
日本は職能資格制度を採用。
資格と職位が分離されている。
● 組織の柔軟性と処遇安定の調和
● 人事制度としてのトータル性、機動性の追求
● 人事制度としてのインセンティブ機能
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職能資格制度の大罪
成長を前提とした年功序列、終
身雇用制を作り上げた。
職務という 考え方がないため
Job description も馴染みのな
いものになる。
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時代の変革
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Job description が求められる
時が来る
● 転職市場の拡充
● 雇用の流動化
● 年功序列の終焉
● 成果主義へのシフト
● グローバル化
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職務至上主義になるのか？
● 職務から人の能力への着目
● 職能から人の能力への着目
1990年代から”コンピテンシーモデル”という考え方
も生まれた。
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コンピテンシーモデル
高業績者の成果達成の行動特性をモデル化した
もの。
コンピテンシーディクショナリという形で標準化も行
われている。
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No content
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Job description
を実際に見てみる
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from GAFA
● About
● Responsibilities
● Minimum qualifications
● Preferred qualifications
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from Book
これこそ Job description が
掲載。
「Rent the Runway」の実際の
Job description がとてもわか
りやすい。
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Job description の
理解が進んだところで
もう一度
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1. この中で Job description があるという会
社の方？
2. この中で Job description をこれから作っ
ていきたいと思っている方？
3. そもそも、なぜ Job description が必要
ですか？
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ゴールを合わせる
● 採用基準？
● 職務明確化？
● キャリアパス？
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ゴールを合わせる
世の中のエンジニアリングマネージャーの認識を合わせたい。
● エンジニアリングマネージャーとは何者かを知る
● 組織によって異なるというが、共通の何かを探求する
● 定義を作ることでエンジニア業界全体に貢献したい
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Actibity
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何を考えるべきか
● 組織設計
● 職責
● （コンピテンシー）
職責を整理することで職務が見えてくるのではない
か？コンピテンシー混ぜない。
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1.組織設計
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組織の形
まずは、組織がどのような形になっているのか整
理して、 Role を洗ってみる。
● 職能別組織
● 事業部別組織
● マトリクス型組織
● ユニット型組織
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No content
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No content
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No content
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No content
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No content
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No content
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組織は生き物問題
想像以上に組織の多様性があった。
組織が多様ということは Role も多様。
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2.職責
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Role
組織図を元に Role を洗っていく。
● CTO
● VPoE
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Role
組織図を元に Role を洗っていく。
● CTO
● VPoE
● EM
● Tech Lead
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Role
組織図を元に Role を洗っていく。
● CTO
● VPoE
● EM
● Tech Lead
● Project Manager
● Product Manager
● Product Owner
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Role
組織図を元に Role を洗っていく。
● CTO
● VPoE
● EM
● Tech Lead
● Project Manager
● Product Manager
● Product Owner
● 部長
● 課長
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Role
組織図を元に Role を洗っていく。
● CTO
● VPoE
● EM
● Tech Lead
● Project Manager
● Product Manager
● Product Owner
● 部長
● 課長
● CTOいない
● 〇〇いない
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No content
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Role 多すぎ問題
エンジニアリングマネージャーと言われる人の範囲
が広く、どこまでを含むのか？
同じ名前 Role が違うものを指していることもある。
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風呂敷は広げて畳もう
めげずにやってみる
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RACIチャートで整理する
登場人物の職責をRACIチャートで整理してみる。
縦軸を職務とした。
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フィーチャーチームの例
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職能別組織の例
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No content
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組織依存高い問題
● 組織と Role に大きく依存する
● 組織規模による職責の違いが大きい
● マクロの組織かミクロの組織で大きく異なってし
まう
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エンジニアリングマ
ネージャーという範
囲が広い
CTO, VPoEからプロジェクトマ
ネージャー、プロダクトマネー
ジャーなども会社によっては
包括される
組織の依存度が高
い
組織の規模やフェーズ、組織
設計によって Role が全く異な
る
名が同じでも別物
プロダクトマネージャーなど同
じものを指しているようで違う
共通化の壁
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パズルのピース
一方で、共通するものも見えた。
例えば、育成というのはエンジニアリングマネー
ジャーがやること。
共通で使えるピースは用意できるのではないか。
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パズルのピース集め方
● 組織のフェーズから
● フェーズごとの職責を明確化して
● 最後にコンピテンシー
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Next
組織のフェーズを
モデル化をするか？
つづく
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参考文献
● 職務の明確化とそれを前提とした公正な評価手法の導入状況に関する調査
http://www.meti.go.jp/policy/jinzai_seisaku/houkokusyo_youshi.pdf
● 新しい能力主義としてのコンピテンシーモデルの妥当性と信頼性
https://www.u-bunkyo.ac.jp/center/library/image/ba2001_eiron49-62.pdf
● 日本におけるコンピテンシー ―モデリングと運用―
https://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20180107011016.pdf?id=ART0001910991
● コンピテンシー・モデルの開発と活用
http://www.nsweb.biz/coffee/0409comt_devlop.pdf
● コンピテンシ ディクショナリ
https://www.ipa.go.jp/jinzai/hrd/i_competency_dictionary/icd.html
● indeed How to Write a Job Description
https://www.indeed.com/hire/how-to-write-a-job-description
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ご静聴ありがとうございました