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「影響が少ない」を自分の目でみてみる
PHPカンファレンス小田原2025
Hideki Kinjyo
GitHub: o0h / X: @o0h_
[発表用]
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ランチ食べましたか？？
• こんにちは
• 午後が来ました
• 私は皆さんの「昼下がりの血糖値」が心配です
• 自由に肩を回したり、ストレッチしたり、応援上演してください
• ※ 周りの人にお気をつけて
• ※ 周りの人も寛容に、何卒・・・
• 頑張りましょう

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「影響が少ない」を自分の目でみてみる
PHPカンファレンス小田原2025
Hideki Kinjyo
GitHub: o0h / X: @o0h_
[発表用]
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「影響が少ない」を自分の目でみてみる
PHPカンファレンス小田原2025
Hideki Kinjyo
GitHub: o0h / X: @o0h_
[発表用]
良いタイトルですね！
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イメージ
こういう感じにしていきます

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このトークは？
「影響」って大事なんですよ

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このトークは？

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このトークは？

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何故このトークを？
"ベテランの感覚”の片鱗を
説明できたら面白そうだな〜〜
という挑戦をしてみます

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主にどんな人向けに？
年数を経ると、たぶん身体で覚えていること

🙅 画期的な考えや斬新な見方を提供する

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主にどんな人向けに？
これから
「良いコードを書けるようになっていくぞ！」
な人に向けて

🙆 良く言われている様なことが捉えやすくなるように

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自己紹介
• 金城秀樹 / きんじょうひでき
• GitHub: @o0h /
𝕏
: @o0h_
• 好きなFWはCakePHP
• アイコンは美味しい鮭親子丼の写真です
• 最近はPodcastをやっています
• ハッシュタグ: #readlinefm

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おしながき
今日は3つの章を用意しました
1. 「影響」とか「自分の目で」って、どうやる？
2. 色々な影響や、それに関する諸要素を整理しよう
3. 「見えるようにした」、それでどのくらい意味がありそうか
4. おしまい

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1. 「影響」とか「自分の目で」って、どうやる？
2. 色々な影響や、それに関する諸要素を整理しよう
3. 「見えるようにした」、
それでどのくらい意味がありそうか
4. おしまい
※7ऑ͘Β͍Ͱߦ͖͍ͨ
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どうやる？
• なるべく単純なもの
• そのためには

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どうやる？
• なるべく単純なもの
• 人間の脳みそで「見ればわかる」程度の簡易なものが欲しい
• 人間の手で書ける程度の簡易なものが欲しい
• そのためには

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どうやる？
• なるべく単純なもの
• そのためには
• 特別なツールを使わない
• 高度な理論や前提知識を要求しない

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影響スケッチ
こんな図示の方法があります

[ग़య]
ᴷ ϚΠέϧɾC.ϑΣβʔζ ஶ΄͔
ϨΨγʔίʔυվળΨΠυ : อक։ൃͷͨΊͷϦϑΝΫλϦϯά P171
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影響スケッチ

[ग़య]
ᴷ ϚΠέϧɾC.ϑΣβʔζ ஶ΄͔
ϨΨγʔίʔυվળΨΠυ : อक։ൃͷͨΊͷϦϑΝΫλϦϯά P171
※ ڧௐεϥΠυ੍࡞ऀʹΑΔ
この図には、描き方の規則がほとんどありません。私が影響スケッチ
（effect sketch）と呼んでいるだけです。重要なことは、影響を受ける
変数と、戻り値が変わる可能性のあるメソッドについて、それぞれ楕円を
描くことです。
[中略]
更新されるものについて楕円を描き、それによって実行時に値
が変わり得るすべてのものに向かって矢印を描くだけです。
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今回の手法
影響スケッチを少し改造してやってみる
1. データや処理を列挙する
2. それらの要素を「使う側」「使われる側」で結ぶ

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今回の手法
影響スケッチを少し改造してやってみる
1. データや処理を列挙する
2. それらの要素を「使う側」「使われる側」で結ぶ

変数やプロパティ
関数やメソッド
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今回の手法
影響スケッチを少し改造してやってみる
1. データや処理を、列挙する
2. それらの要素を「使う側」「使われる側」で結ぶ

「使う側」が
データを「保有する」
関係
「使う側」が
処理を「呼び出す」
関係
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MISSION
難しい道具を使わず、
「手書きでできる」レベルの手法で
スケッチをする話をします

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スケッチの説明とサンプル
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スケッチの練習 -例題-
(突然ですが)
「お弁当の注文管理システム」を作ります

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スケッチの練習 -例題-
その中でも「注文受付」のロジックです。
・ 注文は「予約」「通常」
・一部の商品は「要予約」
・「在庫数」が足りれば注文可能

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例

// class จ {
public function canจड(): bool
{
if (
$this->DB->is༧ඞਢ($this->ID)
&& !$this->is༧จ()
) {
return false;
}
$ࡏݿؔใ = $this->DB
->getࡏݿؔใ($this->ID);
$ݱࡏͷࡏݿ = $ࡏݿؔใ['ݱࡏͷࡏݿ'] ?? 0;
$༧ = $ࡏݿؔใ['༧'] ?? 0;
return ($ݱࡏͷࡏݿ - $༧) >= $this->จ;
}
こんな感じのメソッドを
題材に
(ちょっと解説します)
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例

// class จ {
public function canจड(): bool
{
}
注文クラスに
can注文受付メソッドが
あります
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例

// canจड {
if (
$this
->DB
->is༧ඞਢ($this->ID)
&& !$this->is༧จ()
) {
return false;
}
予約必須商品
の場合は
予約注文でなければ
不可(false)です
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例

// canจड {
$ID = $this->ID;
$ࡏݿؔใ = $this
->DB
->getࡏݿؔใ($ID);
商品DBから
注文商品の
在庫関係情報を
取り出します
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例

// canจड {
$ݱࡏͷࡏݿ
= $ࡏݿؔใ['ݱࡏͷࡏݿ'] ?? 0;
$༧
= $ࡏݿؔใ['༧'] ?? 0;
在庫数と
予約数を
取得します
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例

// canจड {
return ($ݱࡏͷࡏݿ - $༧)
>= $this->จ;
今回の注文の
注文数と比較して
注文可否判定を
返します
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Slide 33 text
例となるコードが手に入ったので

// canจड {
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STEP-1
影響スケッチを少し改造してやってみる
1. データや処理を列挙する
2. それらの要素を「使う側」「使われる側」で結ぶ

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Slide 35 text
データ(プロパティ)を列挙する

// canจड {
if (
$this
->DB
->is༧ඞਢ($this->ID)
&& !$this->is༧จ()
) {
return false;
}
->DB
->ID
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Slide 36 text
処理(メソッド)も列挙する

// canจड {
if (
$this
->DB
->is༧ඞਢ($this->ID)
&& !$this->is༧จ()
) {
return false;
}
->is༧ඞਢ
->is༧จ
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Slide 37 text
STEP-2
影響スケッチを少し改造してやってみる
1. データや処理を、列挙する
2. それらの要素を「使う側」「使われる側」で結ぶ

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Slide 38 text
要素同士を結ぶ

列挙した要素を
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Slide 39 text
要素同士を結ぶ

結び付けてみると
こんな感じに
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要素同士を結ぶ:データの結びつき

インスタンス/クラスの
プロパティ
インスタンス/クラスの
プロパティ
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Slide 41 text
要素同士を結ぶ:処理の結びつき

処理の呼び出し
処理の呼び出し
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要素同士を結ぶ:処理の「持ち主」

"$this" の関係
"$this" の関係
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要素同士を結ぶ:アプリケーション外のつながり

// canจड {
$ࡏݿؔใ = $this
->DB
->getࡏݿؔใ($ID);
$ݱࡏͷࡏݿ
= $ࡏݿؔใ['ݱࡏͷࡏݿ'] ?? 0;
$༧
= $ࡏݿؔใ['༧'] ?? 0;
DBから
データをとる処理
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Slide 44 text
要素同士を結ぶ:アプリケーション外のつながり

// canจड {
$ࡏݿؔใ = $this
->DB
->getࡏݿؔใ($ID);
$ݱࡏͷࡏݿ
= $ࡏݿؔใ['ݱࡏͷࡏݿ'] ?? 0;
$༧
= $ࡏݿؔใ['༧'] ?? 0;
在庫数と
予約数を
取得します
このメソッドの話
->getࡏݿؔใ
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要素同士を結ぶ:アプリケーション外のつながり

DBから
カラムの値を
そのまま使うなら
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要素同士を結ぶ:アプリケーション外のつながり

「使う側」と
「使われる側」の
関係が結ばれる
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STEP-2
影響スケッチを少し改造してやってみる
1. データや処理を、列挙する
2. それらの要素を「使う側」「使われる側」で結ぶ
3. ショートカットすると・・・

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スケッチの全体像

全体像は
こんな感じに
// class จ {
public function canจड(): bool
{
if (
$this->DB->is༧ඞਢ($this->ID)
&& !$this->is༧จ()
) {
return false;
}
$ࡏݿؔใ = $this->DB
->getࡏݿؔใ($this->ID);
$ݱࡏͷࡏݿ = $ࡏݿؔใ['ݱࡏͷࡏݿ'] ?? 0;
$༧ = $ࡏݿؔใ['༧'] ?? 0;
return ($ݱࡏͷࡏݿ - $༧) >= $this->จ;
}
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スケッチできたね
というのが、
今回の土台となる図法です！

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影響をさせてみる
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影響とは・・・

例えばココが変わったら？
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影響とは・・・

呼び出し元に
「影響」をもたらして
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影響とは・・・

影響が
矢印たどって
見えてくる
(嬉しい)
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Slide 54 text
1. 「影響」とか「自分の目で」って、どうやる？
2. 色々な影響や、それに関する諸要素を整理しよう
3. 「見えるようにした」、
それでどのくらい意味がありそうか
4. おしまい
※5͘Β͍Ͱߦ͖͍ͨ
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Slide 55 text
1. 「影響」とか「自分の目で」って、どうやる？
2. 色々な影響や、それに関する諸要素を整理しよう
そもそも「影響」ってなんだっけ？の話
3. 「見えるようにした」、
それでどのくらい意味がありそうか
4. おしまい
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Slide 56 text
プログラミングの秘密

public function getࡏݿؔใ($ID)
{
// ͝ʹΐ
return $ࡏݿؔใ;
}
こんなコードがありまして
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Slide 57 text
プログラミングの秘密

public function getࡏݿؔใ($ID)
{
// ͝ʹΐ
return $ࡏݿؔใ;
}
図式化してみまして
get在庫関係情報($arg)
商品ID 在庫情報
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Slide 58 text
プログラミングの秘密

ೖྗ ܭࢉ ग़ྗ
public function getࡏݿؔใ($ID)
{
// ͝ʹΐ
return $ࡏݿؔใ;
}
get在庫関係情報($arg)
商品ID 在庫情報
概念化してみました
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Slide 59 text
プログラミングでやりたいこと
プログラミング =
「何かしらの結果を得る」というプロセス

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Slide 60 text
プログラミングでやりたいこと
プログラミング =
「何かしらの結果を得る」というプロセス

ग़ྗ
ココが目的
ೖྗ ܭࢉ
こっちは手段
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プログラミングでやりたいこと

「何かしらの結果を得る」というプロセス

ここに関わるものが「影響」
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影響の例
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例①

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Slide 64 text
入力が変わると結果が変わる
たとえばこういうのがあって

get商品詳細($ID)
商品ID 詳細情報
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Slide 65 text
入力が変わると結果が変わる
入力に応じてデータが出力される

get商品詳細($ID)
1012 1012の詳細
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Slide 66 text
入力が変わると結果が変わる
なので、入力が変わると結果が変わる

get商品詳細($ID)
9999 9999の詳細
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例②

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Slide 68 text
計算が変わると結果が変わる
たとえばこういうのがあって

get商品詳細($ID) 詳細情報
$IDの商品詳細を
取得する
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Slide 69 text
計算が変わると結果が変わる
入力に応じてデータが出力されるが

get商品詳細(2) 2の詳細
$IDの商品詳細を
取得する
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計算が変わると結果が変わる
計算の中身が変われば結果が変わる

get商品詳細(2) null
$IDの商品詳細を
取得する
ステータスが
有効でなければ除外
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例③

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Slide 72 text
「エラー」化する影響

get商品詳細(int $id) 詳細情報
整数で$IDを受け取っていたのを
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「エラー」化する影響
条件が変わって、合致しなくなると

get商品詳細(string $name)
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Slide 74 text
「エラー」化する影響
入出力の「する」「される」の関係が成立しないと
エラーとなる

詳細情報
get商品詳細(string $name)
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Slide 75 text
入力っつーのは、<引数>だけのことだけじゃな
いぜ！
※ このトークでの言葉の遣い方です
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色々なものがある
「入力」は「計算に対して与えられるもの」と捉えると面白そう
1. アプリケーションコードの中にあるもの
2. アプリケーションコードの外にあるもの
3. アプリケーションの外にあるもの

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1. アプリケーションコードの中にあるもの
コードとして表現したデータ
• 関数やメソッドの引数
• クラスやオブジェクトのプロパティ
• グローバルに定義した変数や定数

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2. アプリケーションコードの外にあるもの
コードに対して注入したデータ
• 設定ファイルから読み込んだ値

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3. アプリケーションの外にあるもの
別のシステムやI/Oを挟んで渡ってきたデータ
• データベースの中身
• スーパーグローバル変数や環境変数
• 外部からWebAPI経由で取り出したデータ

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ってな事で！

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色々な影響や、それに関する諸要素を整理しよう

✅ DONE

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1. 「影響」とか「自分の目で」って、どうやる？
2. 色々な影響や、それに関する諸要素を整理しよう
3. 「見えるようにした」、
それでどのくらい意味がありそうか
4. おしまい
※6͘Β͍Ͱߦ͖͍ͨ
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1. 「影響」とか「自分の目で」って、どうやる？
2. 色々な影響や、それに関する諸要素を整理しよう
3. 「見えるようにした」、
それでどのくらい意味がありそうか
不必要な影響を防ぐ、意味のある影響を残す
4. おしまい
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Slide 84 text
「影響」と「良いコード」
基本的には、
コードのある一部分について
「与える/受ける影響が少ない」コードを目指す

キーワード: 「保守性」、特に「解析性」「変更性」

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乱暴な例

左の方が影響を受けやすい
右の方が影響を受けにくい
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乱暴な例

色々な影響を受けている(/与えている)
=> 色々な仕事をしている気がする
=> 中身のコードが複雑そう。。。
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影響の「距離」
基本的には、
影響の「距離」を縮める

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Slide 88 text
乱暴な例

さっきのコード
$ࡏݿؔใ = $this->DB
->getࡏݿؔใ($this->ID);
$ݱࡏͷࡏݿ = $ࡏݿؔใ['ݱࡏͷࡏݿ'] ?? 0;
$༧ = $ࡏݿؔใ['༧'] ?? 0;
return ($ݱࡏͷࡏݿ - $༧) >= $this->จ;
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Slide 89 text
$ࡏݿؔใ = $this->DB
->getࡏݿؔใ($this->ID);
$ݱࡏͷࡏݿ = $ࡏݿؔใ['ݱࡏͷࡏݿ'] ?? 0;
$༧ = $ࡏݿؔใ['༧'] ?? 0;
return ($ݱࡏͷࡏݿ - $༧) >= $this->จ;
乱暴な例

さっきのコード
在庫関係情報を
DBから取って
->getࡏݿؔใ
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Slide 90 text
乱暴な例

さっきのコード
$ࡏݿؔใ = $this->DB
->getࡏݿؔใ($this->ID);
$ݱࡏͷࡏݿ = $ࡏݿؔใ['ݱࡏͷࡏݿ'] ?? 0;
$༧ = $ࡏݿؔใ['༧'] ?? 0;
return ($ݱࡏͷࡏݿ - $༧) >= $this->จ;
($ݱࡏͷࡏݿ - $༧)
差分を計算して、
結果を返す
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Slide 91 text
乱暴な例

処理とデータの関係だけ示すとこうなる？
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Slide 92 text
乱暴な例

在庫関係情報の「中身」を注意深く見てみると・・・
$ࡏݿؔใ = $this->DB
->getࡏݿؔใ($this->ID);
$ݱࡏͷࡏݿ = $ࡏݿؔใ['ݱࡏͷࡏݿ'] ?? 0;
$༧ = $ࡏݿؔใ['༧'] ?? 0;
return ($ݱࡏͷࡏݿ - $༧) >= $this->จ;
ここに注目したい
['ݱࡏͷࡏݿ']
['༧']
ここに注目したい
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Slide 93 text
乱暴な例

DBの知識が、そのまま流れ込んでいる
$ࡏݿؔใ = $this->DB
->getࡏݿؔใ($this->ID);
$ݱࡏͷࡏݿ = $ࡏݿؔใ['ݱࡏͷࡏݿ'] ?? 0;
$༧ = $ࡏݿؔใ['༧'] ?? 0;
return ($ݱࡏͷࡏݿ - $༧) >= $this->จ;
['ݱࡏͷࡏݿ']
['༧']
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Slide 94 text
乱暴な例

このようにスケッチを更新できる
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Slide 95 text
やったぜ！心の声(強要)

気軽に・実験的に更新ができる！？
単純な手書きって、それが嬉しいね〜
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Slide 96 text
なんで、そんな事を言うんですか？

もし「機械にやらせる」なら、
もっと「画一的」で「完成された」定義が必要かも。
硬直的で、遊びが許されなくなるリスクに！

探索的に理解を深めにくくなる
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Slide 97 text
乱暴な例

影響の「距離」が伸びた
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Slide 98 text
防火壁
基本的には、
影響の「距離」を縮める

仲介層を「防火壁」として機能させる

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Slide 99 text
乱暴な例

「右」の情報を「左」に渡しすぎている
=> 「左」の負荷(仕事量)を上げている
こいつが情報を取りすぎ
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Slide 100 text
乱暴な例

計算処理を「右側」に押しやる改修
public function get༗ޮࡏݿ($ID): int
{
$ࡏݿؔใ = $this->getࡏݿؔใ($ID);
// $ࡏݿؔใΛ͜͜ͰΰχϣΔ
return $༗ޮࡏݿ;
}
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Slide 101 text
乱暴な例

「1段飛ばし」な影響がなくなった
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Slide 102 text
「無関係」を剪定する
「影響が多い」は困るが
「影響がない」は無価値

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Slide 103 text
「無関係」を剪定する
「意味のある影響」を残す
それ以外を排除する

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Slide 104 text
乱暴な例

こんなコードがあったとして
final class ͓ࡊ
{
private string $໊લ;
private int $ΧϩϦʔ;
private int $Ձ֨;
}
get੫ࠐՁ֨($oyasai);
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乱暴な例

スケッチしてみる
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Slide 106 text
乱暴な例

が、もう少し踏み込むと・・・
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Slide 107 text
乱暴な例

「影響しない」ものが紛れ込んでいそう
税計算に関係なさそう
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やったぜ！心の声(強要)

気軽に・実験的に更新ができる！？
単純な手書きって、それが嬉しいね〜
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Slide 109 text
乱暴な例

渡す(受け取る・要求する)データを絞ってあげる
final class ͓ࡊ
{
private string $໊લ;
private int $ΧϩϦʔ;
private int $Ձ֨;
}
get੫ࠐՁ֨($oyasai->getՁ֨());
$oyasai->getՁ֨()
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乱暴な例

図が単純になった
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1. 「影響」とか「自分の目で」って、どうやる？
2. 色々な影響や、それに関する諸要素を整理しよう
3. 「見えるようにした」、
それでどのくらい意味がありそうか
4. おしまい
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おさらい
「影響」は「関係」によってもたらされる
「関係」は「要素」同士のつながり

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おさらい
「関係」を見抜いて
「影響」と向き合うと、
コードを整理しやすくなる

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このトークで伝えたかったこと

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ヒントになりそうですか？(なると嬉しいな🍥)
「ベテランの感覚」「見え方」や
「マインドモデル」の片鱗が、
少しでも掴めれば幸い

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どう活かすか？
良い可視化ツールや、
分析・定量化の手法もある分野

先人の資産が「意味のあるもの」になるのは、
利用者自身の直感や納得があってこそ

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活かしてこ！
「丁寧に真心を込めて自分の手で書いてみる」
をやることで
「目覚める」ことに繋がる

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活かしてこ！
便利なものが使えると便利なので、
そうなっていきたいですね！

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活かしてこ！
みんなで
スマイルま〜るまるして
いきましょう！

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おしまい！
お付き合いいただき
ありがとうございました!!