Slide 1

Slide 1 text

コグニサイズ実践 までの学び 認知症フォーラムでのボランティア活動より 青森中央学院大学看護学部 宇野 有香 小山 菜花 白川 莉桜 平山 葵 合同学修・研究発表会 AOMORI Six

Slide 2

Slide 2 text

はじめに 2025年10月11日(土)、青森市主催による認知症フォーラムが 開催された。今年度は青森県立保健大学との合同企画であり、 認知症相談コーナー、物販コーナー(若年性認知症と家族のつど い「ゆるっと会」で製作したクルミボタンの販売)、体験コーナー (脳の健康チェック、聞こえのセルフチェック、べジチェック、血圧測定 立ち上がりテスト、膝伸展筋力測定)、体験イベント、認知症に関する パネル展示などが行われた。 そこで、私達は体験イベントで地域住民に向けたコグニサイズの実践 紹介を行ったので、そこに至るまでの認知症予防に関する学びとその 実践内容について報告する。

Slide 3

Slide 3 text

わが国の65歳以上の認知症者数 ⚫2022年 443万人 ⚫2025年 471万6000人と推計 ⚫2040年 584万2000人(高齢者の約15%) 3 厚生労働省 認知症施策推進関係者会議を基に作成 400 500 600 700 800 900 2025 2030 2040 2050 2060 2014年度調査(認知症患者) 2022年度調査(認知症患者) MCI患者 年 万人 65歳以上の認知症と軽度認知障害(MCI)の推計

Slide 4

Slide 4 text

日本における認知症の施策 ⚫ 新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)2015年~ 厚生労働省:認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン) ~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~(概要) 平成29(2017)年7月改訂版 より 認知症サポーターの養成 ⚫ 認知症施策推進大綱 2019~ 共生と予防 認知症の人の意思が尊重され、 できる限り住み慣れた地域で 自分らしく暮らし続ける

Slide 5

Slide 5 text

認知症の分類 5 四大認知症 1.アルツハイマー型認知症 2.血管性認知症 3.レビー小体型認知症 4.前頭側頭型認知症 朝日生命HP:認知症の種類別の患者数割合 (厚生労働省老健局「2019年認知症施策の総合的な推進について」参考)

Slide 6

Slide 6 text

MCI (Mild Cognitive Impairment:軽度認知障害) ⚫ 認知症になる一歩手前の段階 健常 な状態 MCI 認知症 参考文献:国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター「あたまとからだを元気にするMCIハンドブック」 1年で約5~15%の人が認知症に移行 1年で約16~41%の人が健常な状態 何もしなければ→ 適切な関わりがされれば→

Slide 7

Slide 7 text

運動と認知機能 運動習慣がある方は認知症になりにくい! 参考文献:国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター「あたまとからだを元気にするMCIハンドブック」 週3回、週2時間以上 ・認知症になってしまった方の13%が運動不足に関連する。 ・運動習慣のない方は運動習慣のある方(週2~3回以上)に比べて認知症になるリスクが1.82倍である。 ・認知症でない方が5年後に認知症になる原因を調査したところ、定期的に運動していた方はそうでない方 に比べて認知症のリスクが31%低いことが示された。 ・ウォーキングよりハードな運動(早歩き等)を週3回以上継続している方は、運動習慣のない方に比べて 50%も認知症になりにくい。 ・散歩程度の運動でも週3回以上続けて運動すれば、運動習慣のない方に比べて約33%が認知症になりにくい ことがわかっている。

Slide 8

Slide 8 text

どんな運動がいいのか? 1.有酸素運動 (体全体を使って一定時間継続的に行う運動) ウォーキング、ジョギング、ダンスなど 2.筋力トレーニング 参考文献:国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター「あたまとからだを元気にするMCIハンドブック」 3.コグニサイズ(体を使う+頭を使う) 4.複数の種類による運動プログラムが効果的!

Slide 9

Slide 9 text

コグニサイズとは 国立長寿医療研究センターが開発した認知症予防の 取り組みの総称 コグニサイズの目的 運動でからだの健康を促すと同時に、脳の活動を 活発にする機会を増やし、認知症の発症を遅延 させること。 Cognition 認知 Exercise 運動 コグニサイズ 頭を使いながら運動 国立長寿医療研究センターHPの内容を基に作成

Slide 10

Slide 10 text

認知症フォーラム での実践に向けて • コグニサイズ実践者研修受講者より アドバイスを受けた。 • 「認知症予防運動プログラム コグニ サイズ入門 改訂版」よりプログラム 内容を検討した。

Slide 11

Slide 11 text

大切なのは、 笑顔で 楽しく運動すること 間違えても、笑顔! うまく出来れば、もちろん笑顔 !!! さっそくみんなで コグニサイズをやって みましょう

Slide 12

Slide 12 text

実践内容ー1 ➢ 足踏みしながら数を数える(1~30) ➢ 足踏みしながら数を数える(31~60) ゆっくりと足踏みしてみよう ➢ 足踏みしながら数を数える(61~100) 速く足踏みしてみよう ➢ 足踏みしながら数を数える(100~0) 立って足踏みをしてみよう ➢ サイドステップ 1~8の基本のステップを覚える

Slide 13

Slide 13 text

実践内容ー2 あんたがたどこさ あんたがたどこ「さ」 肥後「さ」 肥後どこ「さ」 熊本「さ」 熊本どこ「さ」 船場(せんば) 「さ」 船場山には狸がおって「さ」 それを猟師が鉄砲で撃って「さ」 煮て「さ」 焼いて「さ」 食って「さ」 それを木の葉でちょいとかぶせ

Slide 14

Slide 14 text

実践内容ー3 あんたがたどこさ グループをつくり 「さ」の部分で 右隣の人の手を たたく!

Slide 15

Slide 15 text

地域の方達との一体感を感じました!

Slide 16

Slide 16 text

私達の学び ➢楽しみながら無理なく続けられる環境が大切である。(ストレッチ、水分補給なども必要) ➢ひとりで継続して行うことは難しいかもしれないが、同じ目標をもって実施 している仲間と一緒に行うと継続できるのではないか。 ➢少しだけでも毎日継続して行うことに意味がある。 ➢頭と体を両方使うことは想像以上に難しい。⇒転倒に注意! ➢うまくできることが目標ではない。課題に慣れてうまくできるようになったら 内容を変えていく。 間違えても、笑顔! ご指導いただきましたコグニサイズ実践指導者の木村光様 深く感謝申し上げます。