【人工衛星開発】 能見研究室紹介 静岡大学工学部能見研究室 修士2年 服部航平 2024年01月 1

Contents ◼能見研究室について ◼JAXA枠について ◼人工衛星開発 ⚫50kg級人工衛星STARS-X ⚫3U CubeSat STARS-EC ◼探査機について ⚫小型月着陸実証機SLIM ⚫火星衛星探査MMX ◼学生の研究 2

Contents ◼能見研究室について ◼JAXA枠について ◼人工衛星開発 ⚫50kg級人工衛星STARS-X ⚫3U CubeSat STARS-EC ◼探査機について ⚫小型月着陸実証機SLIM ⚫火星衛星探査MMX ◼学生の研究 3

能見研究室について ◼学生居室 ⚫総合棟5F（R506） ◼ルール ⚫コアタイムなし ⚫週一回のゼミ（進捗報告会） ⚫宇宙講座のイベントには基本参加 ◼人数 ⚫M2：4人，M1：4人，B4：5人 ◼他 ⚫実験室は一号館の3Fにあります ⚫超小型衛星STARS-Xを開発しています ⚫CubeSat STARS-Me2を開発しています 4

能見研究室について ◼学生居室 ⚫総合棟5F（R506） ◼ルール ⚫コアタイムなし ⚫週一回のゼミ（進捗報告会） ⚫宇宙講座のイベントには基本参加 ◼人数 ⚫M2：4人，M1：4人，B4：5人 ◼他 ⚫実験室は一号館の3Fにあります ⚫超小型衛星STARS-Xを開発しています ⚫CubeSat STARS-Me2を開発しています 5 コアタイムはないですが， 無断欠席は厳禁

能見研究室について ◼学生居室 ⚫総合棟5F（R506） ◼ルール ⚫コアタイムなし ⚫週一回のゼミ（進捗報告会） ⚫宇宙講座のイベントには基本参加 ◼人数 ⚫M2：4人，M1：4人，B4：5人 ◼他 ⚫実験室は一号館の3Fにあります ⚫超小型衛星STARS-Xを開発しています ⚫CubeSat STARS-Me2を開発しています 6

能見研究室について ◼学生居室 ⚫総合棟5F（R506） ◼ルール ⚫コアタイムなし ⚫週一回のゼミ（進捗報告会） ⚫宇宙講座のイベントには基本参加 ◼人数 ⚫M2：4人，M1：4人，B4：5人 ◼他 ⚫実験室は一号館の3Fにあります ⚫超小型衛星STARS-Xを開発しています ⚫CubeSat STARS-Me2を開発しています 7

Contents ◼能見研究室について ◼JAXA枠について ◼人工衛星開発 ⚫50kg級人工衛星STARS-X ⚫3U CubeSat STARS-EC ◼探査機について ⚫小型月着陸実証機SLIM ⚫火星衛星探査MMX ◼学生の研究 8

JAXA枠 ◼JAXA連携大学院制度 ⚫大学院進学を前提にJAXAの研究施設で研究できる制度 ✓学部で卒業する場合は不可能 ⚫能見研究室では1名分のJAXA枠が存在 ✓一昨年から毎年JAXA枠の学生は存在 ✓JAXA相模原キャンパスの澤井研究室 9 引用：澤井研究室，“トップページ”，https://www.isas.jaxa.jp/home/sawai/index.html

JAXA枠 ◼JAXA枠についての補足 ⚫メリット ✓最先端の研究施設で研究が可能 ✓宇宙開発現場の生の声が聴ける ✓JAXAで働く人たちとのつながりができる ⚫その他 ✓基本的には人工衛星開発への参加は難しい ✓相模原に家を借りている人が多い ✓時期によっては浜松に返ってくる必要がある 10 浜松 JAXA 浜松 JAXA 能見研HP，JAXA枠

Contents ◼能見研究室について ◼JAXA枠について ◼人工衛星開発 ⚫50kg級人工衛星STARS-X ⚫3U CubeSat STARS-EC ◼探査機について ⚫小型月着陸実証機SLIM ⚫火星衛星探査MMX ◼学生の研究 11

人工衛星開発 12 ©静岡大学能見研究室 / STARS Space Service Inc.

◼人工衛星とは ✓宇宙空間で目的をもって動作するロボット ✓身近な例：GPS衛星，通信衛星 ✓ロケットに搭載されて宇宙へと放出 ✓大きい衛星（ISS)から小さい衛星（10cm×10cm×10cm)まで存在 ◼STARS-X ⚫50kg級親子分離衛星 ✓50cm×50cm×25cmの2基の衛星が結合 ✓軌道上で2基の衛星へと分離 ✓2基の間はテザーという紐で結ばれている ⚫ミッション ✓ 重力傾斜を利用したテザー伸展 ✓テザー伸展形状制御 ✓テザーネットによるデブリ捕獲デモ STARS-X：概要 親機 子機 クライマ ⚫Keywords ✓1U ✓CubeSat 参考：革新的衛星技術実証3号機 STARS-X http://stars.eng.shizuoka.ac.jp/starsx.html 13 ©静岡大学能見研究室 / STARS Space Service Inc.

◼人工衛星とは ✓宇宙空間で目的をもって動作するロボット ✓身近な例：GPS衛星，通信衛星 ✓ロケットに搭載されて宇宙へと放出 ✓大きい衛星（ISS)から小さい衛星（10cm×10cm×10cm)まで存在 ◼STARS-X ⚫50kg級親子分離衛星 ✓50cm×50cm×25cmの2基の衛星が結合 ✓軌道上で2基の衛星へと分離 ✓2基の間はテザーという紐で結ばれている ⚫ミッション ✓ 重力傾斜を利用したテザー伸展 ✓テザー伸展形状制御 ✓テザーネットによるデブリ捕獲デモ STARS-X：概要 親機 子機 クライマ ⚫Keywords ✓1U ✓CubeSat 参考：革新的衛星技術実証3号機 STARS-X http://stars.eng.shizuoka.ac.jp/starsx.html 14 ©静岡大学能見研究室 / STARS Space Service Inc.

STARS-X：プレスリリース 15 静岡大学、“プレスリリース”、https://www.shizuoka.ac.jp/news/detail.html?CN=9438

STARS-X：ミッション ◼ミッションが研究と深く関わってきます ⚫以下のミッションが主な研究内容です ◼Mission 16 ©静岡大学能見研究室 / STARS Space Service Inc.

STARS-X：ミッション ◼ミッションが研究と深く関わってきます ⚫以下のミッションが主な研究内容です ◼Mission 17 (a) (b) (c) ロケット 親機 子機 ©静岡大学能見研究室 / STARS Space Service Inc.

STARS-X：ミッション ◼ミッションが研究と深く関わってきます ⚫以下のミッションが主な研究内容です ◼Mission 18 (a) (b) (c) climber ロケット 親機 子機 • 親子分離 • テザー伸展 ©静岡大学能見研究室 / STARS Space Service Inc.

STARS-X：ミッション ◼ミッションが研究と深く関わってきます ⚫以下のミッションが主な研究内容です ◼Mission 19 (a) (b) (c) ロケット 親機 子機 クライマ • クライマ昇降 • カメラ撮影 ©静岡大学能見研究室 / STARS Space Service Inc.

◼ミッションが研究と深く関わってきます ⚫以下のミッションが主な研究内容です ◼Mission STARS-X：ミッション 20 (a) (b) (c) ロケット 親機 子機 (c) • デブリ捕獲実証 （ネット，巻付） ©静岡大学能見研究室 / STARS Space Service Inc. クライマ

STARS-EC 21 ©静岡大学能見研究室 / STARS Space Service Inc.

Contents ◼能見研究室について ◼JAXA枠について ◼人工衛星開発 ⚫50kg級人工衛星STARS-X ⚫3U CubeSat STARS-EC ◼探査機について ⚫小型月着陸実証機SLIM ⚫火星衛星探査 ◼学生の研究 22

探査機について ◼概要 ⚫能見研究室では国が行っている探査機とも関係がある ✓特にSLIMやMMXなど（その他UZUME等） 23 JAXA，“SLIM Project 概要説明資料”，https://fanfun.jaxa.jp/countdown/xrism-slim/files/SLIM-presskit-JP_2310.pdf

探査機について ◼SLIM ⚫月着陸実証を行うJAXAの探査機 ✓Smart Lander for investigating Moon ⚫Keyword ✓ピンポイント着陸 24 JAXA，“SLIM Project 概要説明資料”，https://fanfun.jaxa.jp/countdown/xrism-slim/files/SLIM-presskit-JP_2310.pdf

探査機について ◼SLIM ⚫研究室と関りが深い点 ✓「着陸」時のダイナミクス（動力学） ✓下図のように二段階着陸が行われる ⚫着陸の動力学とは ✓能見先生の“四脚月着陸機の接触力学解析と転倒性評価”など参照 ✓1/6Gの環境下での着陸挙動を解析 25 JAXA，“SLIM Project 概要説明資料”，https://fanfun.jaxa.jp/countdown/xrism-slim/files/SLIM-presskit-JP_2310.pdf

探査機について ◼SLIM ⚫現在進行形でミッション実施中 ✓本資料作成段階で月着陸は成功！（面白い写真がみれましたね） ⚫ピンポイント着陸は次なる探査への重要な実験 ✓MMX：火星衛星サンプルのリターン 26 JAXA，“宇宙科学・探査に関する工程表の進捗状況と取り組みについて”，https://www.isas.jaxa.jp/about/dgs_saku_tsuneta/files/20180314.pdf

探査機について ◼MMX ⚫火星衛星探査計画 ✓Martian Moons eXploration ✓火星自体ではなく，火星の衛星に着陸してサンプルリターン ✓開発中（打上が2024年予定が2026年予定に変更） 27 三菱電機株式会社，“火星衛星探査計画（MMX）探査機システム”， https://www.mitsubishielectric.co.jp/society/space/satellite/science/mmx.html

Contents ◼能見研究室について ◼JAXA枠について ◼人工衛星開発 ⚫50kg級人工衛星STARS-X ⚫3U CubeSat STARS-EC ◼探査機について ⚫小型月着陸実証機SLIM ⚫火星衛星探査 ◼学生の研究 28

研究例1（能見研） 29 ©静岡大学能見研究室 / STARS Space Service Inc.

研究例2（能見研） 30 ©静岡大学能見研究室 / STARS Space Service Inc.

研究例3（JAXA枠） 31 ©静岡大学能見研究室 / STARS Space Service Inc.

追加の情報 ◼能見研HP ⚫詳細は以下のQRコードから能見研HPでご覧ください ✓能見研究室 静岡大 で検索しても出てきます STARSプロジェクト http://stars.eng.shizuoka.ac.jp/ 能見研研究内容（学生HP） https://wwp.shizuoka.ac.jp/noh milab/study_contents/ 32 研究室見学・取材等ございましたら以下の連絡先までご連絡ください． • 能見公博教授：[email protected] • 服部公博教授：[email protected]

Thank you 能見研究室をどうぞよろしくお願いいたします！ 33