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RubyKaigiで現地に⾏かれた⽅︖✋

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過去に何回参加しました︖✋(Takeout含む) • 今回が初めて • 2-3回 • 4-5回 • 6回以上

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私は7回⽬でした • 仙台(2018) • 福岡(2019) • Takeout(2020-21) • 津(2022) • 松本(2023) • 那覇(2024)

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RubyKaigi参加歴をふりかえる 2024/05/29 #kaigieffect LT⼤会 Shu Oogawara(@expajp)

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⾃⼰紹介 • Shu Oogawara(@expajp ) • リンカーズ株式会社 • Engineering Manager • エンジニアは2016年から Rubyは2017年から

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この発表では • 過去のRubyKaigi参加歴をふりかえっていきます • Rubyの進化に合わせてトーク内容が変わってきました • ⾃分の向き合い⽅も変わってきました kaigieffectでやったことは最後に。 「こんなパッチ書いた」 みたいな成果ではないです🙏 以下、断りのない引⽤は全て https://rubykaigi.org/

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RubyKaigi 2018 • Ruby 3.0期

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RubyKaigi 2018 • 初参加 • なるほどわからん • 知り合いが少ない • 限られた知り合いと個⼈的に飲みに⾏く

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RubyKaigi 2019 • Ruby 3.0期 • 昨年の話題にパターンマッチングが追加

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RubyKaigi 2019 • Ruby 3.0は2020年リリースと宣⾔ • 過去⼀の盛り上がりだった気がする • 年末、Ruby 2.7リリース • 楽しい • 知り合い増えた • 話が分かるようになってきた • 最先端に触れられる場にいることのワナビー的興奮

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RubyKaigi Takeout 2020, 2021 • Ruby 3.0期→JIT期 • 2020年末、Ruby 3.0リリース • 2021年末の3.1でYJIT導⼊

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RubyKaigi Takeout 2020, 2021 • コロナ禍によるリモート開催 • 現場の熱量から離れざるを得なくなる • この頃にテックリードになる • マネジメントに向き合うためコード書く量が減り、 代わりに読書量が増える • 焦り始める • ⾃分の居場所はここにはないかも

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RubyKaigi 2022 • この年はバラエティに富んだ発表

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RubyKaigi 2022 • 徐々に楽しめなくなり始める • すごい話に、ただ感⼼しているだけの⾃分に失望 • ⾃分はフリーライダーでは︖ • かといって、⾃分が解決したい課題があるわけではない • 読書がモノになっていないことへの焦り

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RubyKaigi 2023 • JIT期→Parser期 • 2023年末、Ruby 3.3でPrismとLramaが取り込まれる • YJITがExperimentalでなくなる

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RubyKaigi 2023 • この間にマネージャーに昇格 • 引き続き、本を読み続ける • 楽しかったけど、⼼苦しさも限界 • Official Partyで makicamelさん・しおいさんに相談 https://x.com/coe401_ 画像引⽤: https://x.com/makicamel

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コミュニティに救われる • お⼆⼈の上司を紹介いただく • @_geeknees さん・@tricknotes さん • Kaigi後に⾯談してアドバイスを貰う • 2021年のKaigi on Rails での発表を評価いただく • Railsバージョンを倍にした話 • https://speakerdeck.com/linkers_tech/till-and-from-that-time- of-a-web-service-whose-rails-version-was-doubled-number- kaigionrails https://x.com/tricknotes 画像引⽤: https://x.com/_geeknees

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コミュニティに救われる • ぱんさんのブログ記事 • 「登壇者を⽬指していてもいなくても、Rubyを好きでいた らRubyKaigiを楽しめるし、Rubyコミュニティにいていい のだ、と、当たり前ながら思った」 引⽤:⻑野県松本市で開催されたRubyKaigi2023に、Helperとして参加した話 - Health comes first https://nappan23.hatenadiary.org/entry/2023/05/16/185139

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コミュニティに救われる • jokerさんのブログ記事 • 「⾃分なりのやり⽅でコミュニティに恩を返すのも⼤事なこ となのだと思います。⽬⽴つヒーローばっかりが⼈間じゃな い。」 引⽤:RubyKaigi 2023 参加報告とちょっとエモい話 - joker1007’s diary https://joker1007.hatenablog.com/entry/2023/05/17/142758

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コミュニティに救われる • 「コミュニティにどう恩を返すか」の 視野が狭くなっていた • RubyKaigiはすごいイベントだけど、 恩を返す先はコミュニティ全体 • ⾃分なりのやり⽅で良い • せっかくたくさん本を読んだのだから、 そこから学んだこと(=学び⽅)を還元したい • このネタでKaigi on Rails 2023に出したがReject • Rails関係なさすぎたかも

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RubyKaigi 2024 • Parser期 • 記憶に新しいのでトークの紹介は割愛 • Namespace期の機運︖

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RubyKaigi 2024 • 楽しい • ⼼苦しさがなくなった • 改めてスピーカーたちに憧れた • コードを書いて課題解決するのはかっこいい • ⾃分なりのやり⽅でコードを書いていきたい • 登壇できなくても良いけど、そんな成果が出ればなお良い

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まとめ • RubyKaigiはRubyの歴史を映す鏡 • すごいイベントなので⼼苦しいこともあった • コミュニティに救われた • ⾃分なりのやり⽅でコミュニティに恩を返しましょう もうちょっとだけ続くんじゃ

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#kaigieffect • その1 • デブサミにProposalを出した • 沖縄から帰ってきて「いつまでだろう」と調べたら あと3⽇だった • 明⽇(5/29)に当落発表。どきどき • 「学び⽅」の還元はこちらでやりたい • Kaigi on Railsに出したネタを修正して出した

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#kaigieffect • その2 • コードを書いていきたい • どんなコードを書くか • 課題は⾒つけている • 課題の⾒つけ⽅も本から教わった • 外⼭滋⽐古「思考の整理学」 • コードを書く時間を作る • 仕事のおかげで、⾃⼰管理スキルもずいぶんと上がった • 今の⾃分なら時間を捻り出せるはず おわり