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Plasm Network L2L2 Takumi Yamashita@Stake Technologies, inc. 2020/05/28

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https://github.com/stakedtechnologies/Plasm https://stake.co.jp/ 会社と Plasm Network の紹介

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Plasm Network とは L2 solution を搭載した Dapps 開発者のための パブリックブロックチェーンであ る。

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4 メインチェーン Plasm Network(メインチェーン) IoT App 決済 App App1 App2 【レイヤー1】 ブロックチェーン層 改ざん耐性などセキュリティを担保するよく分散されたブロックチェーン 【Plasm application】 高速処理可能なアプリケーション 【Decentralized application(Dapps)】 ブロックチェーン上のアプリケーション 【レイヤー3】 ブロックチェーンの上に構築されるアプリ ケーション Plasma State channel 【レイヤー2】 スケーラビリティ、秘匿化、オフ チェーン処理 Plasm Network とは

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Plasm Network の目的 資本主義と民主主義の アップデート そして Web3.0 の夜明け

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Plasm Network の目的 資本主義と民主主義の アップデート そして Web3.0 の夜明け

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Plasm Network の目的 資本主義と民主主義の アップデート そして Web3.0 の夜明け Do not have to be evil

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『自由』と『透明』と『公平』 自由な行動を、透明なプロトコルによって制御し公平な仕組みを構築する。 => 自分がハッピーになるための行動で、みんなハッピーになる世界。 Do not have to be evil

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会社として Mission: Public blockchain のマネタイズに成功させ、 Web3.0 の夜明けを世界へ知らしめる。 Q. What's Public blockchain monetize? A. Staking によるマネタイズ。 『透明』且つ『公平』に明示された ルールに従ってマネタイズを行う。

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Plasm Network の目的を達成するための 特記事項 レイヤー2ソリューションの実 装 Operator trading Dapps Rewards Plasmaプロトコルやステートチャネ ルを用いて、アプリケーションを構 築 スマートコントラクトを資産として移 転可能 ブロック生成者だけでなくアプリ ケーションの開発者が報酬を得れ る仕組み Polkadot Multi-Lockdrop Polkadot との接続で セキュリティを担保 また、他のチェーンとの相互運用 機会損失を担保にした複数回に及ぶ 公平且つ低リスクなトークン配布

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Plasma + OVM module

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Plasm Network で L2 をやるメリット 利益が上がる コストが下がる Plasm Network では L2 の実装をチェーンロジックとしてサポートしています。 スマートコントラクトは誰でも Deploy できるため、コードに応じて適切なガスコストが自動 で計算されます。しかし、L2 のロジックを記述するためにスマートコントラクトを利用するこ とはオーバースペックなところもあります。 そこをチェーンロジックとしてサポートすることで、 スマートコントラクトを用いるよりもガスコストを抑えることができます。 Plasm Network では人気のあるアプリケーション開発者に対して 報酬が支払われるため十分人気のアプリケーション構築に成功した場合は その利益を得ることできます。

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メリットを実現するためのテクニック コストが下がる Plasm Network では L2 の実装をチェーンロジックとしてサポートしています。 スマートコントラクトは誰でも Deploy できるため、コードに応じて適切なガスコストが自動 で計算されます。しかし、L2 のロジックを記述するためにスマートコントラクトを利用するこ とはオーバースペックなところもあります。 そこをチェーンロジックとしてサポートすることで、 スマートコントラクトを用いるよりもガスコストを抑えることができます。 L2 のロジックって何?

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OVM interpreter の実装と Predicate の実行 ref: https://plasma.group/optimistic-game-semantics.pdf ↑ L1 にあげられたデータの正しさを検証するゲーム。 一階述語論理で記述可能。 (Called by “Predicate”) -> じゃあ、状態はいらない? 突然でてきて何これ!? OVM のわかりやすい説明はこちらから! https://speakerdeck.com/takamichitsutsumi/introduction-to-ovm

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OVM interpreter の実装と Predicate の実行 ↑L1 にあげられたデータの正しさを検証するゲーム。 一階述語論理で記述可能。 (Called by “Predicaet”) -> じゃあ、状態はいらない? -> チェーン内部の状態を参照することはある。 (L2 chain のマークルルートなど ) しかし、 Predicate のシミュレータをスマートコントラクトとして扱う場合 この Predicate Contract 自体は実は Storage を持つ必要がない。 <- チェーンの状態と外部からの入力情報によって決定的なアルゴリズムだから。 (Predicate は冪等性を持つ!) 突然でてきて何これ!? OVM のわかりやすい説明はこちらから! https://speakerdeck.com/takamichitsutsumi/introduction-to-ovm

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OVM interpreter の実装と Predicate の実行 https://ovm-compiler.netlify.app/

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OVM interpreter の実装と Predicate の実行 https://ovm-compiler.netlify.app/ 外 か ら は ス マ コ ン の 操 作 と 大 差 な し 内 側 で は 処 理 を 最 適 化 し て コ ス ト 削 減

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利点を実現するためのテクニック 利益が上がる Plasm Network では人気のあるアプリケーション開発者に対して 報酬が支払われるため十分人気のアプリケーション構築に成功した場合は その利益を得ることできます。 どういうことー?

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ブロックチェーンが生み出した新しい収益の仕組みにブロック生成報酬があり、バリデータ(マイナー)が その報酬を得ておりアプリケーション開発者は利益を得られなかった。 Plasm Networkが実装したDapps Rewardsにより、アプリケーション開発者も報酬を得ることが可能と なる。 Dapps Rewards 19 1 2 3 ■報酬を得る者 ● ブロックチェーンのバリデータ ○ ブロックの検証・作成・追加 ● バリデーターのノミネータ ○ バリデータの選出 ● スマートコントラクトオペレータ ○ スマートコントラクトの運営管理者 ● スマートコントラクト( Dapps)のノミネータ ○ スマートコントラクトへステーキング バリデータ ノミネータ オペレータ ノミネータ 選出 支援 40% 10% 50% 50% https://docs.plasmnet.io/PlasmNetwork/DappsRewards.html

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