Slide 2
Slide 2 text
建ぺい率と容積率の基本
建ぺい率とは
敷地面積に対して建てられる建物の建築面積の割合です。
計算式:建ぺい率=建物の建築面積÷敷地面積
建築面積は通常、1階部分の床面積が基準ですが、真上から見
た水平投影面積を指します。用途地域ごとに30%~80%の上
限が定められています。
容積率とは
敷地面積に対する建物の延べ床面積の割合です。
計算式:容積率=建物の延べ床面積÷敷地面積
延べ床面積は各階の床面積の合計を指します。用途地域ごとに
50%~1300%の上限が定められています。敷地前面の道路幅
によっても制限されることがあります。
これらの制限が設けられている理由は、災害時の被害拡大防止、周辺環境の風通しや日照権の確保、地域の景観保全、適正な人口
密度の維持などが挙げられます。投資家としては収益最大化を目指したいところですが、これらの規制は社会的に重要な意味を持
っています。