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わたしと仕事と アジャイルコミュニティ 2025.2.14 Developers Summit 2025 松尾 浩志

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本業は Fintech系SaaS企業でスクラムマスター + 副業でいくつかの会社さまのご支援 + アジャイル関連のコミュニティ活動 神戸からきました 音楽・DJ、ビール、サッカー観戦、銭湯などが好き 松尾 浩志 @matsuoshi

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主なコミュニティ活動 ● スクラムフェス大阪 実行委員 ○ 今年は 2025年7月18・19日 開催 ● スクラム道関西 運営メンバー ● アジャイルラジオ (Podcast) 運営メンバー ● RSGT 2024 登壇 ● 過去には PHPカンファレンス関西、フロントエンドカンファレンスCoder Dojo 神戸メンター、DojoCon などに関わる

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だいたい飲み会まで参加する 🍺 ● 懇親会、二次会、あと飲み、の類はだいたい毎回参加 ○ よりディープな話ができるよね ● 家族からは「勉強会 = 飲んで遅くに帰ってくる = 飲み会やろ?」 と認識されている ● 半分そうだけど、そうじゃない

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各コミュニティ運営に関わったきっかけ ● スクラム道関西 ○ 当時の職場を、会場としてよく提供しているうちにスタッフに ● アジャイルラジオ ○ 自分音声の編集とかできまっせ〜 いうてる間に ○ この2つは、なんか気づけば ぬるっと運営側に…… ● スクラムフェス大阪 ○ 2019年の初回立ち上げから関わる

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スクラムフェス大阪 立ち上げのきっかけ ● RSGT : Regional Scrum Gathering Tokyo 2011年から続く、国内最大級のアジャイル関連イベント ● 年に1度、全国/海外からアジャイル界隈の人が東京に大集結する お祭りのような会 ● 近年チケットはすぐに売り切れ、 いつも争奪戦のような人気ぶり

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スクラムフェス大阪 立ち上げのきっかけ ● この規模感の集まりは、それまで東京にしかなかった ● 2018年の RSGT 懇親会にて、「こんな楽しい集まりを、東京だけでなく関 西でもやりたいね〜」と関西遠征組の一部で盛り上がり、 企画スタート ● 2019年2月 大阪で初回開催 ● ありがたいことに関西だけでなく 全国から参加者約 200名、協賛15社

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いまでは全国に広がるスクラムフェスの輪 ● スクフェス大阪に全国から人が来てくれて、 その他の地方でも機運が高まる

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いまでは全国に広がるスクラムフェスの輪 ● スクフェス大阪に全国から人が来てくれて、 その他の地方でも機運が高まる ● 以降、全国各地で続々と スクラムフェスが立ち上がる 北海道 仙台 新潟 栃木 神奈川 金沢 三河 福岡 沖縄 ……

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コミュニティを継続するコツ

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コミュニティを継続するコツ ● いくつかコミュニティに関わってきましたが、 やっぱりしんどくなると続かない ● とにかくゆる〜く、省エネで、まず自分たちが楽しむ ● がんばりすぎなくてもいい状態を目指す

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ゆる〜くやる例 ● スクラム道関西 オープンジャム 160回以上開催 ○ アジェンダなし (OST や Lean Coffee 形式が主体) ○ 食べ物飲み物は参加者各自で用意、設営や片付けもみんなで ○ スタッフの事前準備を極力少なく ● アジャイルラジオ もうすぐ200回 ○ メンバーを固定せず、その時参加できるメンツで録音 ○ トークネタの事前準備もしない(大物ゲストが来たときですら)

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コミュニティを継続するコツ ● 特に目標を決めていない (集客数とか開催頻度とか?) ○ やりたいことを、やりたいからやる ● 負荷の高すぎることはやらない、やめる ● スタッフが燃え尽きちゃったら続かない ● 「運営 ←→ お客さん」みたいな関係ではなく、 自分たちも楽しんで、参加者と一緒に作れるような場が理想

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コミュニティを継続するコツ ● それでもしんどくなったら止める・休めばいいし、 戻りたくなったらいつでも戻ればいい、ぐらいの気持ち ○ 業務でも義務でもない ● でもたまーに、ガッツリ準備して気合の入ったイベントもやります (やりたい から)

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なぜ続けているの

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自分はなんでコミュニティに参加しだしたんだっけ ● 最初に参加者として行きだしたのは30代以降 (結構遅めのデビュー) ● 当時を思いかえすと ○ なんとなくキャリアに漠然とした不安・閉塞感があったかも…… ○ 会社の外にもつながり・広がりを求めていたのかも ● スクラムマスターや、PO、マネージャーなども、孤独なポジションだったりし ますよね ○ 社内に相談相手や、知見を持つ人を見つけづらかったり

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そこでコミュニティですよ! ● 特にスクラム道関西は 「駆け込み寺」 的なコミュニティ ● 同じようなことにトライしていて、 同じように悩んでいる人が集まっている場があった

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そこでコミュニティですよ! ● 参加して、相談しまくる、されまくる ● その後の飲み会にも参加して、 さらにディープに相談しまくるされまくる ○ スクラムのこと、チームコミュニケーションについて、 開発プロセス、ビジネスとの関係、マネジメント etc… ● 正解は見つからなくても、悩みを相談することで気づきをもらえたり、逆に 自分の経験談が誰かのヒントになったり

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わたしと仕事とコミュニティ ● 直接利害関係のない同志たちと、 フラットに話ができる ● 人とつながり、知識や経験を増幅させてくれる場所 ● コミュニティきっかけで仕事を得る・転職例など、 なんなら人生に影響を与えている ● もうなんか、簡単には仕事と切り離せない感じになってきた

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切り離せなくなってきたの図

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まとめると

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コミュニティは人の集まり ● 「参加者」がコミュニティを作る中心要素 ○ どんな人が集まってくるかがコミュニティの色になる ● なんか飲み屋さんっぽいな? 🍺 ○ お酒やメニューじゃなくて、そこに集まっている人が 飲み屋の雰囲気を作るように ○ 行きつけの飲み屋みたいなもんだ

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コミュニティは人の集まり ● 自分は仕事やキャリアの悩みをフラットに相談できる場所を見つけ、運営 に継続して関わるようになり、仕事や人生にも影響があった ○ そんな場所が1つあるだけで、どれだけ気持ちが助かったか ● 行きつけの飲み屋を探す感覚で行けばいいとおもう 🍺 ● 以上、なにかの参考になれば幸いです