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Backlogの立て直しと活用にいたるまで サンクスラボ開発チームの事例

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アジェンダ 
 1. 自己紹介
 2. Backlog利用状況の遷移
 ○ 入社時の状況
 ○ 取り組んだこと
 ○ 過去と現在
 3. まとめ


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自己紹介


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自己紹介
 名前:塩谷 俊介(しおや しゅんすけ)
 所属:サンクスラボ株式会社 (2024年5月入社 EM)
 
 住まい:愛知県豊田市 🚗
     2023/12 Uターン 東京 → 豊田
 
 趣味等:名古屋グランパスサポーター
     Gallup認定ストレングスコーチ
 
 家族:妻、長男(8)、次男(6)、長女(4)、三男(2)、次女(1)
 好きな機能:⭐機能!(最近ドキュメント機能推しかも。。。)


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会社紹介
 サンクスラボ株式会社 
 企業理念:人と技術の無限の可能性でソーシャルグッドを楽しむ
 設立:2015年
 本社:沖縄県那覇市
 事業内容:インターネットサービス業、障がい者福祉サービス業
 


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Backlog利用状況の遷移


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入社前
 プロジェクト管理・タスク管理にはど のようなツールをつ使っています か? Backlogを使ってます いいですね☺ 2024年3月頃

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入社前
 Backlogを見たら、 プロジェクトの内容や動きがキャッチアップできるよね ♪

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入社時の状況 
 ● 課題の詳細が記載されていない件名のみのチケット ● 完了するまで更新されない課題 ● 役に立たないwiki(情報が古い、足りない、間違っている) ● 点在するドキュメント ● WBSはスプレッドシート管理 ● MTGにBacklogが登場しない ● 退職者が担当者になったままのチケット ● 重複する種別・状態・カテゴリー ● パスされないチケット ● 期限日はあったりなかったり・・・

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Backlogは確かに存在した しかし、ただそこにあるだけだった。。。 入社時の状況 


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改善活動開始!


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取り組んだこと① 
 チームへの問いかけ 「Backlogは何のためにあるか?」 「なぜ我々はBacklogを使っているのか?」 Backlogヘルプセンターより 各種ツールの役割定義・認識合わせ

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取り組んだこと② 
 ● 個別にヒアリングしながら詳細を記載 ○ ときにはコメントを入れてチャットで連絡 ● 今判断できない課題は、再検討の期日決めて設定 ● 退職者・過去の関係者のチケットは内容を確認してク ローズor担当者・期限を再設定 ● 種別、状態、カテゴリーの設定を削減 ● 詳細、担当者、期限が設定されてない課題を0に ● 期限切れ課題を0に 課題と設定の整理

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取り組んだこと③ 
 ■ 起票時 必須項目は4つのみ 「件名」「課題の詳細」「担当者」「期限日」 詳細には課題を完了とする条件が分かるように記載しましょう ■更新(コメント)時 更新後の状態で、「誰が(担当者)」「何を(件名・詳細・コメントの内 容)」「いつまでに(期限日)」対応すればよいか分かる状態であるこ とを確認しましょう 種別 → タスクだけ 選ぶ必要無し! カテゴリー → 未使用 選ぶ必要無し! ルール決め

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取り組んだこと④ 
 朝会(デイリースクラム)   ➡ Backlogのボードを見て話す(運用定着前は日報のチケット) プランニング ➡ 1週間のタスクをBacklogに登録、細分化、担当者決め レビュー ➡ フィードバックはその場で課題として登録 夕会 ➡ 日報を書く時間 = Backlogの更新漏れを無くす時間 習慣化

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過去と現在


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過去と現在 
 タイムラインが流れるように 🌞 ※イメージです

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過去と現在 
 ※一例です 2024/05/13 の日報 2025/03/11 の日報 日々のタスクがチケット化 🌞

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過去と現在 
 2024年4月 2025年2月 wikiページ数:5 ドキュメント数: 登録された課題:26 登録された課題: 完了した課題:63 完了した課題: 126 171 370 (課題の整理を行った分増加) チームの人数:4 チームの人数:12 (リリースを控えていたため増加) プロジェクトの動きが Backlogで分かるように 🌞

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まとめ

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設定はシンプルに 
 ● 件名  ○ 一覧で表示したときに対応内容が分かる記載を心がける ● 課題の詳細 ○ 何が課題となってて、どうなったら解決(完了)なのかを明確にする ● 担当者 ○ その課題において今ボールを持っている人を設定する ○ 担当者は課題に対してアクションを取る責任を持つ ● 期限日 ○ 必ず設定する。期限の無いタスクは無い。 この項目が運用できれば、「誰が」「何を」「いつまでに」 が明確になりBacklog導入 の価値を得られる カスタマイズは慣れてから、まずはシンプルに運用する

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書く習慣・見る習慣 
 起票や更新を個々の対応だけにしない、チームでBacklogを見て対話 をする機 会を作る Backlogを見て会話をする習慣を付ける 何を見るの? ● ガントチャート ○ プロジェクト単位 ○ 個人単位 ● ボード ● ドキュメント(wiki) ● 課題の一覧、詳細 ● 日報として登録された課題 いつ見るの? ● 朝会、夕会 ● スクラムイベント ● 定例MTG、進捗確認MTG… ● 個別のタスクについてのMTG ● 他部署連携時 人が集まったら Backlogを開いて画 面共有

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継続する・改善を積み重ねる 
 ● 起票してくれたことに感謝 ⭐ ● 更新してくれたことに感謝 ⭐⭐⭐ ● コメントをしてくれたことに感謝 ⭐⭐⭐⭐⭐⭐ ● 連携してくれたことに感謝 ⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐ 毎日チームでBacklogを見て、書いて、更新する中で改善を続ける ● このやり取り良かったですね、この書き方分かりやすいですね ● 似たような対応前やったかも ○ 前のチケット見てみましょう ■ どんな内容が書かれていたら今回役に立ちました? ● 次のアクションは何ですか?誰がいつまでに対応する必要がありますか? ● このチケット今から別の人に引き継げますか? ひとつひとつのアクションに感謝

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"小さなことを積み重ねることが、とんでもないとこ ろへ行くただ一つの道" – イチロー "Do something today that your future self will thank you for." – Unknown

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そして改善は続く 次はスケールさせたい

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ご清聴ありがとうございました