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©MIXI 若手主体 チームで全員 力を合わせて 新規事業を創っている話 モンスト事業本部 新規事業開発部 miattoグループ 本間 光宣

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©MIXI 自己紹介 ● 本間 光宣(@_mitsu9) ● 株式会社 MIXI ○ 2018年新卒入社 ○ 2018/4 ~ 2021/10 : Customer Reliability Engineer (CRE) ■ CSが利用する各種ツール 開発・運用 ■ 機械学習を用いたCS業務を効率化・自動化するシステム 開発 ○ 2021/11 ~ now : モンスト事業本部 新規事業開発部 ■ miatto という新規事業 サーバーサイドエンジニア兼PM ● 渋谷・下北沢 ライブハウスに生息しています ○ 2022年 110本 ライブ・フェスに行きました 2

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©MIXI miatto と ● 6人まで 少人数グループで コミュニケーションを楽しむSNS ● チャット・ボイチャ・フィード・ゲームなど でコミュニケーションをとることができる ● 2021年12月: テストリリース ● 2022年11月: ストアリリース 絶賛機能追加・改善中!! 3

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©MIXI 今日 概要 ● 今日話すこと ○ miatto プロダクト開発 進め方 ○ miatto 開発で大切にしていること ○ 現在 開発 進め方 メリット・課題 ● 本題に入る前に... ○ QA時間を長めに取る予定です。何でも質問お待ちしています! ○ 他チーム 開発体制をあまり知らない で、感想・良いと思ったところ・改善 できそうなところ、何でもコメント頂けると嬉しいです! ぜひ気軽にコメントしてください! 4

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©MIXI miatto プロダクト開発 進め方

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©MIXI miatto チーム構成 エンジニア(4) ・サーバー & PM(私) ・サーバー ・クライアント(2) デザイナー(2) QA(2) ● 10人 チーム ○ 新卒が6人、20代が7人 若いメンバーで構成されたチーム ○ 産休・育休明けが2人(時短勤務) フルリモート & 時短 1人 時短 6 ビジネス(2) ・PO(事業責任者) & マーケ ・PM & ディレクター

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©MIXI miatto に新機能が実装されるまで 企画フェーズ 1. PO: 新機能 方針決め 2. デザインスプリントを実施 全員で企画を検討 3. デザイナーがUX設計 開発フェーズ ● スクラム開発 エンジニア デザイナー QA PO PM 7

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©MIXI miatto 開発 進め方 ● 1スプリント2週間 スクラム ○ スプリントで開発を終え、QA 次 スプリントで実施 ● プロダクトバックログアイテム(PBI) 管理 ○ バグ修正・技術的負債 対応・技術調査などやること全てを PBI にする ○ 大きめ機能 小さな PBI に分割して複数スプリントにかけて開発 開発 PBI QA・リリース 開発 PBI 1 開発 PBI 2 QA・リリース 1スプリント 機能A 機能B 8

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©MIXI miatto における定例ミーティング スクラムイベント ● スプリント じめ 会 ○ スプリントプランニング ● 朝会 ● スプリントおわり 会 ○ スプリントレビュー & レトロスペクティブ ● スプリント中間共有会 ○ 独自 イベント スクラム以外 ● デザインレビュー会 ○ UX設計中 デザイナーがチー ムに相談する ● バックログ整理 会 ○ バックログへ 追加・優先度決 めなどを行う 9

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©MIXI バックログ整理 会 ● 目的 ○ バックログを最新に更新する ● アジェンダ ○ ユーザーから 声やエンジニアから 要望をバックログに追加する ○ バックログに対してストーリーポイントを振る ○ バックログ 優先度について話し合う ● ポイント ○ miatto で 技術的負債なども全てバックログで管理している で、 対応したいリファクタなど こ 時にバックログに追加する ○ 機能 実装と技術的負債 対応 どちらを先にするか 優先度を こ 時にチーム全員で話して認識を揃える 10

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©MIXI スプリント じめ 会 ● 目的 ○ スプリントで実装する機能について把握し、開発に着手するために 必要な準備を整える ● アジェンダ ○ 今回 スプリントで対応するバックログ一覧を確認する ○ それぞれ バックログについて要件 確認・実装方針 検討・ タスク 洗い出しを行う ○ タスクに対して時間見積もりを行いアサインする ● ポイント ○ できるだけ詳細まで話し、スプリント期間中 それぞれが作業を 進められるようにする 11

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©MIXI スプリント中間共有会 ● 目的 ○ 問題を早期に発見し対応を検討する ■ 朝会で状況 把握できている で、遅れている場合に対応を検討する場 ● アジェンダ ○ 1週間時点で 進捗・状況共有 ○ 進捗が悪い時にタスク 調整を行う ● よくある事例 ○ 新規実装前にリファクタが必要で追加 工数がかかることがわかった ○ 新しい技術を使う時に思っていたより時間がかかって進捗が悪い ○ QA対応など 差し込み対応に時間が取られた ○ どうしても今週作って欲しい差し込み案件が出てきた 12

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©MIXI miatto 開発で大切にしていること

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©MIXI miatto 開発で大切にしていること 「全て全員で話して全員でプロダクトを創る」 ● 全員 知恵を集めて事業 成功確率を高める グランドルール ● 定例ミーティング 全員参加で開催する ○ 参加できない人がいたらリスケする ● ミーティング内で 疑問 ミーティング 中で解消する ○ 参加者 一部 み関係する話でも持ち帰らずそ 場で話す ● 大きな決定 チーム全員 合意を取る ○ チームメンバー 疑問があれ いつでも質問・コメントする 14

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©MIXI チーム全員で話していること ● 企画 案出し ○ 大きい新機能 全員でデザインスプリントを実施 ○ 既存機能 改善でも必要に応じて全員でブレストを実施 ● バックログ管理 ○ 優先度 全員で話し合って決める ○ 大きい機能を小さなバックログに分割する時も全員で検討する ● スプリント じめ 会 ○ サーバー・クライアント 実装方針を全員がいる場で話す ○ 全員で全て タスクを洗い出して見積もりをする 15

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©MIXI 全員で話すことで得られた効果① 開発に集中できる環境になった ● スプリント じめ 会で詳細まで話している で、 スプリント中 コミュニケーションが必要最低限になった ● 全員 理解が揃っている でコミュニケーションが簡潔に終わる ● 全員でタスクを洗い出す で抜け漏れによる差し込み・手戻り 量が 減った ● タスクを細かく切ることで見積もり精度が高くなり、 無理 ない計画を立てられるようになった 16

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©MIXI 全員で話すことで得られた効果② 職種を超えた相互理解が進んだ ● 1年近く全員で話し続けた結果、デザイナー・サーバー・ クライアント お互い ことが少しづつ分かるようになった ● コミュニケーションが円滑に進むようになった ● 全体最適な設計や対応を考えられるようになった ● お互いどこで無理をしている かが分かるようになった で、 感謝したり励ましたりできるチームになった 17

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©MIXI 全員で話すことで得られた効果③ 問題発生時 対応・振り返りがしやすくなった ● 全員で話している で属人化度が低く、担当者が不在でも ある程度対応できるようになった ● 企画から開発まで全員が携わっている で、全体視点に立って プロセスを改善する方法を考えることができるようになった 18

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©MIXI 現在 開発体制 抱える課題 ● 会議 時間が長く手を動かす時間が減る ○ 現在 定例イベントが週8h(1営業日分)ある ○ メリット 方が大きいと思っているが効率化できるところ したい ● インプット量が多く、受け手が必要な情報を理解する必要がある ○ 全て全員いる場で話す で直接 関係ない話もたくさんある ○ 必要な情報とそうでない情報を受けてが分類して聞く必要がある ○ 重要な情報が抜け落ちてしまう可能性がある ● 新規メンバー オンボーディングに時間がかかる ○ 今 チームメンバー 相互理解が進んでいてかなりハイコンテクストなコミュ ニケーションになっている 19

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©MIXI まとめ ● miattoで 「全て全員で話すこと」を大切にしながら プロダクト開発をしています ● 全て全員で話すことで次 ような効果が得られました ○ 開発に集中できる環境になった ○ 職種を超えた相互理解が進んだ ○ 問題発生時 対応・振り返りがしやすくなった 20