2024/10/22 筧 剛彰（Takaaki Kakei） OpenAIのAssistants API（Beta） の概要と使い⽅

⾃⼰紹介 2 ● 2019年 ⼊社 AWS事業本部 ○ AWSテクニカルサポート ● 2021年 内製開発 ○ ⾃社サービス向け内製開発 ● 2023年 ⽣成AI案件 ○ ⽣成AIコンサル‧プロダクト開発 ○ AI-Starter のオーナー ● 部署 ○ AWS事業本部 ● 名前 ○ 筧 剛彰（Takaaki Kakei） ● 勤務地 ○ ⽇⽐⾕オフィス ● ビジネスのためのChatGPT活⽤ガイド ○ 第4章「企業における⽣成AIの活⽤ス テップ」を担当 ‧AWS Top Engineers 2021-2023 ‧AWS All Certifications Engineers 2022-2023

書籍における第4章「企業における⽣成AIの活⽤ステップ」の位置付け 3 ● ⽣成AIシステムを社内に導⼊す るステップについて記述 ● ビジネスと技術の両⽅の話があ り、内容がやや難しめ

本セッションで話すこと 4 ビジネスと技術をつなげる⽅法について、 Assistants APIを使ったやり⽅でお話しします

⽬次 5 1. Assistants APIの概要 2. ビジネスでの活⽤例 3. 実装のステップ

セッションのゴール 6 ● AIアシスタントの作り⽅を理解する ● ビジネスでの活⽤イメージの解像度を上げる

1. Assistants APIの概要 7

⾼度なAIアシスタントを簡単に作成できる機能 Assistants APIとは？ 8

⾼度なAIアシスタントを簡単に作成できる機能 9

AIアシスタントを簡単に作成できるとは？ 10 OpenAI API サービス画⾯ > Playground > Assistants

⾼度なAIアシスタントを簡単に作成できる機能 11

どうやって⾼度にするか 12 File search ● ファイル検索ツール ● アシスタントがアップロードしたファイルを参照し て回答できるようになる Code Interpreter ● コード実⾏ツール ● アシスタントがコードを書いて、データの分析や加 ⼯ができるようになる Functions ● 関数呼び出しツール ● アシスタントが他システムと連携できるようになる

2. ビジネスでの活⽤例 13

ビジネスでの活⽤例 14 ● 社内情報検索アシスタント ● データ分析⽀援アシスタント

社内情報検索アシスタント 15 社内データを活⽤したアシスタントで、情報検索を効率化

データ分析⽀援アシスタント 16 コード実⾏してくれるアシスタントで、Excel業務（データ分析や加⼯）を効率化

データ分析⽀援アシスタント 17 データを加⼯して、ファイル出⼒も可能

3. 実装のステップ 18

独⾃アプリケーションに組み込むステップは？ 19 Playgroundで検証 認証情報の払い出し アプリケーション開発 アシスタントを初期設定し、 機能をテストするステップ 1 2 3 独⾃アプリからプログラム経 由で呼び出すために必要な認 証情報を取得するステップ 作成したアシスタントと認証 情報を⽤いて、独⾃アプリに 組み込むステップ

1. Playgroundで検証（管理者） 20 OpenAI API サービス画⾯ > Playground > Assistants

2. 認証情報の払い出し（開発者） 21 OpenAI API サービス画⾯ > Dashboard > API Keysで、認証情報を払い出し

3. アプリケーション開発（開発者） 22 公式ドキュメントを参照しながら開発 ● https://platform.openai.com/docs/api-reference/assistants ● https://github.com/openai/openai-assistants-quickstart

参考情報 23 ● Beta版であること ○ 2024年10⽉22⽇時点でBeta版 ○ https://platform.openai.com/docs/assistants/overview ○ 社内⽤途での利⽤を推奨 ● 利⽤時の注意点 ○ 従来のAPIと⽐較して特殊な点がある ○ OpenAI Assistants APIを利⽤する際の注意点をまとめてみた | 江⼝佳記 ○ https://dev.classmethod.jp/articles/note-for-using-openai-assistants-api/

セッションのゴール（再掲） 24 ● AIアシスタントの作り⽅を理解する ● ビジネスでの活⽤イメージの解像度を上げる

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