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内製開発Summit 2025 2025.2.27 2年間で内製化率0%→95%を達成した イオンスマートテクノロジーの 内製化組織の作り方 翁長 聡史 堀内 亮佐

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会社紹介

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会社紹介

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ミッション・・・

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主なプロダクト

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本日お話しするプロダクトの紹介

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本日お話しするプロダクトの紹介

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本日お話しするプロダクトの紹介

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本日お話しするプロダクトの紹介

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エンジニアパート

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内製開発ことはじめ 目次 失敗から学ぶ 理想の内製開発の 始め方 AST流内製 チームビルディング 内製開発チームの 現在地とこれから 1 2 3 4

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堀内亮佐(42) 自己紹介 <職歴> 2008年:株式会社ミツエーリンクス 2010年:株式会社博報堂アイ・スタジオ 2016年:イオンドットコム株式会社 2017年:株式会社リクルート 2022年:イオンスマートテクノロジー株式会社(AST) <職種> フロントエンドエンジニア

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1.内製開発ことはじめ

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2020年10月:AST誕生 2021年9月:iAEONリリース(外部開発) 2022年10月:堀内入社 2022年11月:内製開発組織スタート AST誕生から内製開発開始まで 1.内製開発ことはじめ iAEONリリースから1年経過後の 内製開発スタート 思っていたより大変だった・・・

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• 詳細設計書が無い • 画面項目定義書も無い • 外部開発だから社内に有識者い るはず無い • テストも無い • コードのコメント全く入ってな い • かろうじてAPI仕様書はある ないないづくし 1.内製開発ことはじめ

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• 仕様を理解するためにとにかく コードを読む • しかし読み手を拒む数千行の コード • 連発されるマジックナンバー • typescriptだけど全てはany何も わからない型 • ionicもangularもニッチ故情報 不足 コードリーディングの日々 1.内製開発ことはじめ

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コードリーディングここがつらかった 1.内製開発ことはじめ つらみ ・何重ものifの入れ子 ・深すぎるネスト ・多すぎる行数

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そもそも初期開発時に内製化ま でを見据えた中長期的な戦略が 無かったから。 初期開発時はQCDのD(納期) を守ることが至上命題。 Quality(品質)はおきざりに。 どうしてこうなった? 1.内製開発ことはじめ

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• 何を使って(技術選定)、どう作 るか(品質定義) • 今後の内製エンジニアの採用に も関わってくる技術選定を社内 で行えなかった • 初期開発のQCDのQuality(品 質)にコード品質を含めること ができなかった エンジニアの不在によって失わ れたもの 1.内製開発ことはじめ PM 企画 開発 デザイン AST 会社A 会社B 開発 請 負 契 約

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2.失敗から学ぶ理想の内製開発の始め方

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なんとか内製開発1号案件をリリース 2.失敗から学ぶ理想の内製開発の始め方

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コードリーディングから始まり、 改修範囲と影響範囲の把握は手 探りで進め、バグをモグラたた きで潰し、なんとかリリースに こぎつけることができた・・・。 どうすればこのような事態にな らなかったのだろうか? 内製開発第1号案件を終えて 2.失敗から学ぶ理想の内製開発の始め方

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• 技術選定 • 品質定義 • 発注先選定 • 受け入れ 開発を外部発注するしないに関 わらず開発開始時にテックリー ドの存在は不可欠 テックリードは不可欠 2.失敗から学ぶ理想の内製開発の始め方

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とがった技術でいくの?枯れた 技術でいくの? 選んだ技術によって採用難易度 が変わることも。 プロダクトや組織のスケール化 に大きく関わるため社内でコン トロールしたい。 技術選定 2.失敗から学ぶ理想の内製開発の始め方 • 技術選定 • 品質定義 • 発注先選定 • 受け入れ

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コーディングルールの定義だけ でなくフォーマッターやlint設定 など。コードの品質を定義する。 テンプレートの実装までしてか ら渡すのがよいかも。 開発時に作成するドキュメント の定義なども。 メンテナビリティを落とさない 仕組みを最初から構築する。 品質定義 2.失敗から学ぶ理想の内製開発の始め方 • 技術選定 • 品質定義 • 発注先選定 • 受け入れ

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選定した技術で定義した品質を 満たしてくれる発注先を選定す る。 外部発注せず内製で開発する場 合はエンジニア採用に責任を持 つ。 発注先選定 2.失敗から学ぶ理想の内製開発の始め方 • 技術選定 • 品質定義 • 発注先選定 • 受け入れ

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要件だけではなくコード品質も 含めた受け入れを行う。 こまめにPull Request上でレ ビューを行い必要に応じて フィードバックを行う。 受け入れ 2.失敗から学ぶ理想の内製開発の始め方 • 技術選定 • 品質定義 • 発注先選定 • 受け入れ

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• 技術選定 • 品質定義 • 発注先選定 • 受け入れ 改めて、テックリードの存在は 不可欠!! テックリードは不可欠 2.失敗から学ぶ理想の内製開発の始め方

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初期開発時にテックリードが不 在だったことはもうどうしよう もない。 今後開発組織のスケール化を考 えた際、地獄のコードリーディ ングを経ないと開発に参加でき ない状況ではいけない。 ではどうリカバリーしたか? 内製開発第1号案件を終えたその後 2.失敗から学ぶ理想の内製開発の始め方

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後からドキュメントを作成しテスト環境を構築 2.失敗から学ぶ理想の内製開発の始め方 画面項目定義書 シーケンス図 MagicPodによる 自動テスト環境

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まとめ 2.失敗から学ぶ理想の内製開発の始め方 後追いでも必要な ドキュメントや環境は作る 初期開発は テックリード必須

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3.AST流チームビルディング

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そもそも内製開発チームとは? 3.AST流内製チームビルディング コントロールが 難しい

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そもそも内製開発チームとは? 3.AST流内製チームビルディング コントロール できる

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地方からでも参画いただけたり、 時間の融通が効きやすいメリッ トを活かすために内製開発チー ムは原則リモートワークとして いる。 チームのパフォーマンスを上げ るには心理的安全性の構築が不 可欠。 パートナー採用どうしているか? 3.AST流内製チームビルディング

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相互理解を促進する 3.AST流内製チームビルディング ASTが考える内製とは ドラッカー風エクササイズで互いの価値観を知る

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対面でのコミュニケーションはもちろん大事 3.AST流内製チームビルディング ASTが考える内製とは 24年末にチームビルディングイベントを実施

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4.内製開発チームの現在地とこれから

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2022年11月から始まったな異性 開発体制は順調に拡大中。 外部で開発したアプリのドキュ メントを整備し、仕様を理解し、 品質を担保できるようになり、 安定的にアウトプットが出せる ようになった。 内製開発チームの現在地 4.内製開発チームの現在地とこれから

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アウトプットではなくアウトカムを最大化したい 4.内製開発チームの現在地とこれから ASTが考える内製とは 月1のリリー スサイクルで アウトプット を最大化する、 リソース効率 に倒しきった 開発を行って いる。

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アウトプットではなくアウトカムを最大化したい 4.内製開発チームの現在地とこれから ASTが考える内製とは しかしスプリン ト内での開発未 完了により消費 時間に対して提 供できる価値が 少ない状況。最 大化にはまだ改 善が必要な状況。

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アウトプットではなくアウトカムを最大化したい 4.内製開発チームの現在地とこれから ASTが考える内製とは 全案件のマージ タイミングが遅 くテスト開始が 遅くなることで リリースまでに 不具合が潰しき れずリリースを 見送る案件が生 まれてくる。

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アウトプットではなくアウトカムを最大化したい 4.内製開発チームの現在地とこれから ASTが考える内製とは ビジネス上の優 先順位が高い案 件を小さく、早 くリリースする ことでアウトカ ムを早期に得る スタイルに変え ていきたい。

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アウトプットではなくアウトカムを最大化したい 4.内製開発チームの現在地とこれから ASTが考える内製とは 先行案件の学びの上に後続案件を開発、リリースする ことで価値=アウトカムを最大化したいから。 アウトプットから アウトカムへ

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リアーキへの挑戦 4.内製開発チームの現在地とこれから ASTが考える内製とは アウトカム最大化のためにフロー効率で価値を届け るには月1リリースのシステムやプロセスの制約がボ トルネックになっている状況。 この課題への打ち手としてアプリのリアーキを決断。

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ASTではプロダクトの進化と開 発組織の進化を両輪で推進して います!! ASTプロダクトと開発組織の進化 にぜひご期待ください! 4.内製開発チームの現在地とこれから

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堀内からの発表終わります! ありがとうございました! この後は翁長さんからスクラムの 取り組みについてお話します。

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アジャイル開発(Scrum)パート

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自己紹介

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自己紹介 翁長 聡史(オウナガ サトシ) 新卒入社の銀行系システム子会社で、 ホスト系システム開発を経験後、銀行・ グループ会社におけるアジャイル開発推進を担当 2022年9月にイオンスマートテクノロジー入社後、 ゼロからのアジャイル開発(スクラム)導入・推進を スクラムマスター/アジャイルコーチとして取り組み中 お気に入り店舗はイオンレイクタウン

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自己紹介 聖地福岡にはコロナ禍でこの日を最後に・・ ※観戦史上歴史的大敗w ZoZoマリンスタジアムには、仕事帰りに歩いて行けます! 趣味:旅行、野球観戦、etc…

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まず最初に・・・

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以下の実現および実現手段として採用 ・多数の不確実性の高い要件に対して、 優先順位・内容の柔軟な見直しを行い、 価値のある要件から開発をしたい ・お客さま・事業会社・推進部署からの iAEONに対するフィードバックや追加 要望を、手軽に取り込みたい なぜ内製化に踏み切ったか & ”Why Agile(Scrum)“ まず最初に・・・

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スクラムがもたらす価値の実現を 実際にやってみたかった ※支援時は中途半端なスクラムばかり・・ ・特にやりたかったことは、 アジャイル開発(スクラム)の型を しっかり(※)定めてから始めたら ※スクラムの原理原則に則りつつ、 不完全な部分を適切に補完した プロセスに則ること 翁長のやりたかったこと まず最初に・・・ https://scrumguides.org/docs/scrumguide/v2020 /2020-Scrum-Guide-Japanese.pdf

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まず最初に・・・ 今はこの位置 ・2022/10~2023/08:黎明期・・・スモールスタートによる成功体験の積み上げ ・2023/09~2023/12:成長期・・・内製開発を主体化へスケール化による開発力強化・確立 ・2024/01~2025/02:拡大期・・・更なるスケール化、次のステップに向けた準備期間 ・2025/03~2026/02:??期 2023/9 2024/1 2025/3 【黎明期】 <取り組み> ・内製チーム組成 ・スクラム導入(トレーニング) ・メンバーの専任化 <主な案件・要件> ・電子マネーWAON対応 ・イオン九州ガッチャ対応 2022/10 【成長期】 <取り組み> ・QAメンバー参画 ・チーム分割(2チーム) ・LeSS導入 ・スクラムフォローアップ ・アジャイル開発者検定受験 <主な案件・要件> ・耐障害性向上 ・レシートレス(Ph1~2) ・アプリ間連携 ・現金チャージ 【拡大期】 <取り組み> ・チーム分割(3チーム) ・スクラムマスター増員 ・統合バックログ導入 ・POフォローアップトレーニング ・MagicPod導入 ・スキルトランスファー <主な案件・要件> ・GAタグ ・バーコード一回スキャン ・Boltz Engine ・iAEON三周年記念 これまでの歩み 【??期】 <取り組み> ・??? ・??? <主な案件・要件> ・??? ・??? ・??? etc...

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【黎明期】 アジャイル開発(スクラム)導入 ~スモールスタート 【成長期】 2チーム化(LeSS導入)の実現 【拡大期】 最後に・・・ 現在位置とこれから ※時間があればAppendixを… 「統合バックログ」の仕組み化 /内製化シフトに向けて ~3チームへのスケール化 まず最初に・・・

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【黎明期】 アジャイル開発(スクラム)の導入 ~スモールスタート

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【黎明期】アジャイル開発(スクラム)の導入~スモールスタート まずはここ ・2022/10~2023/08:黎明期・・・スモールスタートによる成功体験の積み上げ ・2023/09~2023/12:成長期・・・内製開発を主体化へスケール化による開発力強化・確立 ・2024/01~2025/02:拡大期・・・更なるスケール化、次のステップに向けた準備期間 ・2025/03~2026/02:??期 2023/9 2024/1 2025/3 【黎明期】 <取り組み> ・内製チーム組成 ・スクラム導入(トレーニング) ・メンバーの専任化 <主な案件・要件> ・電子マネーWAON対応 ・イオン九州ガッチャ対応 2022/10 【成長期】 <取り組み> ・QAメンバー参画 ・チーム分割(2チーム) ・LeSS導入 ・スクラムフォローアップ ・アジャイル開発者検定受験 <主な案件・要件> ・耐障害性向上 ・レシートレス(Ph1~2) ・アプリ間連携 ・現金チャージ 【拡大期】 <取り組み> ・チーム分割(3チーム) ・スクラムマスター増員 ・統合バックログ導入 ・POフォローアップトレーニング ・MagicPod導入 ・スキルトランスファー <主な案件・要件> ・GAタグ ・バーコード一回スキャン ・Boltz Engine ・iAEON三周年記念 【??期】 <取り組み> ・??? ・??? <主な案件・要件> ・??? ・??? ・??? etc...

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【黎明期】アジャイル開発(スクラム)の導入~スモールスタート 着任当初、アジャイル開発(スクラム)に関するモノがASTには 無かった・・・ ・JIRAはあった(位) ・パートナー会社に委託している開発はアジャイルなものも ありましたが・・・ ゼロからのスタート

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最初の半年間でやることを決めて、 経営陣(当時の副社長)に伝えた ①大まかにやることをロードマップ化 ・成功体験を得られる要件の開発 ・アジャイル開発プロセス確立 ・バックログ(管理)の整備 ②半年後のイメージを伝える ③何かあったら相談させて頂く やることを決める・伝える 【黎明期】アジャイル開発(スクラム)の導入~スモールスタート 了解!

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「しっかりと導入」するために、 中途半端にならない様、纏まった時間と 横断的なカリキュラムで実施 ・開発チームの全メンバーを対象 ・8~10時間程度をかけて実施 ・アジャイル宣言から始めた ⇒スクラムの活動をひととおり イメージできるようにした 初期トレーニングを開催 【黎明期】アジャイル開発(スクラム)の導入~スモールスタート https://agilemanifesto.org/iso/ja/manifesto.html

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スクラムイベントをひととおり実施 ・ただ「やる」ではなく目的をもって行う ・最初はひととおり「やってみせる」 ・少しずつ「やってもらう」、へ ・初期段階では中途半端になりがちなので プレイベントやポストイベントを設けて、 中途半端にならないようにした スクラムイベントをしっかりと 【黎明期】アジャイル開発(スクラム)の導入~スモールスタート

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プロダクトバックログリファインメント (PBR)もひと工夫してみました ・PBRをイベントとして実施 ・PBRにもプレイベントを設定 (「PBIの下見の下見」と称してた) ・PBRの活動もプロダクトバックログを 作成して、見える化を図った PBRもしっかりと 【黎明期】アジャイル開発(スクラム)の導入~スモールスタート

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ステークホルダーが多岐にわたるため、 オンリーワンのPOを配置することが 極めて困難であったことから、 POチーム(バーチャル組織)を組成 主に以下メンバーがPOチーム所属 ・アプリ新機能の企画担当 ・アプリのCS担当 ・アプリの運営・プロモーション担当 【黎明期】アジャイル開発(スクラム)の導入~スモールスタート POをチーム制とした(その1) チーム戦だ!

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プロダクトオーナー代理(PO-Px)を 開発側のロールとして採用(以下を企図) ビジネスPOと一体的にPO業務を遂行 ・ビジネスPOへのアジャイル開発 (スクラム)に関するスキル補完 ・ビジネスPOへの業務とシステムを 橋渡しするためのスキル補完 POをチーム制とした(その2) 【黎明期】アジャイル開発(スクラム)の導入~スモールスタート 代理の術

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・電子マネーWAONカード(青カード)の iAEONアプリへの登録 ・既知の機能から始めて成功体験を得る ↓ ・登録時チェック機能の追加要望が・・ ・他のカード登録機能にも要望が・・ ⇒一番最初に要件の変化~フェーズ分け というアジャイルな体験ができた スモールスタート&成功体験 (最初の内製スクラム) 【黎明期】アジャイル開発(スクラム)の導入~スモールスタート 開発済み 開発 スコープ 青カードも 登録できて、 お客さま評価 も上々

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内製開発専任で入社していたメンバーが 別の業務に配置されていた ※入社タイミングがまちまちだった為 ↓ 経営陣(当時の副社長)に状況を伝えて スクラム導入・推進がままならないこと、 取り組みを加速したい旨を伝えた ⇒出向メンバーは帰任&開発専任へ 黎明期の課題 (Devの人数が増えない) 【黎明期】アジャイル開発(スクラム)の導入~スモールスタート

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同じタイミングでスクラムマスター経験 のあるメンバーがエンジニアとして入社 ⇒Devメンバーが5人体制になり、 スクラムチームとして適正人数に! ・スキルセットも増えて ・メンバーの役割も多彩になり ・複数の業務要件を実施できるだけでなく ・改善系の要件も実施できるように そして・・・ 【黎明期】アジャイル開発(スクラム)の導入~スモールスタート

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アジャイル開発(スクラム)を始めるには、 色々な意味で「最初が肝心」 ・いつまでにどのような取り組みを 進めるかを設定したことが良かった ⇒取り組みを気にかけてもらえたこと、 相談できたことはとても有難かった ・スクラムのフレームワークを最初から ひととおり採用したことが良かった ⇒一連の活動が首尾一貫すること、 スクラムのもたらす成果を実感 黎明期をふりかえって 【黎明期】アジャイル開発(スクラム)の導入~スモールスタート 最初が肝心!

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ゼロから始めるにあたって考慮した方が 良いと感じた点 ・初期段階は妥協せず「やる」「続ける」 ⇒それにより「リズム」が生まれる ・スクラムの不完全な部分を初期段階に おいて如何に補完するか ⇒正解は一つではなく経験則に依る ・導入準備段階からスプリントを回した 方が良い(これは後になって実感した点) 黎明期をふりかえって 【黎明期】アジャイル開発(スクラム)の導入~スモールスタート 導入準備から スプリントを

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【成長期】 2チーム化(LeSS導入)の実現

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【成長期】2チーム化(LeSS導入)の実現 ・2022/10~2023/08:黎明期・・・スモールスタートによる成功体験の積み上げ ・2023/09~2023/12:成長期・・・内製開発を主体化へスケール化による開発力強化・確立 ・2024/01~2025/02:拡大期・・・更なるスケール化、次のステップに向けた準備期間 ・2025/03~2026/02:??期 2023/9 2024/1 2025/3 【黎明期】 <取り組み> ・内製チーム組成 ・スクラム導入(トレーニング) ・メンバーの専任化 <主な案件・要件> ・電子マネーWAON対応 ・イオン九州ガッチャ対応 2022/10 【拡大期】 <取り組み> ・チーム分割(3チーム) ・スクラムマスター増員 ・統合バックログ導入 ・POフォローアップトレーニング ・MagicPod導入 ・スキルトランスファー <主な案件・要件> ・GAタグ ・バーコード一回スキャン ・Boltz Engine ・iAEON三周年記念 【??期】 <取り組み> ・??? ・??? <主な案件・要件> ・??? ・??? ・??? etc... 【成長期】 <取り組み> ・QAメンバー参画 ・チーム分割(2チーム) ・LeSS導入 ・スクラムフォローアップ ・アジャイル開発者検定受験 <主な案件・要件> ・耐障害性向上 ・レシートレス(Ph1~2) ・アプリ間連携 ・現金チャージ 次はここ

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2チーム化(LeSS導入)の実現 【成長期】2チーム化(LeSS導入)の実現 きっかけは鶴の一声 ・「8月中に2チームにしよう」、との CTO(やまけんさん)からのオーダー ・1年位は1チームで整えていきたかった ・とはいえエンタープライズ企業として の意図も分かる 8月中に 2チームに しよっかw

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2チーム化(LeSS導入)の実現 【成長期】2チーム化(LeSS導入)の実現 ・プロパー6名のDevチームを分割すると、 3人のチームが2つと分割損が先行しそう ・パートナー会社メンバーに参画頂き、 4or5人のチームを2チーム組成 ・プロパーは均等型の分割を採用 ※チームの文化・特色の継承を目的に ・スクラムマスターは2チームを兼任

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LeSSのフレームワークを採用 【成長期】2チーム化(LeSS導入)の実現 Scrumチームの分割・スケール化にあたり LeSSのフレームワークに倣ったプロセスへ ・成果物:スクラム⇒LeSSでは不変 (PBLも1つのまま) ・スクラムイベント:LeSSチーム全体 で実施する内容とスクラムチームで実施 する内容に分割・新設 https://less.works/jp

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分割の結果・・・ 【成長期】2チーム化(LeSS導入)の実現 ・分割後、4スプリント後には分割前の 2倍程度のベロシティに ・メンバーのスキルを考慮していたので チーム毎に多少の特色は出てきたが、 計画時の振り分けが難航するなどの 分割損の発生は無し ・イベントもLeSSのイベントベースで スキップなく継続

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スクラムチームをスケール化するにあたり 考慮した方が良いと感じた点 ・プロパー比率(50%以上)が良かった ・ジョインしたパートナーが自走できた ・PO-Pxの増員でより多くの要件を扱えた ・LeSSのフレームワークは最初から 全て採用した方がより良かった ⇒LeSSのPBRの採用に時間を要した ・優秀なPO代理の退職は痛恨の極み・・ 成長期をふりかえって 【成長期】2チーム化(LeSS導入)の実現 https://less.works/jp さっし~

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【拡大期】 「統合バックログ」の仕組み化/ 内製化シフトに向けて ~3チームへのスケール化

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【拡大期】「統合バックログ」の仕組み化/内製化シフトに向けて~3チームへのスケール化 今はこの位置 ・2022/10~2023/08:黎明期・・・スモールスタートによる成功体験の積み上げ ・2023/09~2023/12:成長期・・・内製開発を主体化へスケール化による開発力強化・確立 ・2024/01~2025/02:拡大期・・・更なるスケール化、次のステップに向けた準備期間 ・2025/03~2026/02:??期 2023/9 2024/1 2025/3 【黎明期】 <取り組み> ・内製チーム組成 ・スクラム導入(トレーニング) ・メンバーの専任化 <主な案件・要件> ・電子マネーWAON対応 ・イオン九州ガッチャ対応 2022/10 【成長期】 <取り組み> ・QAメンバー参画 ・チーム分割(2チーム) ・LeSS導入 ・スクラムフォローアップ ・アジャイル開発者検定受験 <主な案件・要件> ・耐障害性向上 ・レシートレス(Ph1~2) ・アプリ間連携 ・現金チャージ 【拡大期】 <取り組み> ・チーム分割(3チーム) ・スクラムマスター増員 ・統合バックログ導入 ・POフォローアップトレーニング ・MagicPod導入 ・スキルトランスファー <主な案件・要件> ・GAタグ ・バーコード一回スキャン ・Boltz Engine ・iAEON三周年記念 【??期】 <取り組み> ・??? ・??? <主な案件・要件> ・??? ・??? ・??? etc...

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そもそもの課題は黎明期から・・ ・複数のPOやステークホルダーから 直接要件を持ちかけられていた ↓ ・全てが「私の要件が一番!」状態 ・こっそりと「これよろしく」とか 「やることと期限決めてきた」とか ⇒開発は逼迫&費用も肥大化 「統合バックログ」の仕組み化 【拡大期】「統合バックログ」の仕組み化/内製化シフトに向けて~3チームへのスケール化

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・普通にプロダクトの要件を一元的に 受け付けて管理する仕組み ・要件部分と実装部分のバックログが 分かれている部分は、 「デュアルトラックアジャイル」 からのヒント なので・・・考えてみた 【拡大期】「統合バックログ」の仕組み化/内製化シフトに向けて~3チームへのスケール化

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・スクラム的には必要な仕組みですが ・当時のビジネスPOの方からは、 「統一的な優先順位付けは困難」 とのことで、この仕組みには難色を ・そうしている間にも、 「私の要件が一番」ビームが乱発射・・ すぐには導入に至らず・・ 【拡大期】「統合バックログ」の仕組み化/内製化シフトに向けて~3チームへのスケール化 統一的な 優先順位付け は困難

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再び当時の副社長に相談することに・・・ ・統一的な優先順位付けが この仕組みの肝であることを伝える ⇒iAEONの優先順位基準も整理 ・副社長が「優先順位判断、、するよ」 と言ってくださった ・副社長およびCTO・COOの3名による 優先順位付け(着手判断)を行う運用へ 副社長がPO(的な立ち位置)に 【拡大期】「統合バックログ」の仕組み化/内製化シフトに向けて~3チームへのスケール化 するよ

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・構想から運用開始まで1年以上 ・24年3月から週次での 「統合バックログ確認会」を開催、 スプリント計画的に統合バックログの 確認を実施 ・25年1月よりPOによる優先順位付けや 着手判断を行うという本来の活動へ 運用開始~定着へ 【拡大期】「統合バックログ」の仕組み化/内製化シフトに向けて~3チームへのスケール化 この要件の優先 順位を上げます

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内製化シフトへの打ち手 【拡大期】「統合バックログ」の仕組み化/内製化シフトに向けて~3チームへのスケール化 24年度2Qからのほぼ内製開発に向けた スケーリングを実現 ①更なるスケール化 ⇒3チーム化の実現&スクラムマスタ増員 ②パートナー会社からのスキトラ ⇒一旦完了も新たな委託により継続 ③内製スクラムQA ⇒MagicPod導入&テストプロセス標準化

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そして、、内製開発主体へ 【拡大期】「統合バックログ」の仕組み化/内製化シフトに向けて~3チームへのスケール化 22年度第3Qから開始の内製開発を、 24年度第2Qから原則内製開発へ ・24年度第1Qまでに内製化比率を50%へ ・24年度第2Qより開発採択判断を 内製開発のキャパシティ範囲内へ ・完全な内製化への一括シフトとせず、 端境期のキャパオーバーリスク回避を 念頭に、最低限の委託開発を継続

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【拡大期】「統合バックログ」の仕組み化/内製化シフトに向けて~3チームへのスケール化 ・iAEONアプリが利用できないなどの重大障害発生比率が、 2023年度と比較して2024年度は4分の1程度に減少 ・Google PlayおよびAppStoreのストア評価も、 内製開発の取り組みが進むにつれて、以下のとおり良化へ 障害発生件数&ストア評価にも変化が・・ 【2023年】 2.0未満 【2024年】 4.0以上

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内製化シフトやスケール化に おける課題 【拡大期】「統合バックログ」の仕組み化/内製化シフトに向けて~3チームへのスケール化 ・スキトラ完了後に新たな委託開発の発生 (需要旺盛・納期ロック・キャパオーバー) ⇒内製化比率の低下へ ・プロパーメンバーが増えない ・プロパー比率が少ないスクラムチーム ⇒意図しないピラミッド的構造

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【最後に・・・】 現在位置とこれから

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【最後に・・・】現在位置とこれから 今はこの位置 2023/9 2024/1 2025/3 【黎明期】 <取り組み> ・内製チーム組成 ・スクラム導入(トレーニング) ・メンバーの専任化 <主な案件・要件> ・電子マネーWAON対応 ・イオン九州ガッチャ対応 2022/10 【成長期】 <取り組み> ・QAメンバー参画 ・チーム分割(2チーム) ・LeSS導入 ・スクラムフォローアップ ・アジャイル開発者検定受験 <主な案件・要件> ・耐障害性向上 ・レシートレス(Ph1~2) ・アプリ間連携 ・現金チャージ 【拡大期】 <取り組み> ・チーム分割(3チーム) ・スクラムマスター増員 ・統合バックログ導入 ・POフォローアップトレーニング ・MagicPod導入 ・スキルトランスファー <主な案件・要件> ・GAタグ ・バーコード一回スキャン ・Boltz Engine ・iAEON三周年記念 ふりかえり(黎明期~成長期~拡大期を経て) 【??期】 <取り組み> ・??? ・??? <主な案件・要件> ・??? ・??? ・??? etc... ・2022/10~2023/08:黎明期・・・スモールスタートによる成功体験の積み上げ ・2023/09~2023/12:成長期・・・内製開発を主体化へスケール化による開発力強化・確立 ・2024/01~2025/02:拡大期・・・更なるスケール化、次のステップに向けた準備期間 ・2025/03~:??期

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やめたいこと/やりたいこと 【最後に・・・】現在位置とこれから ①一時しのぎの委託開発継続はやめたい ・「委託>内製(誤認識)」の定着懸念 ・アプリ内の技術的負債増加 ②プロパー比率は増やしたい ・スクラムチームの健全な活動に必要 ・プロパーをトップとした力学を回避 ③フロー効率を目指したい ・チームで的確な開発プロセスを考える ・統一的な優先順位の考え方に従う ※納期ロックを回避したリリース計画へ

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次のステージは「成熟期」 【最後に・・・】現在位置とこれから 現状の評価・ふりかえり ・これまでの取組みをメンバーに感謝!! ・型をしっかり整備してから始めると、 スタートダッシュをしっかりできた &再現性を持たせることができた ・「守破離」の「守」に則った活動が 出来ていた ・逆にやりすぎた感もあり、失敗からの 改善体験が少なく、整備された内容に 倣うだけの活動になっていなかったか?

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次のステージは「成熟期」 【最後に・・・】現在位置とこれから ・そんな心配も余所に、現時点では 「しっかり整備された型」で活動する ことに対する一定の疑問や提案が起り 始めている ・黎明期~成長期~拡大期を経て、 これまでの取り組みに疑問を持ち始めた チームが踏み込む次のステージ ・成熟期には「守破離」の「破」を実現 してほしいと思う

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4チーム化に向けて 【最後に・・・】現在位置とこれから LeSSチームの更なるスケール化を予定 (3チーム⇒4チーム化) ・25年1月末時点では6人×3チーム態勢 ・チーム2の取り組み施策(3月リリース) が完了し、エンジニア(2名)が増員した タイミングで4チーム化を実現予定

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自己組織化に向けて 【最後に・・・】現在位置とこれから スクラムマスター主導からDev主導の チーム活動へ ・自律的なチーム開発に向けた後押し ・チームメンバーの責任の下、改善などの 取り組みにおける自由度を増やしていっ てほしい ・とはいえ、今いまはスクラムやLeSSの フレームワークから逸脱しない範囲の 活動を後押しする 色々やって いきましょ

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【最後に・・・】現在位置とこれから これまでの歩みとこれからの旅路へ この位置を目指していく旅路へ 自己組織化実現 からの・・・ 今はこの位置 2023/9 2024/1 2025/2 【黎明期】 <取り組み> ・内製チーム組成 ・スクラム導入(トレーニング) ・メンバーの専任化 <主な案件・要件> ・電子マネーWAON対応 ・イオン九州ガッチャ対応 2022/10 【成長期】 <取り組み> ・QAメンバー参画 ・チーム分割(2チーム) ・LeSS導入 ・スクラムフォローアップ ・アジャイル開発者検定受験 <主な案件・要件> ・耐障害性向上 ・レシートレス(Ph1~2) ・アプリ間連携 ・現金チャージ 【拡大期】 <取り組み> ・チーム分割(3チーム) ・スクラムマスター増員 ・統合バックログ導入 ・POフォローアップトレーニング ・MagicPod導入 ・スキルトランスファー <主な案件・要件> ・GAタグ ・バーコード一回スキャン ・Boltz Engine ・iAEON三周年記念 【成熟期】 <取り組み> ・チーム分割(4チームへ) ・LeSS開発プロセス確立 <主な案件・要件> ・ご期待を!! ・2022/10~2023/08:黎明期・・・スモールスタートによる成功体験の積み上げ ・2023/09~2023/12:成長期・・・内製開発を主体化へスケール化による開発力強化・確立 ・2024/01~2025/02:拡大期・・・更なるスケール化、次のステップに向けた準備期間 ・2025/03~:成熟期・・・LeSSの開発プロセス確立、LeSSチーム・メンバーの自己組織化実現へ

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テックブログ Meetup SNS オウンドメディア 1 2 3 4 ブログなど イオングループのエンジニ アたちにより、 Zennの Publicationで運用されてい るテックブログ 毎月オンライン or オフライ ンで実施されているAEON主 催のテック系イベント AEON TECH HUB関連の活 動についての情報をポスト していきます AEONグループの社員インタ ビューや登壇レポート、イ ベントのお知らせなどの 様々な記事をお届けします

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幅広いポジションでエンジニアを募集中です!! We are hiring

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以上で終わります ご清聴ありがとうございました

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【Appendix】 ・フォローアップトレーニング ・スクラムマスター3選

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導入後半年のタイミングで、アジャイル フォローアップトレーニングを実施 ・初期トレーニングの学びをどう感じて、 それまでの活動に活かされているか ⇒初期トレーニングの時よりも 賛同・共感が多かった ・チームメンバー全員が「アジャイル ソフトウェア開発技術者検定(Lv1)」合格 ※チームの年度目標にしました フォローアップトレーニング 【Appendix】フォローアップトレーニング https://agilemanifesto.org/iso/ja/principles.html

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スクラムマスター3選(1/3) 【Appendix】スクラムマスター3選 スクラムチームのスケール化に向けて、 内製スクラムマスター搬出を選択肢に できるよう、スクラムマスター育成に着手 ・チームメンバーから候補者を選定 ・少しずつ取り組んでもらって、 段階的にできることを増やしていった ・構築してきた仕組みを自発的にアレンジ ・最後の仕上げ的にCSM研修を受講

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スクラムマスター3選(2/3) 【Appendix】スクラムマスター3選 専任スクラムマスタ―のメリデメについて (メリット) ・スクラムマスター業務に専念できること ⇒黎明期は必須 ・別ロールの責務と健全に対峙できること (デメリット) ・別ロールとの距離感が生じやすい(かも)

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【Appendix】スクラムマスター3選 スクラムマスタ―の採用について ・0からスクラムを始める場合は、仕組みづくりとアジャイル コーチングができて、現場に入れるスクラムマスター採用が良い ・スクラムをスケール化する場合は、新たなスクラムマスターを 採用してもよいが、現場で育成できるならなお良い ・(おまけ)兼務をするならロール跨ぎではなくチーム跨ぎがおススメ スクラムマスター3選(3/3)