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Webエンジニアが One Observability Workshop から始めるO11y 2024/08/03 JAWS-UG 佐賀

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Takumi Abe (X: @east_takumi) {  "普段" : {   "職種": "Webバックエンドエンジニア",   "Skill": [ "Ruby", "Vue.js", "AWS", “Cloudflare”],   "ニックネーム": "あべたく",   "好きなAWSサービス": ["AWS Step Functions" ],   "最近": "OpenSearchリソース消し忘れて$180…",  },  "コミュニティ活動": [   "JAWS-UG おおいた",   "CloudflareUG_Oita",   "福岡クラウドUG",   "AWS Samurai 2023",   "AWS Comunity Builder(Serverless)"  ], } }

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そもそものきっかけ

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あべくん、Summitに行くなら これからプロジェクトで 運用についても考えなきゃいけないから Datadogやo11yのセッションとか 聞いてきてほしいなーー あっはい... o11yってわしAWS業務全然やれてないし、 前職もSREに丸投げやったな... SRE本は1/3読んで挫折してる...(心の声) あべたく

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Observabilityとは?

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Observabilityとは? アウトプットからシステムをどれだけよく理解できるか 現在、k8sやクラウド技術を使うことが多く、必然的に複雑なマイクロサービスになりやすい。 その中で、ログ、メトリクス、トレースの収集、保管、分析、可視化を行い、 ソフトウェアシステムのすべての運用データを総合的に判断、関連付けを行い、 リアルタイムビューを提供するための中央集約化する。 ⇒「何が起きたか」だけでなく「なぜそれが起きたかを探り出す」 参照: https://newrelic.com/jp/blog/best-practices/what-is-observability

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Observabilityプラットフォーム/ツール

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One Observability Workshopについて

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ワークショップの内容 AWSサービスでのo11yをするためのサービスの 基礎知識/使い⽅ CloudWatchの機能はもちろん、Managed Grafanaなどほぼ網羅してる AWSでなんとかしたい人はまずこれやっとくに越したことないレベル 他AWSサービスと連携したログの取得/表⽰ EC2を始め、WAFや負荷テストなど様々シチュエーションを再現し、 その対処などを体験できる

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No content

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扱うサービス - CloudWatch - ServiceLens - X-Ray - Contributor Insights - Synthetics - RUM - Evidently - Container Insights - Logs Insights - Lambda Insights - Managed Service for Prometheus - Managed Grafana - Distro for OpenTelemetry

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ざっくり感想 神コンテンツ!!!! 基本誰かが作ったダッシュボードを見ているため、 自分で作るとこんなにカスタマイズがおもしろい!!!とは思ってもみなかった …というかCloudWatch 全機能大全じゃないか...

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詰まったところ

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準備のときにLambdaの同時実⾏数が 引っかかる(⼈もいる)

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シンプルに時間めっちゃかかる 神コンテンツの反⾯... すでに使っている人だと読み飛ばすところ(クエリの使い方とか) もあるかもだが、まだ触ったことがない人向けだと Logsだけで 最低2時間はみといたほうがいいかも 👀 あべはnative Observavilityだけで1日以上溶かしました...

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こんな⼈(?)におすすめ

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これからo11yを勉強していく⼈ 実践に近い形のログの⾒⽅/ダッシュボードの作り⽅ 自分でダッシュボードを作ったことがない人は一回やっとくべきかも o11yの概念は把握してるけど、実践に起こす練習としては最適

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AWS内だけでo11yを⾏いたい 早々ないけど、NewRelicやDatadog使いたくない ガチガチにカスタマイズしたい

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ハンズオンイベントをシリーズ化 1⼈では⼼が折れる⼈... Input量が多いから1人だと折れる...って人向けに数回に分けたハンズオン回を作ってもい いかもとか思い始めたw

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まとめ

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まとめ AWSでo11yを始めるための基礎が詰まってる 最初の導⼊までが少しだけ時間かかるのがネック💦 AWSサービスのこの機能はここを参照してるのか な...などが思いつきやすくなる